玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

山口さんと秋田さん

2019-08-24 15:00:51 | 時事

安倍さんのディファレントカラーシャツは「非常時」には贅沢そうで合わない。ナチの十字勲章を下げた詰襟にも似ていない。単なるお坊ちゃんの裕福な生活を感じさせるデコデコしたオシャレである。

そういえば、モリカケ問題が噴出した時の、元首相秘書官だった柳瀬さんがこの種のシャツを着ていたのが、いかにも安倍首相にへつらう(諂う)官吏の根性が丸出しであった。ああ云うのを「亭主の好きな赤烏帽子」というのかな。彼は今どこに天下りされたのだろう。

安倍政権は官邸の演出で北朝鮮ミサイルのアラートを連発し、「非常時」を演出してまで、或る時は、早朝なのに、髪を整え正装を決めて澄ました顔でカメラの前に立った時は恐れ入った。安倍さんはけっこうオシャレなんだね。

ところが最近は、北朝鮮が短距離ミサイルを何回飛ばしても、「飛翔体」とか報道されている。報道メディアのボンクラぶり、いや忖度ぶりには呆れるばかり。これじゃ、新聞は、消費税が据え置きでも、購買部数は減少するに違いない。自らの役目、つまり「歌を忘れたカナリア」である。

同盟国アメリカの軍需産業の為に、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」が山口県と秋田県に設置される理由は、安倍さんの選挙区と菅さんの故郷だからと思っている。

マスコミは当然言わないけれど、そんな気がするのだ。間違いかなあ?これも赤烏帽子の官僚が、両巨頭の地元にそれなりのお金が落ちるという忖度なのではないかと思ってしまう。そうでないことを願う。

近頃、壁が多い。(象の鼻パーク)

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今さら天皇拝謁記

2019-08-19 12:46:02 | 憲法

目的のためには手段を選ばない人達だね。また、公共のNHKを使って、初代宮内庁長官だった田島道治氏の「拝謁記」なるものが出て来た。そこでは、「昭和天皇が改憲をしたがっていたとか」と急に象徴である筈の天皇に政治発言をさせた。

ソ連の侵略を心配しての軍備保持と言いながら、満州事変以来のこの國の中国侵略に触れていないのが悲しい。

自分たちに都合の良いように歴史を書き換えるのが「歴史修正主義」なのか?、もっとも安倍氏には‟主義”なんていう思想概念は無くて、単なるお爺ちゃんの夢をかなえるだけの執着のようである。

憲法を改正したいという人はいるが、今の反民主的な安倍政権の下でやりたくないという人が実は多いのだ。そこを、彼は分かっていないようだ。これじゃ、またNHKの存在意味が問われることになる。

 (クリック拡大)

 

若い人たちの未来のレールはどこに行くのか?

 

ヨコハマ・MM地区の端っこ。

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無雑音の映像

2019-08-16 09:57:18 | 時事

最近の日韓関係の緊張状態の中でのテレビの映像が気にかかる。韓国の日本品ボイコット運動のデモや示威活動の映像が頻繁に流される。

あれだけそろって、きれいなビラや看板の道具立てを見ると、どこかにそういう活動を煽る為の経済支援があったり、人的な動員組織があると思う。ビラやのぼり・看板に参加者の手作り感がないのが奇妙だ。

最近のテレビ映像は、国内においても、必ず画面をズーム・アップにして、きれいに長方形に切り取っているような気がしている。演説会場の聴衆やデモの周りの景色の状態が見えない。

街なかや街頭の報道なのに、周りが無雑音なのだ。大メディアの或る方向への映像誘導を恐れる。或いは、マスコミ国家主義のようなものができるかな。

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自公で過半数

2019-08-12 13:39:29 | 雑感

参議院選挙の総括をテレビや新聞であまりやらないが、ネットではよくやっている。その中で『ジジ放談』では、朝日新聞も毎日新聞も「自公で過半数」という見出しが今までなかった表現だと話題になった。何故二つの政党を合わせたのだろうか?

確かに奇妙な表現だ。大新聞の安倍政権への忖度であろうか。それとも、自民党と公明党は同類項なのか?

いや待てよ、自民党のかつての右派から左派までの幅広さがなくなった。公明党が創価学会を基礎とした政党であるならば、自民党は日本会議という神道と新興宗教が主導する宗教系団体を基礎とした政党になり変わっているのではないか。二つとも宗教系政党なのだ!

この国の政治のドンづまりはここまで来た。自公政権は、かつての「教育勅語」を経典とした天皇教の國家に戻るつもりなのだろうか。天皇教に戻って得するのは神社だからねえ。

 

偶々、野毛のドンづまりで・・・。

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「日米同盟」という刷り込み

2019-08-03 10:28:21 | 政治

この国は、いつから「日米同盟」と言い出したのだろう。今もなお、国民に刷り込むために、「日米同盟」と政権は頻繁に使っている。

どうもなじめない言葉である。実際の日米関係は、明らかに従属関係、隠れた占領状態なのだ。まったく対等な関係ではなく、「同盟」という言葉が虚しく、陳腐に聞こえる。

初めて「日米同盟」という言葉を公式の場で使ったのは、けっこう古い話で、1979年5月の大平首相の訪米時である。

しかし、その次の鈴木首相は「日米同盟」という言葉に固執しなかった。「日米同盟は軍事的な意味を持たない」とまで言ったとか。【出典:孫崎享『戦後史の正体』創元社】

1982年11月に就任した中曽根首相は「日本列島を不沈空母にする」とまで発言したのには恐れ入った。アメリカに恩義があるのだろう。ロッキード事件に命拾いしたからか。

勝手に、自民党の爺さんたちが、国民の了承を得ないで、勝手に国を代表して、外交の場で「日米同盟」と使った。

歴史上「日独伊三国軍事同盟」以来、この国では「同盟」という言葉は戦争に引きずり込まれる危険な言葉として、国民からは忌避されてきたはずだ。

この言葉は、日常性から遊離した一種の非常時を感じさせながら、その不穏な響きがマスコミを通じて盛んに言われ始めたのが、小泉・安倍政権からだろう。

約40年かけて、情報操作を繰り返しながら、自民党政権は執拗に国民の耳にすりこんできたことが本当に怖ろしい事である。自民党は怖い、実に執念深い党になってしまった。

何故怖いかというと、どこに向かっているかを隠して、どんどん突き進んでいるからである。たった1/2の選挙から、その半分の支持しか持たない、つまり、国民の1/4の支持でこの国を動かすという無定見で、無節操な政党になってしまった。

これは誰が悪いんだろうか。それは、こんな卑怯なやり方を見過ごしてしまう有権者である我々である。が、実に悲しむべきことである。

指路教会とは当て字だったとは知らなかった。

(クリック拡大)

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