あれから、さっぱり報道されなくなったけど、老ジャーナリストのスキャンダルはどうなったのかな?誰が仕掛け人なのだろうか?どう考えても野党ではないような。彼の無党派層への人気を異常なまでに恐れた与党側の所業だろうと思うが。
しかし、ここで、考えなければならないことは、選挙期間中に堂々と、週刊誌の見出し広告を使ってネガティブ・キャンペーンを公然と行ったことだ。こうした卑怯な手段は、今後の選挙運動に大きな影響を与えることだろう。
ともかく、その後、さっぱり、2週刊誌の「老人の哀しい性を揶揄するだけの記事」の卑しい報道を追求し顕在化させない無責任なメディア連は、必ずや安住する第四権力の座から、週刊誌と同様の嫉妬深く小狡いイェロウ・ペーパーへと堕落して行くことだろう。
漁夫の利は、野望に満ちた異形の政治屋の頭上に舞い降りた。しゃしゃり出た老小説家の『厚化粧の大年増』という、思いもかけない敵失ゴールも手に入れて、都庁王宮への階段を颯爽と昇っていった。結果、何百万という都民の熱い視線に晒され、彼女は当分の間だけ、庶民側の良い政治家を演じ続けることになるだろう。それでも十分に有難いことではないか。