最近の晩酌ではこんなの揃えて飲み比べ、よろこんでいる。
本格と頭につく焼酎達は、酒造りに傾けられた情熱や労力、工夫の数々を、瓶の裏ラベルで訴えている。
それらを読むと一般的に「黒xxx」という名の焼酎は黒麹を使っているものに命名していることが分かる。
もちろん全ての製品について調べた訳では無いので断言できないが。
今のところ注目の対象は芋焼酎である。
他の麦焼酎なんかにもそんな命名の傾向があるのかどうかは知らない。
対して「赤xxx」という名の焼酎は芋の種類からくるみたいだ。
赤芋、紅芋?と呼ばれる皮の?赤い芋を原料に使ったものが多い。
ただ「霧島」の「赤」は紫芋を使っているそうで、醸造途中のもろみが赤くなることから名付けたとあった。
できた焼酎も薄っすら赤いのかと期待したが、ボトルから出てきた液体は透明だった。
そして「白xxx」という名の焼酎だが、「霧島」以外に使われているのを知らない。
(「しろ」というそのままの名の焼酎はあるようだが。)
原料は黄金千貫という皮の黄色い白っぽい芋で、かつ白麹を使っているから「白」という色に繋がったのだろう。
この原料は一般的に使われているものだが、「霧島」は「赤」「黒」と色を付けてるので、このどちらでもない「霧島」を「白」と区別したかったに違いない。
さて、飲み比べた結果。
霧島の「白」は、ふんわりと軽い華やかな香りと口当たり。
「黒」は表現が難しい。
香りも味も引き締まった感がある。
他の芋焼酎に比べ芋の香りがせず、芋らしくない。
芋ばかり飲んでるから鼻が慣れてしまったか。
「赤」は「黒」をさらに洗練した感じ。
日本酒で言う所の吟醸香のような表現しづらい味がする。
吟醸香がするのでなく吟醸香に類する味わいなのである。
あー、こんな説明しかできない。
この味をなんとか表現しようと飲んでいたら真っ先に飲み切ってしまって、再度購入するべく酒売り場を探すが売っていない。
記憶を頼んで書いているのでますます表現できない。
ネットで調べると発売時期の決まった限定品だった。
仕方ない、次回発売日を待とう。
記憶に残しておきますね。
お湯割りがおすすめらしいです。
私はどれもストレートで飲むので、製品の本当の良さを味わえてないかもしれません。