そうだったのか

2017-02-08 23:51:49 | 自転車
自転車ネタはご無沙汰。
とは言え乗ってない訳でなく、話題が無いだけ。
自転車に乗る頻度としては以前より圧倒的に多くなった一年であった。
ほぼ毎週のようにテニススクール通学に使用し、脚力はある程度回復したと思っている。
通学を開始した当初は必死になって登っていた坂道も、今では余裕をもって登れるように。

余裕をもって?
んー確かにそうなのだが、今のままでいいのだろうか。
たかだか片道30分程度の道を走れるようになったからといって、昔の脚力を取り戻したとは思えない。
昔は峠に走りに出れば、毎回いっぱいいっぱい脚を使って走っていたように思う。
冬でも汗だくになった。
比べて今はどうなのか。
さして汗もかかずに楽々乗って、ちょっとした上り坂が登れるようになったといい気でいる。
今の状態をキープするにはいいが、昔のようにヒルクライムできるような脚で無いことは確かだ。

今の環境では峠を攻めに行くのは難しいので、通学路で鍛えるしかない。
ってことで気持ちを入れ替え、先週末は脚に負荷を与えるようにして走ってみた。
その負荷の与え方だが、昔ケイデンス高く乗ることがどうのという言葉を聞いた事がある。
ケイデンスは時間当りの回転数の事だとは知っているが、それが高いとどうなのか、低いとどうなのかと言うことは知らなかった。

いつも平坦な道はニュートラルなギアで回転数高めで走り、上り坂は坂を登るには重めのギアでゆっくりグリグリ踏み込んでいた。
どれだけギアを軽くせず坂道を登れるかが脚の出来具合いだ、なんて思っていたから。
試しに平坦な道と同じくらいの回転数で上り坂を登ってみた。
当然ギアはかるかるで。
でもこれがなかなか、回転数を下げずに登り続けるのってしんどい。
脚にもくるけど心臓にもきた。
やっぱりこれくらい攻めないと体力増強にはならないよな。

後日、ケイデンスの高低について意味するところを調べてみた。
別に高いからいいというわけでなく、目的に応じて選択するものらしい。
大雑把に理解したところでは、重いギアでゆっくり回すのは力を使うので筋力が鍛えられ、逆に軽いギアで早く回すのは長距離走向けで心肺機能が鍛えられるらしい。
確かに速く回し続けたら息が上がったなあ。
でも脚にもきたぞ。

ふーむ。
なかなか奥が深い。
自転車の乗り方は結構知ってたつもりだけど、こんな初歩的(たぶん)な知識も知らず乗ってたんだから恥ずかしいものだ。
他にも知らない事がありそう。
これを機会に調べてみるかな。
いつになるか分からぬが、再び峠を攻める日のために、まずはケイデンスを使い分けてトレーニングしていこう。


<約0.07rpmらしい>




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