今日は、バレンタインデー。
娘もはりきって、抹茶トリフに挑戦。
ミルクチョコに抹茶パウダーを振りかけたものと、ホワイトチョコに抹茶を溶かしたバーチョコです。
中国語クラスにもっていくそうです(ちなみに娘は中国語クラブの会長なのです)。
今日は、バレンタインデー。
娘もはりきって、抹茶トリフに挑戦。
ミルクチョコに抹茶パウダーを振りかけたものと、ホワイトチョコに抹茶を溶かしたバーチョコです。
中国語クラスにもっていくそうです(ちなみに娘は中国語クラブの会長なのです)。
子育てで失敗したと思うことの一つ。
娘が中学の時、学年より2年上レベルの数学コースに入れてしまったことだ。
もともとこの学区は、大学町だということもあり、数学のカリキュラムは(他学区や他州と比較し)1学年上のものを使用していたが、その中でも成績の良い生徒は、さらに上のクラスを選抜試験により選択できるシステムになっている。
知能検査・学力検査、共に95パーセンタイルであり、算数オリンピックに参加していた娘には、難しいことにチャレンジするような環境が大切なのではないかと考えた。最初はうまくスタートしたものの、引っ越しした中学には2年上の数学のクラスがなく、結局同じ授業を2度選択。その後高校に移り、2学年上の数学コースに戻したが、そのあたりから授業についていけなくなり、数学の成績が下がる。
数学の成績が芳しくない=全科目の平均点(GPA)が下がる=大学の奨学金がもらえにくくなる、という図式になってしまった。親の期待と見栄で、娘には辛い思いをさせてしまったことを、夫と深く反省。
しかし、高校の学年でのランキングと大学共通試験であるSATもまあまあであったことから、地元大学の大学総長の奨学金と学部の奨学金のオファーがきた。昨日は、Honors College(優等学位生のプログラム)に合格したという通知をもらい、このHonors Collegeからも、IB(国際バカロレア)資格取得した場合、最初の年に奨学金をもらえる予定。その他にも、競争率の高い大学にも応募したが、奨学金のもらえる地元大学に行く方向で娘の気持ちが傾いている。のんびり屋さんで、塾や講習会などに全く通わず、マイペースで勉強していた娘にとって、いい結果が出て本当に良かった。
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夫が最近聞いた話によると、年金をもらう年齢になって、年金の中から大学授業料のローンを返却しているアメリカ人がかなりいるらしい。夫の家族や友人にも、そういう人がちらほらいる。自分自身と子どもの授業料のダブル負債で、返しても返しきれない巨額な借金を抱えている場合もある。大学授業料のローンは利息が低いため、つい家計の中で後回しにしてしまうためであろう。
親が出費するのか、子どもが出費するのかも、意見が分かれるところだろう。
私の夫の場合、親から1銭も出してもらえず、最初は授業料の安いコミュニティーカレッジに2年間通い、その後4年生大学に編入。大学と大学院のローンは就職後5年ほどで返却。授業料が安かった時代だったからこそ、可能だったのかもしれない。
私の友人などは、授業料の半分を子どもにアルバイトなどで出費させ、成績の平均がB以下になった場合は、一切お金の援助は行わないというスタンスをとっている。子どもさんは、一時期成績が下がり、半年ほど大学を休学。その後復学し、成績も順調でもうすぐ卒業の予定。子どもに金銭的な責任を負わせることが、結果的に成功した例だ。
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ちなみに昨年アメリカの大学を卒業した学生の平均借金金額は、$37,172(約400万円)だそうである。その前年より6%上昇。借金のない人もかなりいるだろうから、実際はもっと深刻な問題。
娘は昨日からいろいろと母の日のプレゼントを考えてくれました。
朝が苦手なのに、今日は早起きして、手作りのグリーンティーパンケーキとフルーツ盛り合わせ。
カーネーションの花束とカード。
息子からのネコカード
娘からの日本語カード
ペットたちからのカード(娘代筆)
です。
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日本の大学に行きたいと思っている娘は、最近ガンバって日本語を勉強しています~。
子育てのストレスは、いつになったら収まるのだろうか。
17歳の娘、ムードが変わりやすく、ちょっとしたことで泣いたり怒ったり。
頻繁に現れる天使と悪魔の顔に、私たちはほんろうされてしまうが、最近では、無視することにした。
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娘は自己診断で、パニック障害の持ち主らしい。
4年前に、日本からアメリカに帰る飛行機の中で、突然パニックらしき行動を起こし、それ以来自分は飛行機に乗れないと思い込むようになった。しかし、この自己暗示も一時的で、去年の日本への往復飛行機の中では、何もなく無事に過ごした。
宿題が終わっていない、友達からテキストメッセージの返信がこない、そういったことで怒りとパニックが噴火するような状態で、私たちへも飛び火。
そういう時は、自分に危害がこないように逃げることにしているが、いつになったらもう少し大人になってくれるのだろう。
先週、全米の共通試験PSATの結果が通知されました。これは、アメリカの大学入学試験であるSAT (Scholastic Aptitude Test and Scholastic Assessment Test)の予備試験です。アメリカの高校3年生(日本でいえば2年生)で受験する試験なのですが、もっと早い年齢からも練習のために受験することも可能です。ちなみに娘は、1,2年生の時にも受験したので、3度目です。
これがなぜ重要かというと、将来的なSAT受験の準備やどれくらい得点獲得が可能かという目安になるだけでなく、得点が高い生徒は、National Merit Scholarship (全国優秀学生の奨学金)の資格を得ることができるのです。これは、住んでいる州によってもCut Off(合格ライン)のスコアが異なってくるのですが、このNational MeritのSemifinalist さらにFinalistとなると、奨学金の授与、また大学入試にも有利になるということです。
この試験、今年よりSATと共に改定され、科目も算数、リーディングとライティングという3科目から、算数とリーディング・ライティングという2科目に変更になり、最高得点などの得点の配分も変わったので、どの点数を取ればNational Merit Scholarになれるのかという予測もつきにくいようです。
10月にこの試験を受けた高校2年生のうちの娘、1月7日に結果をもらってきました。全然出来なかった、と本人も諦めていたのですが、パーセンタイルを見てちょっとびっくり、思ったよりも良かったのでこれはもしかしてと思ったのですが、後でもっと高得点の友達が多いことを知って本人はがっかりしたみたいです。
このパーセンタイルが曲者で、昨年まではPSATの受験者の中での自分のランキングが出たのですが、今年からはこの試験を受けなかった人たちももし試験を受けたらどういう得点になるのかということを含めて(National Representative Sample) パーセンタイルを出していることがいろいろ調べていくうちに分かりました。そういうことで、娘のパーセンタイルも5%ぐらい下がりそうです。
ただ総合得点だけではなく、National Meritの資格の計算として、リーディング・ライティングの点数x2+算数の点数÷10=xxxということらしく、リーディング・ライティングの点数が高かった娘にとっては有利になるということも分かりました。National MeritのSemifinalistにはとても到達できませんが、せめてCommended(称賛)の枠にうまく入ればよいのですが、さてどうでしょう。これは9月頃にわかるそうです。
今日、娘の高校の国際バカレリアプログラムコーディネーターの先生と話をしていたら、娘のPSATのスコアについて"She did OK"という残念な答えが返ってきました。娘が高校1年生の時に受験したPSATの成績がかなり良かったので、この先生にとっては期待外れだったのかもしれないです。
新PSATのについては、ワシントンポストなどから、いろいろな役立つ記事が掲載されています。
https://www.washingtonpost.com/news/answer-sheet/wp/2016/01/09/scores-for-new-psat-are-finally-out-what-to-know-about-them-and-what-they-mean-for-redesigned-sat/
http://www.examiner.com/article/interpreting-the-new-psat-nmsqt-score-reports
以前私たちが住んでいたテキサス州の学区で、期末試験の最中、立て続けに3人の高校生が命を絶った。
その内一人は、うちの娘が6年生の時に同じクラスだったらしく、しかも引っ越ししたばかりのうちの娘をいじめていた子だったらしく、娘にとっては加害者の彼女が命を絶ったことが大ショック。
この彼女はいわゆるチアリーダーに入り、人気のある女の子だったらしく、まさか自殺をするような子には見えなかったらしい。フェイスブックにこの子ともう一人自殺した女の子の顔がShareされて掲載されていたが、悩みから無縁に見えるあどけなさの残る女の子たち。もう一人自殺した男の子は、黒人のフットボールの選手だったらしい。ちなみに3人は別々の高校に通い、自殺の動機にはつながりはない。
昨晩参加した教会のクリスマスキャンドルサービスで、娘が泣きそうな顔で「この子たちの親は、今年は子どものいないクリスマスを送るんだね」とぼそっと語る。
この学区は桁外れのお金持ちが多い地域で、教育にも力を入れていることで知られている。
Keeping up with The Jonesという言葉で知られるように、裕福な地域こそ、周りに追いつこうととプレッシャーがかかるのも事実。
裕福さと自殺に関して、このような記事も紹介されている。
昨日、嬉しいニュースが入った。
研究のお手伝いをしばらくして下さった医大生のKさんが、Emailでマッチングの結果を知らせてくれた。
日本ではトップクラスのK医大で研修医として働くことが決まったらしい。「受験勉強にとりかかるのが遅すぎて...」と数か月前お会いした時には言っていたが、努力家の彼女はものすごく頑張ったに違いない。
彼女が他の学生と違うのは、リーダーシップと行動力。全国レベルで医学生の会のリーダーをしたり、皆に知ってほしい情報は積極的にアピールする。日本の女性では、非常に珍しい例だと思う。また頻繁に海外に出かけていったり、そのための奨学金に応募したり、何でも経験の糧にしていこうとする前向きなところに非常に好感がもてる。
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リーダーシップと行動力と言えば、うちの娘は最近課外活動に目覚め始めた。
今年から国際バカロレアプログラム(http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/)に在籍し、それだけで何もやる余裕がないかと思ったが、逆に意気が高まってきたらしい。
クラブ活動やボランティアにも時間を割くようになった。
まず毎日やっているのが、マーチングバンド。これは高校に入ってから継続している部活動で、今年が3年目。秋学期の間は毎朝朝練があり、金曜日の夜はフットボールの試合で演技し、土曜日にも行事が入ることが多い。
それから今年から入ったのが、Honors Society。これは「栄誉学生の会」という意味で、何をやるのかよく知らないが、この前、フォーマルな入会式のようなものが高校であったらしい。
中国語クラブ。今の高校では日本語が外国語として選択できないので、中国語を受講することになったが、授業だけでなく、クラブ活動もやるらしい。
ボランティアとして今娘がやろうと思っているのが、恵まれない家庭や地域の子どもたちを支援する学童プログラムのBoys and Girls Club。私もこの組織に実習生を送りだしたことがあるが、放課後に勉強を見てあげたり、一緒に時間を過ごしたりといったボランティア。
また自分で立ち上げたいと思っているのが、障害のある生徒たちとの交友を深めるクラブ。娘いわく、今在籍している高校には障害のある生徒たちのためのプログラムが全くないので、それを改善したいとのこと。
親としては、前向きに進んでいこうとする子どもの成長の姿が見えていることは嬉しい。長続きしないかもしれないけど。
娘から二日連続言われた言葉。
そもそもの始まりは、数日前の息子の一言「僕、日本から持ってきたお金どうしたんだろう。パスポートにはさんでおいたんだけど」の一言だった。
一か月半前、貴重品はすべて息子のBackpack(リックサック)に入れて持って帰らせた。絶対なくさないように、何度も言い聞かせたが、どこかに置いてきたのだろうかと心配になる。それにしてもなぜ今まで、気づかなかったんだろう。子どもたちは日本から帰ってきた次の日から学校が始まり、荷物の整理どころではなかったのかもしれない。
オットが息子の部屋をくまなく探すが見つからない。もしかして、娘の部屋にあるんじゃないの、とオットに言ってみる。案の定、娘の部屋のクローゼットからアメリカへ持って行った本と一緒に見つかった。(日本のパスポートとお金はしっかりあったが、アメリカのパスポートはまだ見つかっていない)
娘は、部屋が散らかっていようが、まったく気にならないタイプだ。洋服、食べ物、学校の所持品など、ありとあらゆるものが床に散らばる。極端な例では、引き出しの中から、食べさしのお皿が出てきたり、シャワー場からヨーグルトの容器、お皿、スプーンが出てくる。私のお化粧品、洋服なども、見つからなくなったものは、娘の部屋で見つかる場合が多い。片付けと部屋の汚さをめぐって、娘と私のバトルが何年も続いてる。
私が日本で研究調査をしている間は、オットが母親代わりだった。「ランチをせっかく作ったのに、持っていくのを忘れたんだよ」とか「信じられないくらい、部屋が汚い」という愚痴は電話で何度か聞いていたが、また私がその役割を担うことになった。
長所も多いだが、部屋が散らかっていることは、全ての効率を悪くし、余計なストレスを生み出す。
日本から持ってきたスーツケースをやっと空にした私は、今度は娘の部屋を片付け始めた。同じ種類のもの(紙類、鉛筆類、ペン類など)をひとまとめにし、入れ場所をつくる。
洋服は、クローゼットにあふれかえっていたので、まず夏服を全て紙袋に入れて別の場所に保管する。次にワンピース、ズボン、スカート類など、種類ごとに集めて、下着類もそれぞれの容器に分類。もう着れそうもない服、娘が全く着ていない服は、寄付するか捨てることに。そして娘に、ワンピース、運動服、Tシャツ、カミソール、レギングス、寝間着以外にハンガーにかける服を30着に絞るように言う。
この30着というのは、根拠があるわけじゃないが、夏に読んだ本「フランス人は10着しか服を持たない」のルールを緩くしたものだ。娘だけにルールを押し付けるのはよくないと思い、自分のクローゼットも30着に絞る。
こういうことをやる母親が帰ってきたと思い、「ママなんか帰ってこなければ良かった」という言葉が二日連続する。
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ベン・カーソンの自伝を読み、親の教育方針が子どもの将来をどれだけ変えることになるかを確信した。
彼は、後頭部が結合したシャム双生児を分離する手術の成功によって世界的に有名となった小児脳神経科医。全米のトップ20の医者とも言われている。デトロイトの貧しい家庭に生まれた彼は、医者として成功しただけではなく、現在はアメリカ大統領選挙の共和党の候補者である。
フォスターホームで育った彼の母親は読み書きもよく知らないといった無学であったが、13歳で結婚。しかし、他に女性をつくった夫に捨てられ、結局シングル親として子どもを育てることになる。家政婦などの仕事を複数抱えて、二人の息子を育てる生活は困窮していたが、その中でも子どもの教育に対する熱意は注目に値する。
「テレビは一週間に二つの番組しか見てはいけない」「毎週1度図書館に行って本を2冊借りてきて、レポートを書き、母に読んで聞かせる」
そういう厳しい子育ての習慣があったからこそ、クラスの中でも劣等生だったカーソンはやがてトップクラスになり、アイビーリーグのイエール大学へ入学。
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娘の片づけをめぐるバトルも、本来ならば「内的動機づけ」が働かなければうまくいかないだろう。オットはそれを指摘する。しかし世の中には、家事を喜んで自ら進んでやる人はどのくらいいるだろうか。自分の生活の中のルーティンとして位置づけしているからこそ、やりたくなくてもやる。それが自立ということなのではないかと思う。
息子の高校卒業式。
カリフォルニアから義母も出席してくださる。
日本の親は、生中継の動画で参加。
https://www.youtube.com/watch?v=QkvFnGRtjjs&feature=youtu.be
アメリカの典型的な卒業式のガウン。
さらに、優等生や最高優等生の生徒たちは、学校のカラーである金色のサッシュをつける。インターナショナルバカレリアプログラムを修了した生徒たちは、白色のサッシュ。
会場は、ポールマッカートニーのコンサート会場にもなった地元のアリーナ。
息子は緊張のあまりか、かちんこちんに歩いていたが、高校卒業式は人生の思い出に残るハイライト。
息子の高校の卒業まで1ヶ月半。大学の準備もあわせて何かと忙しい。
そういう時に、親としてお膳立てしてあげなければならないのが、卒業式の準備、卒業パーティー、卒業旅行、そしてシニア・ピクチャー(卒業写真のようなもの)。
卒業式の準備は、ガウンの注文、高校側へどこどこの大学から奨学金をもらったなどの報告。
卒業パーティーは、学校主催のものと、家族主催の友達や親類を招いてのパーティー。しかし息子は別にやってくれなくても構わないとの気乗りしない様子。
卒業旅行は、今夏は私のフェローシップに合わせて息子も日本に3ヶ月滞在するので、特別に海外やリゾート地に行かなくてもいいのではと説得させる。
さてシニア・ピクチャーだが、これまで親戚や友人がプロに依頼して撮った写真を見てきたが、実際自分の子どもとなると難しい。
結局息子が中高と吹奏楽部やジャズバンドで演奏してきたサックスフォーンを小道具にした少しフォーマルな写真と、カジュアルな服装での写真を撮ってもらう。去年まで3年間暮らした、息子にとっては高校生活の思い出の深い町を背景に.....
なかなか自然な表情で写真がとれて嬉しかった。成長した息子の笑顔がまぶしい。
高校4年生(日本では3年生)の息子は、今年度が大学受験の年。
結局3つの大学を受験し、2つの大学から結果が届く。
地元の州立大、テキサス工科大学の優等生プログラム(Honors program)から合格レターが届いたのが年度末。この大学の場合は、大学総長のスカラシップももらえるので、ある一定水準の成績を保つことにより、4年間授業料を免除してもらえるのがありがたい。また優等生プログラムなので少人数制のクラスで、質の高い教育が得られるのも魅力。
もう一つ最近返事が届いたのがテキサス州立大学オースティン校。補欠合格ということで、辞退者がどれだけ出るかによって入学できるかどうか決まるが、補欠に入れただけでも息子はがんばったと親として思う。
テキサス州の事情を少し説明すると、教育の機会を公平に与えるためにそれぞれの高校の上位10%(テキサス州立大学オースティン校の場合8%)が希望する州立の大学へ自動入学できる仕組みになっている。ところが息子が以前在籍していた才能教育プログラム、Academy of Science & Technologyのキャンパスになっている高校や、現在在籍している国際バカロレアプログラムのある高校などでは、この上位10%に入るのがなかなか難しい。というのは、学区の優秀な学生がそのプログラムに在籍するために入ってくることになり(マグネットプログラムのようなもの)、上位ランキングに位置するのが難しくなる。
単に受験料が無料だということで応募したのは、コロラド州の工学部専門の大学。まだ返事がこないが、なかなか名の知れている大学らしい。
息子が幼少の頃は、普通学校に通うこと、普通クラスに在籍すること、一つずつがチャレンジのように思えた毎日だった。中学になり、特殊教育プログラムから卒業し、504 planの生徒として特別支援を受けながらも一つずつの困難を乗り越え、今大学に入る一歩手前かと思うと感慨深いものがある。
息子が小学校3年生の頃、同じように自閉症をかかえる子どもを持つ大学の教員が、自分の息子は大学に通い、結婚した、というようなことを人伝えで聞き、大学に通うことが可能なのかとびっくりしたことを思い出す。奇跡の軌跡が私たちの前にも開かれていること、それを可能にした様々なプロフェッショナルな人たちー先生、カウンセラー、医者、療法士、との出会いに感謝してやまない。
ジブリファンの娘へ
私からのバレンタインプレゼント~
http://www.amazon.com/gp/product/B00CEJIT0S/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
となりのトトロ、永遠のアニメです。
今週末ボストンのマサチューセッツ工科大学で行われるロボティックス(ロボット工学)の決勝戦に息子は出場することになった。
息子の所属するチームは現在、世界で10位にランキングしているらしい。一応決勝戦に「招待されている」ということらしいが、ボストンまでの旅費を自分たちで支払わなければならないらしい。
資金集めのため、去年末より地元のスーパーやカーディーラー、レストランなどに電話で連絡をとり寄付をお願いしていた息子。どうにか資金の目処が立ち、ボストン行きが決まったのが5日前。
大会ではイタリアのチームとコラボしながら競うらしい。
息子たちのチームのことが地元のテレビニュースになったので、参考までに。
初めてのボストン、しかも憧れのマサチューセッツ工科大学に足を踏み入れることができるので、息子は嬉しそう!
子どもたちの通う高校の真向かいにあるのが、このシリアルのレストラン。
カウンターの後ろに並ぶシリアルのボックス数々。それに様々なフルーツ、スナック、アイスクリームなどのトッピングをして、好みのミルクを選んでシリアルのボールを注文。それだけでなく、ベーグルやトースト、ヨーグルトパフェ。おもしろいものでは、ポップタルトのアイスクリームサンド。
ヘルシーなチョイスとしては、スムージーなどもあるらしい。
地元の学生やアーチストたちの作品が飾られ、時々ミニコンサートもあるらしい。
息子が注文したシリアル。チョコレートシリアル3種類、ストロベリー、チョコレートソース、アイスクリーム、その他もろもろのトッピングで5ドル75セント。
ボリュームたっぷり!
リサーチアシスタントをしてくれたキャロラインが故郷のニューヨークに帰ってしまい、私の仕事量は増えるばかり。
本当は、ライス大学の学生が夏休みにアシスタントとして働いてくれる予定だったが、別のリサーチプロジェクトの方が自分の分野に近いということで、他に移ってしまう。
質問紙の集計、データーの入力、にとうとう娘を雇うことを考えた。アメリカではアルバイトの条件は16歳以上のことが多く、暇にしている娘に何か仕事をさせようということと、心理学に興味を持ってもらえたらという親の願い。
データーの入力は、1人が行いもう一人が確認するべきだというのが、私のスポンサーの意見。ということで、娘が入力し私が確認。コンピューターで集計計算してくれる質問紙もあるが、その場合は自動的に2度入力するしくみになっている。
娘は飽きずにやってくれるだろうか。