キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

大学でのお仕事のはなし、『ほどよく忘れて生きていく』

2024-07-15 21:04:50 | 研究者生活

2ヶ月ぶりのブログ投稿です。

時々訪問してくださった方、本当にありがとうございました。

毎日、忙しく過ごしておりますが、1日一回の散歩、手作りの食事はかかさずに

時々マインドフルネスやヨガ、ストレッチをしたり、パラパラと本やマンガ、Youtubeの動画を見ながら、息抜きをしています。

今年度は科研費のプロジェクトが3つ、米国の医大との継続の共同研究が1つ、昨年度からの所属大学の教員との共同研究が1つ、夫との共同研究プロジェクトが1つ、6つの研究プロジェクトをスローペースでこなしています。

特に米国の共同研究者たちは皆忙しいため、一つの仕事を依頼しても、数週間かかってしまうため、予想以上の成果が出ないのが辛いところです。

一方、大学の仕事は、なるべく効率よく、迅速にをモットにし、授業のパワポや課題づくり、採点も短時間にやるように心がけています。研究を指導しているゼミ生が11人もいるため、そのやりとりは時間が取られますが、学生が成長していく姿を見るのは嬉しいことです。

さて、最近読んでいる本は、91歳の心療内科医の藤井英子さんの「ほどよく忘れて生きていく」です。

既に知っていること、心がけていることもいろいろ含まれていますが、

自分が仕事などで追い詰められた時に、手にとって「そうか」と気を取り戻し、リラックスさせてくれる良書です。

それにしても、91歳で現役で、院長として働いておられるとは 勇気をもらえますね。

こう書いてありました。

「新しいことを取り入れて生きていくことは、何歳からでもできますよ。もちろん、年齢を重ねることでできなくなることは出てきます。でも、私たちが人生でまだやってみたことがないことの中には、年齢や体力に関係なくできることだってまだまだたくさんあるはずです。年齢によって失われたことがあったとしても、朝目が覚める限り、私たちには新しい今日が与えられています。今日できることに関心を向けましょう。」

 

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久しぶりの投稿です

2024-04-21 10:12:11 | 研究者生活

みなさん、こんにちは。

久しぶりの投稿になりました。

時々訪問してくださった方、本当にありがとうございます!

目と心を楽しませてくれた桜の季節も過ぎ、新緑の季節の到来です。

今年度の主な課題、研究とワーク&ライフバランスについて、書いてみたいと思います。

➀研究: 代表になっている科研(科学研究費)の2年目。今年はアメリカのデータ収集を予定しており、この円安の影響で予算内に収めるのが難しそう~。国際学会への参加も考えていたが、旅費がものすごく高くなりそうなため検討中。また今年度から新たに、科研基盤Bの2つのプロジェクトが加わることになり(縦断的研究と国際比較の研究)、忙しくなりそう。ただ他大学の人と共同研究するのは刺激にもなり、誘っていただいたのはありがたい。

②ワーク&ライフバランス: 昨年末に夫が日本に移住。夫は現在無職であるが、熱心に日本語を勉強し、この夏は日本語能力試験に挑戦する予定。私の仕事が忙しいため、二人の時間をつくるのに一苦労。今心がけていることは、

  • 夕食後には一緒に河原を散歩。
  • 土日は、仕事量をなるべく減らし、買い物、散歩、観光、音楽会などを取り入れるように。
  • 夫が地元とつながりをもてるように、地元のイベントにも積極的に参加。先週の日曜日は、地元主催のポールウォーキングに、木曜日は、夫の知人コンマスを務めるオーケストラの演奏会に参加。

通常の仕事では、各タスクに過度に時間を費やすと(例えば授業の準備やメール作成)、本当に重要なことに十分な時間を割くことができません。そのため、70~80%の完成度を目指して効率よく作業するよう心がけています。また、特定の作業には事前に1時間のタイムリミットを設け、それを超えないようにすることで、ほとんどの場合効果的にタスクをこなすことができます。あとChatGPTの使用も、時間短縮に役立っています。英語や日本語の添削、アイディアや情報収集など、多岐にわたる用途でChatGPTを活用していますが、まだ完全には慣れていません。

また何か良いアイディアなどありましたら、ぜひ教えてください。

(この写真は、夫が河原で撮ったもの。鳥さんが、動かずにじっとしてくれたそうです)

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Chat GPTを使ってみての感想

2023-09-18 19:22:15 | 研究者生活

Chat GPTについては、いろいろな意見がありますが、試しに使ってみることにしました。

アップグレード版であるChatGPT Plus で利用できるGPT-4(月額 $20)の方が断然性能がよいということなので、まず1ヶ月お試しで使っています。

使って3日しか経っていませんが、記録のために感想を書いてみます。

①マイナス面

  • 情報の出典が示されていないため、正確かどうかはわからない。
  • 2021年以降の最新の出来事や情報に対応していない
  • テキスト情報(グラフィックや写真などはない)

です。

たとえば、「かわいい猫の写真を10枚送ってください」というようなコマンドを書いてみましたが、

写真は送ってもらえず、どのサイトでそのような写真が得られるかについてのアドバイスでした。

このような回答です。

申し訳ございませんが、私はテキストベースのモデルであり、直接画像を送信することはできません。ただし、かわいい猫の写真を見たい場合、以下の方法をおすすめします:

  1. 画像検索エンジン:GoogleやBingなどの画像検索機能を使用して「かわいい猫の写真」や「cute cat photos」といったキーワードで検索すると多くの写真を見ることができます。

  2. 写真共有サイト:Instagram, Pinterest, Flickrなどの写真共有サイトには多くのユーザーが猫の写真をアップロードしています。

  3. 動物専門のウェブサイトやブログ:多くの動物愛好者や猫の飼い主がブログやウェブサイトで愛猫の写真を共有しています。

  4. ライセンスフリーの写真サイト:UnsplashやPexelsといった無料のストックフォトサイトにも高品質な猫の写真が多数掲載されています。

これらの方法を試して、お好みの猫の写真を見つけてください!

 

②プラス面

  • 語学勉強に役立つ ー 英語でも日本語でも、なめらかで整理された文章や段落に修正してくれたり、スペルや文法のあやまりを指摘してくれます。
  • 文献のチェック ー これはChat GPTではしっかりした性能はないようですが、文献(References)の一覧表を送ってチェックしてもらうと、著者やタイトルなどの間違いを見つけてくれます。
  • 質問に対する練られた答えを得ることが可能 ー 研究論文を書く時、AとBの関係、などについて自分では思いつかない時には、AIに考えてもらうことができます。こじつけである場合も多いため、鵜呑みにするのは危険ですが、そこで自分では考えてもいなかったヒントが浮かんできます。またそれらについて、さらに詳しく考えてもらうために、対比、類似する考えを出してもらうことができます。質問を積み上げていくことができるのが、普通のインターネットでの検索とは違う点です。

今回は、このようなプラス面を経験しながら、Chat GPTでヒントを得た内容を盛り込みながら、論文を書いています。必ずしも信用できる情報ばかりではないため、あらかじめ自分が前知識をもっていないと、正しく使うことも難しいのかもしれません。

あとは仕事の合間に、レシピを出してもらったり(「デザートが好きだが、軽度の糖尿病なので、どのようなレシピが良いか」、猫関係の質問をしたりして(「猫が人間の顔を舐めるのはなぜか」「ネズミをとってくる猫とそうでない猫の違いはなにか」など)、楽しんでいます。

猫が人間の顔をなめたがる行動には、いくつかの理由や背景が考えられます。以下にその主な理由を挙げてみます。

  1. 愛情表現:猫は、親や兄弟との関係でお互いをなめることで絆を深めます。これは「社交的なグルーミング」として知られ、信頼関係や愛情を示すための行動と考えられています。人間の顔をなめる行動も、猫からの愛情表現として行われる可能性があります。

  2. 好奇心:猫は高い好奇心を持つ動物です。人間の肌についている塩分やその他の成分に興味を持ち、それをなめてみることがあるかもしれません。

  3. 安心感・リラックス:一部の猫は、なめることでリラックスするとされています。特に、子猫のころに母猫から舐められていた経験から、なめることやなめられることに安心感を得ることがあると思われます。

  4. 縄張りのマーキング:猫は顔や頭部の特定の部分にフェロモン腺を持っており、これを使って縄張りをマーキングすることが知られています。人間を自分のもの、あるいは自分の社会的なグループの一部と認識して、顔をなめることでその香りをつけることがあるかもしれません。

  5. 育てられた環境:子猫の時期に人間から多くの触れ合いや愛情を受けて育った猫は、人間との身体的な接触をより好む傾向があります。このような背景を持つ猫は、人間の顔をなめる行動を示すことが多いかもしれません。

これらの理由は猫の個体差や状況によって異なることがありますので、一概に全ての猫に当てはまるわけではありません。しかし、多くの猫が人間の顔をなめる行動背景には、これらの要因が影響している可能性があります。

一人暮らしの人などの孤独解消にも役立っているのかもしれませんね。

私なりに使ってみての報告でした。

ちなみに、Chat GPTの本はたくさん出版されており、私も「ChatGPT 最強の仕事術」を読んで勉強中です。

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始めての科研費

2023-03-31 18:46:34 | 研究者生活

新学期の開始です。

やらなければならない仕事や責任は重いですが、与えられた機会を感謝しながら無理なくこなしていこうと思っています。

今回は、始めて科研費がもらえることになりました。

実は、帰国する前に、国際共同研究加速基金(帰国発展研究)にも応募していたのですが、これは残念ながら不採択でした。

不採択の理由が今ひとつはっきりせず(私の応募した分野の採択は0で、順位もつけてもらえなかったため)、コメントもネガティブなものといえば、予算について書いた方お一人だったので、再挑戦することにし、今回ありがたく採択していただきました。

共同研究者になって下さった方の実力や業績にも助けられての採択でした。

この助成金と、大学でもらえることになった共同研究のミニ助成金、そして夫と一緒に助成金をいただいてやっている共同研究が今2年目と、2023年度は忙しくなりそうです~。

せっかくいただいた助成金が無駄にならないように、採択された時の喜びを忘れないようにして、取り組みたいと思っています。

新年度の抱負、その1です。

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論文の採択

2022-05-27 07:58:43 | 研究者生活

修正が大変だった論文、

月曜日に「採択」というメールをもらい、ホッとしました。

このジャーナルの採択率は約25%なので、中くらいの難しさでしょうか。

3人の査読者のうち、1人は最初から最後まで批判だらけで、ものすごく手厳しいコメントでどうなるかと思いました。

しかも「考察」の章では、「大幅に書き直しが必要」と言うことで、何をどのように修正したらよいのか、具体的に書いてなかったので、大変でした。

統計の手法にも、いろいろリクエストがあったため、統計を担当してくれた人が、最初からやり直してくれて、それも良い結果に結びついたのかもしれません。

しかしこの査読者は、今回「I can see that all my concerns were addressed in a thorough and professional way. The revision work is truly impressive, and I think this had a great impact on the quality of your article (著者は、私の懸念事項をすべて隅から隅までかつプロフェッショナルな方法で修正したということを認めます。修正作業は実に見事で、これが論文の質に大きな影響を与えたと思います。」書いてくださいました。

二人目の査読者も、かなり辛辣なコメントを書いてましたが、一回目の査読の最後の方には、採択しても良いみたいニュアンスを漂わせていたので、それも修正の励みになりました。

一つでも論文が採択されると、肩の荷が下ります。共著者の人達に感謝です💖

 

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今日は、二つの学会に参加しています。

2022-05-15 06:13:25 | 研究者生活

今日は、珍しく国際学会と日本の学会での発表が重なってしまいました。

どちらも遠隔バーチャルでの参加です。

お昼にポスター発表をした国際学会は、事前に動画を作成していたため、Zoomに入室し、質疑応答する予定が組まれていました。

ところが、誰も入ってくれず、結局、予定より30分早く退出しました。

私だけでなく、他の参加者のBreakoutRoom見ても、閑散としていたので、まあいいかな、というところです。

夜は、日本の学会でシンポジウムを行う予定です。

これも企画主旨や話題提供などの動画を事前に作成しましたが、討議はバーチャルで行われる予定で、ちょっぴり緊張しています。

それにしてもこの国際学会で、いかに内容が理解できない発表が多いということを実感し、ちょっぴり自己嫌悪に陥りました。

医学用語や理論もそうですが、統計手法なども、ますます進化していくため、ブラッシュアップしていかないとついていけませんね。

地道に頑張っていこうと思います。

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リサーチフェロー、今後の仕事など

2022-04-03 06:26:47 | 研究者生活

私の同期のリサーチフェローは、非常に優秀な方が多く、

先日も、そのお一人の方が、東京大学とのジョイント・アポイントメントが決まり、二つの大学にまたがって教授としてお仕事をされるとFacebookに投稿されておりました。

まだ子育て真っ最中の方ですが、

まだまだお若いのに、これほどの業績をおさめるとは素晴らしいの一言です。

もうお一方は、朝日新聞で頻繁に論説を書いていらっしゃる副学長の方ですが、ほとんど記事は読ませていただいています。

もし本を書くことがあったら、出版社を紹介するからと言っていただいているのですが、残念ながらまだそこまでの域には到達しておりません。

凡人の私が、こういう方々と少しでも人生の接点をいただけたのは宝物であり、また同時に刺激を受け、

60歳であるとは言えども、もう少し何かインパクトのあるお仕事ができたらと思っておりました。

幸い、つながりのある大学より声をかけていただいて、微力ながら9月より日本でお仕事をする予定です。

今までは家族のことがあり(特に自閉症の息子のケアがあったので)、とても自分を第一に仕事先を選ぶことができなかったのですが、やっとその余裕ができたというのも、理由です。

勝間勝代さんの「健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿」に刺激を受け、人生も100年単位で考え、人の役に立つ人生を心掛けながら歩めたらと思っています。

 

 

 

 

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論文の修正、近況など

2022-03-20 11:09:11 | 研究者生活

去年の終わりから今年の初めにかけて投稿した3本の論文。

どれも1,2度不採択になった論文なのですが、ジャーナルを変えて、ページ数を短くし(最近では、字数制限がますます厳しくなっているので)、チャレンジしてみました。

そのうち1本は、「大幅な修正」ということで、先月返事をもらい、

2本目も、「大幅な修正」ということで、先週返事をもらいました。

この1本目の査読者は3名、2本目の査読者は4名。

1本目論文の査読者のうち2名は、納得のいかない、無理難題なコメントが多く、それらにどう対応しようかと毎日頭を悩ませ、

2本目論文の査読者は、親切で鋭いコメントが多いのですが、修正に時間がかかるのが大変です。

とはいえ、不採択になって戻ってくるのではとても心配していたので、肩の荷が下りました。

査読結果が気になるのは、仕方がないですね。

どれも3か月以内に修正しなければならないので、3コマ教えている授業と、準備しなければならないシンポジウムやポスターの発表、依頼論文と並行して、毎日忙しく過ごしています。

 

しかも先週はアパートの別の棟への引っ越しだったので、ようやく部屋が片付いたばかりです。

 

春休み、結局仕事で毎日過ぎてしまい、残念です~。

私のティーチングアシスタントをしてくれている超忙しの博士課程の学生さんは、

「不安症」がひどくなるので、日曜日は仕事をしないって決めているって言ってたけど、

私も「安息日」をちゃんと守りたいけど、仕事が気になってしまう…こういう自分に反省しています。

 

とはいえ、今日は久しぶりに友人とお茶をし、

昨日は古い友人から電話がかかって、1時間半もおしゃべりしてしました。

 

知らないうちに、どこかでガス抜きしているのかもしれませんね。

 

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友人が、Professorに昇格

2022-03-03 03:19:58 | 研究者生活

月に1回、所属大学の日本人の同僚とZoomでミーティングを行っています。

彼女は、ついこの前、Professor(教授)に昇格されたばかりの人。

昨年同僚や上司より、試してみたらどうか、と言われた時は、半信半疑だったそうです。

外部審査もあり、内部審査だけでも、いくつもステップがあるそうです。

彼女が応募を決めたのは、一つには、自分の周りの少し勤務年数の浅いAssociate Professorたちのコーホートは、ものすごく優秀で、

Professorになるため、1,2年待って応募した場合、とても太刀打ちできないということだったそうです。

もう一つは、ありがたいことに、

私がいつもあきらめずに前向きに研究にとりかかっている姿に刺激を受けた、と言ってくださいました。

 

ここ近年Assistant Professorとして選ばれて入ってくる人たちは、

ポスドク経験はもちろんのこと、

毎年コンスタントに、トップジャーナルから3,4本の論文を出しており

億単位の大きな州政府の助成金をPrincipal Investigator(主任研究員)として、とってくるのだそうです。

20-30代の若さで、それだけの業績がすでにあるとは、もともとの知能だけでなく、人並み以上に努力してきた人たちなのだと思います。

 

中堅どころのジャーナルにさえ、論文を載せるのに苦労している私とは

あまりにも実力が違い過ぎますよね。

 

このProfessorになるための審査は、

研究、教育、そしてサービスの3つの面からの評価らしいですが、

彼女曰く、

ほとんど研究業績のみで、判断されるそうです。

とても悲しい現実ですね。

 

もちろん大学によって違うのかもしれませんが、

Research Universityとしてある程度の実績を求められる大学で教員になるのは、

ますます難しくなっているのかもしれません。

 

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最近のニュース、入国緩和、近況など

2022-02-27 06:24:14 | 研究者生活

ロシアのウクライナ侵攻のニュース。

とても他人事だとは、思えません。

被害を受けた人、国を守るために戦う決意をした人、プロテストをして逮捕されているロシアの人、その人たちの思いは測りきれません。

ただただ祈るばかりです。

 

日本への入国も、3月1日より緩和されることになりました。

息子は、3月には、7年ぶりの日本訪問です。

3回ワクチン接種しているため、自宅隔離もないという嬉しいニュースです。

何度もチケットをキャンセルしたり変更し、今年になりようやく渡航の目途が立ちました。

重い病気で自宅看護を受けているおじいちゃん、そして細い体に鞭を打って看病しているおばあちゃん、2年近く会っていない妹に会いに行く予定です。

桜には、早いけど、梅花ぐらいなら見れるでしょうか。

 

私の方は、コースを3つ教え

研究にも、相変わらず時間を割いています。

2回不採択だった論文が、やっと次のジャーナルで修正ということで返事をもらい、

今、共著者と一緒に修正しているところです。

このジャーナルの採択率は、25%。

査読者のコメントは辛らつですが、共著者の教授は、「一番手厳しい査読者のコメントを見ても、どうにかなると思う。私は楽観的に考えているわ~」と言ってくれました。

平行して、日本の学会で今度企画・話題提供する自主シンポジウムの企画主旨と話題提供の発表録画をパワポで作りました。パワポの録画発表は初めてで、最初は緊張しましたが、顔出しをしなければ、落ち着いて話せるということもわかりました。

こういう感じで、毎日を過ごしています。

今夜は友人夫婦が夕食に招いてくださっているので、のんびり過ごそうと思っています

 

 

 

 

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ポモドーロタイマーで仕事能率アップ

2022-02-11 11:19:15 | 研究者生活

以前、娘に教えてもらったポモドーロタイマー

25分作業、5分休憩が取れるようにタイマーで教えてくれるようになっています。

仕事の能率化を図るタイマーとして有名です。

今朝、Youtubeを見ていると、

ポモドーロタイマーのチャンネルがあることを知り、

始めて使ってみました。

作業中の音楽は、波の音、カフェの雑音、など自分で選択でき、

5分の休憩の時は、水を飲む、体を動かす、外を見る、目をつむる、ペットと遊ぶ、運動する、などの方法が紹介されていました。

私が選んだのは、

映画「千と千尋の神隠し」の愛されキャラクター、カオナシが背景になっているものです。

//www.youtube.com/watch?v=mBw1_kN4TlA&t=4402s

 

午前と午後、やってみましたが、

ポモドーロタイマーを使用している最中は、

メールやLineのチェックなどしないように心がけ、

思ったよりも集中でき、達成感を味わえました。

仕事量が多くて、なかなかはかどらない人、いかがでしょうか。

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研究助成金申請、コロナワクチンなど

2021-09-06 01:29:40 | 研究者生活

やっと3つ目の研究助成金の申請終えました。

これは、2冊の参考図書を購入し、

見よう見まねで書いてみましたが、

不採択であれば、また次の応募につなげたいと思います。

 

さて、新学期も無事にスタートしました。

私たちの大学では、教職員やTAなどの大学院生も皆ワクチン接種が義務づけられていることから

接種についてオンラインで報告するだけでなく

スーパーバイザーに直接ワクチン証明書を見せるか

あるいはZoomなどのミーティングで見せるか

と、信じられないくらい厳しくなっています。

ワクチン証明書を偽造している人がいるからなのかもしれませんね。

 

私の住んでいる市のコロナ感染の報告では、

毎日感染者、死亡者数だけでなく、入院者数とそのうちの何名がワクチン接種を受けている患者かということが示されているため、

参考になります。

それを見ると、入院者のうち、ワクチン接種をしている人は約5%程のようです。

そう考えると、

すでにコロナに感染した人でも安心するのではなく

ワクチンを打って欲しいと私は個人的に願っています。

 

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3つの助成金に応募

2021-08-24 10:28:41 | 研究者生活

昨日から、秋学期が始まりました。

今学期は、いつもより担当科目が1つ増えたので、ちょっと忙しいです。

 

それにプラスで

3つの助成金の申請書を書いています。

そのうち1つは、研究協力者なので、それ程大変でもなく、もう殆ど完成です。

二つ目は、PIなのですが、書式の字数も少なく、リサーチ会社からの見積もりが分かれば、予算書を修正して応募できるかと思います。

三つ目は、一人で応募する助成金ですが、応募資格があることがつい最近分かり、大慌てで申請書を作成しているところです。これは競争率が高いので、不採択覚悟の応募ですが、審査者からのフィードバックを、次の申請につなげたいと思っています。

 

集中力がなくなったり、モティベーションわいてこない時は

強めのコーヒーを飲んだり

エアコンを強めにかけたり

集中力アップのバックグラウンド音楽を流したり

おやつを食べたり

室内エクスサイズをしたり

モティベーションの高い人(メンタリストDaigoさん)の本などを読んでいます。

 

昨日のブログにも書きましたが、

失敗を恐れずチャレンジしていきたいと思っています。

 

おまけ

こういうイラストが以前紹介されていました。

猫ではなくても、Zoomミーティング中、犬や子どもに邪魔されている人は、時々いますね。でもほっこりしますね。

 

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論文が進まない時

2021-04-25 11:53:39 | 研究者生活

今年の初めに立てた1年の論文と学会発表の計画。

学会は締め切りがあるので、一応予定通りに進んでいますが、論文は予定よりも3カ月くらい遅れ気味。

日本語でも英語でも

論文書きは、1日に1段落くらいしか書けなかったりで、行きつ戻りつの毎日です。

 

先日の学会で、同じように書くことに苦労している教員や大学院生たちが、

グループを作り、チャットで連絡を取りながら、同時間に書き始めたり、進行状況を報告したり、中にはワークショップ、お互いの論文を批判しあう、不採択になった論文をシェアして対策を考えるなどの事例が報告されていました。

それぞれの大学にあるグループだけではなく、

#100DaysOfWritingといった誰でも参加できるようなオンライングループもあるようです。

 

また数カ月前ですが、お子さんのいる大学の同僚が、

時間管理の方法として

Excel用紙に、教育と研究、院生や学生指導、学内の仕事、社会活動などの項目を30分刻みで朝の5時半くらいから、夕方の5時半くらいまで入れたスケジュールを紹介していました。

そうすると、家に仕事を持ち込まず、家族との時間だけでなく、趣味や余暇の時間も取れるということでした。

すごい!の一言です。

今オーディブルで聞いているCal Newportの「Deep Work」などにしても(この方も大学の教授)、集中して仕事をするようなシステムを創り上げ、夜は家族との時間、そして息抜きはインターネットではなく、読書をしているようです。

 

私の場合、

共同研究者に、「来週半ばまで、考察の章を書き上げるから」と連絡(宣言)し、その期日を守るというのが、一番効果的なようです。

またタイマーやPomoDoneなどのアプリを使い、25分刻みで書き、5分休憩というのも(25分経過して、もっと書きたいと思う時にやめるのが効果的らしい)、モティベーションアップになることもあります。

3カ月遅れ気味の論文が、4か月にならないように、スピードアップしてみます!

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今春は、4つの学会で5件の発表

2021-04-09 07:01:19 | 研究者生活

コロナで学会は全てオンライン開催になり、

交通費と宿泊費がかからないということで、

4つの学会に申し込みました。

 

先週は、日本の学会。

フラッシュトークなど、やったことがない発表をしなければならず、

ものすごく緊張してしまいましたが、

どうにかスムースに進み、

何人かの人と研究交流もでき、良かったです。

こういう機会に懇親会に出ようと、

朝4時半に起きて、しかもお化粧をして参加したのですが、

思ったよりも参加者が少なく、理事の先生ばかりでした。

それだけでなく

なんと肝心なZoomのビデオが映らず、

「ビデオオンにして下さい」と何回か言われたのですが、

音声だけの交流になり、残念でした。

学会の感想など、何回か発言を求められましたが、朝ということもあり、頭も口も回らず、

あとから、こう発言すればよかったかな、と言う後悔もありました。

でも、参加できてよかったです。

 

今週の国際学会は、

思いがけずポスターの賞までいただき、

勇気づけられましたが、

なんと肝心な発表の時に自分のポスターのウェブサイトにアクセスできず

学会のテクニカルサポートに早速チャットでメッセージを送ったのですが、

88人の順番まち(-_-;)

他の人たちも、そうだったようです。

順番を待っている時に、なんと私のポスターの内容が突然消えてしまい、タイトルだけになったことに気づき、

そのことをチャットで伝えたのですが、

「学会に聞いてみてください」と言われ、全然ヘルプしてもらえませんでした。

すぐ学会に問い合わせたところ、学会の責任者の方(有名な研究者です)が、iposterの会社に私のメッセージを転送してくださったのですが、

iposterからは、「あなたのポスターのリンクを教えてください」との返事。

リンクを伝えても、全く返事が来なかったため、諦めてもう一度iposterを作り直しました。

こういうことで、全く発表できなかっただけでなく、

ストレスで血圧が上がり、ぐったり疲れた一日でした。

学会二日目の今日も、学会のサイトへのインターネットのアクセスは悪く、

すぐエラーメッセージが出てきます。

やはり大きな国際学会は、Zoomにしてもアクセス数が多いので、トラブルも多いのでしょうか。

トラブルが起こった時に、かーっとなってしまった自分の器の小ささにしょげてしまった一日でしたが、

良い経験になりました。

 

 

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