キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

期末試験と手作り料理の日

2013-04-29 22:35:12 | アメリカの大学で教える

今週は、期末試験で成績提出締め切りが来週の火曜日。

ところが来週の月曜日から夏学期の始まり。

間に休みが全く入らないというのがふしぎ。

この時期は、学生から「どうにか融通を利かせてくれ」という趣旨のメールがまいこみ、教員にとってはストレスの時期。

ある学生からは、「友だちのためにレンタカーを借りてあげたら、その友だちが事故って賠償責任でxxxxxxドルも請求されてしまったから、どうにか助けて欲しい。この授業を再履修するお金がない」とのメール。私は基本的には、お金と時間がないという理由はなるべく聞かないというのがポリシー。

ストレスの最中、気を入れなおして家族のために手作り料理をいっぱい作ってみた。

まずは、チョコレートチップとナッツクッキー。ココア入りの生地を作り、ホワイトチョコ、ココナツ、くるみを刻んで入れる。分量を2倍にしてつくったが、家族皆おいしい、おいしいと食べてしまい、一晩で、2分の3近くなくなる。カロリーが恐ろしい。明日ジムに行こう。

手作り和風サラダドレッシング。りんごや野菜入りでとってもヘルシー。

手作りスパゲティーソース。マッシュルームとベジタリアン用の代用肉、缶トマト、トマトペースト、ガーリック、玉ねぎで作る。

明日の朝食用にアップルソース、バターミルク入りのオートミルマフィン。ブルーベリーを入れる。アップルソースが入っているので、ローカロリー。

 

 

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その後のビーグル犬

2013-04-28 00:45:49 | 犬シェークスピア便り

迷子のビーグル犬は、一晩我が家で過ごした。

夜は、淋しくなったのか、切ない声でくーんくんなき始めたので、仕方なくケージから出して、私たちのベッドで寝させた。

しかし、一晩だけというオットとの約束を守り、次の日は身をきられる思いで、動物シェルターに連れて行く。去年、迷子のビーグル犬を3週間家で世話をした時には、家のネコたちがストレスで声が出なくなってしまったので、今回はネコたちのために決心する。

同時に、地元のオンラインウェブサイトとCraig's listに迷子犬を見つけたと投稿し、飼い主を探す。

1時間もしないうちに、地元で同じ日にビーグル犬が家の庭から隙を見て、出て行ってしまったという人から連絡をもらう。雌犬、首輪なしというところが共通していたが、写真を送り、違うことが判明。

その後、テキサス州の犬レスキューの団体から連絡をもらい、彼らのフェイスブックページに投稿する。ところが、この団体は、私が犬をシェルターに連れて行ったということを知ると、「テキサス州ではシェルターに動物を連れていくと、3日後に安楽死させるんだ」というメッセージを送ってきて、そのほか何人かの人も同様のメッセージをEメールを通して送ってきたのでパニック。

シェルターに確かめると、3日たって飼い主が見つからない場合には、養子に出し、1ヶ月待って引き取り手が見つからない時には安楽死させるとのこと。そのことをレスキューの団体に伝え(自己弁護?)、もし飼い主が見つからなかったら自分たちが引き取るしかないと思っていたところ、

昨日、飼い主がシェルターに引き取りにきたというニュースが入って、ほっとする。

しかしこのレスキュー団体のフェイスブックを通して、皆が迷子の犬の情報を転送して一緒に探してくれたのはありがたかった。見つかったというニュースには100人近くの人が、「いいね」を押してくれたので、その気持ちも心にしみた。

迷子犬をめぐって、ばたばた過ごした1週間だった。

 

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またもや迷子のビーグル犬をレスキュー

2013-04-24 15:12:23 | 犬シェークスピア便り

シェークスピアを連れて散歩をしていると、小さめのサイズの迷子犬。

シェークスピアと同じビーグル犬で、体はやや黒色。フレンドリーで、私たちの方によって来るが、首輪なし。

車に轢かれたら大変と、家に連れて帰ることにする。

ネコたちは、去年連れて帰った迷子犬ジュリエットのトラウマがまだ残っているのか、家の中からまたたく間に脱出。

今日は朝から地元のオンラインニュースペーパー、Craigslistなどにアドを出し、飼い主探し。

一人連絡があったが、写真を見て違うことが判明。夕方には仕方なくアニマルシェルターに連れていく。

かわいそうだったが、たとえ飼い主が見つからなくても、メスで小さめのビーグル犬は引き取り手が多いらしい。

 

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Plagiarism (盗作)に巻き込まれてしまった息子

2013-04-23 15:14:15 | 自閉症アメリカ教育事情

レポートの提出締め切りの前日、息子は二人の友人から宿題を写させてほしいと頼まれる。

一人は、先学期にもアプローチしてきたバスケットボール選手の男子生徒、E君。「そっくりそのまま写さないから大丈夫だよ」という話だが、息子とのフェイスブックでのチャットのやりとりを見て、「絶対だめだから」と言い聞かせる。「30ドル払うから」と言ってくること自体がおかしい。息子は、断ることで、彼が皆に自分の悪いうわさを撒き散らすのではないかと、心配でたまらない様子。ちなみに、フェイスブックに女の子二人から頬にチューされている写真をプロフィールに載せているところが信用ならない、と私は思ったりする。

もう一人は、かわいい女の子、Kちゃん。ヨーロッパからの移民。息子と時々宿題の情報交換をしているらしい。彼女も「そっくりそのまま写さないから」という話だったが、息子はKちゃんの美貌に負けてしまったのか、レポートをメールで送ってしまったらしい。次の日、Kちゃんが自分の友だちに息子のレポートをさらに転送し、その友だちは訂正せずにそのまま息子のレポートを提出したということを知り、息子はパニック。自分が盗作したと誤解されないために、息子は先生のところに事情を話しに行く。

先生からは、今後絶対に友だちにレポートをシェアしたらだめだよという注意を受け、証拠のためにフェイスブックのチャットのやりとりをコピーして提出するように言われる。このことがKちゃんや回りに知られたら、大変なことになるのではと不安がる息子のために、夫は先生にメールを送ってフォローする。

友だちから嫌われるのが怖い気持ちはよく分かる。うまく断る術を身につけるのは、私たちでも難しい。自閉症の息子にとっては、どんなに大きなストレスかと思う。

 

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ボストン・マラソンの爆破事件

2013-04-16 11:29:06 | アメリカ便り

 

今、通っている教会で参加しているバイブルスタディーのメンバー二人が、ボストンマラソンのランナーだったので、昨日の夕方は彼らたちの安否を確認するEメールがどんどん送られる。結局、二人とも無事だったということで一安心。

このカップルのうちだんなさんは、1回目の結婚で生まれた子ども二人難病で亡くし、その後ストレスから肥満になった生活を改めてようとジョギングし始めたのがきっかけ。2回目の結婚の奥さんと一緒にマラソンをはじめ、今年初めてボストンマラソンに参加できることを大喜びしていた矢先だった。

もう一人参加していたのは、私のもとの教え子、娘のプレスクールの実習生、かつうちの子どもたちのベビーシッター。癌をわずらいながらも、去年は全米マラソンで女子4位、オリンピック出場寸前というまれに見る精神力の持ち主。

http://www.boston.com/sports/marathon/2013/04/14/for-cancer-survivor-serena-burla-running-boston-marathon-victory-itself/ezeF3uSoWkGlU54ciy2xEK/story.html

ところが今回、途中でドロップアウトしたというニュース。最後までゴールしていたらどうなっていただろうか。

http://www.examiner.com/article/boston-marathon-results-cancer-survivor-serena-burla-drops-out

彼女は、雑誌Runners の表紙にもなった人。学生時代から、課題に200%全力を注ぐような、稀に見る努力家だったので納得できる。 

http://www.runnersworld.com/photos/runners-world-covers-outrunning-cancer

並行して、うちのオットが昨日の事件でショックを受けたのは、サウジ系の男性が今回の事件にかかわりがあるのではないかと詰問を受けているというニュース。オットが勤務している大学ではサウジアラビアの留学生が非常に多く、その学生たちがバッシングを受けるのではないかと、今からオットは心配。 

今回被害に遭われた方、そのご家族や知人の方々に心よりお見舞い申し上げます。人々の夢や希望を終結したこのような大会を狙うとは、残忍きわまりない行為だと思います。

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土曜日のスケジュール

2013-04-06 21:50:11 | シンプルライフに惹かれて

こんなカンジです。

  • 8時起床
  • オットと一緒にシェークスピアの散歩。近所の行ったことのない遊歩道を歩いてみる。
  • 前庭の雑草とりと落ち葉をblowerで掃除。ついでに、パティオの床の葉っぱも吹き飛ばす。
  • 裏庭の鉢植えの野菜をパティオに引越しさせる(この方が日当たりがいい)
  • シャワー
  • ショッピングリストを作って食材の買出し。
  • 昼食の準備
  • デザートにフルーツサラダを娘と作る
  • 明日の教会のピクニックで行われるパイコンテストに参加するために、つくり方のビデオを視聴。フルーツタルトを作ることに!(タルトでもOKと事前に許可をもらう。カスタードクリームのつくり方は以前ケーキ屋さんでバイトした時に習う)
  • タルト生地を焼き、カスタードクリームを作る
  • 家の掃除と洗濯
  • 仕事
  • 裏庭の改築の見積もりに、業者がくる。オットと一緒に話をする
  • 鉢に紫蘇の苗を植え替えする
  • 夕食の準備(私たちはお好み焼き、息子はお好み焼きが嫌いなのでキッシュ。2種類食事を作るのは面倒くさい)
  • シェークスピアを再び散歩に連れて行く
  • 仕事

まあこんなカンジで、やること尽きませんよね。お友だちとランチやお茶を飲みに行くこともないし、遊びに行く機会もなし。ショッピングはオンラインか、お店でサッサと済ませることばかり。仕事と家事、子どもの世話で毎日が過ぎていきます。

でも今日フルーツタルトを作ったのは、楽しかったです。クラフトをしているような感覚。ストレス解消になりました。さて明日のパイコンテストどうなるやら。デザートコンテストに参加するのは、生まれて初めてです。

 

 

 

 

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スタバのシナモン・ドルチェ・シロップを買う

2013-04-05 22:55:03 | シンプルライフに惹かれて

スタバの中でも私が気に入ってるフレーバーが、シナモン・ドルチェ。

アマゾンでも買えないこともないのですが、送料が高い。

ということで、行きつけのスタバにお願いして、1本注文して取り寄せてもらいました。

値段はおよそ10ドル。残念ながらポンプはついていないのですが、写真にするとこういう感じです。

いつも家庭でスタバのコーヒーを入れて飲んでいるのですが、今日は、Vitamixで温めた牛乳を泡立ててカプチーノ状にして、強く入れたコーヒー、ハーフ&ハーフとシロップを入れて飲んでみました。

なかなかいい感じです。

配合については、こういうイラストを見つけたので、ご参考までに!

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自然の花を額に飾る

2013-04-04 19:34:03 | Clean Eating

インテリアのカタログ、One Kings Laneで見つけました。

自然の草花をガラスの板の間にはさんでデコレーションするというアイディアです。野生の花が咲きほこる今日この頃、インスピレーションがわいてきそうなアイディアです。。。

https://www.onekingslane.com/?utm_campaign=21375&utm_medium=Email&utm_source=Welcome_Email&utm_term=Body.Image.1

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COMPASS TESTを受ける

2013-04-03 23:20:16 | アメリカ高校生活

息子は先週の金曜日にCOMPASS TESTを受けた。

これは、夏休みに受講予定のDual Creditコース (高校と大学の双方に互換される単位科目)のための試験。近くのコミュニティーカレッジで受講するらしいが、それについていける基礎能力があるかどうかを判断するらしい。

sophemoreの息子は、まだSATなどの大学受験標準試験を受けていないので、このCOMPASS TESTが初めて。

数学と英語(Reading, Writing)の試験だったが、息子が苦手とする英語の試験で思わぬ高得点だったのはオドロキ。

99点が最高点中、Readingが95点とWriting99点、このような奇跡の点数を取れたのは、息子の英語の先生の指導のたまもの。

息子の受講している英語のクラスはレベルが高く、特にクラシック文学を読み、レトリックの巧妙な分析するところなど、私にはとても息子を指導する力はない。息子のように苦労している生徒のために、先生は週に3回、放課後指導をしてくださっているので、息子はそこで細かな指導を受けて、読解力と文章力を少しずつ伸ばしている様子。

コンピューター世代の若者の文章力や読解力を育てるのは、どんなに苦労の多いことかと思うが、地道な指導のおかげで、息子は知らず知らずに力をつけている様子なのは、親としても嬉しい。

高機能自閉症の息子にとっては、登場人物の感情を読み取ったり、第三者的に評価したりするのは、非常に困難な様子だが、感情移入できなくても言葉を手がかりに様子や背景を理解しているらしい。しかしそうできずにかんしゃくを起こすことも頻繁。

そういう背景の中、今回の試験結果でほっとした私たち。

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