キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

あまくない砂糖の話-英語版視聴

2016-06-29 21:45:29 | 映画・本・テレビなどを語る

友人がフェイスブックで紹介していたドキュメンタリーです。

この映画のホームページには、このように紹介されています。

60日間砂糖を食べ続けたらどうなる?砂糖版『スーパーサイズ・ミー』!

俳優のデイモン・ガモーは、人間は平均で1日にティースプーン40杯もの砂糖を取っていることを知る。角砂糖やコーヒーシュガーだけが砂糖ではない。今や砂糖は形を変えて様々な食品に入り込み、加工食品の80%には砂糖が含まれているのだ。そこでガモーは自らの体を使い、一日にティースプーン40杯分の砂糖を60日間にわたって摂取するという実験に乗り出した。『スーパーサイズ・ミー』(04)では明らかに体に悪そうなマクドナルド商品だけを30日間食べるという生活だったが、本作では“ヘルシー”と宣伝されながら実際には大量の砂糖が隠されている食品に焦点を当てる。『スーパーサイズ・ミー』よりもはるかに身近な現実の恐怖、あまい砂糖に隠されたあまくない真実に迫る!

衝撃の結果が次々と!

ガモーは、低脂肪ヨーグルト、穀物バー、ジュース、シリアルといった、ヘルシーと信じられているが実際には大量の砂糖が潜んでいる食品を60日間食べ続けるという無謀な実験をスタートさせた。医師や栄養士などの管理の元、摂取カロリーは変えず、実験前から続けている運動もそのまま継続。変わったのは食生活だけなのに、実験開始12日目ですでに3.2キロも体重が増えてしまった!実験が半ばを過ぎた頃、国民の3人に1人が肥満になっているという世界一の“砂糖大国”アメリカへ飛ぶ。早速注文したスムージーには、“ヘルシー”と表示されているにもかかわらずスプーン34杯分もの砂糖が入っていた。ケンタッキー州では幼い頃から毎日マウンテンデューを飲み続けているという虫歯だらけの少年に出会い、“食”をめぐる教育に疑問を抱く。ニューヨークでは、『フード・インク』(08)でも描かれていたような政治と癒着する巨大食品企業の陰謀が次々と明らかに。さらに、砂糖を摂り続けているガモーの体にも異変が起こり始める…。前代未聞の実験の驚きの結果とは?

http://amakunai-sugar.com/introduction/

いや、なかなかためになる映画でした。

アメリカの朝食と言えば、グラノラバー、シリアル、ヨーグルト、ヘルシーもどきの食べ物の中には、砂糖がたくさん隠れていることは知ってましたが、これほどだと思うとかなりショックです。

砂糖の摂取が多くなることで、体のいたるところが酷使され、精神面にも影響が出てくることが良く分かります。女性としては、肌荒れも悲しい~。

幼少の頃から、毎日マウンテンデューを飲み続けてきた少年の歯の痛々しい姿、砂糖は中毒であるということがこのドキュメンタリーでよく分かりました。

チョコレートを毎日食べていた私も、目が覚めました。

効率よく仕事をし、元気に毎日を生活していくために、チョコレート、市販のシリアルやグラノラバー、市販の甘味のあるヨーグルトなど、しばらくやめてみようかと思ってます~!

 

 

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近所のおじさんからラヴェンダーをもらう

2016-06-27 14:01:49 | シンプルライフに惹かれて

今朝、犬のシェークスピアの散歩中に、近所の見知らぬおじさんから、伸びすぎたラベンダーをおすそ分けしていただきました。

花だけでなく、葉っぱも含めて、古い靴下などに入れると、サッシェになるそうです。それを引き出しに入れると、芳香剤。

ラベンダーのお風呂なども良いですね~。

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私のラベンダーとの最初の出会いは、雑誌「わたしの部屋」で特集されていたポプリの記事からでした。

高校生の終わりくらいだったかと思います。

1980年代の始めの頃は、日本ではまだポプリが販売され始めた頃でした。店頭にないため、雑誌を通してポプリセットを注文して届いたのが、ラベンダーを中心とするポプリとエッセンスオイル。ラベンダーの香りが強すぎて、他の香りがみなかき消されてしまったのが残念でしたが。

ラベンダーで思い出すのは、「時をかける少女」のタイムワープ。そして北海道の富良野のラベンダー畑

いただいたラベンダーは、こういう感じです!

 

 

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カールズバッド洞窟群国立公園

2016-06-26 22:03:45 | アメリカ国内旅行

車で、隣の州ニューメキシコのカールズバッド洞窟群 国立公園に行ってきました。

全米でもっとも深いそうで、長さは世界で第五位だそうです。洞窟群の中を見るだけでも、2-3時間歩いたくらいだったので、驚きでした。

 

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夫の博士号

2016-06-04 22:09:12 | 博士課程で学んで

仕事上、博士号が必要だからということで、4年8か月前に博士課程をスタートした夫。あと3週間で、最後の関門Defenseに臨み、博士号が授与される予定。

いつも英語で夫に助けてもらう私だが、この夫の博士号では、夫が学習に割く時間の三分一から四分の一くらい私も時間を割いてヘルプした。特に最後の博士論文では、夫のアドバイザーが細かなところまで目を通さない先生だったので、私がアドバイザー代わりといったらおこがましいが、研究方法やデーターの集め方を手ほどきし、夫の論文を添削し、文献探しを手伝い、APA Styleのフォーマットを整え、かなりの時間を割いた。コーディングも手伝った(信頼性のチェックのために)。これだけ手伝ったので、夫の博士論文の内容は、記憶にしっかり残っているし、ポスター発表も夫に代わってできるくらいだ。

研究があまり好きではない夫にとっては、ワクワクするどころかイライラする博士課程での勉強だったのが残念だが、やり始めたことを最後までやり遂げることができて、本当に良かったと思う。

 

 

 

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なぜか急にどら焼きが食べたくなる

2016-06-04 21:59:45 | シンプルライフに惹かれて

ドラえもんの大ファンのうちの子どもたち。

どら焼きが大好物なドラえもんということで、娘はいつの間にかどら焼きが好物の食べ物になったが、この田舎町のアメリカではどら焼きは手に入らない。日本で食べたどら焼きが美味しかったねといった話を娘としながら、私も急にどら焼きが食べたくなる。

いろいろ調べた結果、ホットケーキミックスでもできることを知り、試しに作ってみる。

あんこは作るのが面倒くさいので韓国マーケットで缶詰を買う。

http://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/450850a5db2962e69343eccd312eb68f.html

ふっくらしたパンケーキ型の焼きあがった生地に、あんこを入れ、それだけじゃなく滑らかさも欲しくなったのでホイップクリームを入れて、幸せ一杯。

 

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He's a Mexican

2016-06-03 22:45:24 | 映画・本・テレビなどを語る

トランプ氏の今日のインタビューで、トランプ大学の元受講生らに訴えられている件で、担当の連邦地裁のゴンザロ・クリエル判事について「Because He's a Mexican」と平然と言ってのけたことにおったまげてしまった。ちなみにゴンザロ・クリエル判事は親はメキシコの移民だが、本人は米国生まれ。

http://jp.wsj.com/articles/SB10513819889225894892604582105522741481072http://jp.wsj.com/articles/SB10513819889225894892604582105522741481072

また今日のカリフォルニアでの、トランプの黒人の支持者に対する”Look at my African American over here"という言葉とし、ここまで人種差別をあらわにすることに、タイムトラベルしたかのような錯覚だ。

しかしそういうトランプ氏をますます指示するアメリカ人の深層に、人種差別の根強い意識がいまだに流れていることを、移民である私はひしひしと感じる。ヨーロッパ白人も昔は移民であったことを忘れてはいけない。

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アメリカ大統領選挙をめぐる頭痛と絶望感

2016-06-02 19:38:08 | 映画・本・テレビなどを語る

昨年からニュースを見るのがますます億劫になった。

絶望を隠せないのが茶番劇を見ているようなトランプ氏にまつわる報道とトランプ氏自身の言動。

米国政府やメディアに不満の人々の代弁をするかのように、共和党支持層を中心にここまで指名力を知名度をあげてきた人だが、ここまでエゴが強く、もっとも大統領にふさわしくない人がその可能性を占めていることに絶望感を隠せない。

性差別、人種差別、宗教差別だけでなく、外交能力に危なっかしく、一言間違えると戦争になりかれないような爆弾的な存在であり、共和党のリーダーも含めて世界全ての人がここまで頭を悩ませるのは、ヒトラーに似た存在なのかもしれない。

それでも民主党のヒラリーやバーニーには絶対大統領になって欲しくないという人が、しぶしぶあるいは自ら進んでトランプ氏を支持する。私の義理母もその一人。そのことを巡って、オットと喧嘩になりかけたことがある。

アメリカ第一主義、帝国主義のメンタリティーはどうしてもなじめないが、日本も第二次世界大戦の前は帝国主義で、アジア諸国に対して犯した様々な罪科を思うと、人のことは言えないのかもしれない。

今日、共和党の下院委員長のライアン氏がしぶしぶトランプ氏をendorseすることになったと新聞記事に出ていたが、絶望感がますます高まる。

特に、昨日トランプ大学がいかにお金儲けで、詐欺に近い形で、人々からお金を徴収していたか、コンサルタントとして働いていた人たちが単にセールキャッチに長けていただけだったかということが暴露されていたことと、トランプ氏は自分は絶対変わるつもりはないとマスメディアに宣言していた様子を見て、こういう中、共和党の統一を目指して、ライアン氏もそういう行動に出たということが悲しい。

親たちは、アメリカの将来を担う幼い子どもたちに、この現象をどのように説明するのだろう。

 

 

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