キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

テーマにこだわるBirthday Party

2007-10-31 07:38:26 | アメリカ便り
今年の娘の誕生日は、お友達を招いてパーティをすることに!

 毎年、コドモたちの誕生日が近づくと、友達を招いての盛大なパーティにしたいか、家族だけのささやかなパーティにしたいか聞くのが、うちの恒例になってます。友達を招くと、その準備やパーティ費用だけで、かなりの金額が...。それで、友達と祝う場合には、家族からは小さなプレゼント、家族だけで祝う場合には、家族からは大きなプレゼント、とある時から決めてしまいました。

 私にとって一番の思い出の深いコドモのパーティは、息子のCurious George(いたずらこざる)をテーマにしたジャングル・パーティ。近くの公園で、おともだちを沢山招いて、サンドイッチや手作りカップケーキ、レモネードを出して、お祝いしたんです。ジャングルにちなんで、動物のお面をいろいろ用意して、探検ごっことかして楽しみました。このパーティには、招待したお友達がナントみんな集まってくれて、コドモだけで15人、おとなもいれると40人位のパーティになってしまいました(ひえっ!)。計画から実行まで、自分の結婚式とおんなじくらい疲れてしまいました(笑)

 コドモたちへのお持ち返りのお土産には、ジャングルがテーマだったので、紙袋をナップサック風に工作して、その中にバンソウコ、トレイルミックス、ジャングル動物のシール、ビーチボールなどを入れてみました。絵本の「エルマーの冒険」のナップサックみたいにしたかったんだけど、お話を知らないコドモたちばかりだったので、とりあえずなんでも思いつくものを(笑)。

 今年の娘の誕生日は、黒ネコのキキにちなんで、ネコ・パーティ。いろいろ案を出して、「チョコレート工場のパーティは?」「サーカスのパーティは?」「スパイごっこは?」と聞いてみたけど、やっぱりネコがいいんですって!!昨日、ネコの形の招待状を、娘と作ってみました。招待状の中に、お気に入りのネコのぬいぐるみを持ってきて参加してくださいって書きました。みんなでネコごっこして遊べたらいいんだけど、8,9歳のコドモたちにしてはちょっと幼いかな??

 お昼には、ネコの形のピザを出す予定なんです。うまく作れるかな?それから、Baskin Robbinsのプリザード・アイスクリームケーキ。あとは、ネコ関係の手芸をしたり、「キキ探し」競争をしたり,,,キキにとっては、ネコ迷惑かもしれないけど。

 またどうなったか、報告しますね。パーティの途中に迷子ネコのジジがひょこって表われたら、娘は大喜びだろうな~
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日本のお菓子のファンです!!

2007-10-28 06:57:50 | アメリカ便り
 日本の両親から、小包が届きました。

 チョコベビー
 ベビーラーメン
 ペンシルチョコレート
 いろいろな味のラムネ
 コーラーのガム、などなど

 私が子どもの時に食べたおやつと同じです。小さな箱に入っているお菓子、1粒ずつ、おすそわけしてもらいました。懐かしい味で、タイムスリップしたような気分!

 子どもたち、はしゃいで、ハロウィンの到来みたいに、おやつを眺めながら過ごしていました。普段アメリカのお菓子を全然食べない息子でも、日本のお菓子は嬉しいみたいです。

 喜んでおやつを食べてる子どもたちを見て、なんだか、ほっ....。うちでは、テレビを見せていないせいか、「誕生日に何欲しい?」「クリスマスには?」って言っても、[えっ?」という答えだけで、何も浮かんでこないみたいです。息子は、最近ではインターネットでいろいろ探していてはいるけど...

 高級な玩具より、庶民的なおやつを見て、目を輝かせてる子どもの顔を見て、私も和まされました。







 


 

 
 
 
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おったまげの小児科検診

2007-10-27 02:05:39 | アメリカ便り
 アメリカでは、特に年に1度のcheck-up(検診)となれば、20分位時間をかけて問診してくれます。特に、息子のような障害を持っている子どもの場合、その検査や治療方針なども含めて、1時間近く見てもらったこともありました。医療保険の高いアメリカならではの、メリットなんでしょうか??

 子どもの学校生活も落ち着いたので、今週、息子を小児科検診に連れていきました。いつものように、身長、体重、血圧、脈拍、視力を測って、それから内診。おもしろかったのが、自分の鼻を指先で指して、それからお医者さんの指に触れて、また自分の鼻に戻って、という反射神経のテストです。

 驚き仰天だったのが、息子へのながーい質問項目です。「得意な科目は?」「苦手な科目は?」「仲のいいお友達はだれ?」「ちゃんと栄養あるもの食べてる?」「夜はよく寝れる?」「好きなスポーツは?」ここまでは、今までの検診でも聞かれた質問です。

 ところが、だんだんプライバシーに踏み込んでいくような質問が....

先生「家のお手伝いしてる?どんなこと?」
息子「ベットメーキングとかしてるけど...」
先生「やんなかったら、どうなるの?」
息子「.......」 
先生「あっそうか、ちゃんとやってるんだね。やるとお金とかもらえるの?」
息子「お小遣いもらってるけど」
先生「お小遣い、何に使ってるの?」
息子「貯めてる....」(註 息子は、お小遣いや日本のおじいちゃんおばあちゃんからもらったお金を、けなげに大学資金のために貯めてます。現在貯金額は220ドルです)

先生「お家に銃ある?」(この質問にはびっくりしました。椅子から落ちそうになりました。オットがハンティングを始めてなくて良かったです)
息子「(笑いながら)ない」
先生「たばことか麻薬についてはどう?体にどういう影響あるかな」
息子「悪い」
先生「赤ちゃん、どうやって生まれるとかについては、どう?」
息子「えっ?うちには赤ちゃんはいないけど。。オムツ替えとか?」(質問の意図が、幸い分かっていない)
私「息子はまだ何も知らないんです。前住んでいた州では、子どもの性教育は小学校5年生から始まるんです。」(ショックで頭がクラクラ)
先生「そうか、この学区は早いからね(3年生)。じゃあ、お家の人にその話は任せることにして」

先生「大きくなったら、体が変化していくよね。どういう変化があると思う?」
息子「身長と体重が増える」
先生「それ以外には?」
息子「毛深くなる」(ここで、息子の把握度を理解した先生は、質問をやめてくれました)

 ともかく、オドロキ連続の問診でした。幸い、息子は「面白い先生」という認識で終わったみたいです。来月の小学校3年生の娘の検診では、どこまで聞かれるか心配です。












 
 
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スープの保温容器と大きなかぶ

2007-10-26 04:09:14 | アメリカ小学校事情
 最近、子どものお弁当に、キャンペルスープの保温容器にチキンヌードルのスープを入れて持たせています。アメリカでポピュラーなキャンペルというブランドの缶スープのラベルと同じデザインの保温容器。これが、意外と子どもに好評。やっぱり、冷たいお弁当を食べるより、あったかい方が美味しいよね。

 ところが娘がある朝、おもしろい話をしてくれました。以前私は、スープがこぼれないようにと、容器の蓋をあまりにも頑丈に閉めすぎたらしくて、娘は空けることができなかったらしいです。それで同じテープルに座っているお友達に容器を回して、開けれる子を探したんだけど、誰もいなかったんですって。そこで、カフェテリアの先生に開けてもらおうと思って、持っていったら、だめだったそうです。娘とカフェテリアの先生は、校長室を訪ね、なんと校長先生に頼んだそうです。それでも開かない、強情な蓋。最後に、校内管理人のおじさんにお願いしたら(きっとマッチョな人だったに違いない)、やっと開いたそう。「ママ、今度は閉めすぎないでね!」とお叱りの言葉が,,,,

 この話を聞いて、ロシア民話の「おおきなかぶ」を思い出しました。おじいさんとおばあさんが引っ張っても、大きなかぶは抜けなくて、孫娘や小動物まで次々と手伝いに駆り出されるというお話なんです。そして最後のおちは、ねずみが引っ張ったところで抜ける、というところです。

 娘のスープ容器を巡る一騒動も、物語になりそうなカンジ。権力のある校長先生にはできなくて、影の存在である校内管理のおじさんにできたっていうところが、いいですね。

 校内を走り回って、蓋を開けてくれる人を探しまくった娘には、ごくろうさまでした。そういう体験も楽しい思い出になるんじゃないかな~。

 
 
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スケジュール管理生活

2007-10-24 06:50:09 | アメリカ便り
 新しい地に引越しして、今までみたいに子どものスクールバスの送迎がなくなってしまったので(この学区では、家と学校の間が、徒歩で15-20分の距離では、サービスの対象外らしい)、子どもの送り迎えも私の仕事。朝、往復30分、午後、往復30分、計にして1時間の消費。まあ、子どもとコミュニケーションもとれるし、ジム通いの代わりになっていいんだけど。

 そうすると、私の仕事や家事の時間も、極端に減少。今までは朝の8時にスクールバスが迎えに来て、4時半に帰宅。この秋からは、私が子どもを送り迎え。そうすると、仕事や家事に費やせる時間は、8時45分から2時45分まで。合計にして、2時間の短縮。

 そういう事情もあって、時間捻出のために、どう工夫できるかが、今の大きな課題。私はもともと飽きっぽく、三日坊主の性格。それに加えて、インターネットの誘惑が・・・。日本語の活字が恋しくなるたびに、インターネットについ目がいってしまう私。

 博士論文に打ち込む十分な時間がないと落ち込む私に、院のアドバイザーは、「これからはパートタイムの仕事と思えばいいのよ。たとえば毎日2時間仕事をして、1時間休憩をとって、その後2時間仕事をするだけでも、違うのよ。」と励ましてくれる。彼女自身、3人の子育てをキャリアと平行しながらやってきた人だから、女性の立場で助言してもらえるのが嬉しい。「休憩はなるべく、体を動かすことを考えたらいいわね。洗濯物をたたむとか、庭の雑草とりでもいいわね」と、有り難い言葉。

 いろいろ考えて、まず手始めはMicrosoftのOutlookのTask(課題)メニューを使ってのスケジュールづくり。以前は、ベストセラーになってたStephen Covey のThe 7 Habits of Highly Effective People に出てくる週間スケジュール表をコピーして使っていたんだけど、本がいつのまにか迷子になってしまって....

 毎週日曜日の夜に、月曜日からやらなければいけないことをリスト書きして、という単純な使い方。それでも、1つ1つのことを、いつまでに仕上げたいか明確にすることで、1週間の使い方も充実しそうな予感。

 私の場合、博論だけでなく、子どもを専門家医に連れていったり、学校でミーティングがあったりといった用事も頻繁に入っているので、物忘れ防止には最適。さらに、家事も予定の中に繰り込むことで、家の中もそれとなく片付くから嬉しい。

 スケジュール管理生活、このままうまく継続できたらいいんだけどな。
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ヘンゼルとグレーテル作戦

2007-10-23 06:19:57 | アメリカ便り
 息子は、身長が高い割には体重が少なく、手足は棒のよう~。11歳なのに、7、8歳サイズのTシャツ着ても違和感のない細さ。私より食べてるのに、なんでこんなに細いんだろうね~。

 こういう息子を太らせようと始めたのが、ヘンゼルとグレーテル作戦。このおとぎ話は、お菓子の家で有名。小さい頃、絵本の挿絵を見ながら、おいしそうだなって、目を輝かせながら何時間も眺めていたっけ。そういうハハの息子もデザート好き!男の子だけど、アメリカの家庭に1冊は置いてあるという、Betty Crockerのお料理の本のお菓子のつくり方を見るのが趣味なんです。これ作って、あれ作ってと、注文の多い子~。 

 そういう息子に、デザートをしっかり食べさせるようにしたら、最近少し血色がよくなったような・・・。こころなしか、お肉がバランスよく、ついてきたのです。

 大きくスライスしたキャロットケーキにアイスクリーム。アップルパイにアイスクリーム、クレープの中にアイスクリーム(なぜか全てのデザートにはアイスをつけてしまう私)という食後のデザートを、みるみるうちにたいらげてしまう頼もしい息子。日中甘いものを頻繁につまみ食いしている私と違って、学校に通っている息子にとっては、この時間が唯一、スイートと出会うココロなごむ時間なのです。

こういう生活を続けたせいか、今日、年に1回の定期健診に連れて行ってたら、健康の丸印をもらって、息子も嬉しそう。身長・体重ともに75パーセンタイルだそうで、大きい子に育ってくれました。ちなみに身長は11歳の今現在で150センチ。来年か再来年あたりに、追い越されそうな予感・・・・健康はありがたいことです。
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アメリカで安く外食する方法

2007-10-22 08:43:08 | シンプルライフに惹かれて
子育て真っ最中の家計のお助けは、レストランのKids Eat Freeのサービス。お客さんの出入りの少ない日曜日から火曜日あたりをねらって、お子様メニューがただになったり、半額や1ドルになったり。私は普段から、どのレストランがどの日に、子どもメニューが安くまたはただになるか、チェックを入れて、外食はなるべくその日に重なるように計画。

 たとえば、今日ランチを食べたメキシカンレストランでは、サービスディで、お子様メニューが1品、1ドル50セント。娘はチーズバーガーとフライドポテトのセット。息子はトルティャの間にチーズを挟んで焼いたカサディャのメインデッシュに、メキシカンライスとフライドビーンズのセット。そして食後にアイスがついてくるのが、うれしい~。

 それから役に立つのは、新聞の広告にたまについてくるレストランの割引クーポン。Buy one get one free。1品買うと、その料金でもう1品注文できて、節約度、約50%になって、頼もしい味方。そのクーポン欲しさに、日曜日の新聞をわざわざ買うことも・・・

 大都市に住む人なら、Entertainment Bookを購入すると、各種レストランやレジャー施設のクーポンが一冊の本になってお買い得。以前、友達がこの本を私の誕生祝いにプレゼントしてくれて、これを抱えながら、いろいろなレストラン巡りをしたっけ。ただ結果として、外食し過ぎる可能性があるので、体重は増えお金が減ることもあるので、注意が必要かな?

 一番の安上がりは、オットと1品注文して二人で分けるという方法。これは、アメリカで出版されている、シンプルな生活の過ごし方をテーマにしたいろいろな本にもしばしば登場。アメリカ旅行した人なら経験あると思うんだけど、基本的にレストランの1品の量が多くて、殆ど1人で食べきれないのが現状。そういう食べ物の無駄をなくさないためにも(環境保護のためにも、そして肥満になって病気にならないためにも)、二人で分けて腹8分に治めるのがスマートなやり方だそう。その分、節約したお金は、チャリティなどに寄付することで、飢餓などで苦しんでいる世界の子どもたちを救うことになる、という説得力のある説明。
 
 私たちは、基本的には外食をなるべく避けて、美味しいものは手作りで、という心がけ。でもこれは、アメリカに住んでいるから、そうできるわけで、日本に帰るとおいしいレストランの誘惑と戦うのが大変かも~。半分アメリカ人の、うちのコドモたちでさえも、日本に里帰りした時に食べたいもの、行きたいレストランを今から楽しみにしているくらいなんです。どうしよう~!!
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ごみ出しウォッチング

2007-10-20 03:39:05 | アメリカ便り
 ワシントン州に引越ししての一番大きなカルチャーショックは、なんと、ごみの出し方。今まで住んでいたどの州よりも、環境保護に燃えている州らしく、ごみ収集の規定も細かく厳しいんです。

 まず、普通のごみは、それぞれの家が責任を持って外に置くごみの缶の大きさを決めるところから始まるのです。大きさも4種類ほどあって、そのサイズによって、毎月取られるお金も決まってきます。えっ、ごみの収集にお金を取られるなんて?というのが無知な私の第一印象です。

 引越しの最初の1ヶ月は捨てるごみも多くて、缶の中にとてもじゃないけど、入りきらなかったなあ~。そういう時はどうしたらいいんですか、って電話で問い合わせると、ポリ袋1枚につき、3ドルの別途料金で回収してもらえるとのこと。ひえっ、アメリカにしては高い!そして隣の人によると、ごみがおさまりきらず、缶の蓋があいてたら、追加料金を取られるよっていう信じられない話。せこい私はなるべくごみがかさ張らないように、1つ1つの袋の中にごみを体重をかけてぎゅって押し込みました。こんなことしたの生まれて初めて(笑)。

 リサイクルも、とてもややこしくて、ごみ分別のリストを見ながら勉強しました(笑)。3つの色別の入れ物をもらえて、それに分けて出すそうなんです。日本では当たり前になっているけど、アメリカで長年暮らしていると、そういう感覚がつい鈍ってしまって・・・まず試しに自分でリストを見ながら分別して、家の前に出したら、なんと、回収してもらえなかったんです。何かが間違っていたんだろうな~。隣人いわく、リサイクルは厳しくて、少しでも違ってたら、回収してもらえないんだって。どこが違うのか教えてくれてもいいのに、と最初は落ち込みました。

 それから、私のごみ出しウォッチングが始まりました。朝子どもの登校につきあっている時に、他の人がどういうごみを、どの入れ物にどういう風に出しているかを観察し続けました。ずいぶん、いろいろな家がありました。規定と違うぞ、なんてチェックを入れたりしながら(笑)。この家は缶ビール好きなんだな・・・とか。怪しい変なおばさんに思われたかも。そしてその甲斐あって、やっと私のリサイクルごみを回収してくれるようになったんです。

 なんで、こんなことに自分のエネルギーを使わなきゃいけなんだろう、という気持ちも反面ありましたが。。。めでたしです。

 
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ジジの失踪から1ヶ月半

2007-10-18 01:44:15 | アメリカ便り
ネコのジジが失踪してしまってから、もはや1ヶ月半。やっぱり、カヨーテーに食べられてしまったのかな?オットは、一撃だったら、苦しむこともなく、死んでしまったから大丈夫!って言って慰めてくれるけど。別のオットの空想話では、ジジはフレンドリーなネコだから、誰かが見つけてペットにされてしまったという展開。でも、名犬ラッシー・シリーズの映画のように、クリスマスの日に帰ってくれたら、なんてココロのどこかで期待を抱いている私たち。

 時折、お店でネコのカレンダーや写真集を眺めて、ジジにそっくりなネコを見つけて、娘と喜びあっている私。ジジは去年、娘のクリスマスプレゼントとして、家族の仲間入り。それを悟ってか、もらわれてきた最初の日から、娘のベットの上でちょこんと横になって、夜を過ごしたり、昼寝したり。そういうジジの姿を私たち家族はいとしく眺めてたのです。

 ジジがいなくなってから、相棒の黒ネコのキキは、じゃれる相手がいなくなったので、私をネコと思い始めたみたいです。階段を走って降りたら、突然後ろから、たったか一目散に走ってきて、足にかみつくキキ。ソファーの陰でひっそり私をねらっているキキ。こわ~い!!キキが怖くなってきた。どうしよう~。

 夜はごろごろいいながら、私のベッドにのって甘えてくるキキ。最初は私の顔や腕をぺろぺろなめてくるんだけど、そのうちに、がぶり!!!そういうこともあって、キキが近づいてくると、硬直してしまう私。

 フシギなことに、オットや子どもたちは、キキのターゲットからなぜか外れてしまって私だけ。甘えてくるのも、攻撃してくるのも、私だけ。娘いわく、ママは黒い髪の毛してるから、キキは別の黒ネコだって思ってるんだよ~という、腑に落ちない説明。

 そういうこともあって、もう1匹ネコを飼おうか?なんて思案しているんだけど・・・
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孫から学びました

2007-10-17 20:20:29 | 自閉症アメリカ教育事情
読書の秋ですね。
孫の自閉症を知ったときから私の読書の分野が広がりました。
11冊の読書ノートから抜粋した関連の本です。
教えられ、励まされた本に感謝です。

「合言葉はノー・プロブレム」阿部よしこ著
 (自閉症の子らカナディアン・ロッキーへ)
「わが子ノア」ジョシュ・クリーンフェルド著・米谷ふみ子訳
 (自閉症児を育てた父の手記)
「過越しの祭」米谷ふみ子著
「自閉症だったわたしへ」ドナウイリアムス著
            河野万里子著
「わたしは息子から世界を学んだ」桐生由美子著
おばあちゃんの孫育ち」門野晴子著
関連の本を探していらっしゃる方の参考になればうれしいです。

最近読んだ本で心に残ったことばを書き添えます。
 「障害を持っている人は私が受け取ったかもしれない障害の遺伝子を私に代わって受け取ってくれた人です。障害を持った人が快適にすごせるように私たちはできるかぎりのことをしなければならないと思うのです」(柳澤桂子いのちのことばより)
 
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IEP と心理学者との面談

2007-10-16 04:50:06 | 自閉症アメリカ教育事情
 先週は、引越し先の新しい学校で、息子のIEP(個別教育計画)のミーティング。

 IEP はほぼ年に1度の割合で行われているが、親がリクエストしたり、学校側が必要と判断した場合は、臨時で召集してもらうことも可能。息子の場合、私たち以外には、担任教員、特殊教育教員、言語療法士、カウンセラー、そして校長か教頭が加わるが、時には、地区の自閉症専門家やケースワーカーなどの人に頼んで参加してもらったこともある。

 引越しの多い私たちは、これまでいろいろな学校でIEPを経験してきたが、今回はちょっとオドロキ。スタッフの間がギクシャクしていると言おうか、意見が相反して、親としてどう意見を出していったらいいのか、今回は迷ってしまった。自分の子どもの利益を優先するのが親の義務であるが、後からオットと首をかしげて、なんだったんだろうね~?と腑に落ちないような感触。

 その次の日は、息子を連れて心理学者のところへ。前に住んでいた地域には、自閉症専門のクリニックやリサーチセンターがあったが、そういう機関のない小さい町では、まず専門家探しから開始。

 この日のアポですごく気になったのが、息子の多動な振る舞い。小さかった頃はそんなに目立たなかったが、体が大きくなるにつれ、その行動の場違いさを目のあたりに見せられてしまう。

 心理学者の先生の部屋に入るなりに、飾ってあるものに触りだしたり、ソファーのあちこちに座ったり。しばらくすると、その先生の隣に突然座りだし、親の私をはらはらさせてしまう。

 こういう新しい場所に行ったり、新しい人に出会うのが嬉しいらしいが、体が必要以上に反応してしまうみたいで、飛び跳ねているような応答の仕方。訓練次第で改善されるんだろうかと不安になってしまう。

 人の目が気になってしまう、私の受け入れの器が小さいからなのかも。傍目では、障害児に見えない息子は、「お行儀の悪い子」に見られてしまう。同時に、私たち親は、「しつけのできない親」に見られる。これは、軽度の障害児を抱える親たちの共通の悩み。以前、子どもの服に、「ボクは自閉症です」というような内容のラベルを貼るといった対処の仕方を聞いたことがある。しかし息子は、障害児に見られたくないので、これがまた、事をややこしくしてしまう。

 一人立ちさせたい、というのが私とオットの息子への願いであるが、それに向けての道のりが、まだまだ長いというのが実感。
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チョコレートを愛するアメリカ人

2007-10-13 06:35:06 | アメリカ便り
 Death by Chocolate (チョコレートによる死)っていう名前のアイスクリーム!なんて衝撃的なの??っと思って、思わず買ってしまった私。3ドルもしない安売りで買ったアイスだったけど、ダークチョコレート系にアーモンドとトリッフが入っていて、美味しい!!

 こういう名前に時々出会って、びっくり!たとえば、Devil's chocolate cake(悪魔のチョコレートケーキ)は、よく知られたカロリーたっぷりのデザート。「死」とか「悪魔」とか、日本の商品名についてたら、「縁起悪い」って売れないだろうな~。

 アメリカ人に人気のあるギフトとして、数年前からもてはやされているのは、チョコレート・ファウンテン。パーティとかで、流れるチョコレートの噴水に、いろいろなフルーツとかミニケーキなどをディップして食べるもの。チョコレートのフォンデュなのかな?チョコレートが好きな人には、夢があって嬉しいよね~。でも家庭に送るギフトとして、そういうものが売れているなんて、アメリカらしい。パーティ好きの家庭には、お勧めなのかな?

 
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再び授業に向けて

2007-10-12 06:48:32 | アメリカの大学で教える
 今日は1月から教える春学期の授業の打ち合わせに、久々にキャンパスへ。

 この授業は、自分の専門分野とは少しずれた科目なので、正直いって受け持つのは、不安~。人数もアメリカで受け持つ授業では、一番規模が大きくて、100人近く受講生がいるそう~!修士課程の院生のTA(Teaching Assistant)を、運が良かったらつけてもらえるかもしれないそうだけど・・・自分自身がまた院生の身分なので、アシスタントをつけてもらうなんて、おこがましい気持ち。

 そんな私の不安を少し和らげてくれたのが、今日のミーティング。学科長が、このコースを過去に教えたことのあるインストラクターの人を3人紹介して下さって、そのうちの2人と初めて顔合わせ。シラバス、テスト問題、講義資料のpowerpointまで全部親切にコピーして下さって、1から自分で準備することを思えば、夢のような話。

 日本の短大や大学で授業を担当していた時と比べて、アメリカでの授業準備には莫大に時間がかかってしまう。もちろん、英語力の足りなさがかなり関わってくるんだけど....どちらかと言えば受身の日本人の学生と比べて、アメリカの学生は、とことん突っ込んでくる。レポート課題に対して、「なんで、これA-なんですか?私は完璧だったと思ったのに!」なんて、付けた点数や評価にクレームがつくこともある。そういうこともあるので、前もって採点表や採点基準をしっかり作成して、説明しておかないと、後が大変!また提出課題に対するフィードバックは、できるだけ的を得た具体的、建設的なアドバイスを心がけないと、こちらの能力が疑われてしまう。さらに、試験の数週間前には、スタディガイドを作ってあげて、どういうことを勉強したらいいかという手ほどき。こういうことは、日本では考えもしなかったこと。

 まあ、こういったことは、自分の勉強にもなって、プラスにはなるんだけど~。時間の管理が難しくって!家族の世話と博士論文の両立だけでも、パニックになっている私には、とてもアメリカで一人前に仕事していくなんて、不可能なワザのように感じる毎日です。

 



 


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「妹、売ります!」

2007-10-10 04:54:45 | 自閉症アメリカ教育事情
 


 Sister 4(for) Sale、日本語に直すと、「妹売ります~」。

 これは、息子のお気に入りのTシャツの1つ。お店には、これ以外にも、「兄貴、売ります」とか「ボクの犬が宿題食べたんです」っていうような、兄弟げんかや言い訳の種になるようなジョークのシャツが売っているのです。

 イラストの妹のびっくりしている姿がまたウケるらしくて、どこに着ていっても、みんなに「I love your shirt!」ってホメられるのです。娘はかんかんに怒ってるけど~。

 みんなにcool(かっこいい!)って言われてみたい年頃の息子。以前は、自閉症の息子がそんなこと思ってるなんて、気づかずにいたんだけど・・成長するにつれ、そういう複雑な思いが入り混じってくるのかな?だんだん親の評価より、友達の評価が気になる年頃。うまく思春期を迎えてくれますように~。
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リンゴ拾いのたたり??

2007-10-09 04:53:48 | アメリカ便り
 リンゴに目のないオットは、お昼過ぎにまたリンゴを拾いにでかけました。今度は、リンゴの木をゆさゆさ揺すって、リンゴ落とし(笑)。スーパーの袋に3つ、数にして100個ばかり袋に詰めて、帰ってきたオットは嬉しそう!小さい頃、ハンティング(狩猟)やフィッシィング(釣り)などのアウトドアをして育ってきたオットは、こうやって果物なりとも「外から取ってくる」っていう感覚が嬉しいのかな?

 ところが、欲張りすぎてバチがあたったのか、むいた多量のリンゴの皮をディスポーザー (流しに取り付けて野菜ごみなどを粉砕して流す器具)に詰まらせてしまって、壊してしまったのです。おまけに、食器洗い機まで壊れてしまって、どうしよう??オットは、自分で直すって言い張るんだけど、不安な私~

 話は変わるけど、またハンティングを始めたい!っていうオット。友達にいろいろ声を掛けてもらってるそうなんですけど。銃が家にあるなんて思うだけで、私なんか心配で、夜も眠れないような気がするのです。しかも、カワイイ動物や鳥を殺すなんて!!なんで??うーん、こればかりは、譲れないような気がするんだけど。やっぱり育った環境の違いなのかな~??
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