キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

娘、彼と別れる

2013-03-28 18:17:39 | アメリカ中学校事情

ここ数ヶ月、心が冷めてきた(というかもとから冷めていたのかもしれない)娘の様子に、M君は「ボクのこと好き?」とメッセージを送ってきたのが、別れの兆し。

とうとう「別れたい」とお互いが思っているということが友だちを通して発覚し、別れることに決めたらしい。

つきあうきっかけも友だちがつくってくれたというのもなんだか不思議な話。

娘は、M君にもらった手紙をその晩全て捨ててしまったそうで、クリスマスにもらったプチハートのネックレスも「返す」と言い張った娘を引き止めた私。

「次の彼女にあげるんじゃないの?」との娘に、「返したら傷つくからやめなさい」とのアドバイス。

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次の日、娘いわく

学校で、40人くらいの人から「別れたんだって?」って尋ねられたらしい。ニュースが広まるのはさすが早い。

とは言っても、グループで行動することばかりでデートの一つもしたことはなかったんですけど。。。

娘には既に、もう好きな人がいるみたいです。

 

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父親の不安

2013-03-04 15:23:48 | アメリカ中学校事情

年頃に差し掛かり、だんだんまぶしくなってくる娘の容貌を見ながら、不安を隠せない夫。

「小さい頃は、こんなにビューティフルでどうなるんだろうかって思ったけど、ますます心配になってきたなぁ」と子どもをベタ褒めするのは、さすがアメリカの父親。

娘の今の彼氏のM君はとても奥手でウブなので、このままM君と結婚して欲しいとオットは思っているらしい。

高校に入ったら、もっと心配の種が増えそう~

(この写真は、小学校低学年の頃の娘。あどけないこの頃が懐かしい)

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サイエンスフェアで賞をもらう

2013-02-21 12:44:56 | アメリカ中学校事情

 先日行われたサイエンスフェア。中学生の娘は、化学部門で4等賞をもらってきました。

使用済みの油(4種類)をいかにリサイクルするかという地球に優しい研究です。

もらったメダルです。

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客室乗務員をイメージされる娘

2013-02-21 09:09:35 | アメリカ中学校事情

娘は最近、クラスの男の子たちから「フライトアテンダント」(客室乗務員)をイメージすると言われているそうです。

どちらかと言うと背も高く、くだけない服装を着て(アメリカでよくみかける肌を露出する服装は絶対着ない)、はきはきしていて、姉御肌の娘はそういう風に見られるんでしょうか。

おもしろいですねぇ。

 

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バレンタイン・ディーの続きーその2

2013-02-16 21:00:13 | アメリカ中学校事情

数週間前、娘のボーイフレンドのM君、アカデミー高校からの合格の通知が来ました!

M君も娘も、数ヶ月前に受けた全米共通試験ACT Exploreでは、総合成績98パーセンタイルだったんですが、学科の中でM君が一番良かった成績はサイエンスで娘は英語。娘は、サイエンスの点数が悪かったので、やっぱりAcademy of Science and Technology高校の進学には、無理があったのかもしれないです。

娘は、今回のサイエンスの得点にかなりショックを受けたらしく、将来の職業を理系から文系に変えようかと言っております。といっても、中学のこの段階で、将来どんな仕事につきたいか、なかなか分からないですよねぇ。

M君は、エンジニアになりたいそうです。

娘のこれまでの夢をたどってみると

  • 獣医
  • 臨床心理士
  • 医者
  • 台本作家
  • 海洋生物学者
  • 音楽家
  • 学校の先生

なりたい仕事がどんどん変わるというのは、やってみたいことがたくさんあって幸せなのかもしれないです。

 

 

 

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その後のバレンタイン

2013-02-15 14:45:23 | アメリカ中学校事情

娘は、ボーイフレンドのM君より、バラの花一輪、Trader Joe'sの板チョコ4枚、カードをプレゼントにもらってきました。

カードには、娘と初めて会話した時のこと、その時すぐ恋におちて、まさか両思いになれるなんて思ってなかったこと、付き合い始めてから、ますます娘が自分にとって大切な人になった、というような誠実な思いがつづってありました。

その純真さになんだかこちらまでも嬉しくなってしまったバレンタインディでした。

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娘の初めてのバレンタイン

2013-02-13 21:08:39 | アメリカ中学校事情

とはいっても、結局準備したのがハハオヤの私。

お店で可愛いバレンタイン用のバックと中に入れるティッシュを買い...

ストロベリーにコーティングするチョコレートを作り(娘は、ストロベリーをチョコレートにディップするのを手伝ってくれましたが....

チョコレートクッキーの生地を作り、焼いたのも私。娘は、デコレーション役 (写真はイマイチだけど、実際の味はなかなりいけます。スターバックス製のココアをたっぷり入れて作りました)。

この"I love you dear"は、私がオットに渡すためにと、デコレーションしてくれたものです。娘のメッセージは秘密なので、ブログに載せないことにしました。

人気アニメ「君に届け」の主人公の爽子ちゃんみたいに、自分で幾種類のチョコレートを作り、本命だけでなく、友だちや家族に配る、そんなわけにはなかなかいきませんよね。アメリカの女の子たちは、あまり手作りしないみたいです。まあ、自分でクッキーを飾りつけし、手作りのカードを作っただけでも、娘にとっては上等かな?

 

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ユニークな幾何学クラスのプロジェクト

2013-01-28 08:20:44 | アメリカ中学校事情

中学の娘の幾何学プロジェクト

今回のプロジェクトは、Google Sketchを使って、家と庭をデザインし、その表面積と体積を計算するというもの。

10種類以上の様々な立体(円柱、円錐、角柱、角錐、球)を取り込んで、ドアや窓なども付け加えて創造するというのが条件だが、なかなかの苦労。

娘はらせん状の階段、グリーンハウスと家と接続する廊下、5面形のプールなどを考えてデザインに取り込み、青と茶を基調にペイント。

実際の計算をするのにもずいぶん時間がかかっていたが、このような建築デザイン学のまねごとをプロジェクトでするなんて、アメリカの学校はやはり面白い。

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レジリアンスの発音

2013-01-26 19:40:38 | アメリカ中学校事情

昨日娘から聞いた恥ずかしい話。

「困難なことがあってもめげずに、突き進んでいくレジリアンスがあるのは凄いことだよ」と娘を褒めたのが数週間前。彼女の記憶に残ったらしくその数日後の英語の時間の「自分の性格について書く」という課題で、「私はレジリアンスがあります」という前提で作文を書いたらしい。

ところが私の「レジリアンス」の発音が悪かったらしく、娘はへんてこなスペルでレジリアンス書いたらしく、先生はなんのことかと思ったらしい。

 

穴があったら入りたいくらい、はずかしいです。

こういうカタカナ化してしまっている英語の発音に間違いが多くなってしまうんですねぇ。

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娘のレジリアンス

2013-01-14 06:49:01 | アメリカ中学校事情

重い気持ちで週末を迎える。

娘の方は、おそらく面接に呼ばれないだろうと分かってから、誰にも言われることなく、少しずつ気持ちの切り替えを始める。

金曜日の夜。まずは、アカデミー高校に行かないことで、どういう利点があるのかをリストにして、書き出してみる。

  • マーチングバンドに熱を入れる
  • 生徒会に入る
  • アドバンスクラス(PreAP, AP classes)を全て受講する
  • 日本文化クラブに入る
  • 医療科学クラブに入る

高校のウェブサイトを見ながら、どういうクラブがあるのかを調べて、既に高校生である兄に質問しながら、自分がやってみたいことを思いつらねる。アカデミー高校は、サイエンスフェア、インターンシップ、研究大会などで忙しいスケジュールなので、それがない分余裕ができる時間に自分が何をやりたいのかを考えてみたのだろう。

娘のレジリアンス(困難からの回復能力、弾力性)に、心から拍手を送る。このような柔軟性と強さは、娘に与えられた賜物、あるいは育くんできた素質ともいえるのかもしれない。 

しかし、土曜日にフェイスブックで、自分が知っているある女の子が面接に呼ばれたことを知り、かなりショックを受ける。娘の話によると、その子は娘より2学年下の数学のクラスを受講し、いつも宿題を忘れる子らしい。いったいどういう基準で面接者を決めるのか、親としてもかなりショックを受け、混乱したが、娘は涙しながらも少しずつ立ち直る。

日曜日にはいつも通っているチャーチで、思い煩わずに神様の導きを信じることをオットとともに改めて教えられる。理由の分からないことが起こる時、それをいつまでも根にもって、苦い気持ちで過ごすのか、それを乗り切って前に進むのかは私たちに与えられた選択である。しかし、どのように決定がなされたのか不思議なので、高校に連絡して問い合わせてみようと思う。

不合格になったり、不採択になるというのは、自分があるいは自分の能力が否定されるという辛い経験だ。付け加えになったのかは分からないが、私自身ジャーナルが不採択に何度もなり、それらを何回か投稿してようやく掲載されたこと、また賞をもらったことなど、挫折がよりよいものを生産する経験につながるということを娘に伝える。 

日曜日の夜、娘に「明日学校で大丈夫?」と尋ねると、「私よりももっと辛い経験をしている人がいるから、こういうことくらいで、落ち込んでいることを皆に知られたくない」という。その健気さには脱帽するが、あまり気持ちを押し込めるのも、精神衛生上よくないということを親として心配する。娘なりに、どういう方向性で自分の問題を対処すべきかということをしっかり把握し、それに向かって考えや感情を修正しようとしているのだろうと思う。

親の私ができないことを、娘がやり遂げていることに感動する。子から教えられる。

 

 

 

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トラウマな一日

2013-01-11 14:29:28 | アメリカ中学校事情

昨日と今日は、トラウマな一日だった。

娘が受験したアカデミー高校の面接を来週の月曜日と火曜日に控え、学校から連絡がくるかと毎日心配しながら待っていたが、何も連絡なし。

昨日の夕方、娘のボーイフレンドのMくんのおかあさんが待ち切れずに学校に電話したそうで、「面接によんでもらえる」との快報。Mくんはうれしさのあまりすぐ娘にそれを伝えたところ、娘はかなり落ち込んでしまう。

娘とMくんの友だちのDくんとAくんもその後、学校から電話連絡をもらい、皆フェイスブックで情報交換。電話の前で待ちかねている娘はだんだん不安になり、涙ぐむ。

娘は、ずうずうしいと思うが自分が面接に呼ばれ、M君が呼ばれないというシナリオを予測していたらしいが、逆だったので心の準備ができていなかったらしい。この様子だとおそらくだめじゃないかと予測し、娘も私もストレスと落胆で眠れない夜を過ごす。

次の朝、夫がアカデミー高校に電話で尋ねてみると「面接者のリストは手元にありません。電話での通知、まだ終わってません」との事務的な連絡。週末。結果がわからないまま過ごすのは、娘にかわいそうだと思い、今度は私が電話すると、「面接者のリストは教えられません。週末までに連絡がいく予定ですから」との曖昧な答え。「今日、電話をもらえなかったら面接に呼んでもらえないということですか?」と尋ねると、分かりませんとの答え。一斉に結果が伝えられないというのは、子どもたちには酷なことだとオットとぼやく。

私は普段は、ストレスでも眠れる方だが、昨日は娘の落胆を思い眠れず苦しい夜を過ごす。

夫が、送ってくれた「荒野の泉」のデボーション。

http://www.crosswalk.com/devotionals/desert/

God does not comfort us to make us comfortable, but to make us comforters.
--Dr. Jowett

中でも、「神様は、私たちに慰めを与えてくれるために慰めるのではなく、私たちが慰めの人となるために慰めてくださる」という言葉が身にこたえる。

夫の仕事探しの時もそうだったが、結果が分からない、ただ待つというのは心が張り裂けそうな思いをすることがある。神様が一番いい道を用意してくださっているとは分かっていても、腑に落ちない結果が出ることがあり、それを仕方なく受け入れる自分を意識する。日本の子どもたちは、高校や大学受験を頻繁に経験し、どんなに重荷になっているかと思いをめぐらす。

おそらく好ましい結果はでないだろうが、娘にとってもっともいい道を神様が選んでくださっているのだと信じたい。

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むつかしすぎる課題

2012-12-14 10:35:52 | アメリカ中学校事情

娘の幾何学のクラスの期末プロジェクト。

自分に課された数学者について研究を行い、プレゼンテーションのボードを作成し、クラスの前で発表するというもの。

その数学者なんですが、オリヴァー・ヘヴィサイド。

数学者だけでなく、電子技師、物理学者のようですね。彼の功績を文献で調べ、その方式について説明するというのはいや不可能に近い課題でした。

娘に、ベクトル解析について分かりやすく説明して欲しい、と言われても理系を進まなかった私には、ちんぷんかんぷん。ネットでいろいろ調べて、資料を読み、それでも理解できないというこの苦しみ。

エンジニアの親、とかだったら、喜んでこういうプロジェクトを手伝ってあげたでしょうが、オットも私も文系。しかもオットは方程式も解けないレベルなので、理数関係の子どもの宿題は私の責任範囲。息子の「化学」の宿題も、オットは高校で化学を受講しなかったというので、やっぱり私の仕事。 

はぁ。。。やっとどうにかプレゼンテーションのボードを娘と一緒に作成し、娘は学校に持っていきました。

それにしても、ちょっとこの課題、むつかしすぎると思うんですけど。。。

 

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中学生で模擬就職面接の練習

2012-12-10 11:53:14 | アメリカ中学校事情

今学期、中学生の娘が受講しているのが、コミュニケーションのクラス。

これは、高校の単位として認定されるらしいが、中学でも受講できるらしい。

子どもの絵本を読み聞かせしたり、自己紹介をする、という初歩的なものから、模擬就職面接という高度なテクニックを要する課題もあり、なかなか面白い。

先週、娘は生まれて初めて模擬就職試験を受ける。生徒の親たちがボランティアとして面接者になり、生徒たちは作成した履歴書を片手に参加。

娘が就職を希望したのは、米国の大手の本屋さん Barnes and Noble。質問の例としては、

ーあなたの長所と短所を説明してください。

ーなぜここに就職を希望しているのですか。他にも志願者がいる中で、なぜ私たちはあなたを採用すべきですか。

ー今まで困難に出会った経験、またそれをどう乗り越えたかを説明してください。

なかなか大人でも答えるのが難しい質問。

何度か家で面接の練習をし、本番には私のスーツを着て、学校に登校。

こういう自己省察かつ社会勉強になるようなプロジェクトは大歓迎~。

 

 

 

 

 

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娘の中学のウィンターコンサート

2012-12-05 14:46:24 | アメリカ中学校事情

そろそろ学期末。娘の中学は、ウィンターコンサートでした。

サンタ帽をかぶっている子の後ろでフレンチホルンを演奏しているのが娘です。

First Chairということだったので舞台の手前に座り、客席から様子がよく見えました。

クリスマス、冬シーズンを十分に楽しめる、演奏会でした。

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娘と一緒にアドベントカレンダーを作る

2012-11-25 23:00:52 | アメリカ中学校事情

感謝祭も終わり、今日の午後はクリスマスの飾りつけです。

娘がはりきって、クリスマス音楽をバックグラウンドミュージックにしながら居間と階段を飾ってくれました。

といっても、飽きっぽい娘は途中でやめてしまい、後は私にバトンタッチです。居間に散乱する飾りを見ながら、ため息。

夜は、娘とpinterestに紹介されていたクラフトを作ってみました。クリスマスのアドベントカレンダーなんですが、木製の洗濯ばさみをペイントしたり、リボンで飾りつけしてできる手軽さが良かったです。日は、ホントはステンシルなのですが、時間がなかったのでマジックペンで書きました。 娘が数字の下書き、私はそれをマーカーで跡繰りします。

 

クリスマスまでの約一ヶ月、毎日1つずつ包みを開いて小さなプレゼントを開けるのですが、そんなにたくさんプレゼントを買うのも大変なので、3日置きくらいでやってみたいと思います。お菓子を包んだり、マニキュアを包んだりと、中身を考えるのも楽しい!

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