キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

15才の娘をリサーチアシスタントに雇う

2014-06-30 17:49:27 | アメリカ高校生活

リサーチアシスタントをしてくれたキャロラインが故郷のニューヨークに帰ってしまい、私の仕事量は増えるばかり。

本当は、ライス大学の学生が夏休みにアシスタントとして働いてくれる予定だったが、別のリサーチプロジェクトの方が自分の分野に近いということで、他に移ってしまう。

質問紙の集計、データーの入力、にとうとう娘を雇うことを考えた。アメリカではアルバイトの条件は16歳以上のことが多く、暇にしている娘に何か仕事をさせようということと、心理学に興味を持ってもらえたらという親の願い。

データーの入力は、1人が行いもう一人が確認するべきだというのが、私のスポンサーの意見。ということで、娘が入力し私が確認。コンピューターで集計計算してくれる質問紙もあるが、その場合は自動的に2度入力するしくみになっている。

娘は飽きずにやってくれるだろうか。

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商工会議所での初インターン経験

2014-06-30 17:37:08 | アメリカ高校生活

この夏17歳の息子は、商工会議所でサマーインターンとして2週間の体験。

お給料をもらえるわけではないが、事務所でメールの整理のアシスタント、寄付のお願いの電話を入れたりなど、さまざまな内容の仕事をしているらしい。高校の時から社会人体験ができるのはすごいことだと改めてアメリカの良さを実感。

初日ニコニコ顔で帰ってきた息子に理由を聞くと、毎日地域のレストランやファストフードレストランで食事をさせてもらえるそう。普段、そんなに簡単に外食させていないので、無料で食事を食べさせてもらえるのが嬉しいらしい。

二日目には、地域のライオンズクラブのランチ会にも出席させてもらったらしい。またある日は、ホテルを会場に集団面接を経験したとか。

高機能自閉症ということで、普通と同じように仕事に出しても大丈夫かと心配したが、外から見る限りはそつなくこなしているようなので安堵感。

 

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マスキングテープでデコレーション!

2014-06-25 11:08:59 | シンプルライフに惹かれて

Elle Decorのホームページに紹介されていた日本のマスキングテープを使ったデコレーションのいろいろ。

http://www.elledecor.com/design-decorate/ideas/washi-tape-decor-ideas-housebeautiful

パーティーやおもてなし用のお皿にも利用できる。

白い食器があれば、便利なことが分かる。

昨日ヒューストンのチャイナタウンの100円ショップに行ってきたが、そこでマスキングテープを買えば良かった、と後悔。

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日本にあるネコの町

2014-06-23 20:15:06 | ネコ便り

日本にこんなに放し飼いの猫がいて、住民の人たちが世話をしている町(島?)があることを知る。宮城にあるらしい。

http://www.kirainet.com/la-isla-de-los-gatos/

海辺まで近寄って魚を食べているのだろうか。ネコたちは自由に生きて幸せそうに見えるが、本当のところは?

 

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ボク、自閉症の顔しているの?

2014-06-22 23:25:32 | 自閉症アメリカ教育事情

1週間の教会のユースキャンプから帰ってきた息子が、「こんなこと聞いたらいいのかわからないけど」と次のようなことを尋ねてくる。

自分が自閉症の顔をしているかどうか気になるらしい。

自閉症でも特に高機能の場合は、その障害は他から非常に見えにくいということを説明し、顔つきではまったく違いがないということを伝えると少しほっとした様子。

周りの友達は、自閉症のことを知っているのかと聞くと、まだ言いたくないらしい。阻害されてしまうのではと不安らしい。

将来、本当に親しい友人が出来たら、打ち明けようと思う、と心の中を明かしてくる。

このエピソードを回想すると、息子がなんだか不憫になってほろりときてしまいそうだったが、息子が心のうちを打ち明けることが出来る友人と出会えるようにと祈るばかり。

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自閉症の子育てと睡眠

2014-06-16 20:50:58 | 自閉症アメリカ教育事情

自閉症児を持つ母親にインタビューしていると、睡眠不足、慢性疲労、エクスサイズする時間がない、などの話をよく聞く。

先日インタビューした人は、子どもが生まれてから睡眠時間は平均3時間。やることが多いだけでなく、自閉症の子どものこと、将来のことがいろいろ心配で眠れないらしい。

私自身、3時間とまでいかないが、睡眠時間はここ数年極端に少なくなってしまった。高機能自閉症の息子が不安症状と軽いうつと診断されていることから、宿題がたまったり、テストの時期には、ストレスで不眠になることが多い。眠れないといらいらする息子をなだめながら、つい口げんかになり、そういう息子が声のボリュームを制御できないため眠っている下の娘を起こしてしまう。娘と息子は口げんかになり、家の中はストレス飽和状態。その息子に対応しつつ、自分のたまっている仕事と家事をこなし、夜中にごろごろ甘えてくるネコに起こされる。6時間以上連続して寝るような日は、殆どなくなってしまった。

しかし自分がこういう経験をしているからこそ、同じような境遇の母親たちの気持ち、痛み、ストレスがよく理解できる。インタビューしながら、思わず泣き出してしまう母親たちの涙を目にしながら、自分もつい涙ぐんでしまうこともある。

こういう母親たちの苦労を少しでも社会に理解してもらいたいという思いがあるので、研究を行っていても充実感がある。

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娘のボランティア2日目

2014-06-11 21:35:22 | 自閉症アメリカ教育事情

二日目の今日は、緊張も解けたせいか、たくさんの子どもたちと接したり、担任の先生とも打ち解けたみたいで楽しかったらしい。

家に帰ってからもクラスの子の話ばかり。

私自身、大学時代に参加した教育や保育実習を思い出す。子どもたちとの触れ合いがとっても新鮮で、子どもに好かれることが嬉しかったそういう気分を今の15歳の娘が味わっているのだと思うと感慨深い。

娘の自閉症学校のボランティアはうまくいっているのはいいが、私の車の運転がともかく大変。ヒューストンはラッシュ時間帯ではなくても、交通事故などで交通渋滞が多い。娘をボランティア先まで送ってから自分の職場に向かい4時間仕事してからまた娘を迎えにいく。仕事をしている時間が4時間。通勤合計時間が3時間。娘を乗せているので交通事故にあわないようにと特に気をつけながら車を運転するのも疲れる。ついこの前も玉突き衝突にあったばかりなので、それも意識にあるからなのかもしれない。

まあ娘が喜んでボランティアに行ってくれるのは、運転のしがいがあるというもの。

 

 

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Dream Home

2014-06-11 21:28:48 | シンプルライフに惹かれて

老後こんな生活をしてみたいななんて思いました。

手作りのコンパクトサイズの家。

家具はIKEAっぽいです。

スペースが限られていてもそれなりに生活できるもの。

車輪がついているので、移動が可能な家です。

なんと22000ドルでできたそう。日本円に換算すると220万。

http://news.distractify.com/people/itty-bitty-house/?v=1

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高校生の娘、自閉症者のための学校でサマーボランティア

2014-06-10 21:39:19 | 自閉症アメリカ教育事情

今週からこちらの学校は夏休み。

家でゴロゴロしないために17歳の息子はインターンシップ、15歳の娘はボランティアに参加。

娘に参加を薦めたのは、ヒューストン市内にある唯一の自閉症の子どもたちの学校で行われるサマーキャンプ。

娘を送り迎えするのに高速を片道約45分走らせて、高速道路通行料も支払うという自己出費のボランティアだが、娘にとってはいい経験。

娘は、小学校1-3年生の縦割りクラスのアシスタント。初日は、ある子どもの洋服にケチャップをこぼしてしまい、その子に怒られてしまったのがショックだったそうだが、どうにか無事に終了。担当の先生があまりフレンドリーじゃなかったそうで、自分は嫌われているんじゃないかと思ったそうだが、ボランティアは短期間なので、そういうこともあまり気にせずに過ごせるというのがいい。

ある言葉の繰り返しの多い子どもの世話をしながら、自分の自閉症の兄は小さい頃こういう風だったんじゃないかと思った、と語ってくれた。

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