キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

どこか憎めない黒ネコ 

2013-01-31 14:16:59 | ネコ便り

pinterestで見つけた写真です。

黒ネコのギャング??一歩前足を差し出すネコの姿がなんともいえず、いいですね~。

片方のネコが、みゃおーと相手を威圧しているところが、お気に入りです。

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ほうれん草を使った子ども大喜びの一品

2013-01-31 14:16:59 | シンプルライフに惹かれて

義理母からクリスマスにおそわったレシピです。うちの子どもたちが気に入って、1週間に何度も作ってくれとせがまれるくらいなんです。

  • 冷凍のほうれん草4箱(アメリカのサイズは日本と違うかな?)
  • サワクリーム2パック
  • オニオンスープミックス

を混ぜて、チーズをトッピングしてオーブンで焼くだけ。

ウェブでレシピも紹介されてますので、アメリカ在住の人は是非試してくださいね。日本でも材料が揃えば、できると思いますよ~

http://allrecipes.com/recipe/cheesy-creamed-spinach-casserole/

 

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庭の改装アイディア

2013-01-29 20:28:50 | シンプルライフに惹かれて

Pinterestで見つけた庭のアイディアです。

まずは、藤のブランコ。ベランダに吊り下げるのですが、うちもこのような構造になっているので、マネできるかななんて考えてます。

でもどれだけの体重、支えられるんでしょうね。

それから簡素だけどムードたっぷりな裏庭のデコレーション。

木にライトを飾る方法、真似してみたいのですが、うちの場合、木が10メートル以上の高さなので無理そう。

でもベンチ、チェア、バケツをひっくり返したようなテーブル、植木鉢を並べるだけで、それなりの質感がでてくるところがいいです。

気のはらないおもてなし、お客さんも喜びそうです。

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ユニークな幾何学クラスのプロジェクト

2013-01-28 08:20:44 | アメリカ中学校事情

中学の娘の幾何学プロジェクト

今回のプロジェクトは、Google Sketchを使って、家と庭をデザインし、その表面積と体積を計算するというもの。

10種類以上の様々な立体(円柱、円錐、角柱、角錐、球)を取り込んで、ドアや窓なども付け加えて創造するというのが条件だが、なかなかの苦労。

娘はらせん状の階段、グリーンハウスと家と接続する廊下、5面形のプールなどを考えてデザインに取り込み、青と茶を基調にペイント。

実際の計算をするのにもずいぶん時間がかかっていたが、このような建築デザイン学のまねごとをプロジェクトでするなんて、アメリカの学校はやはり面白い。

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Fish out of water???

2013-01-27 17:00:29 | ネコ便り

オットが、World marketで購入してきた猫のおやつ、Fish out of water。

5.99ドルが、9割引きと激安だったのですが、中をあけるとなんと

かつおぶし!

日本人の私としては、いやぁオドロキました。しかもネコたちはそっぽを向いてしまって全然喜んでくれないのです。

安売りのワケ、よく分かりました。

でも料理に使うのも気がひけるので、当分は犬シェークスピアのおやつです。

 

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tumblr より:着こなしの参考

2013-01-26 19:49:39 | シンプルライフに惹かれて

 

娘がここ数ヶ月はまりきっているTumblrですが、ここに紹介してあったシンプル&お洒落な着こなしの写真。

ため息が出ますよねぇ。参考にしてみたいです。

それにしてもモデルたちのスタイルのいいこと...

http://refinedstyle.tumblr.com/

 

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レジリアンスの発音

2013-01-26 19:40:38 | アメリカ中学校事情

昨日娘から聞いた恥ずかしい話。

「困難なことがあってもめげずに、突き進んでいくレジリアンスがあるのは凄いことだよ」と娘を褒めたのが数週間前。彼女の記憶に残ったらしくその数日後の英語の時間の「自分の性格について書く」という課題で、「私はレジリアンスがあります」という前提で作文を書いたらしい。

ところが私の「レジリアンス」の発音が悪かったらしく、娘はへんてこなスペルでレジリアンス書いたらしく、先生はなんのことかと思ったらしい。

 

穴があったら入りたいくらい、はずかしいです。

こういうカタカナ化してしまっている英語の発音に間違いが多くなってしまうんですねぇ。

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自閉症とグループプロジェクト

2013-01-22 20:49:39 | 自閉症アメリカ教育事情

息子が受講している高校の化学の授業で、あるテーマについて調べそれをビデオに作成するというグループ・プロジェクトが課される。

息子の役目は、ビデオの編集。ビデオ編集の経験はまったくないが、インターネットで調べまくり、編集方法のtutorialを youtube動画で閲覧しながら、自学。1日かけて、どうにか作成。

その動画を、チームメートにメールで送ったのが夕方の5時。その彼が最終的に編集し、その夜に先生にメールで送るという約束だったが、息子はだんだん心配になる。

そのチームメートが、本当に責任を持って先生にプロジェクトを提出してくれるのかどうか、懐疑的になり、彼に何度も電話、テキストメッセージを送るがまったく反応なし。

息子はいてもたってもいられなくなり、だんだん彼のことをののしり始める。このチームメートも、一度ぐらい電話に出てくれてもいいと思うが、息子に対応するのが面倒なのか、相手の立場をあまり考えないのか、結局一晩、ほうっておかれる。

課題プロジェクトは、学期の課題物中での点数配分も高く、もし遅れて提出したならば、成績への大きなダメージになるので余計心配になるらしい。

心配でたまらない息子がかわいそうになり、先生にメールを書けばとアドバイス。

メールの中で事情を説明。万が一今夜プロジェクトを彼から受け取らなかった場合には、このビデオがありますので、これを使って採点してください、というような内容。そして自分が編集したビデオを添付。そこで息子は少し安心したらしく、別の宿題にどうにか取り掛かる。

次の日、息子に事情を尋ねてみると、結局このチームメートは、その夜のうちに先生にビデオプロジェクトを提出したらしい。息子の取り越し苦労だったということ。結局先生にメールを送る必要はなかったのだが、息子にとっては万が一の場合には、こういう手もあるという逃れ道が与えられただけでも随分気持ちが楽になったようだ。

学校では、このような共同作業が求められることがあるが、自閉症の息子にとっては相手のリズムや都合に合わせて課題をこなすということは大変らしい。クラスメートを信頼することは勿論、回りの空気を読み取りながら、適切な判断をし、自分のできることを貢献するというのは、普通でも難しい。息子の苦労を思うと胸が痛む思いだが、社会に出て行くためにも必要な経験なので、ぜひ多く学んで欲しい。

 

 

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コスタリカの旅ーその1

2013-01-21 16:57:47 | シンプルライフに惹かれて

 

ちょっと古い写真ですが、オットがコスタリカに出張した時の写真です。

オセロットという南アメリカに生息するネコ科の動物。

ハミングバードは、アメリカでもよく見かけます。

滝が流れるジャングルです。

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博士論文の一部がキャンパスの記事になる

2013-01-17 08:21:15 | 博士課程で学んで

先週、久しぶりに博士論文アドバイザーにメールを送る。

彼女とは、博士論文をもとに一緒に論文を幾つか書いているのだが、この2作目の論文、2年以上前に取り掛かったのにも関わらず、彼女の多忙さゆえに、前に進まない。

去年の10月に、「1月になったら論文を読んで、フィードバックを送るわね。忙しくてごめんなさい」といった内容のメールをもらったきりで音沙汰なし。去年の秋に自分の母親を東海岸から引き取って地元の老人の施設に入れることになり、その引越しや身の回りの世話で忙殺されているらしい。

ところが今回久しぶりにもらったメールの中で、「実はあなたと書いた論文が大学の記事になることになってね。先週インタビューを受けたの。記事のドラフトを送るからあなたも目を通してみて」とのこと。

この論文は博士論文をもとに書いたものだが、キャンパスの記事を読むと、博士論文のことはなにも書いてなく、いかにも彼女の論文のような書き方だったのでちょっとショックを受ける。博士論文のことを含めて幾つか訂正を入れてもらうように修正原稿を送るが、複雑な気持ち。しかし、こういう些細なことで関係がこじれてしまうのも良くないので、忘れることにする。

私が修正原稿を送付した次の日、オンラインで大学の記事として掲載。テーマに関心をもってくれた人が多かったのか、その数日中に、次々にサイエンス、医療、子育て関係のウェブサイト、Twitterなどに記事が転送されて紹介されたのは嬉しい。フェイスブックのお気に入りでクリックしてくれた人も沢山いたので、励まされる。

同じようなことを、前にも一度経験する。大学院時代、Research Practicumという授業で、アドバイザーの指導のもと研究プロジェクトを行ったが、「あなたが第一著者よ」という最初の言葉がいつの間にか忘れられて、研究論文を投稿した時には第三著者にまで下がってしまう。しかしアドバイザーの実力で分野の中ではトップジャーナルに掲載することができたので、こういうこともあるのだと自分を納得させる。

木を見ずに森を見て、仕事をすべしということなのだろうか。

 

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アジア人ステレオタイプ

2013-01-16 07:51:05 | アメリカ便り

娘は学校で、クラスのある男の子に「面接に呼ばれなかった」と言うと、「えーっ、アジア人なのにどうして?」と言われたそうだ。娘は怒っていたが、時々クラスでいい点をとると「アジア人だからでしょう」と言われることもあるらしい。本人の努力や素質ではなく、人種のせいにされるとは腑に落ちない。

アジア人は成績が良く、特に理数系に秀でているというステレオタイプは、子どもたちにもしっかり身についているらしい。娘のクラスメートだけでなく、わが息子も「ボクは日本や韓国で教育を受けていたら、今頃大秀才だったのに」と嘆く。

息子の高校で出会う中国や韓国出身のクラスメート(日本人は息子だけらしい)の中に桁外れの秀才がいるらしい。息子が仲良くしている中国人の男の子も全校で約500人中2番。アカデミー高校に所属していないのにもかかわらず、この進学校の中で2番というのはたいしたものだと思う。

娘も息子も、半分日本人の顔をしているからなのか、回りに優秀な生徒だと思われるらしい。息子の方は、自閉症ということで口数が少ないこともあり、そのことがまた彼を秀才に見せているらしい。

先日、学生のペーパーを採点していた中で、ある女子学生の「自分はブロンドなので、勉強からかけ離れた生活をしているように回りから見られて悔しい思いをする」というような記述が目に留まる。アメリカでは、金髪女性の固定観念として頭が弱いというのがあるようだ。彼女は回りにそう見られたくないために、大学を卒業し立派な仕事を身につけたいという夢を持っている。

ステレオタイプは、良い意味でも悪い意味でも、マイナスに働くことが多い。悔しい思いをバネにして、娘も前向きに歩んでいって欲しい。

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娘のレジリアンス

2013-01-14 06:49:01 | アメリカ中学校事情

重い気持ちで週末を迎える。

娘の方は、おそらく面接に呼ばれないだろうと分かってから、誰にも言われることなく、少しずつ気持ちの切り替えを始める。

金曜日の夜。まずは、アカデミー高校に行かないことで、どういう利点があるのかをリストにして、書き出してみる。

  • マーチングバンドに熱を入れる
  • 生徒会に入る
  • アドバンスクラス(PreAP, AP classes)を全て受講する
  • 日本文化クラブに入る
  • 医療科学クラブに入る

高校のウェブサイトを見ながら、どういうクラブがあるのかを調べて、既に高校生である兄に質問しながら、自分がやってみたいことを思いつらねる。アカデミー高校は、サイエンスフェア、インターンシップ、研究大会などで忙しいスケジュールなので、それがない分余裕ができる時間に自分が何をやりたいのかを考えてみたのだろう。

娘のレジリアンス(困難からの回復能力、弾力性)に、心から拍手を送る。このような柔軟性と強さは、娘に与えられた賜物、あるいは育くんできた素質ともいえるのかもしれない。 

しかし、土曜日にフェイスブックで、自分が知っているある女の子が面接に呼ばれたことを知り、かなりショックを受ける。娘の話によると、その子は娘より2学年下の数学のクラスを受講し、いつも宿題を忘れる子らしい。いったいどういう基準で面接者を決めるのか、親としてもかなりショックを受け、混乱したが、娘は涙しながらも少しずつ立ち直る。

日曜日にはいつも通っているチャーチで、思い煩わずに神様の導きを信じることをオットとともに改めて教えられる。理由の分からないことが起こる時、それをいつまでも根にもって、苦い気持ちで過ごすのか、それを乗り切って前に進むのかは私たちに与えられた選択である。しかし、どのように決定がなされたのか不思議なので、高校に連絡して問い合わせてみようと思う。

不合格になったり、不採択になるというのは、自分があるいは自分の能力が否定されるという辛い経験だ。付け加えになったのかは分からないが、私自身ジャーナルが不採択に何度もなり、それらを何回か投稿してようやく掲載されたこと、また賞をもらったことなど、挫折がよりよいものを生産する経験につながるということを娘に伝える。 

日曜日の夜、娘に「明日学校で大丈夫?」と尋ねると、「私よりももっと辛い経験をしている人がいるから、こういうことくらいで、落ち込んでいることを皆に知られたくない」という。その健気さには脱帽するが、あまり気持ちを押し込めるのも、精神衛生上よくないということを親として心配する。娘なりに、どういう方向性で自分の問題を対処すべきかということをしっかり把握し、それに向かって考えや感情を修正しようとしているのだろうと思う。

親の私ができないことを、娘がやり遂げていることに感動する。子から教えられる。

 

 

 

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トラウマな一日

2013-01-11 14:29:28 | アメリカ中学校事情

昨日と今日は、トラウマな一日だった。

娘が受験したアカデミー高校の面接を来週の月曜日と火曜日に控え、学校から連絡がくるかと毎日心配しながら待っていたが、何も連絡なし。

昨日の夕方、娘のボーイフレンドのMくんのおかあさんが待ち切れずに学校に電話したそうで、「面接によんでもらえる」との快報。Mくんはうれしさのあまりすぐ娘にそれを伝えたところ、娘はかなり落ち込んでしまう。

娘とMくんの友だちのDくんとAくんもその後、学校から電話連絡をもらい、皆フェイスブックで情報交換。電話の前で待ちかねている娘はだんだん不安になり、涙ぐむ。

娘は、ずうずうしいと思うが自分が面接に呼ばれ、M君が呼ばれないというシナリオを予測していたらしいが、逆だったので心の準備ができていなかったらしい。この様子だとおそらくだめじゃないかと予測し、娘も私もストレスと落胆で眠れない夜を過ごす。

次の朝、夫がアカデミー高校に電話で尋ねてみると「面接者のリストは手元にありません。電話での通知、まだ終わってません」との事務的な連絡。週末。結果がわからないまま過ごすのは、娘にかわいそうだと思い、今度は私が電話すると、「面接者のリストは教えられません。週末までに連絡がいく予定ですから」との曖昧な答え。「今日、電話をもらえなかったら面接に呼んでもらえないということですか?」と尋ねると、分かりませんとの答え。一斉に結果が伝えられないというのは、子どもたちには酷なことだとオットとぼやく。

私は普段は、ストレスでも眠れる方だが、昨日は娘の落胆を思い眠れず苦しい夜を過ごす。

夫が、送ってくれた「荒野の泉」のデボーション。

http://www.crosswalk.com/devotionals/desert/

God does not comfort us to make us comfortable, but to make us comforters.
--Dr. Jowett

中でも、「神様は、私たちに慰めを与えてくれるために慰めるのではなく、私たちが慰めの人となるために慰めてくださる」という言葉が身にこたえる。

夫の仕事探しの時もそうだったが、結果が分からない、ただ待つというのは心が張り裂けそうな思いをすることがある。神様が一番いい道を用意してくださっているとは分かっていても、腑に落ちない結果が出ることがあり、それを仕方なく受け入れる自分を意識する。日本の子どもたちは、高校や大学受験を頻繁に経験し、どんなに重荷になっているかと思いをめぐらす。

おそらく好ましい結果はでないだろうが、娘にとってもっともいい道を神様が選んでくださっているのだと信じたい。

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仕事開始

2013-01-08 21:27:30 | アメリカの大学で教える

今週から大学も子どもたちも春学期の開始。

今学期は、初めてリサーチクラスを教えることになったので、新たな挑戦のスタート。

使用するテキストに目を通してみると、なんとオットが先学期博士課程で学んだ内容と殆ど変わりないことを発見。

心理学専攻の学生用に作られたテキストだが、むづかしすぎるとの苦情も出てきそう。

並行して、去年1年間の自己評価のペーパー(ワードで10枚ほど)を作成。締め切りは今週の日曜日。自己評価を作成するために、各学期ごとのそれぞれのコースの学生による評価表に目を通しているが、なかなかぐったり疲れる作業。

今年は、しっかりスケジュールを管理して、ネットでぶらぶら時間を費やすのを避けようというのがも目標。

娘も、「フェイスブックをチェックするのは、1日1回にする!」って宣言してましたが、さてどうなるでしょう~? 

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友人宅の訪問

2013-01-06 18:16:51 | アメリカ国内旅行

旅行中、4組のご家族のお宅におじゃましました。

最初の家族は、アメリカ人とブラジル人のご夫婦。私のワシントン州時代の友人です。子どもたちの喘息とアレルギーがひどく、南カリフォルニアに引越ししてからも、何度かスモックを避けて引越ししているのですが、なかなかいい場所が見つからないようです。しかし子どものために引越しを決意した時、職場のボスが遠距離からオンラインで仕事をしてもいいようにとりはかってくださったそうです。ホームスクーリングをしている家庭です。

二組目は、中学校教師のアメリカ人夫婦。オットの高校時代の友人です。カリフォルニアは景気が非常に悪いようで、職場の環境がますます悪化する一方、教師の給料も年々下がっているようで、早く定年退職しようかと思っていると落胆した様子で伝えてくれました。実子一人以外に、半年前から男の子一人を里親として家に迎えたそうです。話を伺うと、奥さんが自分のクラスで父親にひどく虐待され、殺されそうになっていた生徒を決意して引き取る決心をしたそうです。その子どもには、母親はいないそうです。なかなかできないことです。

三組目は、アメリカ人とオーストラリア人のご夫婦。彼女とは20年以上の友人ですが、ご主人と子どもたちに会ったのは初めて。コンピューターソフトの開発をしているご主人の仕事は、なかなか景気によって不安定なようですが、質素ながらも堅実に生活している様子に元気をもらいました。ここもホームスクーリングをしている家庭です。

四組目は、オットの昔の同僚のアメリカ人とそのフィリピン人の奥さん。子どもがなかなか与えられず、中国から養子を迎えたのが12年前です。最近、私のオットと同じような道理にかなわないリストラに遭い、大学での職を失ってしまいました。しかし、テキサス州ではある年月、州の職員として働くと、お給料の約半分が毎月年金として配当されるそうです。奥さんはもと看護婦で、今はコミュニティーカレッジで看護学を教えています。職を失った56歳のご主人は、これからはどこかの大学で非常勤として教えながら(博士号を持っている)、キリスト教の宣教の仕事をしていきたいと第二の人生を計画しているようでした。

どのご家族も、それぞれの困難を抱えながらキリスト者として希望を失わずに歩んでいる様子を目のあたりにして、何よりの新年のプレゼントをもらったような気持ちでした。どの家庭も生活は質素でしたが、お金では買えない人生の大切なものに目を向けていることに、教えられました。私も少しでも見習って2013年を歩んでいきたいと思っています。

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