キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Test Anxietyに悩まされる娘

2009-02-28 09:11:43 | アメリカ小学校事情
今週は、娘の懇談会。

1家族あたり30分で、先生は、それぞれの子どもの学びの課程が親にも人目で分かるように、テスト、小テスト、作文、ノートなどを提示しながら説明する。

その中で気になったのは、娘にはTest Anxietyがあるようで、かなり緊張して試験を受けるため、実力が発揮できないということが指摘される。たとえば、得意な国語の試験のランク付けが前回より落ちたのは、周りを気にしすぎだったから本来の実力が出せなかったんじゃないのかしらとの説明。コンピューター化された試験なので、その過程で得点が次々出てくるので、隣の子と途中で今何点になった?とくらべっこしながら受けていたらしい。

そういえば、今日は試験という日には、娘は学校に行きたがらないし、前日からずいぶん心配し眠れない様子。自分の幼少期を振り返ってみると、小学校の頃からこんなに緊張したかな??と不思議に思う。。。でも現在のアメリカ教育制度の中では、子どもたちは小学校から年に何度もフォーマルな試験を受けなければいけないため、試験をリラックスして受けることが成功のカギ。

娘と一緒にフォトリーディングで習った「みかん」のリラクゼーションを一緒にやってみるが、いまいち私も娘もぴんとこないんだけど。。。
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自閉症教育事情:先生方のサポートに感激

2009-02-28 09:07:41 | 自閉症アメリカ教育事情
今朝、私たちの嬉しかった気持ちを伝えるために、息子の先生方(国語、社会、数学、理科、音楽、絵画、特殊教育)、校長先生、スクールカウンセラーにお礼のメールを出す。


Dear all,

I just wanted to let you know that yesterday was a truly exciting night for k (息子の名前)as he received 3 awards from LMS(息子の中学の名前). We are really touched by the progress he has made, especially considering his challenges related to his disability. When K was a preschooler, my husband and I used to worry that he would never be able to speak, transition out of diapers or even attend a regular classroom. It has been almost like a miracle to us. As parents, we are really proud of his efforts and desire to excel.

Thanks so much again for all you have given to K in terms of time and special assistance. My husband and I truly believe that his accomplishments are largely due to the competent and supportive faculty and staff at LMS.

Sincerely,

このようなメールを出して数時間後、先生方からメールで返事が届く。


1.社会・国語・文学と3教科担当してくださる先生からは

You’re welcome. It is my pleasure and privilege to have K for 3 periods every day. I have noticed considerable improvement in his speech and eye contact since September. He is just delightful and deserved every award he received last night.

Kudos to both of you for raising such a competent young man. I have every confidence K will have great achievements throughout his life.

2.特殊教育の先生からは

Thank you for your words of encouragement. I was so proud of K last night and he truly deserved all of the awards he received. So much of the credit goes to K himself. He is self-motivated, conscientious and has a positive attitude. You have also been very supportive and loving to him as parents. He is a tremendous young man with incredible potential! Thank you for sharing your lovely words…..you made our day! Take care…..

3.校長先生からは

He sure is having a great year, isn’t he….
He is such a pleasure to be around.
Thanks for the kind words and for being there last evening.


4.数学かつ担任の先生からは

Thank you so much for your kind words. K is truly a remarkable boy. He is a delight to teach. I feel privileged to have him in class.

Thank you so much,


みな忙しい授業の合間に、暖かいメールの返事を下さってまたまた感激。この中学校に息子を通わせることができて、本当によかったとつくづく思う。
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自閉症の息子の嬉しい成長

2009-02-27 14:29:02 | 自閉症アメリカ教育事情
今日は、息子の中学で各賞に選ばれた子どもたちの表彰式とデザートの会があった。各賞ごとに、該当する生徒たちの名前が呼ばれ、校長先生から表彰状をもらう。息子は、High Honor Roll(成績優秀賞), Determination & Committement(努力賞), Leadership(リーダーシップ賞)をもらう。

私といえば、講堂の壇上で賞をもらう息子の姿に、じーんとしてしまう。息子は息子で、今夜は興奮して、家の中を走りまわりいつになくハイパー。

思えば、息子が3歳の頃には一生コトバを喋らないのではないかと心配し、5歳でおむつをしていた頃には一生おむつ生活が続くのではと心配し、通った特殊教育プレスクールでは、いつか普通学級で皆と同じように学校生活が送れる日がくるのかと心配し、知能テストや言語テストを受けるたびに知恵遅れじゃないかと心配してきた私たち。

そういう息子にここまで成長する力が宿っていたことにすごいな~とただ感激。ずっと大学町に住んでいたことから、公立教育や先生のレベルが高い中で、質の高い教育が受けられたことも幸いだったと考える。

これからはどうなるか先行きは分からないが、今日の日の感激を忘れず、親子ともに将来に期待して進んでいきたい~。
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ダイエット5日目のネコのココア

2009-02-26 15:24:14 | アメリカ便り
ダイエットが始まってから、ココアはネコ皿のところを行ったり来たりで不思議そうな顔をして私を見る。いつもたくさんキャットフードが入っているのにちょっとしかないので、腑に落ちないのかな?

おなかがすいている様子なので、かわいそうになって少しずつだけ足してあげるようにする。だんだん小食になれてくれたらいいんだけど。人間と同じで、腹八分目っていうのは難しいのかな?

ネコと平行して、私も在宅仕事の多い今学期は、だんだん贅肉がついてきたのでこれではマズイと思いエクスサイズの時間を増やしてみる。Anytime fitnessでTVをみながら300カロリー消費するのが日課。そしてDVDで骨盤エクスサイズをやってみるんだけど、効果ってあるのかしら?
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がん治療中の家族のために食事をつくる

2009-02-26 01:54:27 | アメリカ便り
今日は、肺がん治療中のオットの上司の家族のために、食事を作る日。

放射線や薬物治療などを施しながらがんと闘い続ける家族のために、周りの人でできるサポートということで、順番に週2,3回のペースで食事を届けることになった。

皆のメニューの一覧表を見せてもらうと、さすがInternational Centerに勤めている人だけあって、食事も国際色豊か。Red Meat以外は何でも食べれるらしい。

私は鮭の押し寿司他、和食を作ろうと思っていたが、今週は治療の関係、少しやわらかめのものにしてください、というお知らせが入り、クリームシチューに変更する。でも押し寿司も作ってみようかな、と検討中。デザートには、口ざわりの優しいクレープにブルーベリー。そしてカスタードとホイップクリームを半々にしていれてみるつもり。フランス旅行が好きで、フランス料理をよく作るオットの上司には、クレープやカスタードクリームは懐かしいかな?と思うんだけど、うまく作れればいいんだけど。

年末にも、乳がんの手術が終わったばかりの教会の牧師夫人に、できる人で順番に食事を持っていこうというお知らせのEmailがきて、私も参加させてもらった。クリスマス前後で休暇中の子どもたちも入れて、大人4人分の食事を作り、クリスマスプレゼントと一緒に持っていく。メニューを、巻き寿司、鶏のから揚げ、春雨サラダと和風にし、デザートにはクッキーを作り持っていく。でも後から考えてみたら、洋風にしておけばよかったかなと後悔。よく好みの知らない家族の人に食事を持っていくのは難しい。

さあ、今日の食事うまく作れればいいんだけど~。癌治療でがんばっている家族のために食事でエールを送りたい!
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今大流行の本、Diary of a Wimpy Kid

2009-02-24 07:15:11 | シンプルライフに惹かれて

 

 

今トワイライトについで、アメリカの子どもたちに大人気のシリーズの本、Diary of a Wimpy Kid。

うちのコドモたちなんかは、飽きずに10回くらい読み返して、けらけら笑っている。二人でとりあっこのケンカして読んでいるくらいだから、面白いんだろうな~。

本嫌いな子どもたちにも人気がありそう!ホームページは、http://www.wimpykid.com/

 

 

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日本人の家族をお招きする

2009-02-23 10:22:12 | シンプルライフに惹かれて
今日は、日本人のお友達家族を4組ランチに招待したので、昨日午前中は大掃除~。といっても、普段あんまり掃除しっかりやらないから、まとめてやったっていう感じ。

特に娘と息子の部屋は、もう使わないおもちゃとまだ使うおもちゃを区別して、使わないものは、チャリティ寄付用に箱に入れる。押入れや机の引き出しのごちゃごちゃが片付いて、かなりすっきりで気分も最適。

今日のランチでは、ご飯を炊いて、春巻きとキンピラごぼうを作り、ブルーベリータルトのデザートを作る。皆がそれぞれ持ち寄りでサイドディッシュ、デザート、ドリンクを持ってきてくれたので、かなり食卓は賑やかに。

楽しかったので、またこういう機会つくりたいな~。

P.S.ごはん、足りなくならないように15合も炊いてしまったけど、全然減らなかったので、おにぎりを20個くらい作って冷凍する。今週の子どものおやつにしよう~。

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シアトルの動物園

2009-02-22 13:14:58 | アメリカ便り
シアトルの動物園には、生き物をテーマにした遊び場が豊富。日本に比べて工夫がこなされた野外遊び場が少ないアメリカで、久しぶりによく創られた施設に出会う。
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ネコのダイエット作戦

2009-02-22 12:37:03 | シンプルライフに惹かれて
ネコのココアを獣医さんに定期健診と予防注射に連れて行く~。

太りすぎが心配だったので、聞いてみると、やっぱり1歳半で12パウンドは肥満らしい。それだけじゃなく、あばらぼねのところに手を差し込んで肥満を判断するらしいけど、ココア少しご機嫌ななめ。

これからは、毎食2回にして、一日だいたいカップ半分くらいのキャットフードを与えてくださいという栄養指導。ネコのペッパーと同じ器で食べているので、どうしたらいいか相談してみると、お皿を別々にして、別々の部屋に置くようにすると、次第に自分のお皿がどれか、ネコもわかってくるそう~。

そしてゆっくり食べさせるために、お皿に大きな石ころを入れておくようにすると、食べにくいので、スピードも落ちるらしい。本当なのかしらん?

大きな予防注射を3本するけど、全然痛そうな顔をしないのがフシギ。ネコはがまんづよいのかな?

帰りに、ネコ用の歯ブラシと歯磨きを見せてもらう。特に年をとると口臭がひどくなることもあるので、時々磨いてあげるらしい。ネコの口を開けさせて、毎日歯ブラシする生活なんて信じられないけど、だんだんペットも人間の生活に近づいてくるのかな?
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High Honor Student に選ばれる

2009-02-21 01:47:43 | 自閉症アメリカ教育事情
アメリカの学校では、成績が優秀な学生にHonor StudentとかHigh Honor Studentという称号を与えて、その努力と健闘を称えるという制度があるらしい。

息子の中学では、各学年180人中、30人程がHigh Honor Student,70人ほどがHonor Studentに選ばれ、名前が学校の正面玄関に張り出される。Highがつくのは、おそらくストレートAの生徒で、つかないのはそこまで行かないけど成績がいい生徒のことだと息子の説明から知る。

私たちが高校の頃、実力テストの順位が廊下に張り出されたことがあったけど、それと同じような感覚なのかな?その時には、学内で誰が秀才なのかよく分かり、励みになる人には励みになるんだろうなと思ったけど。。。

それ以外にも各科目担当の先生が、学年の中で、4つの部門について1人ずつ該当する生徒を選ぶ賞もある。リーダーシップ、努力、創造性、他者への思いやりという観点から、それに値する生徒を1人ずつ選びだし、正面玄関に張り出される。

息子は、算数の先生から「努力賞」をもらい、特殊教育の先生から「リーダーシップ賞」をもらう。

そこで息子のジレンマ。。。障害があることを隠そうとしてきた息子にとっては、特殊教育の先生からの評価は、非常に複雑な気持ち。これを見て、皆からボクは障害がある、ということが分かってしまうというショック。認めてもらえることは嬉しいが、皆と同じでいたいという息子にとっては、残念な出来事でもあったらしい。

いくら成績がよくても、障害者というレッテルを持つことは、今のところ息子にとってはマイナス経験らしい。私たちから見れば、障害があるのに、こんなにがんばってエライ!!というプラス思考で捉えられるが、その域に達するまでにはまだ数年、数十年かかりそう。あるいは、障害者当人にしか分からない気持ちなのかもしれない。

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夏のオンラインクラスのミーティング

2009-02-20 01:28:36 | アメリカの大学で教える
昨日は、この夏教えるオンラインクラスの前任者との打ち合わせのミーティング。ダイバーシティをテーマにしたクラスで、今学期で定年退職する彼女のキャンパスとオンラインのクラスを引き続き私が受け持つことになった。

アメリカに移住してから、各教員が作成するシラバスの質と枚数にいつもびっくりするが、この彼女はその中でもダントツ。キャンパスクラスでさえ、シラバスが10枚近くある。そういう彼女がDevelopしたオンラインクラスも非常に精妙に作り上げられていて、課題も複雑で多い。

日本で1980年代終わりから10年あまり教職についていた頃は、シラバスがまだ珍しい時代だった。シラバスを作らない教員もいたし、4枚程のシラバスを作っていた私はまだ細かい方で、採点方法などもかなり曖昧にしていた教員も多かった。今はおそらく日本も変わっているとは思うんだけど~。

オンラインクラスのサイトを見せてもらいながら、えーっこんなに沢山のこと学生に課したら文句が出そう~というのが第一印象。彼女いわく「私は、他の教員たちが評価でほとんどの学生から4や5をもらうのが信じられないのよね。私の場合は評価が大きく分かれるのよ。」

そこで私は、彼女の教授内容や方法をそのまま引き続き導入するか、少し課題の数を減らすか、と悩んでしまう。もしそのまま引き続き教えれば、受講生の数は激減する可能性があるし、そうすれば採点しなければならない学生の数が減るので楽になる。しかしその分、たくさんの課題に対して出てくる質問や苦情に答えなければならないし、採点もしなければならない。

逆に課題の数を減らすと、受講生は減らない可能性が多いので、採点しなければならない課題数が多少少ない一方、結果的にはあまり変わらないのかも。

けれども、このように他の教員が時間をかけて作り上げた教育内容や方法を受け継ぐことで、私には非常にいい勉強になるし、学生にも質の高い教育を還元できると思う。


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へんてこな髪型で学校に行く日

2009-02-20 01:21:49 | アメリカ小学校事情
アメリカの学校には、お金のかからないユーモラスな行事がいっぱい。

昨日は、へんてこな髪型と靴下で学校に行く日だったそう~

朝から、娘の要望で髪の毛を3つに分けてポニーテールにし、わざとアンバランスに上や下の方で結んであげる。

娘は、色違いの靴下を選んで、それぞれの周りにカラフルタイツをまきつけ、レオタードのようにしてみる。

学校から帰ってきた娘に、「どうだった?」と聞いてみると、「別に。誰も何にも言ってくれなかった~」で、ぜんぜん目立たなかったそう。もっと奇抜にしなければダメらしい。。。

今日は、「双子の日」。友達で相談しあって、双子のように見えるおそろいの服を着る日らしい。仲良しのソフィーちゃんと昨日から電話で連絡し、何を着ようか話し合う娘。これも制服のない自由なアメリカだからできるおもしろ行事。
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アメリカの母親業は大変~

2009-02-19 14:45:42 | アメリカ小学校事情
まず、3時ちょっと前に車でコドモたちを学校へ向かいに行く。長い車の行列を待ってのピックアップ。

3時過ぎに学校から帰ってきて、コドモたちはまずおやつ。育ち盛りの二人は、食事がわりかと思うくらいよく食べる。家にあるお菓子を食べさせたり、おにぎりを作ったり、さつまいもを電子レンジで温めてバターをのせて出しているんだけど、だんだんレパートリーが。。。

その後、宿題を見てあげるのがまた大変!日本の子どものように塾で習うわけじゃないので、親がヘルプしてあげないとなかなか進まない。算数の問題を解くのを手伝ったり、単語のスペルを教えてあげたり、作文を見てあげたり、時間があっと間に経ってしまう。アメリカでは、親は家庭教師代わりなのかもしれない。

娘は、毎日、本を20分読まなければならないので、その時間をタイマーで計る。そして息子の音楽の宿題ーサックスフォーンの30分の練習もまたタイマーで計ってあげて、そのうちオーブンや電子レンジ料理のタイマーが鳴り出したりして、夕方はタイマーだらけ。

最後に、娘の1日30分のピアノの練習を見てあげるんだけど、これもまたケンカになってしまうこともあるし、かなりの忍耐と持続力が必要。

フルタイムで働いている親には、こんな時間がいったいどこにあるのか、本当に不思議。アメリカの七不思議~。
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MouthwashをMousewashと発音してしまう~

2009-02-19 06:19:38 | アメリカ便り
朝学校へ出かける準備していた息子が、マウスウォッシュどこにあるの?(Mouthwash)と聞いてきたので、「なに?マウスウォッシュ(Mousewash)探しているの?」と答えると息子が不可解な顔。「何だって?マウスウォッシュ(Mousewash)? なんのこと?」と聞いてくるので、はっと私の発音が間違えていたことに気づく。

Mousewashを直訳すれば、ねずみ洗い。ママはなんでねずみを洗おうと思ったのか、とんちんかんな答えにとまどった息子だったけど、私の発音の間違いに気づき、「何を言いたいのかわかったよ」と慰めの言葉。

その後息子と娘の3人で、ねずみを並べて洗うことなんだよって冗談をいって笑いあう。

在米10年になりながら、いまだにThの発音が意識化しないと出てこない私。情けない、とほほ。。。
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PhotoReadingのCDを聞き始める

2009-02-18 01:53:14 | 研究者生活
先日オンラインで購入したPhotoReadingのクラシック版。シアトルまでの小旅行中、ipodでCDを2枚聞く。後ろの座席で子どもが時々ケンカしてうるさくなって気が散る時もあったけど、オーディオテープとしては非常に聞きやすく分かりやすい。車の中で、いくつかPretestをやってみて、自分のスピードが非常に遅いことに気づく。だけど、今回聞いてみて、いくつか頭にひらめいたことがあったので書いておこう。これはCDで語られていることからかなり飛躍して自分で考えたことなので、間違っているかも。。。

1.このPhoto readingの理論を聞きながら、ピアジェ理論を思い出す。新しい知識が導入される時には、既存のシェマとの関係で同化されたり調整されたりということを意識化することが大切。プレビューすることで、本や論文を読む前に自分の中にある程度の知識やフレームワークができあがり、理解しやすくなる。

2.本を読むというのは、文字を追う経験なのではなく、自分の中に「わかる」という経験を積み重ねていくこと。

3.プレビューの時に、20ページずつ開きながらキーワードを探していくよりも、本だったら後ろの索引(Index)を使った方が効果的なのでは?索引(Index)で何回も引用されている単語がその本の中心的メッセージだと思うんだけど。

4.私のように英語が母国語でない読み手にとっては、知らない単語が沢山出ている本や論文は速読が不可能なように思う。たとえば医学書を速読しようと思っても、タイトルから理解できないかもしれない。

それにしても、集中トレーニングのみかんの作業がいまいちぴんとこないんだけど。。。みかんを手にとって、五感で想像しつつ、その後目を閉じて頭の上にのせるということなんだけど、それがなぜ視界を広げることになるのか、狐につままれた気持ち。続いてCDを聞いて、解明してみよう。


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