キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

黒猫ペッパーの死

2021-11-09 15:18:09 | ネコ便り

日本への旅行の2日前、息子のアパートへ引っ越しの手伝いに行く。

普段なら、廊下を歩く私たちの足音が聞こえるだけで、みゃーおとなきつづけるペッパーの声が聞こえない。

ドアを開けてペッパーの姿を見ると、あまりの細さに仰天してしまう。背骨が浮き上がっており、抱っこすると、ものすごく軽い。

そして体調が悪い様子。

しかも、ペットフィーダーの固形状の餌をほとんど食べていない様子で、お皿に山盛り。

前回訪問した時に、息子にWet foodを買って食べさせなさいと伝え、その後も何度も確認の電話をすると、「今度食べさせる」と言っていたが、結局放っておいたままだったらしい。😿

しかも、「もし病気だったら、安楽死させ、別の猫を飼う」と言う。

そして、「500ドル払うから、引き取ってほしい」と言われてしまう。

かわいがっていた猫に対する愛情が薄れてしまい、また責任をもって世話ができなくなってしまった息子の態度にショックを受けてしまったが、

夫の反対を押し切って、私たちが引き取ることに決める。

 

その夜、ペッパーは私が持ってきたWet Foodを喜んで食べるが、いつもに比べて量は少ない。

そして1分くらい水を飲み続け、そのあとベランダの戸を開け、外にも出してあげる。

夜中は、いつもはなきつづけるペッパーは静かだったが、一度私のベットのところにやってきて、顔や体をなぜてあげるとすりすりして甘えてくる。

こんなに甘えてくるペッパーは初めて。

 

私が日本への飛行機に乗っている間、夫はペッパーを車に乗せて連れて帰り、

いつもは車の中でなきつづけるペッパーが何も声を出さなかったらしい。

次の日、私たちのアパートでじーっとしていて、苦しそうにせき込み、水の前でちーんと座って飲めないペッパーを見て、

夫は獣医に連れていく。

 

血液検査の結果、ココアと同じガンで、体重が以前の半分になり、ココアよりも状態が悪いということで、

連れて行ったその日に、夫はペッパーを安楽死させたらしい。

私は、アパートに帰って、ペッパーの世話をするのを楽しみにしていたので、ショック。

つい数日前まで、ゴハンも少し食べ、外にも出たのにと思ったが、獣医と相談して決めたらしい。

ペッパーが不憫でならないが、ココアと同様、長生きできたのは幸せだったと考えようとしている

 

 

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再び入国

2021-11-08 17:18:53 | 新型コロナウィルスアメリカ事情
先週の月曜日、無事に日本に入国できました。

今回は、アメリカン航空利用でしたが、アメリカ国内線が遅れ、国際線に間に合うかどうかハラハラでした。

最近アメリカン航空はキャンセルや遅延が多いらしく、米国から日本に旅行を計画している方は、余裕を持って前日到着するなどした方がよいのかもしれません。

キャンセルや飛行機が遅れることが分かった場合など、アメリカン航空に電話してもなかなかつながらないらしく、直接空港に出向くしかないみたいなので、そういうことも考慮した方がよいのかもしれません。またクルーが最低10時間休息することが法律で決まっているため、Mandatory Crew Restと言って、前日に飛行機が遅れた場合、その翌日の飛行機も遅れる可能性があります。だから天候が良いといって、安心できません。そういうことも、初めて知りました。

今回利用した飛行機は、ダラスから成田に行く便で、四分の一位のシートしか埋まっていませんでした。
この夏の里帰りの時も、同じくらいでした。3席使って横になれたのは、よかったです。

ただ入国者が少なくても、チェックポイントの数はほとんど変わらず、前回よりは整備されているものの、同じ資料を何度も違うチェックポイントで見せるなど、無駄が多いシステムです。

一人の係員(あるいは二人1組の係員)の方に、すべての資料を見せた方が、断然時間も短縮できるかと思います。

何度もチェックしなければ心配なのは、日本人のよくない体質であり、またミスが絶対許されないというメンタリティであり、国際社会では浮きあがり、他の先進国からますます取り残されていくようです。Facebookの日本帰国者向けのサポートグループでは、日本政府の対応についての嘆きやあきらめの声がよく聞かれます。

やっと留学生などが少しずつ入国できるようになり、ビジネストラックの人たちは隔離が3日になりましたが、
そのための書類の煩雑さなどを考えると、緩和されたとはいいにくいと思います。それでも、明るいニュースですが。。。

ワクチン接種者は、隔離が14日から10日に短縮することもできるようになりましたが、
自費検査となり、クリニックまでは公共交通機関が使えないという不便さから、
それも批判の対象になっているようです。

改善した点として、MySOSは、夏の里帰りの時にはテレビ電話でしたが、今はAIによる顔認証となりました。また健康調査は以前はメールへの返答でしたが、MySOSにまとめられ、場所確認なども、OELアプリではなく、MySOSで済むようになりました。




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