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自閉症の息子の嬉しい成長

2009-02-27 14:29:02 | 自閉症アメリカ教育事情
今日は、息子の中学で各賞に選ばれた子どもたちの表彰式とデザートの会があった。各賞ごとに、該当する生徒たちの名前が呼ばれ、校長先生から表彰状をもらう。息子は、High Honor Roll(成績優秀賞), Determination & Committement(努力賞), Leadership(リーダーシップ賞)をもらう。

私といえば、講堂の壇上で賞をもらう息子の姿に、じーんとしてしまう。息子は息子で、今夜は興奮して、家の中を走りまわりいつになくハイパー。

思えば、息子が3歳の頃には一生コトバを喋らないのではないかと心配し、5歳でおむつをしていた頃には一生おむつ生活が続くのではと心配し、通った特殊教育プレスクールでは、いつか普通学級で皆と同じように学校生活が送れる日がくるのかと心配し、知能テストや言語テストを受けるたびに知恵遅れじゃないかと心配してきた私たち。

そういう息子にここまで成長する力が宿っていたことにすごいな~とただ感激。ずっと大学町に住んでいたことから、公立教育や先生のレベルが高い中で、質の高い教育が受けられたことも幸いだったと考える。

これからはどうなるか先行きは分からないが、今日の日の感激を忘れず、親子ともに将来に期待して進んでいきたい~。
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4 コメント

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Kくんおめでとう! (mom)
2009-02-27 18:10:55
母親にとってもうれしく感激の日になりましたね。
本人の努力と家族の支えに大きな拍手を送ります。

素敵な未来が待っていますよ。

春らしいテンプレートに衣替えですね




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Unknown (キキ)
2009-03-03 10:39:54
ありがとう!

沢山の人たちにサポートされたからこそだと思ってます。いつもあたたかく見守ってくれてありがとう!

はやく春こいこい、っていう感じです。せめてテンプレートだけでも。。。
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Unknown (Mimi)
2021-10-03 10:15:28
昔の記事にコメント失礼します。
現在3歳の息子を中西部にて育てています。つい先日正式にASDの診断がつきました。この9月からIEPのおかげでプリスクールに毎日行っていますが、言葉の遅れやADHD気質、他人に興味のないところなど、もう心配ばかりです。
こちらの記事に書かれているように「もう一生しゃべらないのかも。トイレも教えてくれないまま大きくなって、私いつまで誘導すればいいんだろう」と最近落ち込んでいました。
ASDは一人一人で全く異なるものなので息子さんのように育つ保証はありませんが、1人ぼっちで暗いトンネルに立っていた気分の私には眩しいくらいの希望です。
ありがとうございました
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Unknown (yokomam)
2021-10-04 07:18:52
Mimiさん、

始めまして。ブログを読んでいただいて、しかも嬉しいコメントありがとうございます。

3歳のお子さんを育てていらっしゃるのですね。早く診断がつき、支援を受けることができて、本当に良かったですね。プレスクールで刺激を受けて、嬉しい報告が聞けるといいですね。良い先生に恵まれますように!

うちの息子の場合は、医療保険の関係で、専門家から診断を受けることができたのは、5歳の時でした。しかし、発達が確実に遅れていたので、障害のあるお子さんの通うプレスクールには入園させることができました。また幸いにも、クラスメートのお母さんがPlay Groupを立ち上げてくださって、それなりに息子も私もお友達が出来て、本当に心強かったです。

Mimiさんも大変だと思いますが、応援しています!!
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