キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

大統領選挙を心配気に見守るアメリカの子どもたち

2008-10-30 14:22:52 | アメリカ小学校事情

大統領選挙まで、6日足らず。

今回の選挙はうちの子どもたちも大いに関心があるみたいで、食卓ではその話ばかり。

クラスの子どもたちから聞いてくるいろんな噂話、「ペイリンが選ばれたら、白くまが全部殺されるって、誰かが言ってたよ。ほんとなの?」「○くんち、もしオバマが大統領に選ばれなかったら、引越しするんだって!」を披露しながら、心配気に聞いてくる。

娘のクラスでも誰を選ぶか投票したらしい。担任の先生の票も入れても(マケイン派)、オバマが優勢だったらしいが、親の意識を反映していると言える。一般的に大学町は、リベラルな家庭が多く、民主党支持の看板があちこちに掲げられている。

それにしてもアメリカのメディアは徹底的なオバマ寄り。またオバマ氏は集まってきた巨大な寄付金(前回の大統領選挙の二人の候補者の寄付金の合計にあたるそう)、を使ってかなりの時間のテレビ番組を買い、ラストスパートに力を入れているらしい。

オットもその家族もどちらかといえば保守派なので、最近の情勢は、頭の痛いところ。米国市民権を持たない私には投票権はないので、国のために、ベストな指導者が選ばれて欲しいと切に願う。

 

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アメリカの小児科検診と保護者懇談会

2008-10-29 11:41:11 | アメリカ中学校事情

今週1週間は、小学校も中学校も毎日懇談会が続くので、子どもは12時で早帰り。

キャンパスで朝の授業を終えた後、オフィスアワーに来た学生たちと少し話しをして、その後ティーチングアシスタントの家に向かう。彼女は小さな子どもが2人いるので、いつもミーティングは彼女の家で。

お昼頃、家に帰って、学校から帰ってきた子どもたちの昼食を作った後、1時に息子を小児科の検診に連れて行く。この年齢では予防注射はもうないと安心していたところ、インフルエンザの注射を勧められて、息子はちょっとびびってたけど、泣き叫んで抵抗していた昔から比べれば、随分の成長。

身長は157センチで標準と比べると75%タイル、体重は39キロで50%タイル。アメリカ人は太りすぎの傾向があるので、これくらいが心配なくていいと、お医者さんから太鼓判を押される息子。私にもその細さ、分けてほしいな。

お医者さんからの一連の質問の中で、お家に銃があるかという質問。去年は「そんなのない」と笑って答えた息子だったけど、今年はオットの父がわざわざ昔オットがハンティングに使っていたライフルを持ってきてくれたので、

息子「ある」

お医者さん「どこに置いてあるか知っているの?」

息子は「知らない」

私「「弾は入ってないんで大丈夫だと思うんですけどぉ」

お医者さん「ちゃんと保管庫に入れておかないとね」

日本では考えられないような会話だ。

その後、3時に娘の小学校で保護者懇談会、4時には息子の中学校で保護者懇談会。いそがしい~。息子の中学校では、体育館に先生が全員集まって、親たちが各先生のブースを訪れて、懇談をしてもらうというもの。おもしろい。科学、国語、社会、特殊教育、体育、音楽、算数の先生のところを順番に回り、待ち時間を入れて1時間半で全て終了。

息子は先生受けする性格みたいで、どの先生のところを訪ねてもほめられっぱなし。何事も一生懸命のところ、時間をしっかり守り、提出物を忘れないところが気に入られているみたいだ。障害を持っている分、暖かく支えてもらっているのかもしれない。娘はその点、娘のことをよく理解してくれる人とそうじゃない人と二分する。はっきりものを言う反面、感受性が強いので、つきあうのが難しいのかもしれない。けれども今の担任の先生は、娘のことを十分理解してくれるみたいで、ありがたい。

 

 

 

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自閉症の息子の奇異な行動

2008-10-27 14:44:18 | 自閉症アメリカ教育事情

高機能自閉症の息子のここ数年間の癖は、親と腕を組んだり、肩に手を回したりすることだけど、身長がだんだん高くなるたびに、私たちの方に違和感が湧いてくる。

12歳で現在身長が約158センチの息子は、私と歩いていても、オットと歩いていても恋人同士に見えないこともない。

最近オットは、こういう風にして歩いていると周りの冷たい視線をひしひしと感じるらしい。若い男の子をたぶらかしているゲイのおじさんに見えるのではと心配する。ハーフの息子とオットとは親子に見えにくいので余計そうなのかも。

私も息子が腕を組もうとすると、思わず手を振りのけてしまう。愛情の表現なので、拒否してかわいそうと思うんだけど、やっぱり違和感を感じてしまう。そういう社会常識みたいなもの、教えていてもつい無意識で行動してしまうらしい。

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Wii Fitを見つける!

2008-10-27 10:44:27 | アメリカ便り

今日Costcoで偶然にWii Fitを見つける。

この夏よりどこのお店に行っても見つからなかったけど、たまたまCostcoに幾つか並んで置いてあったのでびっくり、値段も79ドル(税抜き)と他のお店よりも少し安い。

息子と私のクリスマスプレゼントとして買うことにする。クリスマスまでは、ガレージの中に閉まっておく予定。楽しみ~

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アメリカの学生:スポーツ選手は優遇されるべきか

2008-10-26 12:21:31 | アメリカの大学で教える

先学期も今学期も、スポーツ選手が何人か受講している。

今回のスポーツ選手のうち1人は、フットボール選手。他州からスカウトされてきたらしいが、ぱっとみた感じでは身体の線の細い選手。しかしキャンパスの記事を見てみると、足が速いらしくかなり活躍もしてきたらしい。

授業が始まって数日目、ボクはLearning Disabilityなので、サポートして欲しいと言ってきたのもこの学生。ところが、このLearning Disabilityに甘んじているのか、毎回授業にくるのが20分近くの遅刻だし、いつも遅れて入ってくることで他の学生の目も冷たい。もっと早くちゃんと来てね、と釘を押したが、一向に直らない。

そういう折に、スポーツ選手団のアドバイザーから、選手たちはちゃんとやっているかどうか伺いのメールがくる。いつも遅刻ばかりしているし、提出物も出ていないので、単位が取れるかどうか難しいと説明を加えておいた。私が言っても態度が改まらないので、コーチに伝わるようにしておいたが、効果はあるのだろうか?

フットボール選手たちは、毎回出席カードを持って教官のところにきて、ちゃんと出席していることを証明するサインをもらうことになっている。そういうことでもしないと、授業をさぼりはじめ、単位を落とし、スポーツ奨学金をもらえなくなるからだと思う。

授業以外に練習をするのは大変だと思うけど、奨学金をもらえずにアルバイトをかけもちしながらフルタイムで授業に出席する学生も大変だ。日本の親のように大学資金を援助してもらう割合が低いので、ローンをもらったり、バイトをかけもつ学生が多い。そうすると、スポーツ選手ばかりを優遇するのも不公平な気がするので、ちゃんとやって欲しいと思う。

スポーツ選手の多くには(特にフットボール選手)、試験準備やレポート作成を手伝ってくれるTutorがついているらしい。しかしそのような待遇があっても、本人が真剣に授業に取り組まないとついていけない。そういう学生たちをなだめすかし、卒業まで持っていくアメリカの大学のシステムには、日本の「甘え」のような感覚が感じられる。

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娘の考えたこわーい夢をみない11の方法

2008-10-25 01:39:27 | アメリカ小学校事情

もうすぐ10歳になる娘は、3日間連続して怖い夢を見たからと、朝方私たちのベッドにもぐりこんでくる。

そういう娘が知恵をふりしぼって、次のリストを作る。

  1. おしいれを閉める(おしいれは、万国共通怖いのかな?ちなみにうちの子どもたちは、「おしいれのぼうけん」の絵本の大ファン)
  2. ナイト・ライトを部屋にとりつける
  3. 怖い本や映画を見ない
  4. 聖書を読む
  5. 親に「おやすみなさい」を言ってもらう
  6. 祈る
  7. 別のことを考える
  8. あったかいココアかミルク、お茶やお水を飲む
  9. いい本を読む
  10. お風呂に入る
  11. 親に本を読んでもらう

この夏の日本の里帰りで、四谷怪談などにでてくるお化けたちのファンになった娘。ろくろ首、傘おばけ、河童、お岩さんなどの話を聞きたがる。

日本のお化けはお茶目だが、今のハロフィン時期に出没するお店の飾りつけは非常に不気味で気持悪いものばかり。町にもお化け屋敷がいくつか設置されて、来週のハロウィンへの準備。

来週はうちの黒ネコペッパーの外出禁止令?娘いわく、黒魔術のいけにえに使われたり、デコレーションにされたら困る、らしい。そこまでないと思うんだけど。

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小児ガン治療中の家族を応援する

2008-10-24 14:05:03 | アメリカ便り

今日の夕食は、近所のDeliで出来合いの食事を始めて買う。

このDeliを知ったのは、今通っているチャーチのリストサーブがきっかけ。この8月に夢が叶ってお店を開いたばかりのご夫婦の4人息子の一番下の4歳の男の子が、最近ガンだということが分かり、今抗がん剤で治療を受けているらしいが、経済的に非常に大変なので、ぜひお店に買いに行って応援してあげて欲しいというメール。

もともとヨーロッパ出身のこのご夫婦は、この町でヨーロッパの家庭の味のDeliのお店を持ちたいと、はりきっていたらしい。このニュースはキャンパスの新聞でも取り上げられ、息子さんのための募金も始まったそう。

今日始めてお店に行ってみると、結構お客さんがたくさん入っていて、みんなが同じように人事と思えずにサポートしている様子に、心あたたまる。家族の大変さは想像を絶すると思うが、地域ぐるみで支えあうことができるこの町はいいなと思う。

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毎晩、ネコたち探しが日課

2008-10-24 13:48:45 | アメリカ便り

朝になると、うちのネコたちは外に出たくてたまらないみたいで、5時ごろから寝室の外でミャオミャオないたり、ドアをがりがりひっかいて、起こしにくる。

あまり薄暗いうちは危ないので、大体7時くらいになると二匹とも外に出す。小鳥がさえずる朝の新鮮な空気の中、ネコたちも幸せそう。秋のこの季節は、風に飛ばされてひらひら舞い上がる落ち葉を追いかけるのに夢中なお茶目なネコたち。

十分遊んだあとは、お昼ごろ家に戻り、昼寝の時間。私たちの寝室やソファーの上で二匹ともぐっすり休みの時間。うちのコドモたちが帰ってくると、ネコたちはそれぞれ避難してどこか安全なところに逃げ込むのが習慣。予測がつかないコドモの行動はネコたちにとっても、怖いのかも。。。

ところが夜になると、夜行性のネコたちはもう一度外に出たがる。私たちの隙を見て、外に出てしまうネコたちだが、コヨーテやふくろうに襲われるかもしれないので、夜の9時頃になるとネコ探しが日課。

懐中電灯を持って、家の周りを歩き回って探したり、キャットフードをおとりに捕まえたり、「ツナツナ~」(なんとツナという言葉の意味が分かっているうちのネコたち)とだまして家に連れてくる。これが至難のわざだけど、かなりのネコ名人になった私は最近うまく捕まえてネコを家に連れて帰るので鼻高々。

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親離れしていない子、子離れしていない親

2008-10-23 12:22:54 | アメリカの大学で教える

アメリカの大学でも親離れしていない子、子離れしていない親がいる。特に財政状況が絡んでくると、親も必死。

今日、相談のメールが回りまわって来たのは、現在ドイツを訪問している学生で、私のオンラインのクラスを受講している。もともとアメリカ人だが、ドイツで世界からの子どもたちが参加するキャンプのカウンセラーとして働くことにより、10単位ほど1学期間で獲得できるらしい。

この学生は, 提出物も9月5日以降何もだしておらず、2回あったオンラインの試験も受けていなかったので、すっかりWithdrawしたのかとばかり思っていた。ところが、母親からのメールいわく、彼女が住んでいる地区ではなかなかオンラインのコネクションがうまくいかず、どうにかして補佐して無事に単位をとるのを助けて欲しいとのこと。そして娘いわく、コースのインストラクターに相談のメールを出したが、返事が帰ってこないという苦情。

やれやれ、そんなメールもらった覚えはないと保存してあるメールのリストを調べてみるが、案の定、彼女から一度もメールはきていない。母親いわく、今回学生ローンをもらって授業料を払っているので、それをムダにしたくないので、どうにか助けて欲しいということだが、これは学生本人の責任。

この経済情勢の中、大学で真剣に学ぼうと思わない人たちは、時間的にも財政的にもかなりのロス。苦い体験をして学ぶしかないのだろうか。

 

 

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今日の夜ゴハン:20分で作るイタリア料理

2008-10-22 13:40:12 | シンプルライフに惹かれて

今日の夕食はイタリアン。

まず、冷凍庫からフローズンの鶏肉を出して、ローズマリー&ガーリックシーズニングを振りかけて、オリーブ油でフライパン焼き。

たっぷりのお湯を沸騰させて、Penne(うちの家族の一番お気に入りのパスタ)を茹でる。茹で上がったら、トマト系のパスタソース(既製品)とからめて、上にスライスしたチキンをのせ、パルメサンチーズを好みにあわせてふりかけ、できあがり!

新鮮なほうれん草とレタス類を合えて、グリーンサラダにして付け合せ。

コドモたちも喜んで食べてくれるイタリア料理の一品。溶かしバター&ハーブ&ガーリックをパンに塗ってオーブン焼きしたトーストまたはフランスパンがあれば、さらに食卓も華やか。

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ある土曜日:ワッフル朝食、リンゴ狩り、フットボール観戦などなど

2008-10-20 10:57:02 | アメリカ便り

 

週末の朝は、私たちのKing Size Bedでネコ2匹とコドモ2人を交えて、4人と2匹で添い寝をするのが日課。なぜか、ネコたちは私の傍があたたかいのか、私の上に乗ったりくっついたりしてゴロゴロするんだけど、そのネコたちにうちのコドモたちがゴロゴロ近寄って、Intimacyな時間。

お腹がすいたので、朝食はワッフルを作る。ワッフルミックスの粉に、ミルク、卵、オイルを混ぜて、たねはできあがり。以前、Walmartの超安売りで5ドルくらいで購入した電気のワッフル焼き機で、どんどん焼きあげ、生クリームをホイップしてできあがり。余った生クリームは、コーヒーに入れる。

そのあと、オンラインクラスの教材のDVDを見て、ノートを取る。学生が視聴しているものをしっかりこちらも把握しておかないと、提出物を採点する時にも困るので、テキストや資料などは時々目を通すように。

そのあと、家族でショッピングに出かける。今日の目的は

  • 1週間の食料品の買出し。土曜日のショッピングは非常に込み合っているので、人ごみの中をカートを押しながら欲しいものをゲットし、コドモを連れていくのは、ストレス度かなりアップ。
  • ダイニングセットの椅子のMake overのための生地とビニールをJoAnnで探す。椅子カバーがかなり破れて汚くなったので、生地をはって、その上に分厚いビニールカバーをかぶせて、汚れの手入れがしやすいように。今流行りのブラウン系にする。

途中でお腹がすいたので、皆でMcDonaldにより、1ドルメニューの中から1つずつ選んで食べる。今まで1ドルだったチーズバーガーなどが、少し値上がりしてびっくり!(せこい私たち)

ショッピングの帰りに、近くの農場に寄り、U-pick (あなたが収穫する)でリンゴ狩り~。リンゴはGolden deliciousが中心で1ポンド60セントと激安。リンゴは、ほっぺたが落ちそうな程、新鮮でおいしい!木の下に、たくさん落ちていたリンゴ、どうするのかな?と気になる私。。。。

家に帰った後は、簡単に缶スープ(チキンヌードルまたはメキシカンチキンライススープ)とフランスパンでランチ。食後のデザートには、ハロウィン用のオレンジ色のチョコレートチップスが入ったクッキーを焼いて食べる。Chewyでしあわせ~。

その後は、オットのオフィスの人からただでもらった券を使って大学対戦のフットボールゲームを観戦。あまりにもべた負けなので、観客がみなぞろぞろ帰ってしまう寂しい中での応援。あまりにも悲惨なので、私たちも帰ることに!

図書館に寄って、家族で楽しめそうなDVDと本を借りる。選んだ本は、気楽に読めるものばかり。。。

  • What pets do while you're at work(主人がいない間にペットが家の中でどんないたずらをしているのかを想像してつくった写真集。コドモたちに大うけ)
  • Debt-proof the holidays: How to have an all-case Christmas(アメリカ人にとって出費がかさむクリスマスに、借金をつくらずにいかに創造的に家の飾りつけやプレゼントを作るかについてのアイディア集)
  • Betty Crockers whole grains (前にも紹介したBetty Crockersの料理本。Whole grainsで作るヘルシーでアメリカ人受けのするレシピが掲載されていて、写真つき)

夕飯は、

  • ごはんに鮭フレークまたはのりのつくだに。そしてオットと娘は韓国のりを巻いて食べる
  • 白身魚のレモン、オリーブ油、アーモンドフレーク焼き
  • カレー粉で味付けしたじゃがいも炒め(以前インド料理本で見つけたレシピ)
  • おすまし

と言う風に、テーマも何もないあり合わせ。それでも娘は、天国の料理だわ!なんていって感激してくれる。表現のオーバーな娘を持つと、機嫌のいいときは徹底的にほめてくれるのでありがたい。

夕食を作りながら、明日のランチのスープを煮込む。以前イタリア料理を食べにいって息子がファンになってしまったミネストロネスープをつくることに!オットから去年のクリスマスにもらったSoup Bibleを見ながら作るが、ベジタリアン用になっていて、豆腐を入れるので大丈夫かなと思う。Crock potで丸一日煮込むことに。

デザートには、今我が家でNo. 1のアイスクリームのSpumoni (ピスタチオ、チェリー、チョコレートのコンボ)。皆がおいしい~って食べ続けるので3日で大きなパックに入ったアイスクリームがなくなってしまって大変!

夜は、食べすぎ解消に近所のAnytime Fitnessで30分マシンを使って運動したあと、今度の授業に使うDVD候補を視聴する。これは、世界のイスラム教徒たちの現在の様子を取材したもので、イラン、エジプト、マレーシア、アメリカ、ナイジェリアのイスラム教徒たちの様子が描かれている。横で見ているオットは煮えたくりながら批判しているけど、学生たちに見せて効果があるのかな、と思案中。

 

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アメリカの中学のある日:奇想な衣装で学校に行き、Winnerになる!

2008-10-18 12:59:01 | アメリカ中学校事情

息子の中学校では、今週はへんてこな衣装で登校することになっている。

水曜日は、パジャマを着て学校に行く。

木曜日は、先生のような服を着て学校に行く。

金曜日は、いろいろなカラーの混じった服で学校に行く。

息子は、考えたあげく、金曜日にカラフルに手染めしたTシャツに、赤の格子模様のダウンタウンのシャツを着て、緑の迷彩色のズボン(軍服ズボンみたいな色)をコーディネートして、登校。おまけに朝はきづかなかったけど、シャツのボタンがかけちがっていたので、かなりの着崩れ方~。

3時ごろから、息子から電話がかかってきて、ピザを2箱持って帰りたいので、車で迎えに来てほしいとのこと。なんと、奇想な衣装を着てきた生徒の中で抽選をした結果、息子が優勝したらしい。600人くらいいる生徒の中で、毎日1人ずつ優勝者が出るらしいが、今日運良く抽選にあたったのが息子!

今日は最終日ということで、全校生徒が体育館に集まった中、3人の優勝者が前に出て、商品のLarge Pizza2箱とソーダー2リットルを2本もらってしまったのこと(笑)。だけど、人のいい息子は、全部みんなに分けてあげたみたいで、息子は空箱2箱家に持って帰る(笑)。なんで、学校でピザの箱捨てなかったの?と聞くと、ゴミ箱に入らなかったから、との返事。そういうところが、息子らしい。

優勝の3人の生徒たちは、お菓子で飾りつくした優勝者のソファーに座って、集会の間中、お菓子を食べ放題、という特典にもありつけたというところが、まさしくアメリカの学校。こういうお楽しみがあるからこそ、学校に行きたいっていう気になるに違いない。日本の学校もマネしたいところ......

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Shoe boxに託するクリスマスプレゼント:Operation Christmas Child

2008-10-18 08:08:20 | アメリカ便り

クリスマスの時期には、プレゼントをもらうだけでなく、あげることも楽しみの1つ。

うちの家族は、数年前よりOperation Christmas Childのプログラムに参加させてもらっている。このプログラムは、キリスト教の慈善プログラムSamaritan's Purse(よきサマリや人の寄付金)の一環で、有名な伝道者Billy Grahamの息子が中心になって、発展途上国の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るのが目的。

くつやズックが入っているShoe Boxにプレゼントを詰めて贈るるのが特徴。プレゼントの中身は

  1. おもちゃ
  2. キャンディー類
  3. 歯磨き粉や歯ブラシ、石鹸
  4. 文房具品
  5. ミニ本
  6. 手紙

などで、年齢や性別を考えて、中身を詰めることになっている。数年前に、プレゼントをもらったアフリカの女の子からお礼の手紙と写真が届いて感激!

今日はショッピングに行ってきて

  • 子犬のぬいぐるみ
  • ドレスアップセット
  • 花模様のハンドバック
  • カラフルな消しゴムつき鉛筆と鉛筆削り、ノート
  • 犬のシールセット
  • カードゲームセット(Go fish, 聖書のゲーム)
  • 歯磨き粉とスヌーピーの歯ブラシ2本

を5歳くらいの女の子を対象に、買ってくる。どんなものをあげたら喜んでくれるかを考えながら、ショッピングするのが楽しい。クリスマスプレゼントをもらうのが生まれて初めての子どももたくさんいるそうなので、こっちもわくわく~。

 

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ダイバーシティについて考える:その3

2008-10-17 12:45:10 | アメリカの大学で教える

キャンパスウォッチングをしていると、白人なら白人同士。アジア人ならアジア人同士とかたまりがち。

授業に出席する学生を見ていても、アジア人は結構並んで座っていることが多い。そういえば、私も大学院の時代には、韓国人の留学生と仲良くなりいつも一緒に座っていたことがある。

アメリカ人の学生はフレンドリーだが、やはり留学生を見て意図的に話しかける学生は少ない。私の観察する限り、どちらかというと、留学生からアメリカ人に話しかける場合のことが多く、それでも会話が長くなりたつことは少ない。

いわゆる"confort zone"と呼ばれる、私の勝手な解釈だと、自分のアイデンテティを崩さずにかつ余分なエネルギーを使わずにいれるような心地よい人間関係に浸っていたいと思うのは、人間の本能。無理してまで、留学生に話しかける必要はない、と大抵の学生は考える。

その領域の外に一歩踏み込んで、自分とまったく価値観の違う宗教や文化を体験させるために、ダイバーシティの授業では、学生たちに「多文化イベント参加」という課題を課している。1学期の間に、自分にとっては経験のない宗教の集いに参加したり、ゲイや性差別、人種差別などの集会を経験したり、異文化の伝統行事やお祭りに参加するという課題である。こういう機会を2度経験し、それぞれレポートを書かせるようになっている。

こういう経験を通して、マジョリティ(白人ミドルクラス)である学生たちも、社会弱者の立場になって、互いに尊重しあえるような関わりができることを願っているが、どうなのだろうか。

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パンプキンを使っての地球儀づくり

2008-10-17 12:21:49 | アメリカ小学校事情

小学校4年生の娘の今週の宿題は、お店で大きなパンプキンを買って、青色を塗り(海)、世界大陸を緑で塗る地球儀づくり。

これが意外と大変!まずパンプキンは結構大きいので、ペイントするだけでも30分くらいかかる。それに世界大陸を書きいれるのは至難のわざ。

娘の宿題を少し手伝うことにして、鉛筆で大陸を書き入れるのは私の仕事。南大陸と北大陸をバランスよくかいたり、ヨーロッパとアジア、アメリカ大陸がバランスよくちらばるように書くのに一苦労!

オーストラリアがなくなってしまったり、日本列島が極端に大きくなってしまったり、私の書く地球儀はへんてこ。おまけに、下書きのえんぴつを消しゴムで消すたびに、ペイントも取れてしまって、もう悲惨!

これは小学校4年生には難しすぎる宿題と思いながらも、ひさしぶりに世界地図を見るのは新鮮。フィリピンがこんなにちらばった孤島からなりたった国んだったんだとか、オーストラリアの上にニューギニアがあったんだとか私にとっては発見!

 

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