キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Youtubeでプリシラ・シャイラーを聞く毎日

2023-09-10 19:48:11 | キリスト教

そろそろ秋らしくなってきたこの頃  みなさんおかわりありませんか。

毎朝、近くの河原を散歩をしていますが、随分涼しくなり、心なしか、少しずつ紅葉し始めた葉っぱもみかけるようになりました。

最近の散歩のお供は、

Youtubeで聞くクリスチャンの伝道師プリシラ・シャイラーのメッセージです。

彼女のことは、

女優として出演した映画「War Room」(「祈りの力」として日本でも紹介されています)を視聴して、始めて知りました。ダラスにあるメガチャーチの牧師トム・エバンスの娘さんだと知り、ずっと心に残っていたのですが、

最近、彼女のベストセラー本

「Fervent: A Woman's Battle Plan to Serious, Specific and Strategic Prayer」(熱心に祈る:真剣に、具体的に、戦略的に祈るための女性の戦いの計画)という本を購入し、

その内容にも、彼女の姿勢にも、とても刺激を受けて、

その後、Youtubeで伝道メッセージ Goind Beyond Ministries を毎日聞いています。

今までアメリカでは、

黒人の伝道師のメッセージを聞くことは、ほとんどなかったので、

今思うと、住んでいた時に、彼女のお話を聞きにいっていれば良かったと思ったくらいでした。

 

私生活では、3人の男の子のお母さん。ご主人も今は、Goind Beyond Ministries のお手伝いをしていらっしゃるようです。

メッセージの中では子育ての楽しいエピソードも豊富に出てくるので、それも楽しみの一つです。

https://www.lifeway.com/en/articles/priscilla-shirer-interview-wired-for-ministry

 

話は戻りますが、「War Room」(「祈りの力」)は祈りの力について教えられるとても良い映画です。

日本でも視聴できることがわかったので、また見てみたいと思っています。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Break Through Prayer

2023-08-14 16:18:06 | キリスト教

最近、オーディブルで聞いたのが、Jim Cymbala氏の本、”Breakthrough Prayer:The Secret of Receiving What You Need From God”です。

一回聞いてとても良かったので、今2回目聞いてます。

Cymbala氏は、ニューヨークのメガ教会、ブルックリン・タバナクル教会の牧師。奥様が率いる聖歌隊は、ベストゴスペルクワイアとして何度もグラミー賞を取っているそう。オバマ大統領の就任演説の時にもこの聖歌隊が登場しています。https://www.youtube.com/watch?v=w5rb833WnOQ

この教会は、多民族の人たちが集っていることでも有名で、本の中では、ドラッグ中毒、ホームレスなどの社会的弱者の人たちが、どのようにして救われ、人生が変わったかについて、実例が多く含まれています。

その中で特に印象に残ったのは、World Trade Centerのテロ攻撃で瓦礫の中に30時間生きたまま閉じ込められ、奇跡的に最後に助けられた Genelle Guzman-McMillanの証です。彼女はこのことについて本も書いており、メディアのインタビューにも答えていますが、死を間近に経験しながら、もう一度生きるチャンスがあればと改信し、Paulと名乗る天使に手を何回も握ってもらい助けられた、ということが語られています。今は、このブルックリン・タバナクル教会に通っているそうです。

https://guideposts.org/angels-and-miracles/miracles/gods-grace/she-was-the-last-one-rescued-from-the-world-trade-center/

このCymbala氏の本を読み、祈るというのはどういうことなのか、自分に゙足りないところを多く教えられ、また励ましを受けた本でした。

ここ数ヶ月、仕事でストレスや不安を経験することが多いのですが、それは自分の心が自分のことばかりで大半を占めているためで、インスピレーションを与えてくれるようなクリスチャンの本を聞くことで、その不安な思いも少し和らいでいます。

夫は、この本も含めて、オーディブルで沢山のクリスチャンの本を購入してきたので、宝の持ち腐れにならないように、この夏はできるだけ心のリトリートとなるような本を読もうと思っています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ティモシー・ケラーの死去

2023-05-21 07:52:58 | キリスト教

昨日、悲報が入ってきました。

アメリカの牧師、キリスト教の弁証家として著名なティモシー・ケラー氏が、72歳の生涯を閉じられました。

20年前には甲状腺のガン、3年前にはステージ4の膵臓癌と診断され、免疫治療を行ってこられたそうです。

数日前、Facebookで氏の息子のマイケルさんが、「お父さんを病院から退院させ、これから自宅でホスピスケアを行う」と報告なさったばかりでした。自宅に連れて帰って、1日程で亡くなられたようです。

マイケルさんの報告によると、ケラー氏は亡くなられる前には、次のようにおっしゃっていたそうです。

“I’m thankful for all the people who’ve prayed for me over the years. I’m thankful for my family, that loves me. I’m thankful for the time God has given me, but I’m ready to see Jesus. I can’t wait to see Jesus. Send me home.”

"長年、私のために祈ってくれた人たちに感謝している。私を愛してくれた家族にも感謝している。神様が与えてくれた時間に感謝している。しかし、私はイエスに会う準備ができている。イエス様に会うのが待ち遠しい。私を家に帰してほしい。"

自分のほんとうの故郷に帰りたい、イエス様に会いたい、そういう思いで召されたということは、私たちにとっても慰めです。

 

私、夫や娘も、そして周りにいる人たちも、社会的弱者を擁護し、本当の福音について考えさせてくれたケラー氏の本にずいぶん影響を受け、励まされました。

ケラー氏については、このブログでも何度か紹介させていただきました。

https://blog.goo.ne.jp/yokomam/s/%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%BC

昨年、アメリカを去る時に、

バイブルスタディーの仲間からプレゼントしてもらった本が、ケラー氏が奥様と一緒に"The Songs of JESUS"というデボーション本です。

ケラー氏の本をこれからも読み続け、またケラー氏のポッドキャストを時々聞きながら、私の人生に影響を与えた一人の方として覚え続けていきたいと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然物を利用したイースタークラフト

2020-04-09 09:31:41 | キリスト教

今週の日曜日は、イエスの復活を祝うイースター。

今年は、外出も禁止されているため、

イースターの行事もキャンセルされていますが(オンラインのイースター礼拝は別)、

こういうイースタのクラフトを、Pinterestで発見。

こういうのやってみたいなと思いつつ、アイディアだけでも記録してみます。

 

 

https://zwoste.de/osterkoerbchen-flechten-mit-baumscheiben/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パトリック・マホームズを応援

2020-02-04 07:38:06 | キリスト教

昨日の夜は、NFLの優勝決定戦であるスーパーボウルを視聴。

昨年と引き続き、パーティーを家で開き(うちのアパートのクラブハウス)、7組のカップルが来てくださる。

今年の決勝試合は、サンフランシス・フォーティーナイナーズとカンサスシティ・チーフス。私たちは夫の勤務先のテキサス工科大でクオーターバックだったパトリック・マホームズのチーム、チーフスを応援。

前半はずっと負けていたが、後半はどんどん追いつき逆転勝ち。

夫は、カリフォルニア出身で、昔はフォーティーナイナーズを応援していたけど、今はテキサスにすっかりなじんだらしい。チーフスが優勝して、本当にうれしそうだった。

このマホームズは、テキサス州タイラー出身で、黒人とドイツ人のハーフ。今回は、スーパーボールの最優秀選手賞など、いろいろ賞ももらったらしい。またこれまでのスーパーボウルで優勝したチームの中で、一番若いクォーターバックらしい。24歳。顔もあどけない。

私は知らなかったが、大学時代は私たちが通っている教会にも通っていたらしい。

彼が自分のキリスト教信仰について、証したビデオがFacebookでシェアされていたので、リンクを紹介。

https://vimeo.com/341814100?ref=fb-share&fbclid=IwAR30ToF_-F1QH3RmeKrjSanFfdv4qQvMFKjIwnKt5ZAZbMDI-GZ_ha4WcTI

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ティモシー・ケラーのディボーション本

2019-02-08 19:02:08 | キリスト教

前にも紹介したニューヨークのリディーマー長老教会の元牧師、Tim Keller。

特に夫が彼の本のファンなので、二人でかなり読みつくしたが、去年の半ばより、彼のディボーション本、God's Wisdom for Navigating Lifeを使っている。

他のディボーション本と異なって、何度も読まないと意味が分からなかったり、知らない単語が出てきたりと私にとってはかなり難解。しかし、現在社会や文化においてキリスト教信仰を持つことはどういうことなのか、深く考えされられる本だと思う。

一日一回、質問が含まれており、鋭い指摘によって、自戒させられる、はっと気づかされる場合が多く、読みこなすことにより、成長の手助けになると思っている。

去年の夏、娘は「貧困体験」のミニストリーに参加したが、この本を読みながら娘の感じたこと、訴えたいことが分かってきたような感じがする。

自分の安全地帯にとどまっているのではなく(自分と家族、周りが幸せであればそれで良い)、自分は今何をすべきなのかを問いかける本。

https://www.amazon.com/Gods-Wisdom-Navigating-Life-Devotions/dp/0735222096

https://en.wikipedia.org/wiki/Tim_Keller_(pastor)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧困生活を体験中の娘

2018-07-15 16:22:20 | キリスト教

娘はこの夏InterVersity Christian Fellowshipというキリスト教団体の宣教キャンプに参加することにした。

場所は、サンアントニオの貧困地帯。6週間のボランティアであるが、それも自分で寄付金を集めるいうシステムになっている。そもそも、人からお金を寄付してもらうということは、ストレスフルな経験であるが、事情を説明し、娘のために投資(金銭、祈り)をすると申し出てくれた人(中には娘の友達の大学生で、1万円程寄付してくれた子たちが何人もいたらしい)、総計で30人以上。合計で2000ドル近く、寄付を集めることができた。

娘の主なボランティアは、貧困家庭の子どもたちが参加するサマーキャンプのスタッフとしての仕事である。貧困だけでなく、親自身が非常に高いストレスを経験している家庭の子どもたちが参加するので、娘にとってはチャレンジの多い体験である。明らかに発達障害の子ども(未診断)たちも多いらしく、どのように対応したらよいのか、娘から相談を何度か受けた。

宣教キャンプ中は、携帯電話やインターネットの使用も禁止され、週に一度2時間だけ、許される。その時間内に、娘は自分をサポートしてくれている人たちに近況報告のメールを送り、家族に電話する。最初の週は心細くて、なんでこんなキャンプに参加してしまったのかと涙した娘であったが、次第に他のスタッフたちにも溶け込み、元気にやっているらしい。

貧困家庭を理解するために、娘を始め他のボランティアたちは、1日3ドルという食費でやりくりしなければならないらしい。最初の週は、他のボランティアに男性が多いこともあってか、買い出しで皆が同意して購入したものは、炭水化物と肉ばかりで、もとベジタリアンの娘は少し具合が悪くなってしまったらしい。2週目には皆を説得し、限られた予算内でキャベツとバナナ、リンゴも買ってもらい、今は健康も回復したらしい。

3週目には、貧困の「移民」生活のシミレーションだったらしく、冷房のない部屋(日中は40度程の暑さ)で雑魚寝で2日生活し、シャワーもなく(バケツシャワー)、食事も殆どない中で生活したとか。これはかなりショックだったらしい。いろいろな事情でアメリカに移り、リソースのない人たちがどのような生活をしているのかを身をもって体験するという目的である。その他のボランティアの学生たちは、「ホームレス」や極度な「貧困生活」を体験したという話であった。

平行してバイブルスタディーを行っているようで、不条理なことの多い世の中で、いかに神様により頼み生活していくかということを身をもって体験できたようだ。

一回り大きく成長した娘に会うのが楽しみだ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安が高まっている時に読みたい本ーAnxious for Nothing

2018-03-14 11:07:48 | キリスト教

去年の秋に発売されたMax Lucado(サンアントニオにあるメガ教会の元牧師。ベストセラー本だけでなく、子ども向けの本やビデオなども数多く出版。和訳されているものもある)の最新本です。

タイトルは、Anxious for Nothing: Finding calm in a chaotic world 和訳は、「何も心配するな―混沌とした世の中で平安を見出す」でしょうか。

「不安」や「抑うつ」で悩む人の増加や低年齢化がアメリカでも日本でも大変深刻な問題になっていますが、この本は、聖書の言葉と自身の体験などを通して、なぜ何も心配しなくてもよいのか、変わりにどうあるべきなのか、ということが語られています。

オーディオブックで聞いて、今3回目になります。朗読の声も聞きやすくて、カウンセリングを受けているような温かさがあります。

Amazon の”Emotional Self Help"のジャンルでは現在ナンバーワンにランクづけられています。

https://www.amazon.com/gp/bestsellers/books/10166950011/ref=zg_b_bs_10166950011_1

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペンパルのエミリアちゃん

2018-02-15 13:57:41 | キリスト教

 

毎月少しですが、発展途上国の孤児の必要を満たす国際キリスト教児童支援団体、「コンパッションインターナショナル」を通して西アフリカのブルキナファソ共和国に住む女の子エミリアちゃんのスポンサーとして献金しています。

今日久しぶりにエミリアちゃんから手紙が届きました。

手紙の中に可愛い絵が描かれていたので、写真を撮り、添付してみました。フランス語を話す国なので、手紙は全てフランス語ですが、通訳の方が翻訳してくださるので助かっています。

この国の子どもたちはエイズにかかる率が高く、売春も多いという状況を知り、エミリアちゃんに決めました。そのような環境を全く感じさせない明るい文面の手紙が多いのですが、いつか会える日がくることも期待しています。

 

エミリアちゃんとのやりとりを書きながら思い出したのが、数か月前に読んだ本ーI will always write back: How one letter changed two livesです。

ペンパルとして手紙を交換したことが、いかにお互いの人生を変えることになったかという自伝です。

和訳されていないのが、非常に残念なのですが、感銘を受けた本でした。

https://www.amazon.com/Will-Always-Write-Back-Changed/dp/0316241334

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nabeel Qureshi氏の妻によるメッセージ

2017-09-29 16:01:01 | キリスト教

YoutubeにVlogを連載していたNabeel Qureshi氏の死後、その奥様のMichelle氏が先日メッセージを残した。

これまで表に出ることなく控えめに夫を支えてきた彼女であったが、これまでサポートしてくれた人たちに伝えなければという思いで語ることに決めたらしい。

以下、詳しい内容はYoutubeと下記の記事を見ると分かると思うが、幾つかの点について紹介したい。

1.Nabeel の症状が悪化し始めた今年の6月頃からは、「妻」ではなく「世話をする人」という役割に代わったことに対して、神様に泣き叫ぶ程辛い思いをしたことが告白されている。その時には、「また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」(ピりピ4章19節)で慰めと確信を得たようだ。

2.Nabeel の死後、同じ祈りの女性グループの人と共に、最後までNabeel が死から蘇るかもしれないという希望をもち、7日間祈り続けたらしい。これについては賛否両論があるかもしれないが、彼女たちなりの聖書に基づく信仰の確信を持ち、最後まで奇跡を信じてきたということが告白されている。しかし埋葬になりブルドーザーで土がかけられた時に、もはや地上の人ではないということを実感し、神様は自分の夫の死により、さらに偉大な目的を果たしてくださるということを確信したと伝えている。

3.また夫亡き後の「未亡人」「シングルマザー」というアイデンティティーは公的な書類の中ではそうなるかもしれないが、自分の真のアイデンティティーは、「神の子」であり、だからこそ神様がこれからの人生の必要を豊かに満たしてくださるという確信があることを語っている。

4.自分の運命(夫の死)については、神様の計画が背後にあり、それをたとえ知ることができても自分には理解できないものであることを認め、死さえも神様の素晴らしい計画のために用いられることをイエス様の例を使って語っている。

彼女の信仰は、これからも同じような苦しみを経験している人たちの支えになると思うし、素晴らしい証だと思う。

http://www.christianpost.com/news/nabeel-qureshis-wife-prayed-for-husbands-resurrection-until-burial-200773/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nabeel Qureshi氏の死

2017-09-19 13:39:07 | キリスト教

先週ブログに書いたNabeelが、9月15日にガンのため亡くなった。享年34歳だった。イエス様が亡くなった年である。

彼の死については、キリスト教関係の新聞だけでなく、アメリカのメジャーな新聞、ワシントンポストでも記事になった。

https://www.washingtonpost.com/news/acts-of-faith/wp/2017/09/17/why-this-muslim-turned-christian-speaker-resonated-with-so-many-before-his-death-at-34/?utm_term=.3cc09dbd9159

それ程影響力のあるクリスチャンだったということである。Facebookのフォロアーも大変な数であり、Youtubeを通して、彼の働きと癌についてニュースが拡散した。もちろんその前に有名になったのは、ベストセラー本の影響である。非常に読み答えのある本であり、イスラム教について深く知りたい人にとっても参考になる本である。また業績や知性だけでなく、情熱的で前向き、自分を隠すことのない人柄にファンも多かったことだろう。

このワシントンポスト記事に寄稿したのは、NabeelNabeelが所属するキリスト教の国際宣教の団体RZIM (Ravi Zacharias International Ministry)の創始者、Ravi Zacharias氏である。

Nabeelは、Ravi Zacharias氏のことをおじさん(Uncle)と呼び、慕っていたらしい。今から一年前、一緒にレストランに出掛けた時に殆ど食べない様子を見て聞いてみると、ここ数週間「胃が変な感じがするんだ」という回答。いつも食欲旺盛なNabeelを見てきたZacharias氏は、すぐ医者に行くように勧めたのが始まりだった。その時既に、ガンはステージ4まで進行していたらしい。

Nabeelは常に、自分のガンは完治するかもしれないという望みを捨てずに、いろいろな治療を試してきた。また臆することなく、多くの人たちに自分と家族のために祈ってほしいと懇願してきた。調子のいい時期もあり、奇跡的に治ったのではないかと思ったこともあったが、それは長く続かなかった。しかしそのような体を抱えながら、全米各地の教会で熱くメッセージを語り、5月にはZacharias氏と一緒にマレーシアに宣教に出かけたくらいである。

神様はなぜNabeelを癒してくれなかったのか、多くの人たちの疑問であろう。これほど将来が楽しみな若き青年の命が奪われてしまうのは、残念で仕方がない。妻と幼い子どもを残して死んでいくことも辛いことである。

しかしキリスト者にとって死は最後ではなく、始まりである。死を乗り越えることはできなくても、彼の生きざまやメッセージ、本はこれから多くの人に語り伝えられ、希望を与えてくれると考える。

その他、多くの新聞に哀悼の記事が載せられているので参考までに。

http://www.christianitytoday.com/ct/2017/september-web-only/ravi-zacharias-nabeel-qureshi-apologist-rzim.html

https://townhall.com/columnists/frankturek/2017/09/19/why-didnt-god-heal-nabeel-qureshi-n2383196

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nabeel Qureshi氏の信仰

2017-09-11 15:48:55 | キリスト教

最近、心に重荷を持ちながら、祈っている人の一人がこのDr. Nabeel Qureshiです。

イスラム教からキリスト教に回心したその自伝がこの「アラーを探し、イエスに出会う」というベストセラー本です。

https://www.youtube.com/watch?v=Oaj1HKBsufs

この本にも心打たれましたが、それ以上に末期がんと宣告を受けてからの彼の歩みです。ヒューストンに引っ越しし、癌治療で世界的に有名なMD Andersonという病院(私が研究員として所属する大学の一機関です)で治療を受けてきました。ヒューストンにハリケーンが来た時には、自宅治療を受けていた時で、その時の映像もYoutubeで残されています。この時は胃を全部切除した後で、チューブにより栄養を補給していた時でした。もしこのまま洪水で病院に戻れなければ、栄養が遮断されてしまうということだったのですが、幸い救助を得て、病院に戻ることができました。

https://www.youtube.com/watch?v=jezBswBAuSg

最初は癒されるという信仰を持ちつつ(今も癒される可能性がありますが)きましたが、今は医者ももう回復の見込みがないということで緩和治療を受け、ここ数日が山ということのようです。そういう最中で残したYoutubeでのメッセージ。愛と平和の重要性を心の底から伝えるその姿に、胸が熱くなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=zU9fu-lC3fY&t=1s

癌の末期の苦しみ以上に、皆に残したいというそのゆるがない信仰と愛の確かさに圧倒されそうになります。肺に水が溜まり、話をするのも大変だと思いますが、頭脳の衰えも感じない語りです。

癌が癒されるということよりも、彼の姿こそが、奇跡なのではないかと思います。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最も心に残った本-2016年

2017-01-02 19:57:34 | キリスト教

3作とも自伝。

1. Heavenly man: The Remarkable true story of Chinese Christian Brother Yun by Brother Yun

2. When breath becomes air by Paul Kalanithi

3. Hiding in the light by Rifiqa Bairy

1は、中国でキリスト教信仰のために、想像を絶する迫害、投獄、虐待され続けたクリスチャンのユン兄弟の驚くべき証の本。試練の中でますます信仰が研ぎ澄まされていく様子がよくわかる。詳しくは、このサイトを参考に。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/21795/20160822/makoto-no-yorokobi-20.htm

2は、将来を約束された若く有能な脳神経外科医が、末期がんの宣告を受けてから死に至るまでの姿を描いたもの。はっきり本には描かれていないが、背後に信仰があることが伺わされる。涙なくては読めない本。

3は、スリランカから米国に移住し(叔父にレイプされたことと、実の兄に失明させられたことが原因)、厳格なイスラム教家庭に育った彼女が、次第にキリスト教の信仰に導かれていく過程が前半に描かれている。キリスト教への回心ゆえにイスラム教の両親から(既に父親からの暴力を定期的に受けていた)の名誉殺人を恐れたリフカは家を脱出。フェイスブックで知り合ったクリスチャンのカップルのところにしばらく逃げ隠れするが、それからは養育権などを巡り、18歳になるまで実親との紛争裁判が長く続き、その間、刑務所に入れられたり、里親のところを転々とする生活。またそれだけでなく若くして末期がんという宣告を受けるが、自分が信じる治療法を選択し、結果的に命を取りとめたということも描かれている。彼女のストーリーは全米中に紹介されているが、日本語訳つきのインタビューも紹介されている。

https://www.youtube.com/watch?v=PBRUVE_qMns

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス礼拝

2013-12-24 11:38:13 | キリスト教

クリスマス礼拝は、通常通っている教会以外に、子どもたちの通う高校の隣のメガ教会 Woodlands Church の礼拝に参加。

http://christmas.woodlandschurch.tv/

いろいろストレス続きだった2013年だったが、Shadow (影)を経験するのは、Light (光)があることの証拠だというメッセージが心に浸みる。

希望を求めて、キリストの降誕を待ち望んでいた人たちの気持ちがよく分かる今年のクリスマス。

クリスマス礼拝後の、暖かいココアのサービスが嬉しかった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳性まひのクリスチャンの伝道者

2011-10-09 18:35:45 | キリスト教

 

今日は、最近通い始めたバプテスト教会にDavid Ring氏がゲストスピーカーとしてメッセージをとりついで下さる。

彼は、生まれつきの脳性まひ者。父親を9歳の時になくし、自分をかばって非常にかわいがってくれた母親もその4年後で癌で亡くしたらしい。その結果、孤児となりいろいろな家を転々としたらしい。いつも皆にいじめ、からかわれ、高校を退学し、次第に生きる望みを失った彼は、自殺を何度も試みたらしい。しかし姉の導きでキリスト教会に通い、ある日信じる決心をしたらしい。その後、人生がどのように変革し、大きな障害を抱えながらも、神様に用いられる器として自分を捧げているのかという生きる証を聞かせていただいた。

その後素晴らしい女性と出会って結婚し、4人のBeautifulな子どもたちに恵まれ、その幸せそうな家族の写真もスライドで見せてもらう。現在58歳。

脳性まひを抱えながら、壇上に立ち、会衆に向けて話をするのはどんなに大変な苦労かと思う。たとえ自分が回りから不恰好に見えても、失敗しても、そういうプライドを捨て、乗り越えた人だからこそ、人の心を揺り動かすことができるのだと思う。このように皆の前で自分の人生を証するのが自分が神様から与えられた使命だという確信を持ち、全米中を飛び回っている現役の伝道者。

http://www.davidring.org/index.html

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする