一週間前に先端の方を切って水栽培したバジル、根っこがでてきました。もう鉢植えに移し変えても大丈夫そうです!
2つの大学で並行しながら研究プロジェクトを行うことになった。
その一つのテキサス州立医大では、スポンサーがこの夏ぜひパイロットスタディーをやろうと勧めてくれたので、まず大学のIRB(Institutional Review Boardという治験や臨床研究の審査を行う委員会への申請から始めることに。
私が去年書いた研究プロジェクト申請書を土台に行うので、プロジェクトの内容はよく把握しているが、諸手続きはかなり時間がかかる様子。
たとえば、IRB申請準備として、Collaborative Institutional Training Initiative (CITI)のトレーニングを受けることから開始。これは、WHOの正式生命倫理教育機関らしく、ウェブ上で受講できることになっている。倫理学習の機会を臨床研究者に提供することを目的として、2000年に米国の10大学病院等からの篤志家により結成されたのが始まりらしい。
私が受けたのは2つのトレーニング。利益の相反(Confidences of Interests)トレーニングと社会と行動分野の研究(Social and Behavioral Researchers and Key Personnel)トレーニング 。後者の方は、13も単元があって、その単元ごとの小テストを受けないと前に進めないしくみ。一つの単元にかなりのリーディングの量があったのでやたらに時間がかかってしまう。ついこの前、スピード違反でチケットをきられてしまったが、そのためにオンラインで受けた約8時間Defensive Driving Courseに匹敵するくらいの労力を使う。 しかし、論文やデーター改ざん、インターネットを使って行う研究の倫理、データーの保存、インフォームドコンセントの方法など、幅広く例を交えながら学ぶことができ、面白かった。たとえば、胎児を対象とした研究には父親と母親の双方あるいは母親のコンセントが必要なのかとか、コンサルティングで外部からお金をもらっている場合、一年間に合計いくら以上だと問題になるのかとか、大学以外での仕事は20%以上を超えたら利益の相反になるとか、なかなかルールは細かい。日本の大学で仕事をしていた時は、そういうことは全く規定されていなかったので、日本に同じような倫理を持ち込もうとするとかなり混乱が起こるのではないだろうか。
80%以上小テストの平均がないと合格しないということで緊張してしまったが、どうにか90%以上を取得し、無事終了。
次のステップは、IRB(Institutional Review Board)と学部内での臨床研究の許可申請。以前別の大学でIRBを申請した時には、比較的に簡単に進んだが、この大学はどうなのだろう。
先週に引き続き、またまたブルーベリー狩りに行ってきました。普段は週末しかオープンしていないファームなのですが、近所の友人スーザンのおかげで、特別にゲートをあけてもらいました。
テキサスの炎天下の中、娘と二人でバケツ2杯分一杯にして、11ポンド22ドルと激安です~。近所の友人におすそわけしたあと、バックに分けて冷凍です。グリーンスムージーに大いに役立ちそう~。冷凍のブルーベリーはそのまま食べても美味しい。でもマフィンにしたり、タルトに入れたり、いろいろ重宝しそう。。。
私の要領が悪いのもあるが、家事と犬の散歩と子どもの世話にとられる時間が多い。こうやって書き出してみると、家事の合間に仕事をしているようなカンジなので、仕事の合間に家事をするように心掛けよう。
蝶とハミングバードを呼ぶ花だそうで、珍しいので買ってみました。
3週間たつと、花もどんどん咲き、毎朝見るのが楽しみです。
今のところ、蝶もハミングバードもやってこないのですが。。。。
ガーデニング初心者なんですが、いいことを近所のスーザンから教えてもらいました。
バジルの背が高くなる前に上の方を切って水栽培すると根っこがでてくるということです。
その根っこが出ているバジルをまた鉢植えに移し変えると、どんどんバジルが増産され、新しく苗を買わなくてもいいこと。
バジルの背が高くなると、花がついてバジルが育たなくなるので、その前にどんどん切ってあげた方が茎が横に広がって成長してくれるということでした。
ふうん、なるほど、早速試してみます。
緑色の花びんのバジルは、スーザンからおすそ分けしてもらった根つきのもの。
これから鉢を買って、植えようっと。。。
Costcoでペスト(basil pesto)の瓶を定期的に買わなくてもいいくらい、成長してくれたら楽しみです。ペストは手作りパスタ、サンドウィッチ、ピザなどで使っています。
今日は、レバノン出身の近所の友人モナに地中海料理をごちそうになる。
彼女が連れていってくれたのは、Dismassisという地中海料理のバッフェ。
一つ一つの料理を説明してくれながら、どの料理はどのソースと食べたらいいとか、つくり方まで教えてもらう。
http://www.dimassisbuffet.com/menu.php
オリーブ油、香草、パセリ、シナモンを豊富に使った料理が特徴。いくつかレシピを教えてあげると言ってもらったので、今度はぜひ自分で作ってみよう。
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昨日は、隣のスーザンにブルーベリー狩りに連れていってもらう。
彼女の顔パスで、普段は週末しかオープンしていないブルーベリーファームに特別に入らせてもらう。
ブルーベリーをつまみ食いしながら、どんどん容器の中にブルーベリーを入れていく作業は楽しい。
新鮮なブルーベリーを3ポンド収穫し、夜は夫の誕生日ケーキとしてブルーベリーオートミルケーキを焼く。
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私たちは引越しが多く、なかなか継続する友だちをつくるのが難しいが、こういう風に近所で友人を見つけることができ、ありがたい。
定期的に顔を合わせる機会がないと、友情を育てるのは難しいと思う今日この頃。その点近所の友人たちは、日常生活(庭の水まき、犬の散歩)の中で自然に顔を合わせることができるのがいい。
ささやかなガーデニングをしている私は、苗や収穫の交換を友人たちとするのも楽しい。収穫したてのポテトをもらったり、紫蘇をおすそわけしたり、バジルの苗をもらったり。地域の人たちが助け合って生活するのは精神上にも本当にいいことだと思う。
最近頻繁に届く、論文投稿のお誘い。今回もらったメールは、数ヶ月前にある国際学会でポスター発表した研究を論文にして投稿しないかという内容。
以前もこのブログで書いたが、メールを読んでみると何か腑に落ちない。
まず編集者や編集委員の名前はリストされているものの、それぞれがどの大学に所属しているのかまったく記載されていない。
掲載されている名前の殆どは一度で発音できない非欧米系のものばかり。特に中国系が多い。
このジャーナルの出版会社であるDavid Publishing Companyがそもそも怪しいらしい。
インターネットで検索してみると、同じようなメールをもらった人の投稿記事に出会う。
中でも非常に役立ったのがこの記事。
この人は実際に論文を投稿し、採択されたが、そのプロセスで経験した様々な疑惑、特に作業費〔査読、推敲、出版)として1ページあたり50ドル請求されたことが書かれている(分野によっては、そのような費用を課すジャーナルもあるらしいが)
http://thetrialwarrior.com/2010/09/12/good-grief-bait-switch-law-publishing-version/
今回は心理学のジャーナルだったが、刑事学、法学、教育学などいろいろな分野から時々こういうメールが届く。発表した論文のタイトルをもとにメールを書いてくるようだが、業績の多い人はこういうメールが頻繁に届いてさぞ迷惑なことだと思う。
極めつけは、先週もらった中国のある学生からのメール。私のチームのもとでポスドクとして研究をしたいという趣旨のメールだが、もちろん私には資金もないし、そういう研究チームもない。自分の業績を添付して送ってくるが、手当たり次第にメールを出しているのだろうか。メールの中で、私がどんな研究をしているかについて全く触れていないので、返事も出さないことにする。