ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

リッチマン・プアウーマン

2012-08-21 14:36:20 | ドラマ・ワイドショー

 結局・・・・・

 香港活動家による尖閣上陸ビデオは公開しない方針

 東京都の尖閣上陸は認めない

なんですね

ワイドショーで勝谷氏が

商売なら仕方ないが、中国なんか行かなくていいんです。

韓流ドラマも見なきゃいい。喧嘩を売ってくる人達のものを買ったり

食べたりする必要はないじゃないですか」

と発言したら、司会の加藤浩次が

それは個人の自由だから選んでも全然いいんじゃないですか。

それとこれとは別ですよ。

勝谷さんは嫌なんでしょうけど好きな人は

いるし、商売している人も、企業も一杯いる」

と答えたそうです。果たしてどちらが正論なんでしょうか?

加藤派・・・民主党・吉本・電通・NHK・新興宗教団体・朝日新聞

朝日新聞なんかモロあちらよりで、読んでて気持ち悪くなります。

新聞やめてよかったー

何十万人もが参加した反日デモで「軍国主義打倒」とか言われて

国旗をもやされても、現地にいる日本人にはピンと来ないのかも。

軍国主義って・・・一体どこの国の事なのかしらねえ みたいな?

李大統領が「日王が謝罪するなら来てもいいぞ」としゃべっても、

現地にいる日本人や観光客にはピンとこないのか。

日王って・・・誰のことなの?天皇陛下ってそんなにお偉いの?みたいな?

つまり侮辱されても苛められても蹴られても、それを「不当な暴力」と受け取らない

日本人が多いんじゃないかと

何でだろう?わかる方がいたら教えてください。

 

 リッチマン・プアウーマン 

ドラマとしてはそこそこ見る事が出来るんですね。

小栗旬はなかなかカッコイイし。

でも、朝比奈さんの動向が見えない。悪役なら悪役らしくして欲しいし

何がどう転んで裏切り、一瞬にして改心して協力的になるというのは

あまりにおかしんじゃ・・・それが芝居だったとしても、後ろめたさとか

悪っぽさが全くないっていうの?

こういうの、日本人的かもしれないけど、見ている側にはストレートに伝わらない。

ストレートに伝わらず「察してください」的なドラマが多いから、視聴率が

あがらないのだと思います

10本に1本くらいは「お察しください」ドラマがあってもいいと思います。

ガンダム風に「正義の為に戦っているんじゃなくて死にたくないから」でもいい。

でもあとの9本はヤマト風に「地球を救う為に侵略者のガミラスを倒す」でないと

見てて疲れるし、納得できないし。

なんだかんだいって、韓国ドラマが受ける理由は、そこに「正義は勝つ」という

一本筋が通っているからです

それも晩年の「水戸黄門」みたいな中途半端な展開ではなく、徹底的にいい人は

いい、悪い人は悪いと対立が見える。

そして盛り上げ方が上手。

韓国ドラマは、ワンパターンです

恋愛は必ず喧嘩から始まるし、すぐに主人公が病気になるわ怪我するわ。

「そこで喋ってしまえ」という事を言わないから「君の名は」的すれ違いのまま

半分はもっていくし。

史劇においては主人公はどんな重傷を負っても死なないし、主人公は必ず

王様の息子とか娘で、身分を回復して国と民の為に戦うし。

宝塚でやりそうなシチュエーションばかり

でも、それでも面白いと感じるのは「予定調和」があるから。

ワンパターンでラストが見えててもいい、そこまで盛り上げて泣かせて笑わせて

くれれば・・・・・

そういうがむしゃらさが今の日本のドラマ制作人にはないのです。

「篤姫」の再放送を見てて「盛り上げ上手だなあと感心しました。

それにくらべると「平清盛」は主人公に魅力がないし、事件もないので

本来脇である源氏に話がうつってなんかへん。

 

リッチマン・プアウーマン」でいえば、徹のお母さん探しはどうなったんだ?

とか、いつまでもパーソナルファイルに拘ってないで、いい加減「障害」を

治すことをかんがえろよーーとか、真琴との仲は?とか、呆れるほど

まったりしてて展開が遅いのね。

そもそもタイトルと本筋があってないと以前、書きましたがますますめちゃくちゃに

なってきたような気がします。

恋愛か仕事か、母探しと障害か・・はっきりしてくれないから、多分ドラマ終了時には

「結局、何だったの?この話」って事になりかねませんね。

 

 

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平清盛・サマーレスキュー・ビューティフルレイン

2012-08-20 17:54:57 | ドラマ・ワイドショー

銀座のパレードに50万人ですか・・・・暑いのにご苦労様です。

日本は平和だなあ

綾部と藤田紀子さんの熱愛って本当なんですか?

「ピカルの定理」を見ている限り、綾部にはビバリさんが・・って。

女性の、それも母親より年上との恋愛なんて想像もつかなかったなあ。

今期は軒並みドラマに挫折してしまいました。

ついに「トッカン」も・・・もうどうでもいいやって感じ?

「息もできない夏」も危ないかも

オリンピックのせいなのか、10%の視聴率を超えているのが「GTO」と

「黒の女教師」くらい?でも13%台ですし

何でこんなに・・・と思いますが、今期のドラマには作る側に気力がないような

気がします。だから誰を起用してもいい結果が出ない。

やる気がそがれる理由ってなんでしょう?

韓国ドラマが放送されすぎて、見る側もドラマチックなありえない展開を

望むようになった?日本は予算の削減で頑張る気がなくなった?

来期もどうなんだろうなあ。

あまりにつまらないと、本当に見るのが辛くなるものね。

 平清盛 

こちらの視聴率は7%とか8%で、義経役に神木君を投入するかと

思えば、藤原の秀衡役に京本政樹を起用。

もはや平家の話じゃなくて源氏の話になりつつある?

っていうか、清盛メインの話でなんでああも頼朝が描かれるのか不思議です。

頼朝の恋愛 → 子供を殺されて清盛を恨む・・・でも、これって違うよね?

自分の見張り役の娘との間に子供が出来ちゃう事の方が問題。

なのに清盛を恨むのは、半島系の思想じゃない?って思ってしまいました。

 頼朝はこうやって最初の子供を亡くしてから、北条氏とつながり

自分の身内をどんどん死においやって行きますが、自分が助かったことを

「悪い見本」にしたがゆえのことなのね

清盛の方はとりあえず着々と権力を握り、順調。いわゆる『ニュース」が

ないから源氏の話になったんだろうなあ。

 

 サマーレスキュー 

こちらもオリンピックで延期が多くて。

とはいえ、最初の頃よりは面白くなってます。

でも速水先生の婚約者・・・「前向きに検討する」を「OK」と解釈しちゃう

ところがまだ幼いっていうか、全然カレシのことわかってないのね。

 

それにしても、よく滑落する山だなあ

1話に一回、誰かが滑落している感じ。で、怪我がどうのという話。

ちょっとワンパターンかなあ。

でも、具合が悪かったら登山は出来ないし、山で怪我っていえば滑落かあ。

もうちょっと山ならでは怪我や病気を増やしてくれないと

先生の勉強にもならないのでは

 

ちっちゃな桃花ちゃんもてっきり滑落か?と思ったら虫刺され?

これまた意外すぎっ

 

遥の元カレが経営の為、100%の患者は救えないと割り切る気持ちは

よくわかります。

全ての人が救われますように」と願うのは簡単

でも、経営者となると話は別。そこらへんを全く理解しない遥に違和感を感じます。

理想だけで医療は出来ない。

まして、たった一人の子供を救えなかった事でカレシを責め続けるというのは。

遥と速水は似ているのかもしれないけど、二人では病院経営は無理。

勤めても誰かと衝突してしまう。

何だかなーーって感じです。

医療が云々より登山者の背景と医療を考えた方がストーリーが

作りやすくなったのでは?

 

 ビューティフルレイン 

とうとう美雨とパパが別れてしまいました。

しょうがないかなあ・・・・願わくば離れている間に娘の顔を忘れるような

事にはなりませんように

そもそもが芦田愛菜ちゃんの宣伝用ビデオみたいなドラマだと

言われていましたが、本当にその通りだと思います。

これでもかっっていうほど愛菜ちゃんの笑顔とか涙とか・・・・

熱烈な愛菜ファンにはおいしすぎのドラマですが、客観的にみると

どうかなあ。この先、どういう風にストーリーをまとめていくんでしょうか。

 

 

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尖閣&竹島について

2012-08-20 08:00:00 | 政治

 ニュースを見る度に絶望するので触れたくないし、こんな日本に生まれて

育ってしまった事が情けなくてしょうがないけど、どうしようもないし。

でも多くの国民はそんな事考えていないですよね

「グンちゃんは違う!竹島が韓国領土だっていうなら返してあげて」って本当に

思っていそうだし、「中韓と同じ事やってたらだめだ。あくまで外交努力」とか

本気で思ってそうだし。

 竹島で石碑の序幕式

「独島は我が領土」と書いた瀬引きが19日に立てられて

韓国の政府関係者が出席しました。

普通「自分の領土」と言っている場所を実行支配などされたら、怒り狂って

デモが起きるとか、韓国人は強制排除とか・・そうなる筈なのに

なぜかドラマは流れているし、K-POPも繁栄を極め、さらに日本政府は

「国際司法裁判所に提訴するから」で終わりました。

 

 尖閣上陸の香港活動家

朝のテレビでやっていましたが

 彼らのバックには中国共産党の元幹部がいて、国家主席VS元国家主席の

  叩き合いに利用されている。

 一党独裁は変わらないけど、現国家主席派を追い落とす為に故意に

  尖閣を利用し反日を煽っている。

 香港の活動家は海保にレンガを投げてえきましたが、日本政府は

  「けが人がいなかったし」って事でこれを不問にしました。でも、本当は

  公務執行妨害などで提訴できるはず。

 香港の活動家らはエコノミークラスでリラックスしてステーキを食べてた。

  帰国後は英雄扱いでパーティに出席。強制送還の場合の飛行機代は日本人の

  税金?

 堂々と「中国政府は上陸してはいけないとはいわなかった」と話しています。

 

 日本の政治家らが尖閣に上陸

 自国の領土に入っただけなのに「軽犯罪法違反」で調査。

 

 あくまで中韓に有利にしか動かない日本という国に恐怖すら

覚えますね。何でこんな風になったのか。

 「愛国心」「国の為に」という言葉に異常な拒否反応

これって私達を含む昭和30年代から上の世代はみーんなそういう感情を

持っています。

上記二つの言葉を使えば「右翼」とか「軍国主義」とか非難されるのではないかと

思っていいます。

日の丸、君が代、天皇制・・・これらも同じで、それに触れたら「異様な人」と

イメージつけられるのであえて触れない。知らん顔。

そして相手の思う壺。

 中国も韓国も日本に何をしても抵抗されないと知っている

 皇太子一家も何をしても見てみないふりをしてくれる事を知っている

ゆえに相手が強いのです

本当に「愛国心」「国の為に」と考える事がいけないんでしょうか?

 

 歴史を知らないがゆえの不安

竹島、尖閣、北方領土問題については学校で習うことがないので

私達の世代ですら実はよくわかっていないわけです。

いくら「日本固有の領土」とポスターに書いてあっても、それが真実かどうか

自ら調べなくてはわからない

もしかして間違っているのは日本のほうでは?と思っている人も少なくない筈。

政治家の方々もそうじゃない?

 

 失敗を恐れる政治家達

今回の素早い「強制退去」とか、竹島に対する「抗議」が言葉だけの表面的な

ものになった原因は政治家達が「失敗」を恐れるあまり、何も出来なくなった

からではないかと。

例えば

香港の活動家らを束縛 → 中国でデモ → 武力行使される →

日本側にけが人、死者が出たら政府の責任にされてしまう。

竹島問題 → 武力衝突される → けが人、死者が出たら・・・

まさにこればっかりですが

要するにけが人、死者が出たら「政府が悪い」「外務省が悪い」になるのが

日本で、「中国や韓国が悪い」とはならないのが日本。

 

 「消費税」のみにこだわる野田総理

これはもう一種の「病気」だろうと思います。

野田総理のやたら冷静な「法令に従って・・」という言葉。映像を見る度に

怒鳴りたくなるけど、

考えてみると、原発のデモに全く反応せず、粛々と再稼動をした人ですから

中国や韓国で何をされようとも、全く無関心なんじゃないかしら?

彼の中で「消費税・・財務省の利益」これのみが自分を動かす原動力に

なっているという現実。

 

 熱狂してはいけない

池上さん風にいうと「昔、熱狂したが為に独裁者を受け入れ、戦争に

駆り立てられていった佳子をかんがみ、日本人は殊更に熱狂せず

冷静に物事を判断しなくてはいけない」

という事になるんでしょう

今の日本は「冷静」を通り越して「沈黙」ですね。

 

中国のあちこちで起きている大規模な反日デモ。

もはやつける薬はないのでほっとけばいいやと思います。

それでも撤退しない日本企業は自己責任 死なばもろとも・・頑張ってね。

 

 

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皇室ウイークリー

2012-08-18 08:28:40 | 皇室ウイークリー

ご日程

 

両陛下

8月10日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

       天皇陛下 → 通常業務

8月12日・・・両陛下 → 富岡八幡宮訪問。戦争体験者と懇談。深川夏祭りを見る

8月14日・・・両陛下 → 秋篠宮殿下よりベトナム訪問の挨拶を受ける

8月15日・・・両陛下 → 全国戦没者追悼式に出席

8月16日・・・両陛下 → 地方行啓について説明を受ける

 

秋篠宮両殿下

8月10日・・・眞子内親王殿下 → 英国留学の為武蔵野陵参拝

         秋篠宮殿下 → 研究会出席

8月13日・・・両殿下・悠仁親王 → 来て、見て、感じて、驚いちゃって! 

                         おもしろびじゅつワンダーランド」展を見る

         両殿下・眞子内親王 → 皇宮警察人事異動者会釈

8月14日・・・秋篠宮殿下 → ベトナム訪問につき賢所参拝

                    ベトナム訪問につき両陛下に挨拶

 

 東宮家の日程更新はありません。で・・わかる範囲ですと

8月2日・・・愛子内親王 → 学習院大学で体験型ワークショップに参加

                     (皇太子夫妻お付き添い)

8月7日ー10日・・・愛子内親王 → イングリッシュセミナー出席

                         (皇太子夫妻お付き添い)

8月12日ー17日・・・両殿下・愛子内親王 → 須崎ご用邸滞在

                ・ マウンテンバイクで海水浴場まで走る

                ・ 15日に黙祷

                ・ 16日に地元の祭りを見る

という事になるでしょうか。

愛子内親王の英語の発音は「ネイティブのよう」だそうです。

今日か明日には那須ご用邸にいかれる予定です。

 

 悠仁親王の「来て見て感じて驚いちゃってーー」の方は、

  悠仁殿下が背伸びをしてタッチパネルの上の部分をさわろうとされたため、

  美術館のスタッフが台を用意。秋篠宮さまが抱きかかえて乗せようとしたが、

  台を動かして場所を調整しながら自分で上り、タッチパネルに触れられていた。・・

  そうです。

  また「内裏ってなあに?」とご質問。「お父様お母様いらして」と体験型の

  空間にお誘いする場面も・・・可愛くって萌えですね。

 16日。

   両陛下は秋篠宮邸に2時間滞在し、紀子妃殿下・悠仁親王らとお昼を

   食べて、それから三笠宮邸に行き百合子妃殿下と30分お話になりました。

   お見舞いだったようです。

   本当は三笠宮殿下がいらっしゃる病院を訪問されたかったのですが、リハビリ

   中との事で遠慮され、宮邸を訪れた・・・という事ですが

   そこに何となく「溝」を感じるのは私だけ?

   雅子妃入内の折、皇族方に一切何の連絡もないままに報道され、納采の儀

   の日程まで発表された時、三笠宮殿下はお怒りだったし、皇室会議でも

   唯一、雅子妃との結婚を反対された方ですから

   皇室が今のようなていたらくになったのも、両陛下のせい・・くらいに

   考えていても不思議ではないなと。

 秋篠宮殿下は家禽の研究の為にベトナムを訪問。

   国家主席を表敬訪問されたおり「国交樹立40周年に両陛下をお迎えしたい」

  と言われたそうです。

   私的訪問なのに、半分は公式訪問ですね。

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宝塚100年にむけて・・原点に帰れ5

2012-08-17 09:34:17 | 宝塚コラム

 宝塚脚本集 昭和11年11月号(春秋付き) 

 

今回はちょっと物議をかもしだした文章を紹介しましょう。

 

 宝塚論いろいろ・・・・引田一郎

最近我が宝塚少女歌劇において、悲観論、楽観論色々な意見がある。

その第一は悲観論であって、少女歌劇の時代はもう過ぎた、いまや古川緑波や

エノケンや日劇アトラクションの隆々たる人気と喝采を見て、少女歌劇のレビュウは

下火になってこれらのショウが天下を風靡する、やがてもっと本格的な男女混成の

オペレットやレビュウが出現して次の時代を形成するというのである。

 エノケンや古川緑波は浅草オペラで一斉を風靡した芸人さんです。

  日劇は、丁度このころダンシングチームが出来ていましたね。両者とも

  いわゆる「一般大衆向け」の娯楽でした。

  明治になり歌舞伎や狂言が衰退する中、外国からオペラが入ってきて

   帝劇などで上演されるも、難しすぎてあまり客が入らず・・・・

   新劇の松井須磨子が人気だったけど「復活」の上演は失敗・・・か?と

   思ったら「カチューシャの唄」の大ヒットで客が増えた・・みたいな?

   まだまだ真の外国芸術を理解できる国民は少なかった。

   そこに小林一三が目をつけて「国民劇を作ろう」としたのが宝塚少女歌劇です。

 家族みんなが見て楽しめる舞台作品を作り、ついでにファミリーランドで

  遊んで阪急の食堂で外食して帰る・・そんな庶民のライフスタイルを決定した

  芸術の急先鋒だったんですね

 

第二は、宝塚少女歌劇は、宝塚を離れてはその雰囲気、その醍醐味は

わからない、宝塚少女歌劇は宝塚という山水に囲まれた天地、民衆娯楽の

理想郷においてのみ真価がある。ゆえに毎月東京へいくのは無理である。

大作品やいい芸術品の生まれた時のみ東京へ行って真価を問うべきだ。

 今より関東と関西の「笑いや泣きのツボ」は違っていたでしょう。

  「宝塚は関西のもの」という意識が強かったんでしょうね。

 

第三は少女歌劇還元論である。

近頃の少女歌劇は大人の物になりすぎた。少女がいかにも人生を知って

うかのごとく深刻ぶったり、愛だの恋だのと悲愴がるのは変態だ。

無理だ、子供に返れ、童心に返れ、おとぎの国へ返れ、女性の家に返れ

清く正しく美しい純な学校として、劇団としておとぎレビュウ中心にせよ。

もっと教育的なもの、愛国的なものにせよ、子供の友、国民教育の機関たれ

という意見。

 脚本集を読んでいると、このような「少女に返れ」的な意見を多く見ます。

  男役の台頭でアイドル並に女学生がきゃあきゃあ言うのを「はしたない」と

  考える大人が多かったんですね

  いわゆる「どんぶらこ」に戻れ・・・ってそりゃあ無理ですわ

 こういう考え方をする人というのは、本当は舞台を見る事に多少の

  「罪悪感」を持っていたのではないかと。

   それを誤魔化す為に「教育的だから」「害がないから」と言い訳していたのかも

  しれませんね あるいは、相当な男女差別主義者で、女性に知識を得る・・

  いわゆる「大人」になる事を許さない考えとでもいいましょうか。

 

第四は少女歌劇は独自の芸術であるから、いくらでも新しい分野はある。

しかし今のように保守的で伝統に囚われていてはダメだ。

演劇競争の激しい東京にもっと目覚めよ、東京向きのものを作れ、東京で

第一人者であるに非ずして、どうして関西の宝塚の名声も支持していけるか

勉強せよ、何でもよいではないか。大人のものでも子供のものでも

要は熱だ、力だ、意気だ、東京本位にすべきだ、もっと一般劇団的になれ、

学校なぞという修道院式はやめよ、都会的たれ、自由にやれ、生徒を解放せよ

という意見。

 第3の意見と真逆ですよね。これまた進歩的というか進歩的過ぎるというか。

  東京には一体どれだけの劇団があったのかしら?

  でも本拠地に比べたらよっぽど国際的な文化が花開いていたと思います。

  でも、これは「個性」を潰す結果になりかねない考えですね。

 

宝塚少女歌劇の内容と構成について、今マンネリズムとか古臭いとか

言われる、沈滞期だとも不振時代とも言われる。がしかし、常に進歩して

やまざる宝塚は、色々な道、色々な経路を経つつ、やはり時代のリーダー

として、新しいものを常に生んでいく自信がある、希望がある。

私達は校長のよき正しき指導の下に、常により力強き宝塚少女歌劇を

作りたく念願してやまない。我々には宝塚は故郷であり、少女歌劇は生命で

あるから。ファン諸賢の絶大なる支持と鞭撻を懇願してやまないのである。

 賛否両論あっても宝塚を見捨てることが出来ない引田氏の意見は

  今も共通の話。

  たとえ「仮面の男」が不評を買っても、「次はきっとましよ」と思い劇場に

  通うファンの有難さ。そんなファンを「音楽学校裁判」で劇団は潰して

   しまい、もはや同情の余地すらない状況

 ネットでは毎日ファン同士のたたき合いが激化しています。

   何かを書けば「悪口を言われた」「嫌なら見るな」とすさまじい勢い

   昭和11年当時のファンはきついことをいいつつも「宝塚への愛情」が

   全身からあふれ出ていますよね。

 

 春秋評論ー「ゴンドリア」雑感・・・鹿谷雄

東郷静男氏の第2作「ゴンドリア」を見る。

 「宝塚100年にむけて」で紹介した東郷静男氏の「ゴンドリア」です。

  ほとんどの意見は「わけがわかんない作品」という事で、今で言うなら

  正塚先生のような?

 

櫻緋紗子よ、君は近頃一体どうしたんだ?もっぱらに甲高い、

早口の台詞を喋ることによって寂しい性格が表せるとでも思っているのだろうか。

なる程、その姿態はいい。顔も綺麗だ、だが台詞を言った途端にうら悲しい

幻滅を感じる。「憂愁夫人」のサラーはどこへ行ったのだ。

誰が彼女をかくもゆがめてしまったのだ。

 櫻緋紗子さんは娘役で「憂愁夫人」(中西武夫作)という名作において

  ヒロインを演じた方です。しかし、「憂愁夫人」以降、ふられる役がヒステリックな

  性格を持つものばかりという現実がありました。彼女にふさわしい役を

  与えてくださいということなんです。

 

「憂愁夫人」のサラーを演じた櫻緋紗子さんです。

 

(美空暁子とのラブシーンにおいて)

二人は一体何をぼしゃぼしゃ喋っているのでしょう?最もうんよく「い」の席

あるいはその付近が買えたならばいざ知らず、不幸にして真ん中あたりから

後ろへ座ったならば大凡この「ゴンドリア」はわけのわかからない面白くない

ものになってしまうだろう。

この責任は櫻とその恋人美空の間にやりとりする重要な台詞を判然と聞かさないという

ことに全部かかっているのだ。一貫したストーリーを持つレビュウで

その台詞が何を言っているのかわからないなんてことはおおよそ憂鬱で

辛抱しきれないことである。

 「い」の席とは最前列。その昔、宝塚の劇場は「いろは」順でした。

 音響が悪い当時にあって、台詞が聞き取れないなんて言語道断ですよね。

  観客に不親切なのは今も昔も同じ?

 

 『ゴンドリア」について・・・二宮隆一

「ゴンドリア」は、あの素晴らしい衣装や装置におけるモダンな色彩感覚

演出における比較的新しい手法にも関わらず、なんと筋の古臭く、くだらない

事であろう。作者、東郷氏に言わせると何とか氏の哲学とかに関係があり

「生徒を教育する」為に難しい理屈から物した、教訓的なものだそうで

あるが、確かW/Bギルバートとアーサー・サリバンのものにも同名の

作があり、偶然同じようなものが二つで来た為に哲学的な必然さが

あるだろうと僕は思っている。

脚本家はその脚本の内容の古さを、観客の水準に迎合する為だといい

わけするのが常であるが、そんな風に我々の水準を低く見て頂くのは

実をいうと大変アリ型迷惑で、我々は作者の方々がご親切にご推測

下さるほど古臭いものが好きではないのである。

 かつて太田先生がバウ作品で「生徒を教育する」目的で作品を作って

  いた事がありました。「ホップスコッチ」とか「それでも船はいく」とか

  歌劇というよりはストレート芝居のような雰囲気を持つ、台詞で納得させよう

  とする毛色の違ったもの

  私などは試みとして面白いと思いましたが、一般的に見ると

  「私達は生徒の発表会にお金を出しているわけじゃないわ」という意見が

  多かったですね (ぜひ「ホップスコッチ」を見て下さい)

 本当は気高い思想で描いていてもそれを理解できない観客が悪い・・・

  多分、児玉明子はそう思っているだろうと思います。

  実際の東郷作品を見た事がないので、今後「ゴンドリア」の脚本を手に入れられたら

  じっくり読んでみたいけど。

  でも、実際今でも観客が「ついていけない私が悪いの?」と思う作品って

  結構ありますよね。

  (私の中で荻田浩一の「螺旋のオルフェ」がその一号。木村信司の

  「不滅の棘」なんて原作読んでもまだわからない

 

 中劇場公演を見て・・・江戸門せい

「ハッピープリンス」を見て・・・・「ハッピープリンス」という紙芝居を見せられた

ような気持ちが致しました。何かうすっぺらな紙の人形が動いているとか見えません

でした。

 「ハッピープリンス」は私も脚本を読みましたが、訳がわからない作品でした。

   脚本そのものの筋が通っていない印象を受けました。そういう時でも生徒は

   笑顔で神剣に演じないといけないわけで。可哀想な話です。

 

どうぞ、先生方、中劇場には最も腕によりをかけたものを出し、私達に

本当の芝居を、歌を、ダンスを楽しませてください。、

以前あれだけ楽しかった歌劇、楽しかったレビュウを今だから見せて頂けない

筈はないと私は信じております。

それなのに何故、このごろの歌劇は私達を失望させるのでしょうか。

童話劇でも喜歌劇でも悲歌劇でも、オペレットでも大レビュウでも何でもいいのですい。

私達がいつでもお友達や周囲の人に

「宝塚は面白いわよ、見にいらっしゃいな」と鼻高々といえるような宝塚に

してくださいませ。広告文でいくら面白い宝塚と書いても、見て来た私達が

それを照明しなければ何にもなりません。

 宝塚を宣伝する事をファンの間では「布教」と読んだりしますが、最初に

  何を見せるかで悩んだ経験はどなたにもあることでしょう。

  ましていつも通っているファンが「またか・・・」と思うようなへんてこな作品を

  上演されてしまうと

 この頃の宝塚はワンパターンになりつつあった時代です。面白くないと感じる

  最大の理由は「スペクタクルがない」って事かしら?

  「ベルばら」のような「エリザベート」のような、周囲をあっといわせる作品が

  出て来ないし、かつて一世を風靡した先生方は歳をとり・・・って今と

  似ています。

「ハッピープリンス」のプリンス、宇地川朝子さん。

ハッピープリンスの1場面。何だか夢ゆめしい。

 

 

  

 

 

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加害者と被害者?

2012-08-16 13:34:51 | 政治

 撮りだめしている番組数が多すぎて飽和状態です

何からみればいいのやら 眠くなってくるしーー

ワイドショーでソン・イルグク主演のドラマがBS日テレとBS朝日?で

放送延期になった事は、日本のメディアにしてはやるなーーと思います。

神と呼ばれた男」「江南強力班」はどっちも面白い作品ではありますが。

LALAテレビでは「風の国」が放送中だけど、多分中止にはならないでしょうね

本当に裏切られた気分でがっくりだよーー

で、竹島遠泳のリーダー、歌手のキム・ジャンフンとかいう人は遠泳後

脱力感とパニック障害で入院したそうです

やっぱり火病を起こしてしまったという事だったのかと・・・・

日本の韓国に対する感情が急激に悪化したのは事実ですが、だからって

放送局に潜む「日本人じゃない人達」をどうにかできるわけじゃないでしょうし。

あと1週間もすれば忘れちゃうのかな

尖閣に上陸した香港の活動家達も逮捕されたけど、結果的には不起訴でしょ。

ネットで言われ始めましたが、あまりに中国と韓国が「自分の領土」と言い張るので

ユーザー達自身が「竹島と尖閣、本当はどっちの領土なの?」と。

その気持ち、わかるわーー嘘も100回言えば真実になるがごとく、あまりに

しつこく言われたら「もしかして間違っているのは自分かも」って思ってしまいますよね。

さて、先日の李大統領の発言ですが、全文が。

「(竹島上陸は)2、3年前から考えていたことだ。

思いつきでしたことではなく、深く配慮し、

(日本の反発などの)副作用がありうる点も(検討した)。

 日本は今や世界最高の国家ではないか。

中国が大きくなったと言うが、中身を見れば日本は

(世界)第2の強国だ。

我々とはるかな差がある。

科学技術、社会システムなどいろいろ……。

 こういう思想は中国的だと思います。

中国が「うちはまだ発展途上国」「うちは先進国」と使い分けていいわけにするのに

そっくりな発言。そういう韓国はどうなのよ・・・サムスンがロンドン五輪の

スポンサーだったじゃないの?

「相手が先進国で豊かだから自分達に優しくする義務がある」という考え方は

日本人には理解できないですよね。

 

(日本は)加害者と被害者の立場をよく理解していないので、

(私が)目を覚まさせようとしている。

 おお・・とうとう「加害者」「被害者」にされちゃったよ

  そもそも韓国における本当の加害者は「両班」でしょ。李氏朝鮮でしょ。

  常に内紛を起こして国を衰退させ、国をロシアや中国に売ろうとしていたのは

  まさしく王族及び両班じゃない 恨む相手が違うって。

 恨む相手が違うという事は韓国ドラマにも多々あることで。

  「風の国」では高句麗の太子が扶余の国王の前で自害した事に対し、

  太子を慕ってた人達はそれを「高句麗の王・・つまり親が子を見捨てた」と

  解釈してなんと、高句麗の王を殺そうと頑張る場面が出てきます。

   「トンイ」でも、ヒビンがよく「私がこうなったのは王様のせいだ」といいます。

 自分が悪事を行った理由を他人のせいにする・・・心で思ってても口には出せない

 筈だけど、かの国では平気で言えるんだよね。

  21世紀になって日本が「加害者」と言われた事に、日本政府はもっと反応すべき。

 この場合の「加害者」の意味は、かつて占領してた国という事ではなく

 「韓国をいじめた」国という解釈で・・・それこそ事実と大きく違っているでしょ

 いつ日本が韓国をいじめたのか。

 ドラマを見ているとよくわかるけど、韓国は戦前の方が豊かで、戦後、内戦を

 始めた頃からひどくなっている事実。自国内でいじめあってただけじゃないの?

 

 私は、日本には(国賓としては)行っていない。

シャトル外交はするが。

日本の国会で私の思うままにしたい話をさせてくれるなら、

(国賓訪問を)しよう。(天皇も)韓国を訪問したいならば、

独立運動をして亡くなられた方々のもとを訪ね、

心から謝罪すればいい。

何か月も悩んで「痛惜の念」などという言葉一つを

見つけて来るくらいなら、来る必要はない。

 国賓として行かない(いけない)事を自慢するとは。

  独立運動で亡くなったっていうけど、ほとんど身内で殺しあってただけじゃ?

  相手が「来たい」とも行ってないのに「来たいなら・・」というあたり、何度呼んでも

  漫才のようで。

 ここまで言われたら不通は「韓龍スターは来なくていいよ」って話になる

  んだけど、ぼやーーっといている日本。本当にお育ちがいいこと。

  せいぜい「呼ばれても行かないよーー」っていうくらいか。

 

 私は2年前に訪日し、テレビ局で100人の学生らと

生放送で質疑応答した。

若者が「大統領は未来志向で行くと言って

過去より未来に向かっていくと

言うのだが、過去を全て忘れるということか」と尋ねた。

私は実際にあった話をした。

 小学生だった頃、暴力的な子がいて私をよくいじめた。

その子のせいで学校に行くのが嫌だった。ひどく殴られた。

小学校を卒業してから40~50年たったある集まりに、

この友人が来た。

この友人は(自分との再会を)どれほど喜んだことか。

これは私がソウル市長時代の話なのだが、

私の名前を呼びながら近づいて来たので、

あいつ、俺をいじめたやつだ」との考えが頭をよぎった。

この話を(若者に)した。

 加害者は忘れることができるが、被害者は忘れず、

ただ許すだけだ。

忘れはしない。日本の加害行為は、許すことができるか

わからないが、忘れることはないと話した。

うまく答えたのではないか。

 日本とは多くのことで協力していかなければならない。

ただ、問いただすべきことは、ただしていかなければならない

 この一文を見て、李大統領の幼稚さに呆れました。

  小学校時代の「いじめ」と政治問題を一緒にしているとは。

  まさか、小学校時代に苛められてきた事を恨んで今に至っているとか?

  「自分を苛めて殴った事はゆるせない。必ず恨みをはらしてやる」って?

 日本が韓国を併合してインフラ整備をした事が「いじめ」

  日本が身分制を廃止してハングル教育を行った事が「いじめ」

  日本名を名乗ってもいいよ・・と言ったら「いじめ」

  戦後、お金を出して復興に手を貸したら「いじめ」

  いじめられてるのは日本だよー

  ありもしない「慰安婦問題」で金を出せーと恐喝され、他人の家を

  「本当は自分の家だ」と不法侵入され。 

 「日本ゆるせるかどうかわからないけど忘れない」といいつつ

   「日本とは協力していかなくてはいけない」という。

   この考え方の矛盾があちらの国ならではなんですよね。

   普通は「忘れない。ゆえに付き合わない」となる筈。

   損得勘定と被害者意識は別物。そこらへんはプライドがないと思います。

  って指摘すると火病を起こしてぶっ倒れるからなあ

 要するに李大統領は「100年でも200年でも日本を加害者として責め

  続け、慰安婦問題と竹島を外交カードあるいは、免罪符にする」と

  言っているのです。

 

これがいわゆる「2012年問題」と呼ばれるものの正体でしょうか。

中国と韓国がそれぞれ自国の事情で日本と戦争をしかねない状況にある。

そこまでしても政権を維持しないといけない理由がある。

それに比べて日本は何人総理が変わろうともそこまでの危機感がない。

とはいえ、アメリカだって「両国間で解決すれば?」の姿勢。

外国なんてしょせんはそんなもの。

ここまでされてもナショナリズムが昂揚していかない「冷静」な日本に

苛立ちを感じるのは事実です。

 

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終戦記念日

2012-08-15 16:04:23 | 政治

黙祷。年々記憶が薄れていく中で、戦争の記憶が政治のカードになっている

事が悲しいでしょう。

私は韓国ドラマも見るし、ソン・イルグクも好きだよーー

あくまでも政治と文化は別物だって思ってきたけど、今回ばかりは

何だろう。引き裂かれた感じがします。

 

 李明博大統領の挑発

彼の発言

「(天皇陛下は)韓国を訪問したいのなら、

独立運動で亡くなった方に真の謝罪をするべきだ」

「(天皇陛下が表明した)『痛惜の念』などという単語一つを

言いに来るのなら、必要ない」には

怒りを通り越して思わず笑ってしまいました。

っていうか、「いつ天皇陛下が韓国に行くって言った?行きたいなんて

誰も言ってないし、むしろ来てくれって言ってたの、そっちでしょう?」

ってな感じ。

血迷ったなあーー大統領。

と、思っていたら今度は

「慰安婦問題は女性人権問題」と来た

えーー女性差別の国に言われたくないよーー

李大統領、選挙で落ちたら次は逮捕でしょ。

どっちにしても積んでいるので、これ以上国際的に恥をさらすのは

やめた方がいい。特にあなた・・・在日ではありませんか?

 

でもね、無茶苦茶だろうとなんだろうと言葉に出来るのは羨ましい。

遺憾です」

「そんな話は聞いてない」

「常軌を逸している」

で終わって、さらに尖閣諸島に香港の活動家が上陸するに至っては

呆れるより「何で日本の領土なのに日本人が上陸できないの?」って

思ってしまって。

もしかして日本はすでに領土を明け渡しているのではないかと

 

ソン・イルグクの竹島遠泳のニュースもかなりショックでした。

彼はすごくいい俳優だし。でも俳優である前に政治家の息子だっけ?

サッカーの選手が横断幕を背負って、その事がオリンピックで問題になり

英紙に「オリンピックに傷をつけた国」とまで言われた韓国ですが

それでも「何でいけないのかわかりません」と街頭インタビューに答える

ソウル市民。

これはもう韓国というより北朝鮮そのもの

やっぱり二つの国は一つだった・・・・と思わざるを得ません。

ドラマと政治をわけて考えられる人でも、今回の事はわりとショック。

でも「韓国人サランヘヨ」状態の方々はショックというより

「韓国が正しい」と思うんじゃないかってそっちが怖い。

本当にどこまでも純粋な「乙女」なんですもの。韓国ドラマファンは。

 

コメント (6)
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宝塚100年に向けて・・・原点に帰れ4

2012-08-13 08:00:00 | 宝塚コラム

 まだもうちょっと昭和11年が続きますね。

 昭和11年11月脚本集(春秋付) 

 さて・・この時代における「レビュウ」の定義ですが。

現代においてはもうレビューなんて言い方はしませんね。

「芝居」「ショー」の二本立てが宝塚の定番ですよね。

でも戦前は宝塚の舞台全体を「レビュウ」という言い方をしていたようです。

そのあたり、頭の中でごっちゃになってしまい、つい現代感覚でいうと

「レビュー=ショー」的に考えて混乱してしまうのですが。

 

 大森正男ー空とレビュウと

彼は本当によく宝塚に通っていたみたいですね。

景色のいい宝塚近辺に居を移し、自然とふれあいレビュウに通う・・なんて

理想的な生活を送っていました。

その彼いわく

どうもレビュウというものは、しっかりした形のないものだけに

つかみどころがない。

それだけに自由でどうにでもなるという点もある。

むつかしい中の楽しさもそこにある。

馬鹿にしてかかるとつまらないものが出来るし、堅くなって始めると

面白くないものが出来る。

真に困った代物であるレビュウとは。

本場の巴里のレビュウもみたが一体デビュウの芸というものは、楽々と

みられるものでなければいけないものらしい。

その芸を習得する為の苦労が見るようでは見物は楽しくない。

あんまりむつかしい芸術などは頂戴しにくい

見ている間はしばし冷たい悲しい、現実をわすれさすようなもので

あってほしい。

だからレビュウなんてものは、人民芸術だといえる。

人気者のスターをたくみに使ってファンの興味をそそるなんてことは

もっとも必要な事だと思える。

 いわばオギーのショーなんて難しすぎてよくわからん。

  あれはレビュウじゃないと言いそうな オギーのショーは難しいけど

  美しく魅力的で退廃的で・・・とは思うんですが。

 現実を忘れたい・・・というのは全ての塚ファンに共通の事でしょう。

  ところが、この定義を犯したショーがありました。

  草野先生の「ON THE 5TH」と中村暁先生の「サジタリウス

  「ON THE 5TH」は9・11直後に、何とそのシーンを入れちゃった。

  「サジタリウス」では女性を集団レイプするシーンが・・・・・

  これはまさに掟破りという前に宝塚における犯罪だったのかも。

 大空祐飛のさよなら公園「クライマックス」では三木先生が

  カルメンが殺されるシーンを幾度となくやり直すというシーンを作っています。

  前衛的で革新的とも言える演出で、外部ではよくありそうなシーンですが

  塚ファンの方々には不評

  「あんな殺すシーンを何度もやり直すのなんて見たくない」と。

  許されないと知りながら、どうして演出家はそれをやってしまうんでしょうか。

 

白井さんのレビュウは苦しいとか、汚いとかいうものの反対だ。

理屈っぽいところが少しもない。

私はこれは関西人の芸術だと思う。

関西人は理屈を言わない。序論から入ろうとしない。

白井さんの好んで使う喜劇的な部分は、全く大阪人の芸だと思う。

みていて笑わされていながら、悪くいう奴は馬鹿だ。

白井さんを何人も真似る事が出来ない。誰にでも出来る仕事ではない。

 白井さん・・・とは白井鐵造先生の事ですが、この時代の白井先生の立場は

  今の岡田先生のような?

  大御所であり今も発展し続ける人ではあるけどどこか古い・・って思われて

  いる感じでしょうか。

 昭和11年から12年にかけての白井作品のおおまかな評は

  「美しく完璧だけど昔の焼き直しっぽい」ってな印象でしょうか。

  昨今の大御所先生方もみーんなこんな風に言われていますよね

  でもたまにみると「これぞレビュウだ」って思うんですが。

 

小夜福子さん。昔は男役といえども袴姿で登下校。

髪の短さが唯一「男役」に見える所でしょうか?

とはいえ、絵になる方ですよねーー

 

 

 

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宝塚100年にむけて・・・原点に帰れ3

2012-08-12 07:00:00 | 宝塚コラム

 昭和11年 11月「宝塚脚本集」(春秋つき) 

 

 河合清氏ー舞台美術家の立場より

彼は総天然色映画(カラー作品)「丘の一本松」を見ました。

そして思った事が

あのテクニカラーを舞台に持ってきてはどうかと考えた。

特にレビュウ等にはとても面白い効果が出るだろうと考えた。

舞台一面にスクリーンを作って舞台後方に

映写機をすえつけて、スクリーンに映して

それを背景にして色々の演出を試みてみると面白いものが

出来るだろうと考えた」

 今で言うところの「装置」の方なんですね。

  今時の観劇評には装置や照明に言及する事はあまりありませんが

  当時の観客は「一体何回見ているの?」と思うくらい、装置や照明、衣装

  にまで批評を加えていて・・・ビデオがない時代。あまりにすごい観察眼と

  思ってしまいます。

 で、この河合さんは生まれて初めてカラー映画を見て、これを

  舞台に生かせないものかと思ったらしいですね。

  今ではあたりまえにやってる背景の写真・・・・でも当時は夢の夢。

  そんな彼が小池先生の映像満載の舞台を見たらどんな風に思うでしょう。

  考えてみると小池先生は宝塚における河合氏なんだと思います

  「映像を加えてそれが舞台機構とどう溶け合うのか」を吟味して造り

  「薔薇の封印」以降、成長していますよね。

 映像を使うといえば児玉明子も斉藤吉正もその気がありますが、

   映像と舞台の剥離感はいなめません。

   当たり前ですが、舞台芸術と映像芸術はそもそもは相容れないもの

   なのではないかしら?そこに必然性がなければ余計な事になりますよね。

 

さらにヨーロッパ研修を終えて帰って来た須藤五郎(演出家)に聞いたことは

ドイツのある劇場の舞台機構がとても

素晴らしく壮大なのに驚いたとのことだ。

組み立てられた大セットが左右に動き上下に

吊り上下げられ、それが徐々に転換されていき、

その舞台に本当の馬が何頭となく走り、数十人の

コーラスガールが唱歌を歌い、

その声が全観客席に充満してくるし、

私はこの話を聞いて、その雄大さを想像して羨ましく思った」

 今で言うところのセリとか回り舞台とか・・・・それを今はコンピューター

    制御で動かしていますが、当時はそんな大掛かりなものをどうやって

   動かしていたんでしょうか?

 舞台の上を馬が走り回る・・・ってすごい。

   宝塚では「虞美人」とか「ベルばら」に馬が登場したくらい?

   でも帝劇では幾度となく、馬や犬が使われていたようです。

   戦後の発想がここから来ているのかしら?

 唱歌を歌うコーラスガールの声が響くというのは、コーラスが多いのか

  いわゆるマイクロフォンの技術が優れていたということなんでしょうか。

 

そして最終的に

何十段の階段と色々の枠を作ってみたいと考えてしまって

置く場所のない今の劇場の広さでは無理なのである」

 当時はまだ大階段を使っていなかったんですね。

  でも当時でも宝塚大劇場は日本で一番大きな劇場だったわけですし。

  でも舞台そのものはそうでもなかったのかしら?

 写真で見るとフィナーレは全ツの時のような感じに見えますね。

  何十段もの階段を作ってもおき場所がないのと、移動をどうするかを

  考えたとき、とても難しかったのでしょう。

  今のあまりに豪華な大階段を見たら、彼はどう思うでしょうか。

 

洋装の玉津真砂さん

 

櫻町公子さん・響鈴音さん

 

当時はみーんな袴姿です。

  

 

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皇室ウイークリー

2012-08-11 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

 

両陛下

8月3日・・・天皇陛下 → 通常業務

        皇后陛下 → 書道展「熊谷恒子の世界」展を鑑賞

8月5日・・・皇后陛下 → 東北大学コーラス鑑賞

8月6日・・・両陛下 → 帰朝大使夫妻らとおお茶

8月7日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

       天皇陛下 → 通常業務

8月8日・・・天皇陛下 → 防衛事務次官から進講を受ける

        皇后陛下 → 「テマヒマ展」(東北の衣食住)鑑賞

8月9日・・・両陛下 → 人事異動者らに会う

 

皇太子殿下

8月3日・・・両殿下 → 人事異動者に会釈

8月7日・・・両殿下 → 人事異動者に会釈

      皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

8月8日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

8月9日・・・皇太子殿下 → 人事異動者に会釈

 

秋篠宮両殿下

8月3日・・・両殿下・眞子内親王 → 人事異動者に会釈

8月4日ー5日・・・両殿下・眞子内親王 → 滋賀県訪問

  ・ 彦根城博物館視察

  ・ 県勢事情聴取

  ・ 沖島小学校児童による沖島太鼓ご覧及び水産品加工作業視察

  ・ 第11回日本アグーナリー開会式・視察・懇談

8月6日・・・秋篠宮殿下 → 在京ベトナム大使と会う

        両殿下 → 「東京国際ブックフェア2012」について報告を受ける

8月7日ー9日・・・両殿下・佳子内親王 → 富山県訪問

  ・ 富山県広域消防防災センター視察

  ・ 瑞龍寺視察・茶道部門を見る

  ・ 県勢事情聴取

  ・ 新聞部門・文芸部門を見る

  ・ 知事らと昼食会

  ・ 全国高校文化祭開会式に出席

  ・ 特別支援学校部門・パレード視察

  ・ 吹奏楽視察

 毎年の事とはいえ、東宮家の8月って本当にお仕事がない。

   会釈のみって怖い

   わからないのは雅子妃。3回の会釈のうち、2回は出て1回は欠席。

   これまた「体調の波」ですか?会う人と会わない人が出るというのは

   相手によけいな気を遣わせるってわからないかしら?

 東宮家の来週。

 11日 → 池田礼子邸で花火

 12-17日 → 須崎のご用邸

 18日以降 → 那須御用邸

愛子内親王は今日まで英語のセミナー参加。

歌舞伎に狂言、ミュージカルにこどもの城プール貸切ととにかくスケジュールぎっしり。

秋にはどれほどの「お疲れ」が出るのかと。

 

コメント (7)
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