小児救命
喘息の女の子は実は心の悩みを抱えていて、マンションから
飛び降りようとしていた。
結果的に、強制的に病院に運んでオペした少年は助かって
よかったよかったですが・・・・
狩矢先生の言葉「俺だったら、病院を探して探し続けて・・・
死なせてたかもしれない」は重いなーと
宇宙は患者の視点からしか物事を見ていないけど、病院で働く医者は
人間ですから休む事も必要。
医師不足の現代、シフトがままならず医師不在というのもありがち。
そこを「患者の命が大切」といって無理やり運び込み、医者を呼びだして
オペさせるのは果たしていい事なのか?という気がします
宇宙は(信じられない事に)何日眠らなくても顔色はいいし、
お腹もすかないみたいだし?いつもつやつや唇だし・・・
だからいいけど、普通のドクターはそうは行きませんって
いくら自分が平気だからって、他人にそれを押しつけたり、あるいは
「自分さえ頑張れば」と思いこむのは傲慢ではないかと。
いくら過去に辛い体験があったとしても、やりすぎはどうかなーー
共感してしまう人が多いのには驚きますが。
今後、たった一人の救急救命士さんの立場がどうなっていくのか・・
今の日本では救命士さんの立場が曖昧。お茶くみやら受付やら
看護師以下の扱いでいいんでしょうか?
ある程度の処置をする事が出来る「ドクターアシスタント」という立場を
作る事は出来ないのかな・・・・
風のガーデン
貞美は富良野へ帰って子供達の様子をかいま見る。
病気を告白し、出来る限り仕事をすると宣言。
ちょっと展開がかったるいといえばかったるいかも・・・
「拝啓、父上様」の時はコメディがふんだんに盛り込まれていたから
面白かったけど、今回はシリアスすぎ
貞美さんは不治の病・・・その父役の緒形さんはつい最近なくなったばかり。
貞美さんがどんなに病院で明るくジョークを飛ばしても笑えないの
今回も、「16歳の乙女を最初に食べたやつ」とか言われていましたが
普通は「貞美さんってどんだけ女性に手が早いんだ?」と
笑うシーンなのに「・・・・・・」になってしまうのね
背景には妻が死んだとき、女性といたという過去が重いからって
いうのもあるけど。
おじいちゃんが岳ちゃんに突っ込まれる
「悲しい過ちってなんですか?」
「浮気です」
「浮気ってなんですか?」
「移り気です」
「移り気ってなんですか?」
の会話はめちゃくちゃおもしろかったんですけど
何気ない会話の中にふんだんに教養が詰まっている
こういう会話をしながら育ちたいなあと思います。そしたらきっと純粋で
上品な大人になれるんじゃないかと。
あのおじいちゃんの息子が貞美さんで、その息子が岳君って
あまり繋がりません。親子で似たような事をしているルイの方は
まあわかりますが。
でもやっぱり貞美さんが何であんなに女性に手を出しまくっていたのか
全然理解できないのです。
根気強く見て行こうと思います。