「特捜最前線2013」面白くなかった・・・・
何で昔のドラマのリメイクをするんでしょうね。いくら頑張っても昭和は
戻ってこないのに。
今日は古畑とSMAP・・・・・どうなるやら。
極め付けがフジテレビの「抱きしめたい!」なんだろうなあ
今さらトレンディドラマを引っ張ってくるフジテレビって、やっぱり「過去の栄光」に
すがりたいのでしょうか?
このところのフジテレビの落ちぶれっぷりは半端ないんですけど。ちょっといい気味?
八重の桜
知らないうちに脚本家が変わっていたんだそうです。
もともとは山本むつみという人が書いていて。「八重の桜」公式HPにも彼女の名前が。
でも、それ以外の人の名前はないのに、突如降板?
何があったんでしょうか。
いわゆる「戊辰戦争」と明治編で、八重や覚馬が別人のようになっている・という
指摘があり、いわれてみればそのとおりです。
また、新しい脚本家は歴史に疎いというか、明治時代の人々の心がわかってないというか。
だから、八重が薩摩の女子学生に責められたら土下座しちゃうんですよね。
あのシーンは呆れたというか、ありえないというか。
「戊辰戦争で私が戦ったことが間違いだった」と言わせる為にこの作品を作っているのか?と
思いました。
戊辰戦争は「戦争」であって、個人的な恨みの応酬をした場ではない。
そりゃあ「父を会津の女に殺された」というのは一生うらむでしょうが、だったら八重はどうなる?
弟と父親を殺されたのよ。それだけじゃありません
あの時、会津にいた何千人という人が殺されたり、自決したり・・・その惨状は薩摩や長州の比ではない。
このドラマ、以前から思っていましたが、会津側に立っていないんですよね。
京都のシーンも多かったし、これじゃ全然と思っていたのに、まさかヒロインに土下座させるとは。
八重が何で謝ったか私には理解できません。
「あなたの親を殺したかもしれない。だとしたらごめんなさい」って・・・・あの時代の人が言う?
だって戦だよ?戦争だよ?殺さなかったら殺されていたでしょ。
それとも、攻め込まれてもやりかえしちゃいけないの?理不尽な事を要求されても逆らっちゃいけないの?
戊辰戦争時の八重には「大儀」がありました。
その大儀を否定するってどういう意味?
そこらへんが「甘い」っていうか、脚本家が「時代劇」というものを全くわかってないことなんですよ。
あの女学生にしてもキリスト教を学びに来ているのに、なんだって「師」である八重に逆らうのか?
少しは反抗したって、「汝の敵を愛せよ」という聖書の言葉に従えば、あそこまで意固地にはならないでしょう?
どうやら史実と違うのではないかと。
何で大河ドラマがここまでぐだぐだのひどい作品になっていくのか・・・・・見てて情けない。
特定の思想を植えつけようとしているのか、日本人ならではの「精神」をわざと伝えないように
しているのか。
いや、結果的に脚本家に会津への愛情がないんでしょうね。
官軍が正しいと思っているから、こういうストーリーになるのです。
それに・・・・あの女子学生は結核でしょ。熱も高いのでしょ。
なのにご馳走並べて食べられるはずないし、八重とハグなんてできるわけもないので。
何だか雑な印象を受けます。
ネットでは「八重も覚馬もいつの間にか金持ちになっていて、戊辰戦争を生き抜いた
カタルシスが見えない」とありましたが、そのとおり。
ただの勝ち組だし、日本全国が戦をしていたような時代に、人を殺したからと言って
謝罪する八重はまるで今の日本ですね。
「獅子の時代」をみなさいよ 昔のNHKの人はこんなに頑張って
会津を描き、薩摩を描いたんですよ。
大河スタッフは大河の1作目から見直して勉強しなさい。
パートナー
特別にベトナムに思い入れがある人か、皇室に関心がある人しかしらない
「日越友好40周年」
先日も「ベトナム祭り」に秋篠宮ご夫妻が参加されました。
「韓国祭り」の久子さんみたいに、キムチをかき混ぜるなんて下品な事はなさらずに
友好的に公平に日越の友好をかみ締めていらっしゃいました。
日本と同時にベトナムでもこのドラマが放送されたそうですね。
どんな反応だったのでしょうか。
私は無知で、ファン・ボイ・チャウという人も浅羽佐喜太郎という人も知らず。
漢字文化だったということも最近になって知ったくらいで。
もったいない。ベトナムにまだ漢字が残っていたら、もっとコミュニケーションがとれるのに。
ベトナムの独立、それを支援した日本人のお話でした。
今に残る石碑にはファン・ボイ・チャウの名前がなく。
当時日越は国交がなかった為、彼の出入国は秘密。ゆえに歴史から忘れ去られたのかも。
浅羽のような日本人は当時、一杯いたんですよね。
清を独立した国しようと頑張っていた中国人を支援した日本人。
朝鮮の独立に力を貸そうとした日本人。
何だってこうも、日本人はお人よしなのか。
「なぜかって?理由なんかいらない。そうしたいだけ」というのが真の「友情」だそうです。
いわゆる「無償の愛」とでもいいましょうかね。
ことごとく「無償」で終わり、感謝されることもなく、かえって恨まれる事の方が多かったけど。
非常に綺麗にまとめたドラマでした。多分史実に近いんでしょうね。
ベトナムと日本がこんなに近いって言うか・・・密入国もできちゃった程大らかだったんだなあと。
浅羽の言うことを聞いて、ファンの存在をずっと隠していた村の人たちも偉いなあ。
これで日越が本当に友好関係になってくれると嬉しいです。
だって私、フォーが大好きなんですもん。
このようなドラマが作られる背景には、単に友好40周年というだけではない「事情」が見えます。
つまり、反日に懲り方かたまる中国を避けて市場の拡大や移動を試みる日本にとって
東南アジアはまさに「買い」なんですよね。
一番はミャンマーでしょう?そして、タイやベトナムが続く。
どの国も中国系が多いけど本音をいえば、中国からの侵略を恐れているし。
日本にとって「親日」でる東南アジアはほっとする市場なんだと思います。
(バブルの頃にもそんな動きはありましたけどね)
ベトナムといえば、「ベトナム戦争」のイメージしかない私たちの世代にとって
今や観光立国になるとは夢にも思いませんでした。非常に嬉しいことです。
でも、その影にはフランスの植民地時代の苦悩、独立運動があったんですね。
植民地政策というのは、ドラマで描かれたような、まさに非人道的な行いそのもので、
「植民地化」した筈の朝鮮が、平均寿命が延び、人口も増え、識字率も高くなるなんて
ありえないんだと実感しました。じゃあ、やっぱりあれは植民地じゃないんですよね。
当時の日本人がここまで、彼らの独立を支持した背景には
「油断すると日本だって同じ目に会う」という恐怖感があったからだと思います。
それゆえの「富国強兵」であり、それゆえの「韓国併合」であったと・・・説明しても
なかなかわかって貰えないけどね。
東山君の二役。よかったと思います。坊主頭のドクターにはびっくりしたけど。
ファンと酒を酌み交わすシーン。「飲みましょう」がよかったですね。
世代を超えて、教会では逆に「飲みましょう」と言われる。ちょっとおしゃれな演出でした。
ファン役の方はすごい。演技派だなあと。
すばらしい俳優さんでした。
武井咲は綺麗だから許す・・・・かなあ。でも、歴史を知らずに演じているようでね。
奥さん役の吹石恵は勿体無い扱い。ほとんど存在感なかったでしょう?
芦田愛菜ちゃんはさすがです。
十朱幸代は最初、誰だかわかりませんでした・・・・・
ぜひ、ベトナムの感想も聞きたいものです。