ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

宝塚コラム・・・彩吹真央の実力2

2006-09-30 11:14:27 | 宝塚コラム

 正直言って、雪組時代の彩吹は「濃い顔の男役」という

イメージしかありませんでした。

花に移動して新人公演の主役を務めるようになってからの公演は

ほとんど見ていないですし・・・

 

私が「あれ?」と思った最初の公演は「カクテル」での

ソロでしょうか

樹里や春野のような浪々と歌うタイプではないけれど、

心に染み入るような歌い方をする人なんだなーーと思ったんですね

それからちょっと伸び悩みというか、派手で豪快な下級生に囲まれて

地味で萎縮した印象があった彼女ですが

「天使の季節」「アプローズ宝塚」で見事に弾けたようです

一言でいうと、舞台に立つ「楽しみ」を覚えて、自分が路線なのかとか

トップを目指すという事は二の次になって、ひたすら与えられた仕事を

一生懸命こなす・・・という姿勢になったという事ですね

顔つきが楽になったというか・・・「一皮剥けたわねーー」という印象でした

 

それから「NNAKED CITY」での力強い演技、

さらに「マラケシュ」での的確な演技に

「この人、ずーーっと宝塚にいてほしいなあ」と

思うようになりました

最も感銘を受けたのは「落陽のパレルモ」でしょうか

本来の男役としての色気や包容力を十二分に発揮しながらも、

本当にこれ以上ないという程的確な演技を見せてくれました。

でも・・・トップになるには「的確」だけではいけないわけです・・・・

むしろ、「危うさ」や「派手さ」「自己アピール」がないといけないんですね。

 

そういう意味では、トップにはならなかったけど樹里咲穂の方が

ずっとずっとトップにふさわしかったと思います

(比べることはおこがましいんですけど・・

今思うと樹里をトップにしなかった劇団のおろかさに失望しますね)

 

 今回、花組版「ファントム」のキャリエールを見て、彩吹の持つ

「的確な演技」路線は一層際立ってきたなと思いました

けれど、ショーでは真飛より目立たなかったりするんだよねーっとも

思ってしまって

学年的にはまだまだ「いぶし銀」の心境に立つには早いと思います。

それだけに・・・ある意味なんでも出来る優等生でもある事だし

何とか大きな羽根を背負わせたいとも思うのですが

 

冬には雪組に組替えして、一期上の新しいトップ、水夏希を支える

立場になります

非常に有能で頼りになる2番手になると思います

今、非常に演技する事や舞台に立つことに気負いがなく、楽しそうに

余裕すら見せている彼女を非常に愛おしいと思いますが、

出来ればもう一化けして欲しい気も・・・・・・

 

小柄だけど「男役」としての色気や包容力は十分にありますし

歌唱力には定評もあると思います

実力派の彩吹が正当な扱いを受けて自己を全う出来るような・・

そんな男役生活を送らせてあげたいなと思います。

(単なるファンモード・・・・) 

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宝塚コラム・・・彩吹真央の実力1

2006-09-30 10:47:04 | 宝塚コラム

 現在東京宝塚劇場では、花組による「ファントム」が上演されて

います。(10月1日まで)

宙組版があまりにも印象的だったので、花組はどうかなと

ちょっと疑心暗鬼で観劇したんですが、これが中々どうしてハマりました

 

 一言でいうと、宙組は「親子物語」の性質が強かったですね。

とにかくエリック(和央ようか)、クリスティーヌ(花總まり)、

キャリエール(樹里咲穂)、シャンドン(安蘭けい)と、主役だけで演技

しているような個性のぶつかりあいだったので、本来のストーリーを

楽しむというよりはそれぞれの役者を見てる感覚の方が強かったです

 ところが花組版は、「主役・相手役・脇役」のけじめがしっかり

ついているので、見やすかったというかわかりやすかったですね

未成熟なエリックと幼いクリスティーヌの未熟な恋物語という性質が

強く出ていました

 

この物語が「親子物語」「恋物語」どちらの路線をとるかの分かれ目に

なるのが「キャリエール」というキャラクターです。

オペラ座の支配人でエリックの父親。

2幕目銀橋でのエリックとキャリエールの歌は

「ファントム」最大の目玉の一つです

宙組版、樹里キャリエールは元々の性格が「」で、しかも見た目が非常に

若く、2幕目になって「えっ?お父さんだったの?」みたいな驚きがありました。

エリックの生い立ちを語るシーンは樹里の独壇場。

その朗々と歌う声に誰もが引き込まれたはずです

エリックに対しても、本質的には「絶望感」のない父親でした

和央エリックの少年のようなはかなさを持った演技と、明るく前向きな

樹里キャリエールの銀橋場面は秀逸でした。

けれど、今DVDを見直すと、あの場面の観客の「涙」は父親に共感して

というわけでなく、どちらかと言えば、子供のようなエリックに対しての

「いじらしさ」の涙ではなかったかと思うのです

孤独を背負い、暗い生い立ちのエリックに対する最大の同情の「涙」

とでもいうんでしょうか

 

 対して花組の彩吹真央が演じたキャリエールというのは、

春野寿美礼よりも下級生というハンデを克服し、見事に老け切った

おろかな父親そのもの」でした

そもそも春野エリック自体が、現代的なキレやすい少年そのもので

意味なく自己完結したり、キャリエールに対して怒ったり怒鳴ったりと

気性が激しいんですね 

それに対するキャリエールはいつも諭しつつおろおろしているような

感じがあって、それもこれもちゃんと「父親」と名乗れない「負い目」が

あるんだな・・・と思わせるわけです。

ゆえに、2幕の銀橋場面は、感情表現が苦手なエリックよりも

可愛い息子を思うあまりのキャリエール」に泣かされるわけですね。

 

ラストシーン、シャンドンや警官に向かっていくエリックに対して

「この親不孝者っ」と怒りたくなった人もいるのではないでしょうか

(和央エリックの場合は「そんなに自分を苛めないでーー」だったと思う)

 

エリックが亡くなった後のキャリエールも、樹里の場合はそれでも

未来がありそうですけど、彩吹の場合は絶望そのもの。

二人のキャリエールの持つ「陰と陽」の違いが演技に出ていたという事ですね。

 

樹里も彩吹もそれぞれ素晴らしいキャリエールの造形だったと

思います。

今回花組版を見て思ったのは、彩吹真央という男役の著しい成長ぶり

でした

ここまで役柄に忠実に的確に演技する事が出来る・・そういうセンスを

持っているという事に大きな感動を覚えたのです。

 

 

 

 

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明日は喰いタンです

2006-09-29 10:42:11 | ドラマ・ワイドショー

 来週には「お勧め秋ドラ」を書こうと思いますが

その前に・・・・

明日は久々の「喰いタン」スペシャルがあります

香港ロケしたんですねーー

東山君の名調子が聞けるというわけで

これは本当にお勧めです。

前回も書きましたけど、本編がよくてもスペシャルになると

途端に退屈になるドラマってありますからーーー

何とか期待を裏切らないでほしいなーーと思います

明日は思い切り笑いましょう

 

で、もう一つジャニーズの話題。

NEWSの山下智久君が、

テレビ朝日新春スペシャルドラマ

「白虎隊」に主演が決まったそうです

(いやーー会津の人達大喜びでしょうね。また観光に力を入れてねっ

でも個人的には・・・あまり期待してません

全てにおいて時代劇は脚本だと思うんですが、はたして

その昔(っていっても1985年くらいだけど)

日テレの「白虎隊」に勝るものが出来るのだろうかーーという事

あの時の「白虎隊」脚本は、杉山義法という人が書いていました。

彼はNHKの「武蔵坊弁慶」も手がけた時代劇のベテラン。

(「武蔵坊弁慶」もすっごくいい作品だったよねーー)

出演者も、森繁さんに里見浩太郎に風間杜夫と豪華キャスト

白虎隊のメンバー、篠田儀三郎には新田純一君が、飯沼貞吉には

宮川一郎太君がなっていました。

どちらかというと「白虎隊」というより「会津戦争史」という内容で

「賊軍」にされた会津の恨みがこもっているような作品でしたねーー

(ビデオを買ってねーーお酒を飲みながらよく見たもんです。

とても心に響く台詞が沢山あって慰められたんですよねーー)

 

で、今回は、約10年くらい前に発見された白虎隊のもう一人の生き残り

酒井峰治を主人公にしたお話のようです

(今まで白虎隊の生き残りは飯沼貞吉だけだと思われていたけど、

もう一人いたんですよ。飯森山に行くと、酒井峰治が愛犬と感動の

再開をしたシーンの銅像が建ってます)

山下君は

高校の時、会津の記念館に行きました。白虎隊をやるのも何かの縁だと

思います。新しい感覚の時代劇にするよう一生懸命頑張ります」」と

言っているようです。

 

でも待ってーー物語は現代に生きる酒井の子孫と、白虎隊の

副体調だった篠田儀三郎の子孫が語り合う所から始まるっていってるけど

篠田は自刃してるのよ・・・まだ10代だったし、子供がいたって話は

聞かないな

親兄弟もみんな死んじゃったんじゃなかったかなーー

なんにせよ悲惨な戦争でしたからねーー

今の若い人達が、山下君の演じる酒井峰治を通して140年前の

悲惨な戦争の一端を正しくしってくれれば幸いだなと思います

 

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ボクシングより前に

2006-09-28 10:00:08 | つれづれ日記

 ちゃんと和毅を学校へ行かせなさい ・・って感じ?

え・・・ 誰の事って亀田家の話です

昨日、次男の大毅の試合があって、これまた微妙な判定勝ちで

場外乱闘になったんですって 

何でも亀田派とアンチ亀田派が争いを始めて、そこに亀田パパが

乗り込んで・・・客席に突入したって言ったかな?

WBAのお偉いさんが来ていた目の前の乱闘騒ぎに・・・

亀田の所属ジムである協栄ジムさんは怒り心頭

興毅の件があるからって大毅にきびしすぎっ」と怒ったんだって

 

ボクシングはちゃんとしたスポーツだと思います。

それをここまでレベルを下げてしまった責任を亀田側とテレビ局は

とる気があるんでしょうか

乱闘騒ぎになったのも原因がなかったわけじゃないと思うんです。

やっぱり「判定」になんらかの疑惑っていうか・・・すっきりしない何かが

見えたからじゃないの?

(KO勝ちだったら何も言われなかったのに、判定ってところがね)

 

その乱闘に亀田パパが乗り込んでいくという浅はかさ

スポーツマンシップにあるまじきことじゃないでしょうか?

(ジダンだって一発退場だったのよーーー

 

この亀田パパという人は、どこまでも「身内可愛さ」で凝り固まって

いる人なのね

血のつながり」でしか人を信用出来ないっていうか・・裏返せば人間不信。

ゆえに「わが子を勝たせる為ならばズルでもやったる」精神になるわけ

人間不信でも教養があれば、うまく立ち回れそうなものだけど

このパパ、どこまでも直情的、どこまでも「自分が一番正しい」と

信じて疑わない人

客席に突っ込んでいったのも、本当に息子が侮辱されたと思って

怒りが収まらなかったんだと思います

 

このパパに育てられている息子達も多分基本的には「人間不信」だと

思います

誰も信用しない、誰の忠告も受け入れない、自分の判断だけで世の中を

渡っていこうとするから失敗するんですよ

今回の「微妙な判定」騒ぎも結局はマスコミに踊らされただけで、引っ込みが

つかないからああだこうだ言っているだけじゃないかと・・・・

 

このような「周りを敵に回してでも家族で引きこもる」家庭のどこが

「理想」なの?

どこに親子愛を感じるというんでしょうか

ちょっと・・・っていうか、非常にいびつです

3番目の和毅を学校に通わせないというのも、大いなる問題なんですよ。

学校を教師を信用しない、学問は必要ないと言い切ってしまえる所が

外側から見ると何とも浅はかなんですよ

 

もうそろそろ一旦全てを白紙に戻して、息子達を一から鍛えなおしては?

パパが手を出す事じゃなくて、これはプロのトレーナーに

任せるべきじゃないのかなーーー

子離れしないと、いつか親子で自滅してしまうよーーー

パパはどうなってもいいけどさーー

せっかく才能がある3人の息子と可愛い一人娘があまりにも可哀想じゃない?

今後、何かにつけて「本当に勝ちなの?」

疑いの目を向けられる興毅と大毅の身にもなってみなさいよ

そして「最も才能があるんじゃないか」と言われている和毅の芽を

摘んでしまうことにもなりかねないよ

 

やっぱりボクシングは見世物じゃないと思うんです

言葉で威嚇したり、派手なパフォーマンスでウケたりするのは

10年早いって

(やるなら新庄くらいライトに元気に笑わせて欲しいわっ)

 

ああ本当に・・・・矢吹ジョーがいたらねーーなんて言うか

(字が読めるなら「明日のジョー」を読みなさいっ アニメを見なさいっ

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こんにちは安倍総理

2006-09-27 10:08:39 | 政治

 いよいよスタートを切りましたね

安倍新内閣 何でも「美しい国つくり内閣」というんだそうで。

内閣の人事は→こちら

 

わりとあっけない「さよなら小泉総理」だったんですけどーー

私がよく見る某ヅカ系サイトでは小泉さんを惜しむ声がしきり。

やっぱりダンディでオペラ好きな小泉さんの人気は

女性が支えていたんですねーー

私としてはカレ、かなり日本をめちゃくちゃにしたような印象があるんですが

そんな事関係なく「小泉さんの時代はよかったよね」と思う人達が

いるんだなーーーと

(どんな人が恩恵を授かったんだろうか・・・・)

 

で、今回の安倍内閣人事なんですが・・・

安倍さんって「超タカ派」なんですかーーー?

(いやーー一見して優しそうだったからーーー

何だか閣僚の顔を見ていると、かなり強面ぞろいに見えて

総理が代わると閣僚の顔つきも変わるのか」と思いました

 

巷で色々噂されていた人達がほとんど入らず、個人的には全然

知らない人ばっかりで ちょっと地味? 

(政治は派手さがいいとはいいませんし)

でも高市早苗さんはサプライズだったのかしら

あの黒のドレスはよく結婚式なんかで見る定番だよねーー

どこかの誰かみたいなド派手な水色でなくてよかったーー

大田弘子さんはこれまた質素なドレスでしたね

(でも大好きな中山恭子さんが大臣にならなかったのが残念)

 

え・・・じゃあ?

噂されていた小渕優子さんはダメだったのかーー

それに必死に安倍さんを応援していた佐藤ゆかりさんと片山さつきさん。

小泉チルドレンくの一総崩れって感じでした。(ちょっと爽快

 

今後しばらくは、小泉さんが壊した色々なものを再構築する仕事が

主になるんでしょうね

さっそく「教育基本法」の改正、「皇室典範」の改正問題と山積み。

 

期待していいのかな・・・・?

早速、総理自らの給与は30%カット、閣僚は10%カットなんていう

庶民が喜びそうな政策を打ち出してきましたけど、

国会議員の給与体系や年金制度そのものを見直ししないうちは

信じてあげないからねーー

(ついでに消費税問題も)

小泉さんだって就任したばかりのときはハンセン病患者の裁判を

国が控訴しないことにして大喝采を浴びたじゃない?

あまり期待しすぎると後が怖いもんねーーー

ほどほどにしましょっ

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丹波哲郎さん死去

2006-09-26 10:05:36 | ドラマ・ワイドショー

 とうとう・・・丹波さんが霊界にお帰りになった・・・・・

今時他に比べるものもない程にご立派な俳優さんだったので

非常に残念です。

ご冥福をお祈りします

 

それにしても・・・・あらためて、丹波さんってすごい俳優さんだったのね。

私などは物心ついた時には「Gメン75」くらいなもので

正直「007」とか「砂の器」などは知らないんです

(「キーハンター」も確か土曜の夜遅かったから見せて貰えなかったし)

 

気がつくと、いつも時代劇で特徴的な演技をする方・・というイメージでした。

あの独特の語り口は見ている人をぐぐっとひきつけて離さないものでした。

私が印象的だったのは、日テレ年末時代劇の「白虎隊」です。

あの時、丹波さんは神保修理のお父さん役でしたーー

息子が切腹する時、雪の上にかさをぱらっと落として

修理・・許せっ 許せっ」と言って泣くのですが、もうこの場面は

号泣・・・

さらにいよいよ自分が切腹する時になると、その潔さったらなくて。

本物の武士なんだなーーーと思いました。

(丹波家は元々名門らしいので・・奥さんの事を「女房殿」って呼ぶのも

違和感なかったよね)

 

最近は息子さんと一緒に旅行番組に出ているのを見てました

息子夫婦と孫に囲まれて旅行をするんだけど、どんなときでも

マイペースに行動するので面白かったです。

でもちょっと体の具合が悪いんだろうな・・・と思ってました

(温泉に入らないシーンが結構あったから)

最後のお仕事は映画で「遺影」役でしたっけ?

最後の最後まで「演じて」いかれたんですね

 

84歳といえば大往生の部類に入ると思います。

ワイドショーで言ってましたけど、直前まで非常に元気で

食事もきちんととって、体を拭いて髪も整えて上機嫌で眠った・・・と

思ったら息をしていなかった・・・というご最後だったそうです。

 

どんな人も「かくありたい」と思うような最後で「死に様」の潔さに

ほれぼれしてしまいます。

霊界の研究を沢山されていましたから、今頃はきっとあちらで

一番かっこよかった頃の自分に戻って奥様と一緒に過ごされているのでは?

 

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どうやって出生率を上げるの?

2006-09-25 14:10:08 | つれづれ日記

 昨日、つらつらとネットを見ていたらこんな記事が。

 

 「出生率の目標値「1・40」新設、年金の信頼回復狙い

 

もうねーー 正直いって呆れました

厚生省は夢のような「1・40」なんて数字を追ってないで現実を見るべき

じゃないのかしら?

本気で何か政策をとれば出生率が回復して年金が安泰になるわけ?

そんな未来に生まれてくる子供に全責任を負わせるような

年金制度」ではなく、もっと違う方法を考えたほうがいいんじゃないの?

 

厚生省のおじさま達は、現在の出生率を支えているのがどんな世代か

知っているのかしら

いわゆる、「理想の出産年齢」である20代後半から30代前半じゃなくて

10代から20代前半の「出来ちゃった婚」と、

30代後半から40代前半の「駆け込み出産」だったりするわけよーー

 

若い子持ちには体力があるけど経済力がない・・

ゆえに「下流」になってしまう可能性大

駆け込み出産組には財力と知力はあるけど体力がない・・

おまけに育児と老人介護が一緒になる可能性が大きく、職場での

立場が辛いものに・・・一歩間違えば「下流」に転落。

そして、理想的な年代は「結婚する気もなければ子供も持つ気なし

というのが多かったりしてーーー

 

政府は「国民が思っている理想的な子供の数は1家族あたり2人な

わけだから、その通りに産ませてあげれば年金は安泰」と思っている

らしいですが、世の中そんなにうまくいくなら苦労しないのよっ

(心で「2人子供がいたらいいなあ」と思うのは簡単。でも大抵は

それと引き換えに失うものの多さにぞっとして考えを改める事に)

 

「出産・育児」は女性にとって、人生の一大転換期になります。

生活環境の変化たるや男性の想像を絶するくらいです

そして、誰でもこのギャップを素直に受け入れることが出来ないわけ。

だから「作る気ないけど出来ちゃったから」あるいは

「今しかないので万全の体制を敷いて臨むぞっ」という事になるわけ。

 

昔は「出産」は「自然の摂理」だったと思います

でも今は「選ぶもの」に変化しました。その価値観を今さら「自然の摂理」

に戻そうとしてもうまくいくわけないと思います。

若年出産の場合も高齢出産の場合もリスクは高いです。

そして「産み盛り」の人達は、目の前の仕事や娯楽が大事。

「オタク」とか「ニート」とか「自己愛」に浸る人も多くなっています

 

「結婚」も「出産・育児」も「干渉」の一つと考えれば、かなり「めんどくさい」

ものである事は確かですもの・・・

厚生省のおじさんが頭をひねったくらいでは、そうそう具体的な解決策は

出ないと思いますよ

 

今、「男女参画事業」で理想的に平等な結婚・育児生活が出来る層と

いったら、公務員同士のカップルか、労組のしっかりしている

メーカー系大企業共稼ぎカップルじゃないかしら?

これらのわずかな層に沢山子供を産んで貰い、

若い「できちゃった婚」カップルに補助金を出し、「駆け込み出産」組には

「育児と介護の両立」を図れるような政策を採る・・・

(考えただけで不可能に思えるけど、公務員さん達は頑張って出産してね)

でも・・・先を考えれば考えるほど、日本の「育児環境」は悪化するばかり

のような気がしますけどね

 

誰でも我が家みたいに、子供達の誰かが病気になるとお手上げ状態で

仕事に支障をきたすような生活はしたくないと思いますもん。

(旦那が会社でどれほど肩身の狭い思いをしているかと思うと

気の毒だし、私が二人いればいいのにと思うこともしばしば。

特に今回みたいに姫が入院しちゃうと、「ヨンジュナがいなければ誰の

手を借りる必要もなかったなんだなあ・・・」と悲しい事を考えて

しまいます。身勝手だけど、そう思わざるを得ないようなストレスがある

社会なんですね。日本は)

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電車男デラックス

2006-09-25 13:36:53 | ドラマ・ワイドショー

 どんなに本編がいい作品でもスペシャル版になると

「ちょっと・・・」っていう作品、多いよね

(「踊る大捜査線」は本編もスペシャルも面白かったけど)

今回の「電車男デラックス」はまるでスタッフの慰安旅行に付き合わされた

ような感覚がありまして

 

まず最初に「ドモアリガトウミスターロボット」が流れて

「きゃーーっ懐かしい曲!」なんて盛り上がったんですよね。

(何気に視聴者の年齢を制限しているような?)

そしたら「ヤマト」に「スターウォーズ」に「インディジョーンズ」と来たもんだ。

いわゆるコメディタッチのドラマに、これだけ壮大な映画の

BGMを使うのっていいのかーー?と思いつつ、

「でも何気に合っているかも」なんて思ったのも事実。

 

私の大嫌いな曲(白色彗星)が流れる度に前園さんが登場し・・・

(相変わらず濃い顔で)

(ちなみに白色彗星が何で嫌いかって・・・

どうしても「さらば宇宙戦艦ヤマト」のラストを思い出してしまうからよっ

 号泣したあの日以来

私はどうしてもこの映画をまともにみれません・・・ 関係ないお話でした)

 

で、いきなり「タヒチ」だあ・・・・・

そりゃあ、「電車男」の本分をわきまえない「豪遊」ではないのっ

しかも「日本人が外国人を演じているキャラ」という昔懐かしの

ベタなネタを使って・・・

正直、非常に退屈しました。

「タヒシ」場面、いらない 本当にいらなかったと・・・思います

だって、ネットが繋がらない南の島へブラックパールを捜しに行くなんて

設定、どうやったら思いつくわけ?

基本的にネットのやりとりがドラマの軸になっているのに、完璧に違うでしょっ

 

そして・・・そのながーーい「タヒチ」場面を潜り抜け

やっと山田君が帰国

その後の「エルメスたんと別れますた」のあたりは、見なくてもわかる展開

だけど、それはまあ・・・許してあげようかな

ラストもまあ・・・いや、でもプロポーズしたの?

また三度「デラックス」が制作されるという前振りなのかしら?

(それでも「真っ赤なスカーフ」の曲が流れるとちょっと感動するから

おかしいよねーー宮川さんは本当にいい曲を作ってくれたなーーと

またも関係ないところで感動)

 

とにかく、ストーリーははちゃめちゃ、展開もめちゃくちゃ、よかったのは

BGMだけーー(世代限定)という、どうにもお粗末に見えた「デラックス」でした。

 

でも、秋葉原のお勉強にはなりましたよ

確かに最近の秋葉原は「オタク」のメッカとはいかないみたい。

メイドカフェにたむろする修学旅行生やカップル・・・

オタクを見るたびに歓声をあげる人っているもんねーーー

でも路地裏のお店を転々とあるいていると、それはそれで私達

「一般人」には理解しがたい異様な雰囲気っていうんですかーー

それはあるかもねーー

 

アキバが「オタク」のメッカで、池袋が「BL」のメッカ

(あ、「ボーイズラブ」という男の子同士の恋愛を描いた漫画のお話ね。

乙女通りってのがあるらしいわ)

そして、日比谷は「宝塚」のメッカ(いやー本拠地に比べたらちゃちですが)

日本は平和で楽しくていいかもーー

(でも当地であくせく働いているサラリーマンは気の毒だなあ・・・)

 

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不信のとき最終回

2006-09-22 12:47:38 | ドラマ・ワイドショー

 姫の熱が下がらないよーー彼女の学年で突如高熱を出して

学校を休むのが流行しているみたい・・インフルエンザかしら?

秋のインフルエンザなんてね・・それとも別?

 

 不信のとき 

まーーーったりした最終回でした

日本のドラマはとにかく最終回で感動させて泣かせて・・という

パターンが多いのですが、今回は先週で言いたいことは全部終って

いた印象

今週はいわば「総まとめ」ですね

それにしても・・・恐いドラマでした。

男性にとって「浮気」の代償が自分の血が入っていない子供と

ガンだなんて

因果応報・・・やっぱり清く正しく生きなくちゃと思いますよ、ホント

石黒賢がしみじみと

死の恐怖にさいなまれると家族写真を見て気を紛らわせた」と

語るシーンがあったんですが、本当はここ「泣き」のシーンなんでしょうけど

それが何とも「負け惜しみ」のように見えてねーー

散々浮気して奥さんを苦しませて、挙句に愛人に子供作って

(それすら本当の子供じゃなかったというオチ)

自分の奥さんとの間の子は実は他人とわかっても、今更どうしようもない。

なんて言うか・・・「かりそめの家族」ごっこをするしかないんだよなーーって。

 

でも、杉田かおるのお手伝いさんが言うように

子供には罪はない」って本当ですよね

大人の思惑やエゴで、子供を産んで育てる・・・いやーー恐い恐い

今思えば、杉田かおるが一番まっとうなキャラに見えますわ

 

ダイヤモンドをしているからって幸せとは限らない。でもね、ダイヤを

している事でたくましく生きられる。私はそういう女なの」

「結婚指輪をしているからって幸せとは限らない。でもね、結婚指輪を

している事でたくましく生きられる。私はそういう女なの」

さあ・・・私はどっちかなーー

「本妻」か「愛人」か。やっぱり「本妻」のプライドの方が大事かなーー

いやー悩むわ・・

 

そんな煩悩だらけの人生をこれからも送る石田純一が滑稽に見えました

(ほんっとに懲りない男が似合う俳優さんですねーー)

 

明日は「電車男デラックス」です

再放送を録画して夜に見ているんですが・・・・

うちのジュニアとダンナが結構ハマってしまいました

ダンナはともかくジュニアはまだネットの世界を知らない

純粋な少年ですから、いちいち言葉の解説をしてあげないといけないのが

面倒っていうか・・・・

(「・・・しろ」を「汁」って書くのは何故?とかーーキターーの意味とかーー

キボンヌってどういう意味?なんて可愛いご質問をしてくるのですが

さして重要な意味ではなく、ノリなんだってことが中々理解出来ないみたい)

 

でもちょっとアキバに行きたくなりました・・・・

そろそろDVDを買いに行かなくちゃいけないし?

神田のやぶそばか、万世でお食事してーー帰りは神田明神と

湯島の聖堂経由で帰りたい

 

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安倍総理と国歌・国旗

2006-09-22 08:13:40 | 政治

 とりあえず・・おめでとうございます。

安倍総裁様

若干52歳、ダンディーで柔和なイメージを持ち、されど「家康タイプ」と

噂がある方ですね。

でも、小泉さんが登場した時と比べてかなり地味なのは事実

(今考えるとあのフィーバーぶりは何だったのかと思います。

マスコミに踊らされた?国民の側が正しい判断が出来なかった?

結局「世の中の価値観をぶっ壊して」終った印象)

 

あまりに出来すぎレースで面白みがないのか、テレビ局はこぞって

昭恵夫人を持ち上げて「5年ぶりのファーストレディ」などと

言っているようです。

彼女、鳩山夫人のような派手さはないけど、ほんわかして・・

一番の強みは44歳という若さでしょうか?

今後はどんどんマスコミに登場して、「ファーストレディ」として素敵な

お洋服を披露したり「良妻賢母」ぶりを発揮してほしいです

(何だか求めることが下世話なんですけど、一般人が総理夫人に求める

イメージなんてそんなものかな。ヒラリーのようになれとは言わないあたりが

日本人)

 

その安倍さん、結構保守系なのかなーーという気がします

彼は、今回出た「国旗・国歌の強制は憲法違反」という判決に

どのような意見をお持ちなのでしょうか。

小泉さんは「個人の自由とかいう問題じゃないと思うけど・・」って

おっしゃったんでしょ?

 

東京都の「強制・罰則」がどのようなものなのかわかりませんけど

何だかよくわからない判決ですね。

っていうか・・世界を見回しても、自国の国旗や国歌に敬意を払わない

「自由」がある価値観を持っている国は日本だけじゃないかな・・と。

よその国では「強制」もなにも・・ないと思うんですよね

 

とにかくどこぞの新聞が書いていたように

日の丸・君が代は戦前の軍国主義の象徴でタブー」という教育を

受けた私達世代の「傷」は大きいと思います

何だか戦後61年を経て、

国のあり方に共感しない・協力しない権利」とか

国の象徴である国旗や国歌を愛さない権利」とか

きまりに従わない権利」を謳歌する国になったんですよねーー

 

よかったのか悪かったのか・・・・

何事も行き過ぎはいけないと思いますけど、見事に「日本」はぶっ壊れた

という印象すら持ちます。

(あ・・でも、サッカーの試合での国旗掲揚と国歌斉唱は涙を流す若者が

いる事は確かだし・・・単に卒業式とか入学式で一斉に起立するのが

嫌なだけなの?)

 

コメント (2)
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