どんな人のカリスマ性でも、見る側の気持ちでそれは変わってしまいます。
「恋」と同じです。
秋篠宮家に対する絶大な信頼が、眞子さまの婚約によって大幅に薄らいでしまった事は事実です。
KKと婚約したらそうなるよ、絶対にそうなるよと言っていたけど世間の風がわからなかったのか、誰かの指示なのか、とにかく婚約は成立し両殿下もまた祝福されています。
紀子様は元々お勉強が好きだったんだろうと思います。というか学問がお好きなのでしょう。そういう家庭でお育ちで、配偶者もまたそういう方で、弟君もまたそういう方で。
だから当然お子様達に望む事もレベルが高くて「好きな事を伸び伸びと」とおっしゃりつつ「好きな(勉強なり学問なり研究なり)を伸び伸びと」というお考えだったんだなという事はわかります。
成績がいいという事と学問が出来るという事は別問題ですよね。
先日、坂上忍の番組で「成績が悪くても好きな研究だけして生きていける環境を作る」プロジェクトが東大で始まっているそうです。
主に発達障害などで知的レベルは高いのに人間関係がうまく築けなかったり、字が読めないなどの障害を持っている事で普通の学校に行けない子達が、ひたすら好きな事だけ研究し続けるんですね。
いいなあ・・と思ったけど、そんな子供もまた一握りで多くの不登校の子達は自分が何をやりたいのか、何が出来るかすらわからない状態なんですよね。
本来、悠仁殿下に必要な学問はそういう「好きな事を好きなだけ研究出来る」場所なんだろうと思いますけど、あの姑と兄嫁がそばにいたらどんな妃でも性格が変わってしまうのではありませんか?
なんせ点数でしか人を判断できない人に囲まれて、事あるごとにそういう言い方をされたらやっぱり・・・そういう意味では紀子妃といえども万能ではないという事。
また「学習院における紀子妃いじめ」が本当なら、かなり心の底に闇を抱えている筈なのでお気の毒としか言いようがない。
ミツコ・クーデンホーフ・カレルギー(ECの父と言われたリヒャルト・クーデンホーフの母)は夫の死後、性格ががらっと変わって子供達に勉強ばかり押し付けるとんでもな母親になり、子供達を傷つけみんな離れていった事があります。
ミツコは日本人で外国人貴族と結婚して彼の国に渡り、様々なコンプレックスを努力で乗り切り、パリの社交界の華形になった人ですが、この「努力」を押し付ける所が子供達に嫌われた原因なんでしょうね。
「私、バカなんですみませーーん」「私、庶民育ちだから」「うち、お金なかったんで」で笑って乗り切るんじゃなくて、ある種対等に頑張ろう、努力で乗り切るという事をやっちゃったんですよね。
かつての美智子妃みたいに。
眞子さまの結婚で「親としてどうか」「人間としてどうか」「皇族としてどうか」と厳しい目線を向けるのは自由ですが、本当に・・・本当に子供だけは親の思い通りに育たないものなんですよ。
その責任を両殿下に被せるのはおかしいです。
今、両殿下共に「何が間違っていたのか」と振り返っては悩む日々と思います。
一生懸命に育てても悠仁殿下もまた親の意に沿わない大人になるんじゃないか、どうしたら路線に乗せられるのか、どうしたら後ろ指をさされない天皇にしてあげられるのかと真面目に、真面目過ぎる程に悩んでおられると思います。
「皇室」という狭い社会の中で常に皇后と皇太子妃の異常な価値観にさらされ続けていればおかしくもなります。
私、眞子さまの結婚は本当に残念に思うし、ひっぱたいても勘当してでも許すべきではなかったと今も思っています。
娘可愛さに許して税金をあんな男に投入するなんて許せないとの思いもありますが、だからこそ悠仁殿下の教育に関しては口を出したくないし、そっとしてお好きにしてほしいと思うんです。
「帝王学」が必要といわれますが、実際のところ、帝王学とは何かと問われて明確に答えられる人はいないのではありませんか?
それって教科書があるわけじゃなくていわば「信条」のようなものかと。
私の大好きな中国ドラマ「蘭陵王」のまさに蘭陵王の生き方こそ、帝王学だろうと思います。君主とは人の上に立つ者の心得とは、その答えが全部ドラマの中にあるんですよね。
だけど、そんな生き方が今の時代に合うはずがなく・・・
理想と現実の狭間で悩む悠仁殿下の未来が見えてしまいます。
きっと悠仁殿下だけじゃなくて、民主主義の国の王家の子供達はみな悩むはずです。
ああ、それと影子さん、あなたは荒らし?それとも真面目?だったら、真面目に雅子妃のいい部分を抜き出して欲しいです。世間とのズレが甚だしくて。
それとコメントする時はまっとうなハンドルネームにしてくださいね。