記者会見が開かれました。
この一年を振り返って
「年明けから間もない今年の元日の夕方に発生した能登半島地震は、お正月に家族で集まっていた多くの家庭を襲い、大勢の方が亡くなり、また、けがをされたり、住まいを無くされたりしました。
今回の地震に見舞われた能登地域は、雅子も私も、それぞれ学生時代に訪れて、思い出深く思ってきた地域であるとともに、昨年10月に、二人で揃(そろ)って金沢市を訪問し、県民の皆さんに温かく迎えていただいたことが特に心に残っており、その石川県において、多くの方が犠牲となられ、今なお安否が不明の方がいらっしゃることや、避難を余儀なくされている方が多いことに深く心を痛めております。
亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします。
冬の寒さが続く中、また特に地震発生から暫(しばら)くの間は殊の外厳しい環境の中で、多くの被災者の方が避難所での生活を続けてこられており、長期化する避難生活において、高齢の方々などの病気が悪化したり体調を崩されたりすることが案じられます。
今回の地震では、半島地域において道路網が寸断したため、救出・救助活動が難しくなっており、孤立集落が発生したりしました。
水道施設の復旧が難しく、断水が長期にわたっており、非常に不便な生活を強いられている方も大勢おられます。
このように厳しい状況の中で、救出・救助活動や、救援物資の提供、被災者の医療・健康支援、ライフラインの復旧などに日夜懸命に取り組んでおられる皆さんに、改めて心からの感謝をお伝えしたいと思います。
ここらへんの復旧とかの話はいわゆる「進講」で得た知識のご披露という事なのでしょうね。ここまで細かく話す必要性があるのかなと私は疑問に思います。
特に「高齢の方々などの病気が悪化~~~~」の部分はまさしく、聞いた事をそのまま話しているんだなとすぐにわかってしまい、病気を悪化させるのは何も高齢者だけじゃないのに・・などと思う人もいるかもしれません。
ただ普通に「復旧に取り組んでいる人々に感謝すると共に引き続き能登の為に頑張って欲しいと思います」でよかったんじゃないかなと。
また、発災直後から数多くの専門ボランティアやNPOが被災地で活動を開始し、被災された方々の様々な支援に当たっています。
きめ細かい支援の大切さを感じるとともに、被災地において、これらボランティアやNPOの活動をされている方々の尽力も大変有り難く思います。
申し訳ないのですが、天皇陛下が「ありがたく」思う必要性はあるでしょうか?天皇陛下ってそういう立場ですか?
むしろ、鼓舞する側ではないのでしょうか?
だとすると「活動されている方々には感謝の言葉しかないが、引き続き能登の復興に尽くして欲しい」でいいんじゃないかな。
あれこれと得た知識を披露しつつ話すって・・・学生のようで。
様々な困難な状況が続いていますが、今後、多くの人々からの支援を得て、復旧・復興が順調に進んでいくことを心から願っています。
今回の地震により、能登地域独自の伝統的な文化や産業も大きな被害を受けました。地域の歴史文化・伝統産業は、そこに住む皆さんの心の拠り所となってきた大切なものだと思います。
伝統技術を受け継ぐ若い人々の力も得ながら、長く受け継がれてきた伝統文化を守り、継承していくための支援も大切であると思います。
被災地にお見舞いに伺うことについては、私としては、現地の復旧の状況を見つつ、被災者の皆さんのお気持ちや、被災自治体を始めとする関係者の考えを伺いながら、訪問できるようになりましたら、雅子と共に被災地へのお見舞いができればと考えております。
なぜそこに「雅子と共に」が入るのか。絶対に入れないと何かおありになるんでしょうかね?
天皇陛下は敬語を使う必要なないのです。
「近いうちに必ず被災地へ行きたいと思います」でいいのですよ。
未だに行けてない事の言い訳を述べているようで、ここらへん国民はしっかり読んでもよく陛下のお気持ちがわからないと思いますが。
国内全体に目を転じると、自然災害や物価高などにより、多くの人々が様々な困難を抱えながら生活しており、支援を必要としているお年寄りや障害のある方、生活に困窮している方や生活困窮世帯の子どもたちなど、社会的に弱い立場にある人々のことが案じられます。
同時に、このような社会的に弱い立場にある人々を支え、その命と暮らしを守るために力を尽くされている方が多くいることを有り難く思っています。
大変なことも多い中ではありますが、人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っております。
毎年の決まり文句であり、皇后陛下もまた同じ事を文書にする。という事はこの文章全体の作成者は皇后陛下って事になりますね。
天皇たるもの、物価高騰からは遠い存在である、困難を抱えているわけではないし、もし、本気で案じられるのであれば、上皇夫妻のように頻繁に施設などを視察するとか、ウイリアム王子が昔やったようにホームレス体験をしてみるとか、「体験」によってしか得られない事について、うわべだけで案じて下さっても心には響きません。
地球規模では、地震や水害などの大きな自然災害が起きています。
この1年においても、モロッコやアフガニスタンにおいて大きな地震が発生し、多くの人々が亡くなったり、負傷されたり、家を失い避難生活を余儀なくされたりしています。大雨による被害や山火事、深刻な干ばつなど、地球温暖化に伴うと思われる自然災害も世界各地で多発しています。
ここに改めて、これら自然災害により犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞いをお伝えしたいと思います。
「地球温暖化」について、グテーレス国連事務総長は、昨年7月27日の会見で、現在の状況を「地球温暖化」の時代から「地球沸騰化」の時代が来たと警告しています。
以前にも述べましたように、持続可能な世界を築いていくためには、世界の人々が知恵を出し合い、共に手を取り合って協力していくことが、今正に求められており、地球温暖化の問題は、今私たちが真剣に取り組まなければならない喫緊の課題であると思います。
今度はグテーレス事務総長まで引用するとは。天皇陛下が地球温暖化にまで言及する必要があるでしょうか?
また、世界各地で現在も戦争や紛争などが発生し、多数の人々の命が失われています。飢餓や貧困、抑圧や偏見などに苦しみ、生命や尊厳が脅かされている人々もいます。世界が直面するこうした困難な状況に、深く心が痛みます。
平和な世界を築くために、世界の人々がお互いの理解に努め、お互いを尊重し、お互いを思いやりながら協力していくことの大切さを改めて感じています。
理想は高く、現実は厳しいと言う事ですね。まあ、天皇陛下は日本国民だけでなく世界の民まで思いをはせる素晴らしい陛下と言う事です。
このような中でも、この1年、明るい話題もありました。
昨年の5月には、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類に移行しました。
引き続き感染症の流行を注視していく必要がある中にあって、人々の日常生活が元に戻っていく上で、確かな明るさが見える年となりました。
科学技術の分野では、つい先日の2月17日、H3ロケットの打ち上げが成功しました。
また、1月20日には、小型月着陸実証機「SLIM」が月面へのピンポイント着陸に成功しました。
「はやぶさ」や「はやぶさ2」に続き、宇宙開発の分野で長年にわたり積み重ねてきた技術が花開いたものであり、関係者の努力に敬意を表します。
生成AIなど、AIの技術の進展が注目されてきていますが、能登半島地震の被災地では、日本の優れた水処理技術とAIを結び付けた自律制御型のポータブル水再生システムの活用により、入浴や手洗いのサービスが提供され、厳しい状況にある被災者の方々の助けとなっています。
こうした取組は若い人たちが中心となって設立した企業による取組と聞きました。全国各地から駆け付けたボランティアの活動を含め、若い人たちのこうした活力が我が国の新しい可能性を切り開いていくことを期待したいと思います。
また、例えばスポーツの世界では、昨年開催された野球のWBCでの日本代表チームの3大会ぶり3回目の優勝や、米国メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、史上初となる2度目の満票選出でのMVPに選ばれたこと、あるいは、将棋の世界で、藤井聡太さんが「王座」のタイトルを獲得し、史上初の八冠を達成したことなど、若い世代の人々が、日々の努力の積み重ねにより新たな世界を切り開いていく姿は、私たちに明るい夢と希望を与えてくれました。
言葉もありません。生成AIにまでお詳しい陛下という事で、国民とはかけ離れた存在であると言う事を再認識致しました。