享年22歳7ヶ月・・・
パンダのリンリンが死んでしまいました
3日からのお休みにヨンジュナを上野動物園に連れて行ってパンダを
見せてやりたいなと思っていたのに・・・・残念です
今朝、体調が悪いために展示されなくなったというニュースが入った
ばかりで、あまりにも早い死でしたね。
私達が小さかった頃(つまり昭和ね)、初めてパンダのランランと
カンカンがやってきて大フィーバーを起こしました。
「ピンポンパン」でもパンダちゃんの歌をお姉さんが歌ってましたっけ
(覚えている人います?)
「 ねえ聞いてパンダちゃん お話したいの 」とかいう歌詞で。
私、当時は仙台に住んでいましたけど、神奈川の親戚の家に行ったおり
上野動物園に連れて行って貰い、並んでパンダを一瞬だけ見ることが
出来ました。
まさに生けるぬいぐるみ 可愛かった
私達にとっては本当に珍しい動物のパンダがやってきた・・・というだけの
お話でしたが、政治的にはこれは「日中友好」の親善大使として
送られて来たもの
中国との国交が回復して、いよいよ本格的な外交が始まる・・・という
実に平和で友好なお話でした(いやーーでもあっちでは文化大革命とか
大変な事が起こっていたのよね)
以後、ランランとカンカンが死んで、トントンがやって来た時も
ちょっとした話題になりましたよね
中国はすぐにパンダを送ってくれたり、貸してくれたりしましたし、私達
日本人も中国に対しては「4000年の歴史を持つ大国」として尊敬の
念を抱きつつ、パンダちゃんには感謝していたんですよ
ところがっ
今日、リンリンが亡くなったのはまるでその「日中友好」がこれで終了した
という事を暗示しているかのようではありませんか?
おりしも北京オリンピックの年、長野で聖火リレーがあったばかり・・・
さらに言うなら胡錦濤が来日する直前なわけで
これを嵐の前ととらえずになんとしましょう
リンリンの死はあらゆる意味で「世界の嫌われ者」になってしまった
中国を暗示しているのかもしれません。
中国は代わりのパンダを送る事を渋っているとか。
福田さんが胡錦濤に頼んだとしても「天皇陛下の五輪開会式出席と
引き換えならいいよ」とか言われそうで。
そういう意味では国家をしょってたリンリンはいい時期に亡くなったのかも
しれません
今後中国が起こすであろう、世界との軋轢を見ないですんだのですから。
聖火はエベレスト登頂を目指し、一般の登山家は登山禁止になりました。
ここまでくると笑うしかない・・・世界一高い山に聖火を登らせる事が
何だっていうんでしょうか?
(山を甘く見すぎていませんか?聖火の為に持っていく人の苦労を
考えられないのか?中国は。なんたってエベレストだよ?そこらそんじょ
の人でも中々上れない山なのに)
もう一つの聖火は香港に・・・・
香港では中国国旗が真っ赤に沿道を染めるのか?
香港、あのままイギリス領だった方がよかったんじゃないかなーー
せっかく母国に帰っても一瞬にして社会主義に塗り替えられてしまっては
香港のイメージにも傷がつくのでは?
リンリン・・・お休みね。長い間、日中友好に尽くしてくれてありがとう。