ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

秋ドラ レビュウ

2024-11-08 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

いわゆる「視聴率」というものがあります。

これは、一般家庭に備え付けてリアルタイムで見る人達を図るもの。

でも、実際、今の時代は私も含めてほとんど録画や配信で見るので、リアルタイム視聴をする人の方が少ないのでは?と思います。

さらにいうなら、1・3倍速で見るか、通常で見るかでそのドラマへの愛情が違ってくるんじゃないかと。

 謎解きレトリック

まったりしてて、昭和初期の雰囲気を持つよい作品です。

昭和初期、わずかに日本がモダンでハイカラで平和だった頃の話。

事件らしい事件はそんなに起こらないけど、嘘が見える女の子と売れない探偵のコンビがほのぼのしてて面白い。

すすきをお茶に出来るなんて知らなかったし。

でも、松本穂香の着物の足さばきがイマイチなんですよ。もうちょっと頑張ってくれないかしら。

お話も、レトロなのはいいとして「さすが戦前」みたいなところをもっと前面に出してくれるといいのに。

視聴率は4%台。とはいえ、後でまとめて配信で見たいかな。

でもこの物語をミステリとして見るのではなく、淡い恋物語としてみると、非常にほのぼのしていいなと。

鈴鹿央士と松本穂香の若いカップルを応援したくなりますよね。

 モンスター

見始めたのはうちの旦那が「猫ちゃん」と呼んでいる趣里ファンで、娘は音月桂ファンだから・・・なんですけど、いやあ、斬新で色々な趣里を見せてくれて面白いのなんのって。

特に前回、怒鳴った姿は右京さんそのもので家族で大爆笑。

それにアイドル姿も可愛かったな。

ストーリーは、ジェシーが生真面目なエリート弁護士で趣里は中卒の弁護士。毎回強引なやり方で法廷を覆すという展開。

邪魔なのはごめんなさい。ジェシーなんです。

今一つ、ジェシーと趣里がかみ合ってないかなという気が。

頭が固くてエリートでみたいな役は松村北斗の方が似合うかもね。

視聴率は3%台で振るってないけど、何で見ないの?これ、毎回、ぎょっとする展開で楽しいし、音月桂のまぶしい笑顔に癒されますよ。

 オクラ

うーん。反町&杉野。悪くないコンビです。

古い事件の犯人がわかっているのに検挙出来なかった。

それを掘り起こし、ぶっちゃけて言えば、証拠をでっち上げて犯人に自白させるというちょい変わった刑事物です。というか、若干見ている側に罪悪感を持たせるなと感じています。

回りのキャストも面白い人で固めている割には、非常に暗い。

じめじめしすぎている。ネタバレ早すぎ。

一番、このドラマの流れについていけてないのが杉野遥亮ではないかと。

生真面目すぎるというか、合う役はいいんだけど、こういうのは。

反町隆史と観月ありさの元夫婦コンビがあまりに完璧で、杉野君がかすんでしまうんですね。

あと何作で杉野君が一皮向けるか期待するしかない。

コンビのデコボコぶりがあまりよくないので、ストーリーもついつい真剣に見ないうちに終わっている印象です。

ネタバレ早すぎて視聴率下がってきている。配信で見るのも重いかも。

何かドカーン!と一発ないと逆転出来ないかもね。

 民王R

正直、菅田将暉も高橋一生も出ない「民王」に価値があるのか?やっぱりなかったという印象。

あのちゃん一人で二人分の穴を埋めるのは無理。

あのちゃんはスパイス的に出てくるのはOKなんだけど、全編通してくると非常にうざいです。

しかも今回は、国民と入れ替わると言う事で、それほど有名人出ず。

まさにエンケンの演技力一筋にかかっているわけですよ。

以前のように真剣には見られず、これも倍速。

 全領域異常解決室

藤原竜也が出ているので見てます。

面白くないわけではないです。なんせ事務所が神社の中にいて、「ヒルコ」なる「神」が事件を起こしていく。それを日本古来の異常現象に当てはめて解決していく。そうは言っても、結果的には古来の話とは関係ない事件なんですけどね。

藤原竜也と広瀬アリスのコンビはまあまあとして、余計な警察の二人、ユースケ・サンタマリアと成海璃子のコンビがうざい。

柿沢勇人はさすがに誰とあっても邪魔しない人だなあと。

このドラマの見どころはなんだろうと考えると、日本古来の超常現象に関する知識と、藤原竜也の長セリフ。さらにいうなら中国史劇ばりのアクションではないかと。

今までは真っ先に飛び出していく役が多かった藤原君が、教える役になったというのは感慨深い。歳を重ねたんだなと思います。

見飽きないドラマかなと思います。

 ザ・トラベルナース

すっかり定着した感のある「トラベルナース」です。

あゆみちゃんこと岡田将生と、中井貴一の面白コンビが毎回笑わせてくれたり真剣に見せてくれたり。これぞ今季一番のドラマでしょう。

が!一言言いたい。

なぜ韓国人を出す必要があるのか?あの程度の語学力でナースをされたんじゃ怖いったらない。ほんと、民放はおかしい。日本人はあっちのドラマに出演出来ないのに何でこっちのドラマにいるの?

大体、1話目、「もうねましょう。チャルジャ(おやすみ)」と言った。

で、韓国人も「チャルジャ」って言ったけど、これってどうなの?しずかさんは目上だよ?「チュムセヨ ソンベー」が正しいんじゃないか?

余計な韓国語は使わないで欲しい。

せっかく山崎育三郎が院長でかっこいいのに~~~~~

 

 ライオンの隠れ家

兄は市役所の職員。その弟は自閉症で作業所に通っている。

二人には血が繋がらない姉がいて、突如家に転がり込んできた自称「ライオン」5歳がどうやら甥のようだ。

だけど、なぜ姉は姿を消したのか、姉の配偶者は?ライオンの背中の傷は?

普通の毎日の中に謎と優しさがあふれているドラマで秀作だなと思います。

柳楽優弥が普通のいい「お兄ちゃん」として、絶対に暴言を吐かないという安心感がすごいんですよ。で、みっくん、つまり弟役の坂東龍太の演技力のすごさったらないです。

どれだけ役を研究しつくしているんだろう。みっくんの見てないようでしっかり家族を見ている感じがたまらなく好き。

この坂東君、一筋縄ではない才能の持ち主で演技の勉強もちゃんとしている。正統派の役者なんだってよくわかります。未来の重鎮になりそうで楽しみです。

そしてライオンが可愛すぎる。こんなに可愛い子役はいつ以来かな?

で、脇もすごくて柿沢勇人、ここでもかっこいい刑事(全領域でも刑事)でんでんの押し付けない見守り、そして向井理の不気味な笑顔。ああ怖い。

毎週どうなるんだろうと思いながら見ています。本当に面白いです。

 

 潜入兄弟

昭和感そのものの文字。真っ赤な・・ヤクザ映画に出てきそうな。

そして普通はありえない潜入捜査の中にすんなりと入っていけますね。

「光る君へ」からコワモテに転生した流星涼。

デビュー当時から目はつけていたけどここまで成長してくれると嬉しいです。

妹役の八木莉可子は、美貌がはっきりしているのと若いながらに落ち着き感があって、もうちょっとするとブレイクするかも?

ここでは及川光博がいい味を出していて、二人の保護者的な存在。

だから安心してみていられるというのもあります。

まるでゲームのように潜入先で白虎・朱雀・青龍・玄武という大物に会って課題をクリアし、とうとう鳳凰まで来ました。父の死の原因はつかめるのでしょうか?

流れるような、ゲームのような展開が面白いですね。

 

 無能の鷹

今季一番かな?と思う作品です。

菜々緒のオーラがすさまじい。いかにも有能で仕事が出来る風に見えるのに、実はパソコンも出来ないし、IT用語が一つも出来ない。仕事中は動画見ているだけ。

一方塩野瑛久が演じる鶸田君は、実は有能なのに話下手で引っ込み思案でいつも生きづらいと思ってる。

そんな二人の部下をとにかく優しく、究極の愛で包むのが井浦新です。

工藤阿須加は仕事バリバリ出来るけど、計算づくで実は面倒くさがり屋。

その他、個性的な人物がそれぞれの個性を発揮して物語が成り立ってます。

菜々緒は、そんなにセリフが多いわけでも出番が多いわけでもないしのに、要所に出て来るだけで眩しいっ!そしていつも物語の肝になる。

すごいな。菜々緒って。ゆえに塩野君のびくびくした姿がさらに際立つ。

そして、開発部にいるちょい役の金髪髪長お兄さん。

彼が先週の社内運動会で、みんながくっちゃべっている時に、一人でずーーっと足を90度に上げていたので、びっくりしたんですけど。

彼、Kバレエ出身の宮尾俊太郎という人なのね。

 放課後カルテ

これも視聴率悪いらしいけど、私は面白いと思って見ています。

いつもいい人の松下洸平が、すねた養護教諭になるというのは面白い。

しかも相手が子供達。

小学生が抱える様々なストレスなどによる病を治していくんですけど、3回目はちょっとすごい展開。なんとリストカットする小学生で、怒りに歯止めが利かず、イライラしだすともうダメ。みたいな女の子に対し、先生はどう対処するか。

これも本当は配信でイッキ見したいようなドラマですよね。

 海に眠るダイヤモンド

まず、「軍艦島」という名前は知っているけど、その由来をよく知らなかった私。

あの狭い島の中に沢山の人達が住んでいて、おしくらまんじゅうの如く住んでいた時代の話です。

神木隆之介は本当にこういう作品になるとダントツに強くて、現代のホストと、軍艦島で外勤に勤める鉄平を好演。

当時の軍艦島。羽島と呼ばれていたそうですが、ものすごい人口密度で、コンクリート建ての団地、実は中身は木造という不思議なもので、独身は一人部屋、家族持ちは二部屋があてがわれ、企業の上の人達はさらに別な場所に住んでいたらしい。

鉱山といえば、なんでも企業持ちだから、福利厚生がよくてお金はたまる。

でも元々が「焦」なわけだから台風が来たらすごい事に・・・と思ったら2話目で出てきた。

映画のフィルムの話は実話を元にしているようです。

本当によくぞ再現出来たなと。

東北の田舎育ちには、ちょっとあのゴミゴミさが羨ましいような気がします。

そりゃ階段だらけで格差があって、プライバシー一切ない所だけど、あの当時、炭鉱とか他の鉱山にいた人達誰もが経験した一種の一体感があるなと。

私達が小学生の頃、「炭鉱」は閉鎖が相次いでいて、炭鉱夫はみんな塵肺などにかかって健康被害が・・みたいな話ばかり聞いてました。

かつて賑わい、隆盛を極めた場所も炭鉱が閉鎖になると一気に人口が減ってやっていけなくなる。

そんな悲しい閉山の模様はテレビなどで見て来た記憶があるけど、軍艦島の事に関しては、教科書にも載っていなかったしね。

知らない世界の扉を開いたようで嬉しいです。

この作品にさだまさしが出演してますけど、もう一人映美くららも出演。

久しぶりのえみくらちゃん。

お兄ちゃん役の斎藤工もすごくいい味出してるし。先が楽しみですよね。

それと、本当にあの当時の服がよく似合う池田エライザ。美しいです。

池田エライザは炭鉱にゆかりのある経歴らしい。

また、池田エライザ、土屋太鳳、杉咲花は、海外の人から見ても違いがわかるような顔つきを選んだそうです。目鼻立ちがはっきりしているという意味でしょうか。

 

今後、何作消えるかな。最終的に残るのは何かなと思っています。

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光る君へ 君を置きて

2024-10-22 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

みなさん、本当に私のブログを読んで下さっているんでしょうか?

時々、ちょっと悲しくなることがあります。

興味のない事でも興味を持ってくれたら嬉しいし、そうなのか~~と思ってくれたらより嬉しいのですけど。

 光る君へ 

先週は、藤原惟規(高杉真宙)の死で目が真っ赤になったのに、今回もまた一条天皇(塩野瑛久)の死でやるせないったらもう。

絶対に一条天皇ロスになる。

最初こそ、源氏物語の朗読で、秘め事の話が出てきて明るかったのに。

それにしても、ああも皆の前で「源氏物語」を朗読、それも現代語でやられると、何だか悪い書物を読んでいるような気がします。

貴族達の疑問も同じで、まさに目の前に天皇と中宮、敦康親王がいる前で「源氏は藤壺をどう思っていたのか」などと聞くのは・・・もう無粋かもねと。

凰稀かなめは相変わらず色気があって、短いセリフながら「そうそう!」という感じです。

しかし、一条天皇のご不例から、事は一気に進んでしまう。

一条天皇としては、長男である敦康親王を東宮にしたい。

けれど、道長は彰子が生んだ敦平親王を東宮にすべくさっさと動く。

天皇がどんなに望んでも、行成に説得されてしまう。

可哀想な一条天皇は、陰陽師にすら「崩御の相が出ている」というのを聞いてしまい、もう覚悟する他なく・・・・

その圧倒的な演技力に・・なんだろ、一条天皇の霊が憑依しているのではないか?と思った程です。

無念、まさに無念の一言です。

この時代、道長のような権力者の後押しがなければ、第一子であっても即位出来ない。愛されても可愛がられても皇位につけない。

源氏物語の中で桐壺帝が泣く泣く源氏を臣下に降ろすも、最終的には冷泉帝によって「準太政天皇」にまで上り詰める。

源氏物語では、弘徽殿の女御の実家、右大臣家は悪役になっています。

せめてそれくらいが意趣返しなのかなと思いますが。

塩野瑛久が流した、死後の最後の一筋の涙が素晴らしくて。彼はすごい役者になるでしょう。

まだ29歳。でもキャリアは長い。

こんなにイケメンがまだ日本にいるんだと思うと嬉しいです。

若いのに今時っぽくないのが嬉しい。

ママ、すっかり塩野君にやられたね」と言われたけど、そうなのよ。

だけど、こんな品のよい役は暫くお預けかもしれませんね。

一条ロスの代わりに、伊藤健太郎の双寿丸が登場。

なんていうか、まるで少女漫画のヒーローのように颯爽と現れて賢子を救う。そのかっこいいのなんのって。おおっ!若君!と思わず。

で、

明るくて、女の子の心をイチコロにして。でも話し方がちょい高杉真宙風っていうのもいいな。ご飯をもりもり食べてくれるのも健康的でかっこいい。

成長したね。伊藤健太郎君。

彼はどっちかっているとやっぱり武士が似合うと思います。

だけど演技力の高さで、貴族を演じろと言われたらそれなりにこなしてしまうんだろうなとも。

日本人の俳優が、きちんと時代劇で所作をやってくれると安心ですよね。

それにしても道長君。

鈍感すぎるというか、式部の所に立ち寄りすぎです。

これじゃ「あの二人・・・くすくす」が本当かなと思われますよ。

っていうか、男というのは忘れっぽいのかな?

藤原氏のような時代があったからこそ、明治政府は「皇統は正しく受け継がれなくてはならぬ」という事で、外戚を否定した筈なんですが、まさか平成・令和と「小和田外務省学会」という強力なアンチ皇室が出てくるとは、伊藤博文も思わなかったでしょう。

そして一人の妃が皇室を破壊、皇位簒奪まで考えるとは。

今上の失敗は、まだ愛子内親王が小さい時に離婚しなかったこと。

「これが自分の幸せだ」と思い込んでしまったのか、馬鹿なのかわかりませんが。

気が付いたらがんじがらめの家族ポケットに入り込んで、第三者的に物事を見る事が出来なくなっていました。

それで「天皇」というのだから恥ずかしい。

そのとぱっちりを受ける秋篠宮家が気の毒であるし、悠仁親王がこの難局を打開する事が出来るのかと心配でなりません。

神が天皇に与えた愛子内親王。

それは優秀伝説を作り出し、女帝として仰ぐ為ではなかった。

他に神意があった。それを理解出来なかった所に天皇家の不幸があります。

陰陽師さん、どんな卦が出ているのでしょうか?

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西田敏行死去

2024-10-18 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

劇場に入る時にSNSで知る訃報って本当に嫌だよね・・・

気持ちが楽しむから一気に落ちてしまったりしてね。

 

 俳優の西田敏行氏 自宅で死去

 享年76歳

自宅で亡くなられたので警察が入って「病死」と言う事ですね。

恐らく苦しむ事無く静かに逝かれたのだと思います。

徳の高い人ですから。心からご冥福をお祈りします。

 

西田敏行と言えば、その活躍は小さい頃から知っている。私達の年代なら。

西遊記」(1978年)

当時は三蔵法師役の夏目雅子さんにばかり目が行っていたけどユニークな猪八戒でした。

池中玄太」は見てないけど、「おんな太閤記」(1978年)で、いきなり大御所入りしたなという感じです。

彼の秀吉は人懐こくて邪気がなかったなと。本当に面白い作品で今でもケーブルテレビで見る事があります。

山河燃ゆ」(1987年)

こちらは松本幸四郎と兄弟の役で、移民の子に生まれて兄はアメリカ人、弟は日本人として生きるその生きざまが本当に素晴らしく、秀作でした。

今や左翼のNHKがよくぞこの作品を世に出してくれたと。

飛ぶがごとく」(1990年)これは再放送で見たのですが、面白い作品でしたよね。大河俳優として地位が確立したなという感じでした。

八代将軍吉宗」(1995年)これまた面白くて毎週欠かさず。暴れん坊将軍とはまた一線を引いた吉宗ぶりで、よい作品に恵まれたなと思いました。

葵徳川三代」これこそ大河でいう代表作じゃないか?と思うのですが、本当に面白くて楽しい秀忠で岩下志麻さんとの相性も抜群。

俺の家の話」(2021年)まさにコロナまっさかりの作品で、ラストは泣いて泣いて・・・でも西田さんのお父さんぶりが素晴らしかった。

三谷作品、クドカン作品、そして北野作品。

大物脚本家から愛された人でした。

でも、最近では「ドクターX」じゃないでしょうか。

あのドラマでの悪だくみしながらアドリブかまして、出演者を笑わせようとしている風は見てて楽しくて楽しくて。

震災の時は福島の力となり、コロナ禍では俳優達の力になりました。

 

ただね・・「さよならマエストロ」を見た時、「ああ・・」って思ったのは事実です。

俳優さんが「老い」を出されるとみている方は寂しくなるんです。

車椅子出演だった彼を見て、つくづくここらへんが限度かなと思っていました。

緒形拳しかり、田村正和しかり、古くは宇野重吉しかり。

ドラマの中で「ああ、体調悪いんだな」って思わせたらもうそこで終わりなんですよ。

最後の映画「ドクターX」でもビデオ出演だったそうですよね。

これをやりきってから去っていく・・・見事な死にざまではないかと私は思います。

「人生の楽園」も毎週見ているんだけど。悲しすぎる。

あらためてご冥福をお祈りいたします。

 

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定期保険と葬儀屋のCMは嫌いなの

2024-10-05 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 意を決してペインクリニックに行きましたら

「整形外科さんからの紹介状がないと診療出来ません」と言われて、むなしく帰って来ました。そりゃそうだよね。普通に考えたらそうなの。私でもそう言う。だけど考えが及ばなかった自分が悪いよな~~と思うと落ち込む。

なぜ今回、整形外科に行かなかったか。

湿布も飲み薬も十分にあるから。普通ならそれで何日か我慢すれば治っていたのに、治らず。でもかかりつけ医に行っても結果的に同じ薬が出るだけだしと思ったからダイレクトに動いてしまいました。

さて、自分が病気になって入院している時は、とにかくグルメ番組が嫌いで、ほとんどテレビをつける事がなかった気がします。ワイドショーでもバラエティでも隙間があればグルメグルメ。

そんなに食べ物ばっかり宣伝してどうするんだよ~~

「行ったつもりでお腹一杯」にはならないって 今ならスマホで動画見ればいいんだよね。病院にビデオデッキ付けて欲しいわ。

それはそれとして、最近特に気になるのが「定期保険」のCMなんです。

私はほとんど生でテレビはみないし、ドラマもCM飛ばして1.3倍速で見るから、CMは目に入らない・・・筈なんですけど、バラエティ好きなのがうちの旦那で少しの間はCMに遭遇。

その時の「定期保険」のCMに結構傷ついているんですね。

あれって

 自分の葬式代くらい何とかしたい

 家族に迷惑はかけられない

 80歳でも加入出来ます

が売りじゃないですか。何で急に「定期保険」だけ売るようになったのかと言えば、保険料が安く済む事と、実際保険会社の収入になるからでしょう。

お年寄りの声で「家族に迷惑かけたくない」「自分の葬式代くらい」とか流れるとずしっと心が重くなるんです。

いや~~例えば80年頑張って働いて子育てして、それでもまだ子孫の心配しなくちゃいけないのが老人なのか?と思うと、それだけで生きてる価値がないような気がして。

医療費も老人医療が圧迫していると言われると、私のように喘息だ、眼科だ、腰痛だと言ってる人間は生きてちゃいけないような気がして。

スポンサーだからしょうがないのかもしれないけど、老人からさらに保険料とって何とかしようって思って欲しくない。

怖くなる。

葬儀屋さんに聞いたら、「葬儀代を安くしようとしても、結果的に高くなる」ものらしいです。特に今は火葬場が混みあってて遺体から血を抜いて保存するエンバーミングが必要になってくるらしく、それでも結構お金がかかるよう。

死ぬのも一苦労って感じです。

それで葬儀場のCMも私は見たくないなあと思うんです。

これなんか代表的。「母が喜ぶことをしてあげたくて」

「出席者のみなさんに紫色をつけて頂くのはどうでしょう」

「ああ、素晴らしいですね」っていうこれ。

出席者は生きているので、故人の好きな紫色を身に着けて葬儀に臨むのはいい。でも、このCMには続きがあって、亡くなったお母さんが「あなたの母でよかった」って出てくるんですよ。

そんなのってある?

完全な自己満足の世界なんではないかと。

「あったか~~いお葬式」とかいうのもあるけど、何がどうあったか~~いか、死んだ本人はわからないわけで。

かといって、宗教色ゼロのさっぱりすっきり葬儀も嫌だとも思い。

そんな事を考えている自分ってやっぱり一歩ずつあちらの世界に行こうとしているんだと思うだけでぞぞっとしてしまう。

無論、「私90歳なんです!あはは」とサプリのCMでうそだろ~~的な元気自慢されるCMも嫌いなんですけどね。

言葉で「死亡保険」とか「葬儀」とかいうのを使わないでくれないかな。

考えすきかもしれないけどね。

 

 

 

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2024秋ドラマ

2024-09-24 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

月曜日

 謎解きレトリック  フジテレビ 21時

鈴鹿央士・松本穂香

 借金まみれの貧乏探偵と、嘘を見極める感が鋭い女の子の異色な探偵もの。少々レトロな感じが好きではあるけど・・・・

 

 モンスター  フジテレビ 10時

趣里・ジェシー・古田新太

 モンスターって趣里の事で彼女の役柄は感情を廃した弁護士。こういう話って結構既出かも。

 

火曜日

 民王R  テレ朝 21時

遠藤憲一

 ええーーもう菅田将暉出ないのか。今回の入れ替わりは国民全員だって。ちょっと期待。

 

 オクラー迷宮入り事件捜査   10月8日 フジテレビ 21時

反町隆史・杉野遥亮

 昭和刑事と令和刑事のジェネレーションギャップが面白いらしい

 

 宙わたる教室  10月8日 22時 NHK

窪田正孝

 実話を元にした小説のドラマ化。定時制高校が舞台。定時制の高校生が先生と一緒に火星にクレーターを再現する実験で学会発表を目指す

非常にお決まりのキャストさんだなと。でも面白そう。

 

水曜日

 相棒 SEASON23  21時 テレ朝

水谷豊・寺脇康文

 お馴染みの右京さんが帰って来ます。

 

 全領域異常解決室  10月19日 22時 フジテレビ

藤原竜也・広瀬アリス・小日向文世・柿澤勇人

 やっと藤原君がドラマに帰って来ました。少々子供っぽい題材のような気もしますが。でも出演者が豪華なので期待します。

 

木曜日

 ザ・トラベルナース  テレ朝 21時

中井貴一・岡田将生・山崎育三郎

 これまたお帰り!岡田将生がますます陰影つけて帰って来たかな。しかも山崎育三郎が出るんじゃ見なくちゃね。

 

 わたしの宝物  10月17日 22時 フジテレビ

松本若菜・田中圭・深澤辰哉

 松本若菜が連続主演ですけど、これがまた代役だそうで。

「卵」なんてヘビーな話題、見る気になれるかどうか。

 

金曜日

 D&D医者と刑事の捜査線  10月18日 テレ東20時

藤木直人・寺島進

 ミスマッチに見えるけど、医者が少ない町、そこに刑事が加わるとどんな話になるのかな。ちょっと楽しみ。

 

 ライオンの隠れ家  10月11日 TBS 22時

柳楽優弥

 自閉症の弟を持つ兄。そして突如生活の変化。温かいヒューマンドラマだそうです。

 

 無能の鷹  10月11日 テレ朝 23:15

菜々緒・塩野瑛久・工藤阿須賀

 想像を絶する無能・・・ってどんな?菜々緒が?風格だけある人。

楽しみ過ぎて。

 

土曜日

 放課後カルテ  10月12日 日テレ 21時

松下洸平

 保健室ヒューマンドラマだそうです。

 

 潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官  10月5日 日テレ22時

竜星涼・

 これってスタッフが「大病院占拠」らしい。と言う事は矛盾が多いって事で、一応復讐劇のようです。突っ込んで笑う?

 

日曜日

 海に眠るダイヤモンド  TBS 21時

神木隆之介・斎藤工・杉咲花

 1955年の長崎が舞台。炭鉱で栄えた町の話が現代に繋がる。

期待してもいいんじゃないかな。

 

という事で、秋はあまり期待しない方がいいかも。

 

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おめでとうございます!真田広之&「SHOGUN」メンバー

2024-09-17 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

日本人初の快挙です!

おめでとう真田広之!エミー賞での作品賞に加えて主演男優賞。

アンナ・サワイさんも主演女優賞おめでとうございます。

これがどれだけの快挙かって・・・いや~~なんていうか、映画ではなく「ドラマ」って所なんですよ。連続ドラマ。

エミー賞はドラマのアカデミー賞と呼ばれている賞で、過去には日本でもおなじみのドラマ「ER」や「ジェシカおばさんの事件簿」「こちらブルムーン探偵社」などが受賞しています。

海外ドラマ好きにはたまらない賞でありました。

しかし、日本人がこの中に入るというのは全く考えられない事でした。

日本からアメリカへ渡った俳優といえばケン・コスギの忍者ブームというのがありますけど、それっきり。

私は、刑事物などが好きでCSIシリーズも見てるし、医療ものでは「ER」を始めとするありとあらゆるドラマを見て来ました。

でも、概ね、活躍しているのは韓国人と中国人、それも、アメリカ生まれの人達、そういう人達が「日本人役」で出てくると言うのはすごく嫌ですよね。

それと、最近はポリコレに配慮しすぎて、純粋に白人ドラマがみたいのに、やたらめったらアジア系、アフリカ系を使うという風潮も本当は好きじゃありません。

日本人は「奥様は魔女」で育ってるから、画面が明るいのが本当は好きなのだと思います。

今、WOWOWなどでやっている「FBI」シリーズの主役はムスリムですから。

例えば宗教や人種で葛藤する姿なんかはあまり見たくはないんですけど(そういいつつ見てます)

アメリカのドラマではよく「日本」を舞台にした1話もありますが、大抵はチャイナタウンかリトル・トーキョーで撮影、なぜか大阪に船着き場があったりするへんてこなものばかり。

本当に日本人として、日本のスピリットを感じて欲しい。

それが出来たわけじゃないけど、近かった作品が「HAWAII5-0」で、東日本大震災を取り上げた回と、戦前日本にいた日系人を扱った2話。

コールドケース」でも1話、そういう戦前の日系人を扱ったものがありました。その時の日本人役は、アメリカ系日本人でした。それだけでも私としてはすごい驚きだったんですよ。

 

そんな感じですから、今回、真田広之がプロデユースした正しい日本の時代劇である「SHOGUN」は、アメリカ人に「日本人とは何か」を正確に伝えるという意味でよかったのではないかと思います。

あちらでは相変わらず忍者が人気だけど、そこで止まっている人達もいるわけで、戦国時代を扱う事で「日本の武士」はどういうものなのかと理解して貰えれば国際的にも有益です。

 

若い人は真田広之って誰?って人もいるでしょう。

三菱UFJ銀行のCMで、偉そうな人くらいのイメージですか?

いやいや、子役出身で千葉真一の「JAC」にも所属していたアクション俳優です。背が低いのが難でしたけど、私達世代にマッチしていたとうか、名作ドラマの「高校教師」で主役を演じてかなり有名に。

里見八犬伝」も見たなあ。それに大河ドラマ「太平記」もよい作品でした。

日本にいた頃には本当にありとあらゆるドラマで彼を見てましたが、一番好きなのは、マイナーで視聴率があまりよくなかった「こんな恋のはなし」です。

玉置浩二と松嶋菜々子との共演で、背が高い松嶋菜々子を相手に、シンデレラストーリーのようなお話で、私は大好きです。

 

で、海外へ行ってからは正直、よくわからなかったんですよ。

うまくいくとも思えなかったし。

確かに「ラスト・サムライ」で有名になったけど、その後、渡辺謙が出てきたりして派手な露出がなかったような気がします。

でも、今思うと様々なドラマや映画に出ていて、少しずつキャリアを積み上げていったなという印象です。

私が欠かさず見ていた「LOST」(2010)に本当に重要な役で出てきた時にはびっくりして、「おっ!」って思いました。「LOST」といえばマシオカが日本人として有名ですけど、日本人が2人も出ていたと思うと感慨深いです。

それから「ラストシップ」(2016)には、たった一人で中国を相手に戦って日本の文化遺産を守りつつ死んでしまうというめちゃくちゃすごい役で出てきて、もう嬉しくてしょうがなかったな。

 

彼の拘りは「日本人には日本人の礼儀作法があり、感情の流れがある」という事を証明してくれた事でしょう。

今でも、日本に来たアメリカのスターが両手を胸の前で合わせたりしますけど、それは日本人の仕草ではないよね。

「お辞儀」をするのは日本人だけ、同じアジアでも中国や韓国とは文化がちがう、作法も違うという所をきちんと表現してくれた事でしょう。

 

今回のドラマには平幹二郎の息子さんや、西岡徳馬。浅野忠信など日本人も多数出演しており、日本でいつ放送されるんだろうなと楽しみではあります。

日本のテレビ局がどこ程度、この快挙を伝えるんでしょうか。

 

 

 

 

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夏ドラ、何が面白かった?

2024-09-13 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

もう秋ドラのシーズンになっていたとはね。

それでも暑いんですけどね。

寅に翼」には失望しました。本当に本当に

せっかくいい俳優を使って面白かったのに「夫婦別姓」からおかしくなった。

昭和20年代に夫婦別姓と言ったらそれは「同姓」とか「あの方、星さんのお妾さんですってよ」みたいに思うのに、家族全員受け入れて気持ち悪い。

原爆裁判の件はもう、早く終われとしか思えなかった NHKの思想が入った解釈なんてみたくない。朝から原爆?

やっと終わったら70年安保闘争に少年法に水俣病に・・水俣病だけ評価するけどさらっと流しただけじゃん。もっと原爆裁判くらい長くしてよ。

今更映像にあった「怨」の旗の重みを感じましたわ。

そしたら今度は大学院まで進んだ娘が中退して家事手伝い?どれくらい学費がかかってるんだよ。もう・・

そうそう「俺達の轟」こと轟さんのゲイ告白も、あの当時は「その界隈」だけの秘め事で大っぴらに言ってどうするよ。そんな昭和じゃないんだよっ

無理に書かされていると思ったら脚本家がおかしかった。

さすがNHKです。反日に力入れて馬鹿みたい。

で、民放の方のドラマが面白かったものを順番に。

1位 「新宿野戦病院」

三谷幸喜と共にクドカンもそれぞれをキャラを際立たせるのが上手で、ストーリーの中にメッセージを入れ込むうまさったらない。

塚地が演じた看護師の話も、こういうものだったら自然に受け入れられるのにと思います。

最初はただの「多様性容認」の話かと思っていたら、そうでもなくて、非常に前向きなドラマでした。

特に最後に2話。ミレナウイルスが流行ってからは、もうあの頃の日本そのもので、私達が思っていた事を全部言ってくれてありがとうって感じ。

生瀬さんのワクチン打ってない話で「だってワクチンって陰謀だろう?マイナ保険証って陰謀だろう」が面白すぎて。

で、ラブホを病室にする提案はいいなと思いました。ベッドもお風呂もあるし。何でそういう発想なかったのかなと。

第二シーズン欲しいわ~~~

 

2位 ブラックペアン2

これはね、最終回まだだけど、いつ天城が渡海になるのかなと楽しみに待ってました。天城君が病気の時の可愛いこと。花總まりの女帝っぷりもすごかったし。でもやっぱり堺正章ですかね~~助演男優賞あげたいくらいです。

毎回成功するとわかっていながら、ついつい見ちゃうし止められないの。

そう言えば、その堺正章が出てきた回だったか、城田優がゲスト出演して中国人お王さんと挨拶を交わすシーンがあったんですよ。

日本語役では「お会い出来て嬉しいです」と言ってる事になってるけど、実は「好酒(うまい酒だ)太好了(いいねえ)」と言ってるように聞こえたんですよ。え?そんなんでいいの?と一瞬思った記憶が。

フランス語と韓国語はしっかりしてたよね。何で中国語だけこうなるんだろうかと思いました。

1話から全部見直したいです。

 

3位 降り積もれ孤独な死よ

「廃川邸事件」を発端に、次から次へと謎が深まっていくストーリー姓がすごかったです。吉川愛でしたっけ。デビューの頃から妙な色気があって、昭和なら日活に入りそうな顔してる。でもますます綺麗になってます。

久々の黒木メイサも違和感なく成田凌と共に息あってた。

でもやっぱり一番は小日向さんですかね。

名優ってこういう人なんだなと思っています。

 

3位 ビリオン・スクール

なぜこれが叩かれて視聴率が悪くて悪口言われるのかわかりません。

すごく面白いじゃないですか。山田涼介×小南晴夏×安達祐実のチームプレイのうまいこととといったらないです。毎回、3人の会話が楽しくてみているようなもの。

安達祐実が最終回で暴走するそうですけど、それも楽しみです。

脚本家がよく考えて作品を作ったんだなという事がわかります。

 

5位 笑うマトリョーシカ

正直、何だか怖い話だなと思います。ハヌッセンは自分と笑った時の櫻井翔の不気味さ。「見くびられない為」に政治家になった・・小泉進次郎みたいだなあと思いました。

こんなのが総理になって外国人優遇されたらたまったんもんじゃないなと。

 

6位 伝説の頭 翔

やっぱり、オタクとヤンキーの演じ分けが非常にうまかった高橋文哉。

それにヤンキーの面々、とくにカルマのうまさは絶品でした。

気弱で自殺願望のある少年がいきなりヤンキーのヘッドにされて、何とか頑張っていくうちに生きる希望を見出すという、正統派青春物語なんですけどね。

 

それから「マウンテンドクター」の檀れいのかっこよさったらないわ~~

前回、真っ青のスーツを着てたんですけど、いや、着こなしの見事な事、そしてかっこいいこと。

あの棒読み檀ちゃんがねえ・・・よくここまで(涙)

勿論、ストーリーも面白いけどちょっと予定調和すぎるかもしれないなと。

しょせん他人事ですから」も肩が凝らない話で、今時のネットの誹謗中傷への対処方法を教えてくれていて、非常に為になるというか。

宮内庁もこのドラマみて勉強せいっ!って感じですね。

 

西園寺さんは家事をしない」も意外と面白いというか。

様々な家族の在り方があるなと。やっぱり松本若菜の演技がさっぱりしてていいし、松村北斗が合ってました。

子役に関しては「海のはじまり」の子があまりに可愛く、手がかからないので、こっちの子は多動なのか?と思ってしまい(すみません)

あんなに海部や外のシーンが多いと熱中症になるなと思っていたら、案の定目黒蓮が体調不良になり。でもそのおかげでより作品が深まったかなと思いました。

始まった当初は暗いし、目黒蓮が別人に見えて・・・(あれは体調のせい?)

でも回を重ねるごとによくなっていきましたね。

 

光る君へ」は毎週面白く見てます。我が家の姫も好きです。

私は赤染衛門の姿勢のよさと仕草の美しさに参ってます。

凰稀かなめ、ただ者じゃないわ。

それに引き換え、ねえ、吉高由里子が段々姿勢が悪くなっているのが気になって。丸まってますよね。あの彰子だってあんなに凛としているのにね。

一条天皇が「朕への嫌味か」って言った時、「わかるわ」と思ったし、それでもやめられなくなる気持ちもわかります。

道長がくれた檜扇の絵も、女の子がきゅんとする一瞬で、ツボだわと。

来年の春にはリアル光る君、悠仁親王の束帯姿が見られるのですね。

本当に楽しみです。

平安物をやると聞いて「みんな束帯とか十二単とか大丈夫なの?」と思ったけど主役以外はみんなかっこいいので。

 

どうも10月からのドラマは期待できないなと。

 

 

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もしも徳川家康が総理大臣だったら

2024-08-27 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

を、見て来ました。

原作もあるようなので、今度読んでみようかなと。

最初はげらげら笑ってしまって、ラストは涙が止まらなくなって、こんな日本だったら本当にいいのにと胸が熱くなって・・・とにかく泣きました。

ネタバレになるかもしれないけど。

 コロナが流行ったので総理大臣ら閣僚がみんな死んじゃった

 AIで歴代の名政治家を作り出して対処する事にした。

 徳川家康・豊臣秀吉・織田信長・徳川綱吉・徳川吉宗・足利義満・紫式部・北条政子・聖徳太子・坂本龍馬

で・・歴史の流れから言えば織田信長の後、秀吉が政権をとり、その後家康で、綱吉に吉宗は徳川家という事になります。

坂本龍馬が官房長官になって、まず国民に「ロックダウンぜよ」と言う。

そこからほぼ強引に一ヶ月のロックダウンが始まり、一人当たり50万の給付金を秀吉が決め、各地区ごとに直接渡す。

インチキが発生したら「必ず見つけて殺してやる」という過激な言葉も。

失業者を集めて「大農業改革」で農家を増やして自給力を高め国を強くする。

それらを武器に外交力を高める。マスクも逆に売りつけるという強さ。

 

でも何もかもうまくいく中で、一人家康だけが悲しそうな顔をしている。

私は官邸の屋上で浜辺美波を背に立つ家康をみたら、とたんに涙が出て。

だって彼が見ていたのは皇居。あそこに江戸城があったのに・・・

国民は熱狂、まるでアイドルのごとき。

そこに目をつけた秀吉は独裁政治を行う宣言。

そこに待ったをかけたのが家康。

ラスト、家康の長い演説は本当に涙なしでは見る事が出来ず、エキストラさん達も本当に感動して泣いていたような気がします。

要は、政治を人任せにせず若い人も関心を持って自分の国は自分で作ろうという意思を持て、その一歩が選挙なのだと。

馬鹿な国民に一つ一つやるべきことを教えようというのが秀吉なら、家康は「それでも私は信じたい」と言う。

理想の権化で、そんな事言っても国民が動くわけなく、この日本は多分どこかの国に占領されていくんだろうと感じている私には、これが最後の「日本人による日本人の為の映画」に見えました。

 

キャストの素晴らしさ、そのキャストの見せ場を作る脚本、それに感動しました。

野村萬斎の芸達者は知っているけど、ここまでカリスマ性にあふれる家康を拝見するとは思ってもいず、彼が求める「安寧」という言葉こそ、本来天皇が口にすべき言葉じゃないのか?と思いました。

日本は世界最古の国で川の流れのように一本で繋がっている」

それこそがまさに男系で繋がってきた天皇家の歴史であり、それこそが日本の誇り。それを今「愛子天皇」と言う形で断ち切ろうとする輩はやっぱり正しくないと思うのです。

現代によみがえった家康が失望し、けれどまだ希望があると思ったのは、本当に彼の希望なのだ。それを実現するのは他ならぬこれからの日本人ではないかと。

 

竹中直人はもう、いるだけで「秀吉」なんですよね。見慣れ過ぎてまるで秀吉が乗り移っているような。悪役になった時のすごみも素晴らしかったし、ラストの去り際もすごかった。

GACKTの信長は、何だろう・・・かっこよすぎて言う圧倒されちゃって。

彼が刀を振り回しながら「密室・密集・密閉」三密を訴えたCMは大好評。こういうCMだったらみんな従ったのになと思いました。

また、国会で「目を覚ませ!」と眠っている議員を起こすシーンも笑いました。

坂本龍馬の赤楚衛二は新しい龍馬を演じ、千葉さな子似の浜辺とちょっといい雰囲気になるんだけど、常に物事はっきり言ってくれて、遠回しではなく、きちんとはっきりと主張してくれないとわからないなと思いました。

 

紫式部の観月ありさは本人と気づかない程のメイクで楽しかったです。

古典を広め、ちょっとした古典ブームを巻き起こします。

とにかく全員キャラ立ちしててすごかったけど、個人的には山本耕史の土方歳三ですね。

ちょこっとしか出てこないのに・・・あ、土方さんだと思う自然さ。

その土方が坂本龍馬と協力し合う図というのも、また見られない事で珍しく面白かったです。

 

この映画は若い人にこそ見て欲しい。

どうせ自分なんか何も出来ない」と思っているとAIに頼らなくてはならない時代になるよ。AIに教えられる人生なんてつまらないでしょ。

 

世界が戦争へ走り、日本は侵略の危機に陥っている今、自分達のアイデンティティを守る為に何をすべきか教えてくれる素晴らしい作品です。

 

 

 

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寅に翼 少年犯罪について

2024-07-31 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

偶然なんですけど、寅に翼ファンの少年犯罪を研究している大学教授の講演を聞きにいく機会がありまして。

なるほどなあと思った事がありました。

私、五輪には興味がなくて、だから女子体操の宮田笙子氏が喫煙で「五輪出場辞退」となった事に関しては、あまり何も感じなかったんですね。

テレビでもネットでも「たかが喫煙くらいで」という人がいる一方「法律違反したんだからダメ」と意見が分かれ、宮田擁護をする人ががんがん誹謗中傷を受けるという事が起きていました。

「許せない社会」それが今の日本と言う事で、「1度の失敗がその人の人生を閉ざす」ような結果になっているんですよね。

例えば、伊藤健太郎の事件をとってみても、私がブログで振れれば荒らしがやってきて「あんな奴は死ね」とかすごい書き込みがあって、そのイメージが一生ついて回るのかと暗たんたる気持ちになりました。

昭和の頃、覚せい剤などに手を出した芸能人は多々いましたけど、立派に更生した人もいますし、復帰しても過去をほじくらないのがよしとされていたのですが、今は一度過ちを侵すと一生叩かれ続ける、ひどい社会です。

 

「寅に翼」でも数多くの少年犯罪を犯した少年に対する「こいつは」と言うクネ男の言葉や、結局寅子は袱紗雑な思いのまま裁判を進めていくのです。

不良少年たちを更生させる為にはどうしたらいいのか」と悩む寅子なんですよね。

しかし、まさかその少年犯罪に黒幕がいたとは。

この美佐江ちゃんは優等生で、法律を学びたいと勉強している女の子です。お父さんは官僚ですよね。

美佐江が寅子にくれた赤いプレスレット。

これは「先生は私の特別」という意味なんだそうです。

しかし、不良少年たちも同じものを身に着けていた事で、疑惑が。

少年の一人が「彼女がすっきりするなら」と暴力を振るっていたことが発覚。

本人に「特別ってどういう意味なの?他にもいるの?」と聞く寅子に

「あら、嫉妬ですか?」と答える美佐江の異常さ。

この問題は後を引きそうで、今後この少女は誰によって裁かれ、誰が責任を取るのでしょうか。

 

宮田氏について教授が語っていた事は

 民法上19歳は成人である

 少年法上では未成年である

ゆえに、成人であっても20歳までは煙草やお酒はダメという事になっている。

彼女が成人として裁かれたのか未成年として裁かれたのか、そこが問題。

もし、未成年であれば、懲罰委員会などが開かれ、本人に罪を自覚させて、そんな彼女を育てた大人も責任を取らなくてはいけない。

そうでないと更生への道がないのだと。

今回、本人は一切人前に出る事無く「身内の告発」で発覚し、本人の言葉は一切なく、ただただ「辞退」を早めただけですが、それが本人の意思なのか、回りが勝手にそうしたのかわからない。

で、私はその時「そっか~~そう言えば、本人が何と釈明しているかが一切出てこないし、辞退が本人の意志なのか、本人がその罪を自覚しているかどうかが不明」だと思ったのです。

そこで教授は「寅に翼」に出てきた暴力を振るった職員の話をされました。

彼が暴力を振るった事は悪い事なのに、地縁と血縁で結ばれた村社会の中では「まあまあ、もう怒ってないから穏便に」という意見が多数。

寅子はそれをあえて「いえ、罰します。彼を今の環境から自由にする為に」と言います。

きちんと罰を受けずになあなあで済ませると、本人は今後、自由にものが言えなくなるという事です。

これにひっかけたのが宮田笙子氏の問題で、果たして本人が「喫煙」を悪い事と認め、自ら辞退したのだろうか。それがなければまた同じ事を繰り返すのではないかと。

 

体操協会などは、事を大げさにしたくないし、マスコミに19歳の少女をさらしたくないから、「事実」のみで「五輪を辞退させることが罰」と思っているのだろうけど、果たしてそうでしょうか?

早速週刊誌などでは彼女への誹謗中傷が出ているし、憶測も多い。体操界自体が喫煙や飲酒が蔓延しているとすら言われています。

だとしたら、彼女は単なるスケープゴートだったのでは?と。

それにしては重すぎるし、この事が他のメンバーへの戒めとなるのだろうかと。

深い問題だったんだなと今は思うようになりました。

 

10代の選手が活躍する時代に、彼らをきちんと大人にする事が出来ないなら、それは意味がないと私は思います。

安倍詩の号泣は、小さな子供のようで、「ああ、本当にこの子は大人ではなかった」と思いました。心が子供のままで五輪に出ると言うのはリスクもあるなと感じました。

 

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パリ五輪開会式を振り返る

2024-07-30 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

泣くな詩!次がある!

・・マスコミの常なんだけど、盛り上げる為に過大な期待を背負わせてないですか?

優勝候補とか勝つのが当たり前みたいな感じ。

そのプレッシャーを受けての、今回の敗退もあるんじゃないかと思います。

柔道に関しては審判に疑惑が生じた事から、素直な気持ちで見る事が出来なくなったけど、それでも「金メダル」ばっかり言うのはどうかと。昔のメダルを振り返る番組を2つくらい見たけど、過去の栄光は過去でしかないあわけで。

現役はそっとしてあげられないかな。

パリ五輪の開会式。楽しみにしてて録画してたんですよ。

まさか4時間もかかるものだとは思っていなかったので。

そしたら最初はよかったんだけど、だんだん、それが美しく見えなくなって・・・

世界中で批判される事になりました。

その理由とは一体なんでしょうか。

 右派と左派 言葉の由来はフランス革命

フランス革命は1789年7月14日のバスティーユ攻撃から始まりました。

その後、革命派はロベスピエール率いるジャコバン党とジロンド党に分かれたのですが、向かって右がジロンド派、つまり国王を処刑する必要はないと考える王統派、そして左側がジャコバン派。全ての革命は邪魔になるものは排除し、独裁政権へ持って行くと言う考え方です。

最初は「自由・平等・友愛」の精神で始まった筈の革命思想が、独裁と密告のせいで信じられない程、人々を死へといざなう事になりました。

「ひかりふる路」を見ればわかります。

この作品を見たあとでは革命に涙するオスカルが気の毒というか「後を知らずによかったね」と思うしかありません。

今回のパリ五輪はまるで、革命当時を思い出せ!自由・平等・友愛とは、誰が誰を愛してもいい、どんな格好も許される。神ですらこの思想の前には排除すべきという考えが前面に出たものでした。

ゆえに、段々と違和感が出てきて、「美しくてファッショナブルなパリ」のイメージがすっかり「エログロナンセンス」になってしまったと言う事です。

 3色のスモークから「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」

分かる人にはわかる「オペラ座の怪人」から始まったショーが、レミゼの舞台の中に溶け込んでいく・・それは本当にいいなと思ったんです。

しかしながら、実は二つのミュージカルはフレンチではありません。

自国の文化を誇るのであれば、「1789」とか「ロミジュリ」とかを入れるべきだったんじゃないの?って。

たまたまフランスを舞台にした作品をイギリスやアメリカで作られ、それをさも自国のもののように表現していいのかなと。

 図書館での3人

最初、「ママが好きそうな図書館」って姫が言ったので、あ、本当だ。こんな本だらけの所にすみたい。私の理想は「マイ・フェア・レディ」の図書室に住むこと。

しかし、登場した3人が持っている本は「愛について」のもので、女性、黒人男子、白人男子、彼らが性別に囚われず3人で愛し合うというシーンが・・・・寸前でドアがばん!としまったけど、その後が想像できるものでした。

なぜこんなシーンを盛り込まないといけないのか。

 パリのレビューにフレンチカンカン

まず、ガガ様登場で「はて?」と思いました。

ガガ様はアメリカ人でしょ?何でパリでレビューやってんの?って。

しかも、少々太目のダルマ姿に入れ墨・・さらに下に付きすぎた羽根。いや、これはちょっとレベル低くない?

と思ったら、ムーランルージュによるフレンチカンカン。すごく期待してたのに、足は揃わないわ、ばらばらだわ・・・え?宝塚の方がすごい。

色々考えさせられました。

 「たゆたえども沈まず」からコンシェルジュリでのアントワネットの首

これが「たゆたえども沈まずの船ですが、後ろはコンシェルジュリで、革命家オランプのような女性が・・・・

で、これですよ。首が歌ってるの。コンシェルジュリはアントワンッとが最後にいた場所で、ここから処刑場に行ったのですが、あまりにも残酷すぎるし、革命賛美?

ヘビメタは「ゴジラ」というバンド。

もうね・・・フランス革命再来を喜んでいる?って感じで。

左派の好きな言葉は「革命」ですから、この演出は当然なんですけど、祭典でやる事か?と思わずにいられませんでした。

 ミニオンとモナリザ

ミニオンは勿論フランスのキャラじゃないし、ルーブル美術館から絵が消えて水に浮かぶ。そこを選手達が船で渡っていきます。でもモナリザはミニオンと一緒で、最後は水面に浮かぶのです。名画に対するこの扱いってなんだろうと違和感。

 LGBT賛美は「自由・平等・友愛」なの?

ダンスの中でこんな風に男同士で愛し合うのが当然的なシーンが繰り広げられ、

橋の上でのランウェイは不可思議な衣装が列をなし、もうフランスのファッションってなんだ?って感じ。

これ、キリストなんですよ。胸があるキリストが床を這うとかありえないでしょ。

ドレス着てるのは男性なんですけど。

早い話「多様性」というのは男性がひげをつけたまま女装する事なのか?と。

 アヤ・ナカムラ

この人は移民ですね。で、黒人なんです。

反対側には白人のおじさん達が演奏する鼓笛隊がいて、結果的にアヤ・ナカムラの「ジャジャ」に取り込まれていくような演出なんです。

多様性・・・白人も黒人も差別なしを訴えたかったんだと思いますが、白々しいな。

 最後の晩餐

はい。ここにもイエス様がいるわ~~何ともおぞましい光景ですが。でもまあ、最初はダンスなどで盛り上がっていたんですけど。さすがにこれは

え?なに?レインボーのお皿に・・・全裸を表現する男がいて歌っている。

思わず、下を見るな~~~と。子供に見せてはいけないシーンです。

何でこんなセンスない演出をしたんでしょうか。「多様性」を表現する為だったらしいけど、これでは「変態を擁護する。変態を増やそう。気持ち悪い事を気持ち悪いといってはいけない演出」ですよね。

結果的に謝罪する羽目になったけど、作り手は憤慨しているだろうと思います。

 燃えるピアノ

これは「イマジン」のシーンなんですけど、どういうわけかピアノが燃えている・・ように見えるんです。なぜ燃えるのか、これは愛とか夢を燃やしているのか?それとも絶望の炎なのか全然わかりません。

今回、雨が降って楽器にとっては本当に最悪の環境だったと思います。

雨が降りしきる中のグランドピアノ、鼓笛隊、そして炎が間近に迫るピアノ。楽器のケアをどうするのかと・・何という酷い事をしたかなと。

 青白い馬にこめた思いは

まあ、川の上を走っていく馬はかっこいいと思ったんですけど、理由を知って驚きました。

この「青白い馬」は聖書の黙示録の最後で、人々を災いと死に導いていく死神を表現しているんだそうで。

え・・・・これって「災いを~~~」と詠った皇后陛下よりひどいじゃん。

何で祭典、これから始まるぞって時にこんな不吉な演出をしたのか。

ゆえに五輪旗もさかさまだったのね。と、思いました。

大雨が降りしきる中、選手達は勿論、聖火を持った人、セリーヌ・ディオンもびしょぬれになってしまいました。

マクロン大統領は濡れなかったんですよ。

セーヌ川を使いたいという意思はよいけど、雨天の時どうするかという点への配慮がなされていない所が問題でした。

パリは24度くらいで、夜になればもっと気温が下がるし、雨にぬれたら風邪もひく。

誰が責任をとるんだろうと。

「ナショナリズムの祭典」といいながら、ほとんどは「フランス国歌」を冒涜するものでした。

これが左派が支配する「自由・平等・友愛」のフランスなんですね。

 

 

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