DVD鑑賞「ギルバート・グレイプ」

「ギルバート・グレイプ」
　1993年アメリカ映画 117分
　監督：ラッセ・ハルストレム
　出演：ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス、レオナルド・デカプリオ

　主人公の青年ギルバート（ジョニー・デップ）は、脳に障害を持つやんちゃな弟（デカプリオ）の面倒を見ながら、過食症で異様に太った母と二人の妹と5人で小さな田舎町で暮らしている。
　そんな時キャンピングカーで旅暮らししているベッキー（ジュリエット）と知り合う。　家族の強い絆も切れないし、ベッキーから受ける外の世界、違う暮らしにも興味がある。
　
　いろいろあって、最後の方で母が亡くなってしまう。そのあとがすごい。世間にさらしものにしたくないと、子供達で家財を外に運び出して家に火をつけてしまう。（家が無くなり家財はどうしたの？どこに住んでどう暮らしたの？罪にはならなかったの？）　そのあとすぐに1年後になってラストシーンになる。

　私はジョニーが好きで、彼のＤＶＤはよく借りてきて見ている。
いろいろな役を演じるので今回はどんなかな？と興味がある。

　これは13年前の映画なので、ジョニーもデカプリオも若い。デカプリオなどはあどけない少年だった。やんちゃで難しい役をうまく演じていた。
　ジョニーも家族の為に頑張っているさわやかな青年を演じていてとてもよかった。こういう役なら安心して見ていられる。　でも、最後に家に火をつけてしまうという非道徳的な部分は納得出来なかった。自分達の好きな母親なのだから、堂々と葬儀をしてあげるべきだと思った。

　でもこのＤＶＤは不満もあったけど、おもしろかった。