日野市広報で知り、29日、自然観察会に参加してきました~
京王線長沼駅10時集合、丘陵地の都立長沼公園へ。
雑木林の地面に顔を出す、春植物の観察です。
spring ephemeral:スプリングエフェメラル
3月後半、雑木林の木々は枝だけなので、太陽の光線は遮られる事無く、地上を照らして地面を暖めてくれます。
やがて木々が芽吹いて新緑から深緑になり、木々は葉が生い茂り地面には光が届かなくなってきます。
光が届いているわずかの時期に、地面から芽を出し、花を咲かせて受粉し、種子を作ってしまうテンポの早い植物。
その代表がカタクリ。
他にアズマイチゲ、アマナ、イチリンソウ、ニリンソウ、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマン、
セツブンソウ、フクジュソウ、など。
このグループをスプリングエフェメラル / 春の短い命 と呼んでいます。
はかなく思われてこのような呼び名が付けられたのでしょうが、
しかし、このグループははかない植物では無いのです。
地上では酷暑や太陽光の奪い合い、水の奪い合いなどの生存競争。この競争を避けて、
地中深くで眠って過ごし、翌年春がめぐって来たら真っ先に芽を出せるようエネルギーを蓄えている非常に賢い植物なのです。
と、観察会で頂いた資料を引用しましたが・・・
その中の、カタクリを探しに丘陵地へ。
今回は通常の場所ではなく、数年前に発見して大切に守ってきた新しい場所へ案内してもらいました。
公園の北東側、道隔てて民家が立ち並ぶ場所です。
雑木林の急斜面。かなり上のほうにカタクリが群生しています。
近くには立ち入れないので・・・
90ミリマクロレンズをつけた一眼レフでは遠すぎました・・・
参加者は50人はいたでしょうか、かなり大勢なので説明もよく聞こえません。
説明場所より少し戻った斜面には、もっと近い場所に咲いていました。
カタクリは実生から小さい葉を一枚出し、
発芽して7~8年、1枚葉の時期を経てから、やっと2枚葉になり開花します。
固体は10数年生きられるようですが、30~50年も長生きする固体もあるそうです。
人数も多く、時間がかかり、4分の一の行程で1時間15分経過していました。
おっとは午後、急遽会議召集になった為、役員さんに申し出てここで脇道から帰る事にしました。
カタクリの群生、ちょうど良い時に見ることが出来ました~
長沼公園、近くに住んでいながら一度も行った事が無かったので、カタクリの場所も分かりましたし、
今度は自分達でも散策に行けそうです。
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私も毎年 カタクリ撮影に森林公園に出かけます こんな近くにカタクリの群生地があったのですね これから春本番~
yopikoさんのスプリングエフェメラル春の妖精のフォト楽しみにしていますね
カタクリ、私もこんな近くで群生が見れるとは思っていませんでした。
感激しました~
他の花が見つかるかな~もう遅いような・・・