孫が通っている小学校では田んぼを借りて農業体験をしています。
娘から、稲刈りの日にちと時間帯を聞いていました。
天候で一日延期になった為、私は昼前には帰らなくてはなりません。
ちょっと距離がありますが、徒歩で現地へ。
途中、作業を終えた生徒さんたちにすれ違いました。最初の組が終わったよう。
すでに黄金色の稲架掛けが出来ている場所は、農家さんの作業した場所で、穂が残っている部分が借りている場所のようです。
緑色の稲架掛けは、出来たばかり。生徒さんが刈った稲です。
1学期に、代掻きと田植えをして、いよいよ収穫の時期です。
孫のクラスは2番めの予定でしたが、授業の関係で一番最後に変更。少し遅れて到着。
農家さんが、稲の刈り方を説明しています。
根本近くを、カマ(ギザギザしているのでジョリジョリと切り取る感じ)で切って、5束を紐で結んで、稲架掛けします。
班ごとに順番に。孫の番になり上手に刈っていました。
終わった生徒は虫探し。近所の男の子が、ヤゴを見せてくれました。
ここまで見て、手伝いに来ていた保護者の方にお礼を言って、帰りました。
孫たちは水を張った田んぼで田植えをしていたので、平山陸稲ではなく、古代米かもしれません。
(詳細は不明です・・・)
昔、日野市は「嫁に行くなら日野に行け」と言われたくらい水郷地帯で、市内には田んぼも用水路もたくさんありました。
現在は細々と水田が残っているだけなので、水路は減っていますが、まだまだ水が流れています。
多摩川から引き込む日野用水は1567年(永禄10)に開削され、2016年には開削450周年のイベントがありました。
座学と街歩きが4回あり、3回参加しました。
浅川からの取水も(多分)同じ頃に始まったと思います。
機会があれば、水に関するイベントに参加するようにしています。
平山地域には「平山陸稲」という品種があります。
1912年(明治45)に日野市平山の篤農家 ・ 林丈太郎が発見しました。
耐乾性に優れ収穫量も多いことから品種登録され、推奨品種として全国に広まりました。
やがて市内では陸稲が作られなくなり、平山陸稲の種子が農家にも無くなった後、
平成9年ころ林丈太郎の地元の小学校で児童に実際に作らせたいと種子の捜索が始まりました。
地元のJAや小学校の学童農園を指導していた小林氏により農水省生物資源研究所に種子があることを発見し、
少量の種子を分けてもらい、増やして復活させたそうです。
現在は平山陸稲、古代米なども農業体験として作業しているようです。
とても良い体験だと思うので、これからも続けていってほしいです。
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)
昨日(10月14日)のトータル歩数8117歩、脂肪燃焼量26.1g、総消費カロリー1772kcal
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます