残念だが、ワールドカップ開幕前に予想した日本の戦績が見事に当たってしまった。二敗一分け。よし坊でも予想出来る開幕前の日本チームのコンディションだったと言うことだ。
予選ラウンドで、次々とヨーロッパの競合が脱落していく。大番狂わせのスペイン、イングランド、そしてイタリア。この大会を勝ち抜くのは容易ではないことが良く分かる。組み合わせの運不運は多少あるが、それは本筋ではない。実力とその時にチームが気力と方向性に対しベストパフォーマンスになっているかどうか、だろう。
北中米の予選で瀬戸際まで行き、最後の踏ん張りで進出を勝ち取ったメキシコが見せた見事な戦い、そして南米枠で漸く進出に漕ぎ着けたヨロヨロだったウルグアイ、更にはタンパで日本にコテンパにやられたコスタリカが堂々の予選ラウンドトップ通過。これらは運不運では片付けられない何かがあるような気がする。よくよく考えるとこれらの国には日本より遥かに長く、末端まで根ざしたサッカー文化がある。言葉では表現出来ない”物”なのだろう。
昨日のコロンビア戦。相手のメンバーは2線級とは言わないが、1.5線級で、主力の10番が出ると、それに引きずられ追加点をあっさり取られてしまった。コートジボアールの時もドゥログバが出た途端、そっちに気を取られあっという間の2点計上。そういう展開になるのは分かっているのに、その対策が無いかのような対応であった。
さて、四年後に向けて新監督選びが始まる。前にも書いたことだが、クラブチームだけしか経験の無い監督はダメだ。クラブチームというのは、出来上がった百戦錬磨の選手の集まりだから、監督は戦術だけを考えればよい。クラブには大概ユースを含めた下部チームがあって、戦術のみならず戦略を含めた教育はそこで行っている。だから監督は戦術だけでよい。
ところが、国の代表チームは極端に言えば、教育を含めてチームを作り上げなければならない。戦術に長けただけのレジュメではダメなのだ。
本人はそのつもりは無いかも知れぬが、これで本田の時代が終わった。次は誰がその重責を担うか。チームを引っ張るには強烈な個性の持ち主でないとダメだ。テクニックだけではどうしようもない。嘗ての中村俊介、そして今の香川。彼らには抜群のテクニックはあっても力強さが伝わって来ない。
まずは新しい監督を誰にするか。最初で最も重要な選択だろう。
予選ラウンドで、次々とヨーロッパの競合が脱落していく。大番狂わせのスペイン、イングランド、そしてイタリア。この大会を勝ち抜くのは容易ではないことが良く分かる。組み合わせの運不運は多少あるが、それは本筋ではない。実力とその時にチームが気力と方向性に対しベストパフォーマンスになっているかどうか、だろう。
北中米の予選で瀬戸際まで行き、最後の踏ん張りで進出を勝ち取ったメキシコが見せた見事な戦い、そして南米枠で漸く進出に漕ぎ着けたヨロヨロだったウルグアイ、更にはタンパで日本にコテンパにやられたコスタリカが堂々の予選ラウンドトップ通過。これらは運不運では片付けられない何かがあるような気がする。よくよく考えるとこれらの国には日本より遥かに長く、末端まで根ざしたサッカー文化がある。言葉では表現出来ない”物”なのだろう。
昨日のコロンビア戦。相手のメンバーは2線級とは言わないが、1.5線級で、主力の10番が出ると、それに引きずられ追加点をあっさり取られてしまった。コートジボアールの時もドゥログバが出た途端、そっちに気を取られあっという間の2点計上。そういう展開になるのは分かっているのに、その対策が無いかのような対応であった。
さて、四年後に向けて新監督選びが始まる。前にも書いたことだが、クラブチームだけしか経験の無い監督はダメだ。クラブチームというのは、出来上がった百戦錬磨の選手の集まりだから、監督は戦術だけを考えればよい。クラブには大概ユースを含めた下部チームがあって、戦術のみならず戦略を含めた教育はそこで行っている。だから監督は戦術だけでよい。
ところが、国の代表チームは極端に言えば、教育を含めてチームを作り上げなければならない。戦術に長けただけのレジュメではダメなのだ。
本人はそのつもりは無いかも知れぬが、これで本田の時代が終わった。次は誰がその重責を担うか。チームを引っ張るには強烈な個性の持ち主でないとダメだ。テクニックだけではどうしようもない。嘗ての中村俊介、そして今の香川。彼らには抜群のテクニックはあっても力強さが伝わって来ない。
まずは新しい監督を誰にするか。最初で最も重要な選択だろう。