よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

AMICALOLA FALLS

2008年05月27日 | アメリカ通信
アメリカの地図を広げると東海岸沿いのメイン州からジョージアへかけて、アパラチア山脈が南北に横たわっている。このTrail全行程を歩くと何日かかるのか。ハイカーにとっては, たまらないトレイルなのだろう。

そのアパラチアン・トレイルの南の終点がジョージア北部にあるSpringer Mountainで、その麓にアミカローラ・フォールズというちょっとした滝がある。南から、アパラチアン・トレイルを北に行くのは、このアミカローラ・フォールズから入っていくらしい。

メモリアル・ホリデーを利用して、オハイオの娘が帰ってきているので、今日はワイフと3人、家から車で一時間ちょっとのところにある、この滝を見に行った。

なにせ、アメリカは、娯楽が少ないから、小さいことでもそれをファミリーのビッグイベントに作り上げていかなくては、ならない。ってなことで、アパラチア山脈以東としては最大級の滝に行ったわけだ。結論として、悪くない。そりゃ、日本の、例えば和歌山の那智の滝。そんなわけにはいかないが、トレイルの森林浴、見慣れない草花、そして滝。この組み合わせは悪くない。随所に食べるテーブルがあるから、弁当持参オーケーだ。人にお勧めできるコースだ。

滝までのトレイル(ハイキングコース)はいくつかあるのだが、選んだのは当然、最も短い距離。最初の一キロを森林浴で楽しみ、いよいよ滝までの上りである。それでも、最初の上り階段が175段、そこで小休止して、最後の上りが400超えである。ワイフ共々老体(?)にムチを打ち、滝のトップへ。帰りの下りは、足がガクガクで、自分の足ではないような、ふわっとした感覚。往きは一時間ちょっと掛かったが、さすがに帰りは早かった。

それにしても、足がおぼつかない。家に着いたら、ワイフも娘もバタンキューだ。

マンチェスターユナイテッドに微笑んだ女神

2008年05月22日 | サッカー
今しがた、試合が終わった。そして、欧州チャンピオンリーグはマンチェスターユナイテッドがものにした。

しかし、その功労者はキーパーのバン・ダ・サール(写真)であることには誰も異存はないだろう。

前半1-1で終わったが、チェルシーが同点にしてから動きが俄然良くなり、後半はチェルシー押せ押せの展開となったが、延長戦。しかし、延長戦で思わぬ揉め事が起こり、チェルシーのエース、ドゥログバがレッドを喰らい退場。攻勢のチェルシーに何やら予感が。

PK合戦で、マンUのロナルドがまさかの失敗。これでチェルシーかと思われた最後、あのテリーがこれまた失敗。PKはサドンデスの第二ラウンドへ突入。

最後はアネルカのボールをバン・ダ・サールが弾き飛ばし、チェルシーから女神が離れていった。

テリーがうずくまって泣いている。

とれとれ 苺狩り

2008年05月19日 | アメリカ通信
日曜日、年一のイチゴ狩りに行ってきた。

アトランタ周辺に知っているだけで3箇所 イチゴ狩りが出来る所がある。今回は昨年まで行っていた所が値上げしたということで、一番近い、初めての所に行ってみた。しかし、ここも値上げしたらしく、昨年の6ドル(小バケツ一杯分)から一気に8ドルになったらしいが、他が10ドルだから来た甲斐はある。道理で、他の所に比べ、やたら人が多いのはそのためだろう。

今年はもう5月の中旬過ぎだから、遅すぎたかも知れぬ。全体に熟れすぎの感。そう言えば、今までは4月の末か5月の頭に行っていた。

さて、いつも思うのだが、スーパーに売っているこちらの苺は、みな皮が厚く、食べた時の食感が日本の苺と違う(日本は全てにおいて芸術品だから、対抗しようと思っても無駄なことなのだが)。苺に限らず、大体において、野菜類というものは全て「面の皮が厚い」気がするのだ。その辺がアメリカ人にも似ていて、野菜よ、御前もか、と思わず言いたくなる。

小バケツ2杯、閉めて16ドルで、苺の季節を買ってみました。もぎ立ては、柔らかく、甘く、ジューシーで、「美味い!」



2008年 初鯵釣り

2008年05月12日 | アメリカ通信
アトランタから約7時間、フロリダのフォート・ウォルトンビーチに着く。今年初のピア釣りだ。初めての釣り場なので、夕方事前に場所をチェック。やる前からワイフの気合は十二分。意欲満々だ。負けじと、こちらも気合を入れる。

明日の大漁を期してホテルで酒盛り。持込のアルコールと烏賊燻、無茶安のマルチャンカップ焼きそば(80円相当)で盛り上がり10時ごろには就寝。

朝3時起きでイザ出発。4時半頃から釣り始めたが、出足のあたりは良さそうで、鯵が食いつき始めた。途中ワイフが、マアジを3尾、よし坊が1尾釣り上げた。その他はいつもの大き目の鯵で、最大は31センチが釣れた。7時ごろがピークでやや入れ食い状態。都合23尾の収穫で、これは、4年程前の22尾を上回る成果となった。

朝10時頃には切り上げ、一路我が家へ。6時頃着き、ワイフの号令の下、魚捌きが始まる。捌きはいつもワイフがやり、よし坊は骨抜き等の下働き。二人ともヘトヘト状態ではあったが、最後は鯵のタタキでご満悦状態。残りの鯵は明日のフライ用に一部、後は冷凍で後日の楽しみ。

さて、写真の魚、ワイフが釣り上げたのだが、はてさて、何の魚だろうか。写真を撮ってから海に返してあげたのだが、帰宅後調べても何の魚か分からない。なんともけったいな魚なのだ。まず、腹部分がフラットで、4~5センチ程の幅があるから、置いても倒れない。釣られた魚は暴れるのだが、全くおとなしい。そして、体表面が分厚そうで、頑丈な表質をしている。魚図鑑で調べたがズバリの魚が出ていない。ってなわけで、おもろい魚がいるものだ。

我々の横で、鰆を釣り上げている奴がいたので、今度は鰆に挑戦してみたい。

どっこい、アベ シンゾーは生きている

2008年05月09日 | いろいろ
あのコキントーが来日し、歴代首相との会食の席で、アベの一言で座が白けたという話だが、どっこい、アベは生きている。

日中国交回復以来の対中懺悔外交が続く中、唯一ハードラインを形成したコイズミーアベラインは、戦後政治史の中でも光るものがある。拉致問題での北朝鮮に対するハードラインの構築は、ひいては中国へのハードライン構築に他ならないだろう。

戦後、日本はひたすら、「仲良くしなくちゃ」路線で突っ走ってきた。結局日本人はそれしか出来ないとレッテルを貼られ、政治家もそれを追随することが使命と、大いに勘違いをしてしまった。そこに、異分子のコイズミーアベが登場したものだから、中国も計算が狂ったはずだ。あのコイズミの拉致問題での北朝鮮訪問の真相は知らぬが、コイズミーアベの組み合わせが無ければ実現しなかったのではと思う。その意味では、後にも先にも、今後の中国・北朝鮮外交であのように思い切った行動が出来る政治家は出て来そうもない。

惨めな形で首相という、欲しがっても滅多に手に入らぬ座を放り出してしまったアベ、ノミのシンゾーかと思っていたが、どうして、どうして、ハードライナーの精神は失くしていない。彼の真骨頂はここにあるのかも知れぬ。

顔・ 表情の不可思議

2008年05月07日 | いろいろ
毎日朝起きて当たり前のように歯を磨き顔を洗う。女性なら自分の顔を様々な角度から見ながら、今日の化粧はどれで行こうか、等と考えているのだろう。男ならどうなのだろうか。毎朝、真剣に自分の顔を見ているのだろうか。よし坊は普段は全く無意識に見ているに過ぎないが、久しぶりにマジマジと観察してみた。

不思議だ。鏡に映っている顔は鏡の顔であり、本当の自分の顔ではない。本当の自分の顔は他人には見えているが、残念ながら自分には見えない。他人が見ている自分の顔は、鏡をいくつも駆使したら見えるのだろうか。どうやっても見えないのかも知れないが。

さて、この表情だが、何十年も前のニューズウィークに面白い写真が載っていた。ある人の顔を左右に分け、左同士を合成した写真と右同士を合成した写真を比較したものだ。ひとつは限りなく陽気な顔であり、片方は限りなく沈んだ悲しい顔になっていた。試しにワイフの顔を半分づつ観察したところ、ワイフの左は陽、右が陰の顔であった。

人間の豊かな表情の基礎は、顔半分で陽気な表情と、悲しい表情を受け持ち、これで喜怒哀楽の表情が出来上がるわけだ。

唯一のおススメ パタックのソーセージ

2008年05月03日 | アメリカ通信
アメリカに住んで、何が面白くないかと言えば、ズバリ食い物だ。どこへ言っても美味い物ににありつけない。レストランへ行けば、量ばかり馬鹿でかくて、閉口する。連中、肉が好きだから、確かに肉は悪くない。しかし、どうせ肉を食うなら、ステーキなんかを食うより、スペアリブがはるかにうまい。

さて、そんなアメリカ、といっても南部はアトランタだが、これだけは美味いと言う超おススメがあるのだ。
写真のパタックというお店、お肉屋さんである。特にハム・ソーセージの類が豊富で、兎に角美味いのだ。そのほかビーフ・ポーク・チキンの肉も売っており、いずれも上質で、しかもべらぼうに安いとくる。ハンガリーかポーランド出身のパタックさんが始めた店で、もう25年も経つらしい。

今日もソーセージ7種類とミンチに鶏肉、計4キロ程買ったが、これで2500円くらいだ。向こう3ヶ月の我が家の酒の肴である。そう、これで3ヶ月もつのだ。
この中でも、特にチョリソーは必需品である。日本ではあまり馴染みが無いのかも知れぬが、ガンボスープに入れたり、ジャンバラヤ、パスタにいれたりしている。
パタックのチョリソーは辛味も抑えてあり、恐らく元祖スペインのチョリソーに近いのではないかと思うのだが。
地元のスーパーの半値から7掛けだから、違いが分かるアメリカ人や、ヨーロッパ出身の移民アメリカ人、それとなんと言っても味にうるさいニッポン人がひっきりなしに買いに来る。

今日は、酒と肴デーだから、肴はソーセージで決まりである。


今年は縁起が良いか

2008年05月01日 | アメリカ通信
昨日は2年ぶりに開かれた釣りクラブに参加。集まったのは15~6名。半分以上はよし坊よりキャリアが上の連中だ。

例年行っていたフロリダのパナマシティーのピアは、どうも無くなると言う情報で、これからは更に一時間程遠くなるデスティンという所になりそうだ。

よし坊は鯵が釣れれば満足なのだが、デスティンでは烏賊も釣れるらしい。ただし、最近は中々引っ掛らないのも事実らしい。その理由は、昔は魚をピアで捌いても良かったので、内臓なんかをその場で海に捨てるから、それが撒き餌となって、寄って来たのだが、撒き餌が出来ないから、とんと寄ってこないらしい。

それはそうと、昨日はご満悦であった。くじなど、滅多に当たらないのだが、15~6人で確立は高いとは言え、ドアプライズでなんと一等の釣竿であった。竿は何本有っても良いものだ。これでこの5月はいよいよ鯵釣りと行きたいところだ。中旬あたり、天気が良けりゃ、今年の初釣りと行こうじゃないか。ワイフのほうが良く釣るのがちょっと癪であるが。

写真はその一等の竿。長いので全景はご勘弁を。