よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

よし坊のバケット・リスト

2008年04月29日 | アメリカ通信
この間、ワイフと「Bucket List」という映画を観にいった。

英語に「Kick the bucket]と言う言葉があって、これは、縁起の良い話ではないが、首を吊るのにバケツを裏返しにして乗っかり、首にワッカを掛けてからバケツを蹴飛ばすと、ご臨終となる。ここから意味を取って、人間、死ぬ前に遣り残したことをリストに書いて、それを実行しようというコメディー映画である。

さて、見終わって、よし坊のバケットリストは何だろうかを考えてみたが、中々出てこない。ま、未だそんなリストを作る段階ではないのだが。

どうせ、実現しそうにもない夢物語と思ってアレコレ考えてみると結構出てくるものだ。まず、旅行だろう。もう一度イタリア・スペイン・ポルトガルには行ってみたい。と考えていたら、そういえば、日本でも行っていない所がたくさんあるがな、と言う話になった。東北地方は生まれてから一度も行ったことがない。ワイフともども、九州も弱点だ。それと南西諸島もリストに加えたい。

あまり旅行ばかりもしておれまい。他に何かないか。旅行と言えなくもないのだが、親父の足跡を辿ってみるのも良い。特に、親父がいささか波乱含みの少年時代を送ったいう台湾の嘉義を訪ねてみたい。又、親父の母親の墓が大分にあると聞く。そこで線香もあげたい。

そんなこんなを考えていたら、横からワイフが、「早くアレを完成させてよ」と来た。そう、アレがまだ残っていた。実は、何年も前から、よし坊は自分史を書いているのだ。それは、死んだ後、娘達にじっくりと読んでもらいたいと思っている代物、いや、力作になるはずのものである。

サヨナラ ワン ダラ ムービー

2008年04月27日 | 映画
オイルの勢い止まらぬ値上がりで、最近のガソリンはガロン3ドル50セントがざらで、お陰で何から何まで上がり、庶民としてはお手上げ状態。この夏はガロン4ドルは固いというから、遠出はますますしんどくなる。

飛行機も燃料費アップで値上げ、加えてデルタとノースウエストが一緒になる話しや、ユナイテッドとコンチが話を始めているから、要するに、航空会社の統合は競争鎮静化となり、格安が減る。

今日もワイフと週一のワンダラ(one dollar)映画を見ようと行ったのだが、今日から2ドルに上がっていた。ついに来たか!
それでも、封切だと朝特(昼前に始まる分)は6ドルと安い。普通でも8ドル9ドル。日本なら1800円と聞く。それを考えたら、文句も言えまい。

大詰めのチャンピオンリーグ予想

2008年04月19日 | サッカー
いよいよ、欧州チャンピオンリーグも来週から準決勝へ突入で大詰めを迎えている。それにしても、準々決勝までのところでは、ジーコ率いるトルコのフェネルバチェが頑張ったのは立派と言うほかない。

さて、準決勝だが、バルサとマンチェスターU 、リバプールとチェルシー。バルサの場所に昨年はミランがおり、覇者となった。今回はACミランが早々と消えてしまったが、このところのミランは明らかに戦力が落ちているからやむを得ない。

バルサと言えばアンリの加入でロナルディーニョがどうかなと思っていたら、やはり移籍、それもミラン行きとなったから面白い。

今年の決勝はマンチェスターとリバプールとみた。バルサはこのところ全体のまとまりに欠けているように思うので、ロナルド、ルーニーに軍配が上がるのではないだろうか。リバプール対チェルシーは昨年同様再びの準決勝だが、力はリバプールが上だろう。


文明の利器に囲まれて

2008年04月17日 | アメリカ通信
最近字が書けない。もともと悪筆でお世辞にもきれいな字とは言えない字だったが、今や書ければ御の字だ。しかし、パソコンのお陰で、ひらがな、カタカナはさすがに忘れてはいないが、漢字がいただけない。
漢字からは、ますます遠ざかり、忘れていくばかりで、なんとも情けないことが起こっている。そして、忘れついでに、悪筆が最悪筆になりつつある。

文明の利器は今のビジネスマンにも影響を与えているらしい。最近会った日系企業の新進気鋭の社長曰く、最近は会議をやってると、トピックスに関係する人以外は皆下を向いているらしい。何をやっているのかと言うと、一生懸命携帯のテキストメッセージをチェックし、返メールに余念が無いそうだ。こんなことなら会議に出るなと言いたくなるという。

アメリカもこの数年で漸く携帯電話が日本並みになり、今時よし坊が持っているタイプなんぞは、形と言い機能と言い、古すぎて日本でこんなの持っていた日にゃ、馬鹿にされるから、かえって持たないほうがいいかも知れぬレベルの代物だ。しかし、電話の機能だけで十分だから、代えるつもりも無い。日本にいたら、新しいものが出る度に追っかけをやっているだろう。しかし、機能が多すぎて使いこなせず、よし坊にとっては無駄なのだ。

無駄と言えば、分からない所で無駄がある。
今まで一番安いケーブルテレビに入っていたのだが、月6000円くらい。ところが殆ど見ないのだ。基本の4大ネットワークだけだと2000円。今まで毎月4000円をどぶに捨てていたようなもの。ケーブルチャネルを申し込んだ時、観るにはこれが必要だと、付属品のレンタルとなった。たいした金額ではないが、それが無いと観れないとなりゃ、レンタルするしかない。ところが、先日ケーブルチャネルを解約したら、早速レンタル機器を回収に来た。さて、機器が無いから、もう4大ネットワークしか観れないかと思っていたら、本日現在まで前と変わりなくケーブルが観れちゃう。これは騙しだったのか。 よく分からぬ世界だ。

月4000円で、年4万8千円。2箇月に一回は日本飯屋で豪快に食えていたという話だ。とにかく、身の回り、気がつかない無駄がゴロゴロしていそうだ。

”凍える~空から~~” ジェロにはまる我が家

2008年04月12日 | アメリカ通信
あの衝撃のデビューから2ヶ月経つが、オカンはインターネットで「海雪」を聞きまくっている。そして、ここへきて、ついには日本にいる娘にCDを買って送ってくれるよう頼むところまできた。

おかんの勢いに押され、よし坊も自分のインターネットで密かに練習している最中だ。ユーチューブでジェロが歌う他のカバー曲を聴くにつけ、5歳から歌っていたとは言え、とにかく声が良い。今年は春からとんでもない奴が出てきた、の一言だ。ゆくゆくは大阪で家を持ちたい、とは泣かせる。だいぶ前、リア・ディゾンのことを書いたが、それどころじゃないって話だ、こりゃ。

この歌、出雲崎が舞台。出雲崎の歌詞が出てくるあたりを歌うのがちょっと難しく、相当な練習を要する感じだが、それはさておき、恥ずかしながら「出雲崎」がどこにあるのか知らなかった。出雲とあるから、島根鳥取方面とばかり思っていたが、なんと新潟を襲った地震の被災地のひとつとのこと。この歌がなきゃ、死ぬまで知らずじまいだったかも知れぬ。それと良寛和尚のゆかりの地でもあるらしい。良寛と言っても今時の人は知らないだろうが。

さて、これから今日の特訓を始めるか。

”凍える~空から~海に降る雪は~~~~”

トロイの木馬

2008年04月08日 | いろいろ
トロイの木馬。ギリシャ神話の有名な話だが、こんな話、現代の悪役「Trojan Horse」が出てこなければ、トロイの木馬の物語など知る由もなしだろう。

日ごろから気を付けてはいたが、先週まんまとやられてしまった。今まで別のスパイウエアでやられたことはあったが。

先週水曜日のこと、人事問題の資料を探したくてあるサイトに入り、クリックしたとたん画面が黒くなり、「ひとつコピーしました」。 うっ? 何だこりゃ。直ぐに電源を切り、搭載しているノートンでフルスキャンしたが、何も出てこない。もうひとつ搭載しているスパイウエア専用でスキャンしたら、これも出てこない。おかしいと思いながら暫くインターネットを使っていたら、何となく操作が遅い。

娘に連絡したら、アヴィラというソフトを無料ダウンロードしてスキャンしろと言う。これでやったら、うじゃうじゃ「Trojan horse」が検知されたのだった。こうなると、何でアヴィラだけこんなに検知するの? よう分からん世界であることには間違いない。防止ソフトや駆除ソフトって何なんだろうと思っちゃうわけだ。一瞬の隙を狙って入り込むっちゅうこんだな。

無論駆除してもらったのだが、それでは終わらなかった。翌日Media Playで音楽を聴こうとしたら、音声が出ない。「オーディオ機能が無いか、壊れてます」の表示。えっ? 

見事にやられたのだ。しょうがないから最後の手段だ。パソコンを初期化して、再インストールするっきゃない。おかげで夜中の3時までかかってようやく完了。今日の朝は、気分良好なのです。

教訓。ウイルス対策に完全は無い。急がば回れ。なまじ対策ソフトで駆除に汗たらすなら、初期化で一からやり直しがベストと心得た。

アメリカの戦争

2008年04月04日 | アメリカ通信
アメリカが今まで行った大きな戦争は9つ有るという。列挙すると、独立戦争、米メキシコ戦争、米西戦争、南北戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、第一次及び第二次世界大戦、そして今のイラク戦争である。

この中で長い順に言うと、独立戦争、ベトナム、そしてイラク。とうとうイラク戦争はベスト3入りを果たしてしまった。

戦争は後の人々によってその評価が定まるものらしく、イラク戦争もそうなるはずであり、数多の歴史家達も、未だ戦争が終結していない現在、評価を下したくはないそうだが、その多くの歴史家達が既に評価を定めてしまったというから、この戦争は余程見え見えの馬鹿げた戦争なのだろう。

彼らによると、このイラク戦争は、今までの9大戦争の中で、アメリカ国民の心を最も揺さぶらなかった戦争、という評価である。

アメリカ人は、自分の国アメリカが世界の警察官であることを自負している。我々から見れば何と傲慢な、と写るのだが、彼らは本気で思っている。警察官として正義を実行しようとし、そこに皆心を揺さぶられる。

ところが、イラク戦争には、「傲慢で手前勝手な正義」と我々が感ずるその正義さえも、アメリカ国民には見出せなかったようである。ブッシュJr.とその取り巻きの戦争屋達は、「正義」をかざして見せたが、それが嘘っぱちだった事が早々と見えてしまった。

ブッシュは歴史に残る大統領を目指し、イラク戦争の勝利こそが、それを約束してくれるはずだった。今やそれが幻となり、「無謀な戦争をおっぱじめた大統領」として歴史にその名を留めそうだから、さぞかし痛恨の思いでいるに違いない。

国のトップを選び損ねるととんでもない事になる証左である。