日本のサッカーの本気度がさっぱり見えて来ない。日本のサッカー、とりわけ、日本代表チームを取り仕切っている協会と現場を仕切る監督に、日本のサッカーを底上げしようと思う強い意志があるのだろうか。
スポーツで強くなっていくには競り合いが不可欠であることは誰でも知っていることだが、日本のサッカー界にはそれが見えないのだ。それは、日頃の腕試しや実験を行うチャンスの国際親善試合の対戦相手の選び方に如実に現れているように思う。その事は以前からもそうだったし、現在も変わっていないのではないか。
日本は現在世界ランキング28位である。実力をつけていくには、同等及びそれ以上の上位との対戦で技をみがいていくしかないのだが、2012年を例にとると、下位50位くらいまでを同等とみて、45位のベネズエラ戦のみ、上位としては、17位、18位のフランス、ブラジル戦があるものの、あとは98位、99位、118位と対戦している。こんなことでは、将来、コンスタントな20位以内を目指し、ベスト10を狙おうとするには、甚だ食い足りない対戦相手の選定だ。ワールドカップでベスト4に残り、あわよくば、優勝を狙おうとするならば、常にランキングでベスト10を伺うポジションにいないと無理というものだ、今年に入っての緒戦が、これまた109位のラトビアだった。3-0で勝って喜んでいるが、何か得るものがあったのだろうか。次戦が同等の47位ブルガリアだが、その後が72位のカナダと、下位ばかりの選定だ。これでは上に這い上がろうにも、空しい消化試合みたいなものだ。
よくライバル視されるお隣韓国は現在38位。昨年の対戦は同等レベルが3カ国で、あとは一位のスペインと戦っている。今年の緒戦も9位のクロアチアと対戦した。極めてチャレンジングな姿勢だ。
これを見ると、韓国は必死に這い上がろうとしている感じが伝わってくるが、日本はお茶を濁して、ひたすら気持ちよくなることに腐心しているように思えてならない。本気で強くなろうとしているようには見えない。監督のザックにも日本のチームを世界で通用するような強いチームにしようとする気概は全く見えない。実験が少なさ過ぎるからだ。実験のリスクを嫌って、勝つ事ばかりに執着しているのではないだろうか。
ほどほど、中位、これが今の日本のサッカーだろう。
スポーツで強くなっていくには競り合いが不可欠であることは誰でも知っていることだが、日本のサッカー界にはそれが見えないのだ。それは、日頃の腕試しや実験を行うチャンスの国際親善試合の対戦相手の選び方に如実に現れているように思う。その事は以前からもそうだったし、現在も変わっていないのではないか。
日本は現在世界ランキング28位である。実力をつけていくには、同等及びそれ以上の上位との対戦で技をみがいていくしかないのだが、2012年を例にとると、下位50位くらいまでを同等とみて、45位のベネズエラ戦のみ、上位としては、17位、18位のフランス、ブラジル戦があるものの、あとは98位、99位、118位と対戦している。こんなことでは、将来、コンスタントな20位以内を目指し、ベスト10を狙おうとするには、甚だ食い足りない対戦相手の選定だ。ワールドカップでベスト4に残り、あわよくば、優勝を狙おうとするならば、常にランキングでベスト10を伺うポジションにいないと無理というものだ、今年に入っての緒戦が、これまた109位のラトビアだった。3-0で勝って喜んでいるが、何か得るものがあったのだろうか。次戦が同等の47位ブルガリアだが、その後が72位のカナダと、下位ばかりの選定だ。これでは上に這い上がろうにも、空しい消化試合みたいなものだ。
よくライバル視されるお隣韓国は現在38位。昨年の対戦は同等レベルが3カ国で、あとは一位のスペインと戦っている。今年の緒戦も9位のクロアチアと対戦した。極めてチャレンジングな姿勢だ。
これを見ると、韓国は必死に這い上がろうとしている感じが伝わってくるが、日本はお茶を濁して、ひたすら気持ちよくなることに腐心しているように思えてならない。本気で強くなろうとしているようには見えない。監督のザックにも日本のチームを世界で通用するような強いチームにしようとする気概は全く見えない。実験が少なさ過ぎるからだ。実験のリスクを嫌って、勝つ事ばかりに執着しているのではないだろうか。
ほどほど、中位、これが今の日本のサッカーだろう。