よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

4年振りのフロリダフィッシング

2019年04月30日 | アメリカ通信
平成最後、というわけではないが、4年ぶりにフロリダはタンパ・クリアウォーターへ釣りに行ってきた。この4年なんやかんやと重なり、行こうと思ってもタイミングが合わず行けなかった。特に昨年は歴史的赤潮でメキシコ湾岸がほぼ全滅となり断念せざるをえなかったのだ。

釣果のほうは、いつものことだがワイフがアジを2尾つってくれた。これで取り合えず鰺のタタキにありつける。他にはフロリダ・イェローテイル3尾、それと名前の分からない、形はキスに似てるが色が薄茶色の小さな魚を釣り上げた。魚図鑑とにらめっこ中である。

帰ってきて天皇退位のニュースを観た。画面を見てつくづく思うのだが、現在の皇室は圧倒的に女系であることを改めて思う。かつて小泉内閣の時に女性天皇論が沸き起こったが、なぜ女性天皇がいけないのか、理解に苦しむところだ。よし坊から言わせれば、まだまだ日本の男尊女卑の根深い底流があるとしか思えない。かつて天皇家の流れの中に何人かの女性天皇が存在したことを否定するに等しい。まして、戦後天皇が象徴天皇になったからには、尚更女性天皇に反対する輩が分からない。

なにはともあれ、明日から令和。新天皇皇后には新たな歴史を刻んでいただきたい。

アトランタで大岡裁き、ユニークな街サウス・フルトン

2019年04月12日 | アメリカ通信
アトランタ空港から南西に30分、2016年に市制が敷かれたサウス・フルトン市がある。実はこの町、頗るユニークなのである。何がユニークかと言うと、その司法システムにある。裁判官や検察等、司法の中枢を占める8人全員が、アフリカ系アメリカ人(以下アフリカ系)であるだけでなく、すべて女性で占めているからだ。適任者を選んだ結果、たまたまそうなったようで、全米でも滅多にお目にかかれない司法チームの誕生となった。更に注目すべきは、アメリカにある、ありきたりの司法の在り方に疑問を持ち、住民やコミュニティに寄り添う独自の司法の在り方を模索し、チャレンジしようとしていることだ。

アメリカの司法が公正・平等かと問うならば、多くの人が否と答えるであろう。例えば、不審者の少年(但し人種は特定されていない)を探す為の職質。白人の少年なら怪しいところがなければ即座に放免になる。しかし、アフリカ系であれば、怪しく無くても、相当しつこい職質がなされ、時には小突かれ、もっと酷い扱いを受けることもある。この段階で既にバイアスがかかっているから、公正平等な取り扱いなど望むべくもなく裁判に持ち込まれる。

市は、こうした現状に風穴を開けようとしている。社会の綻びが犯罪を生む、との観点から身近な社会としてのコミュニティを大事にし、住人相互の尊重を促進する教育的キャンペーンを実施し、取組の目玉として新しい制度を導入した。

目玉の眼目は、軽度の犯罪者を立ち直らせる公判前審理とも言うべき特別プログラムである。この審理で、裁判官は①コミュニティ・サービス ②エッセイ作文 ③市議会傍聴 ④ペアレンティング/アンガーマネジメントクラスの受講
のいずれかを言い渡す。このプログラムを無事終えれば、Jailに入らなくて済むし、払えない罰金も軽減出来る。何よりいいのは、犯歴が記録には載らないから、以後更生すれば後々のScreeningにもかからないで済む。

どんな軽微な犯罪でも犯歴として残れば、以後関係ない事件でも必ず捜査対象者に上るのが世の常である。その為に人生に落ちこぼれ再度犯罪を犯す例は多々ある。六法全書をかざして無味乾燥な審理をするのではなく、個人の生い立ちや置かれているバックグラウンドを考慮し、再犯防止を図ろうとする市の取組みは、まるでドラマの大岡裁きに似ている。

深紅のつつじ

2019年04月04日 | アメリカ通信
白いツツジ同様、天候に恵まれ、今年も深紅のツツジが見事に咲き、今ピークを迎えつつある。

毎年書くことだが、住んでいるサブディビジョンの中では、恐らく1,2を争う豪華さだと自負している。

我々が入居した20年前は、横に大きな木があって、あまり目立たなかったし、またガーデニングにも興味がなかったので注目度は相当低かったのだが、知らぬ間に大きくなり立派になると、毎年気になる存在となってきた。

まずはめでたし、である。

八重桜

2019年04月01日 | アメリカ通信
去年の春20ドルぐらいで買って植えた裏庭の八重桜。鹿の襲来で危うくダメになるところで、今年は木の周りに昨年よりは頑丈な柵を作った。先日花をつけた。これで一安心である。

植えたのは3メートル弱の幼木だから、前庭にある大きな吉野桜のようなわけにはいかないが、これからどの様に大きくなっていくのか、楽しみではある。大きくなるのに20年はかかるとして、その頃には、もういないだろうから残念ではあるが。