よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

日本短訪2017 (4)カラオケ

2017年10月16日 | いろいろ
カラオケに行ったのはいつのことだったろうか。日本での会社勤めの頃だから30年も前であろうか。

日本へ行く度に時間を作ってカラオケに行って思い切り演歌を歌いたい、と毎回のようにワイフと言いながら、結局は時間がなくアメリカに戻ってきていたが、今回は漸く時間を見つけて行くことが出来た。

歌の方は散々である。音程は狂い、カラオケのペースにもうまく合わない。下手くそと言えば下手くそだが、昔はもうちょっとましだったような気がする。

行く前に娘から結構高いと言われていたので、パソコンでいろいろ調べたら、つい三か月前にオープンしたのが奈良にあるではないか。しかもシニア割引があるので昼間だと一時間240円。昔は飲み物一つはとらないといけなかったが、コーヒーやソフトドリンクの類はセルフのマシーンでフリーだから、変われば変わったものだと、つくづく思う。ひょっとしたら飲食で高くなるかもしれないと覚悟していたので、ほっと一息。

二時間歌ったのだが、いささか物足りない気分で店を出た。次回はみっちり練習して、三時間は歌いたいものだ。と言っても、長距離ドライブの時に流すCDを聞きながらのトレーニングとなるわけで、どうもあてにはなりそうにもない。

日本短訪2017 (3) 同じ釜の飯

2017年10月08日 | いろいろ
「同じ釜の飯を食う」。働く日本人にはぴったりの言葉だろう。これを英語に訳し、Live under the same roofなどと言ったところでピンと来ない。今でもいささか問題視される日本社会の働く環境だからこそ、「同じ釜の飯を食う」独特の響きと意味があるように思える。

今から3年ばかし前。そのうち日本へ行った折、昔の仕事仲間と一杯やりたいと思ったが、さて、連絡する電話も分からない。日本人は仕事で転居する以外は基本的に動かないからと思い、かつて職場で「3人会」を作っていた一人を探してみようと思い立った。「3人会」については別の機会に述べたいが、まずインターネットで当時聞いていた豊中市の電話帳を検索してみた。まさかと思ったが、2010年版の電話帳の詳細が出るではないか。個人情報ダダ漏れでいいのか、と思うが、お陰で仲間の名前も見つかって、ダダ漏れに感謝であった。

今回日本へ行くにあたり、早速電話してみたら、大正解、本人健在であった。彼を通じて、当時の「3人会」程度を期待していたのだが、よし坊の予定に合わせて都合5人が集まってくれた。聞けば年2回職場のOB会を催してる由。大慶の至りである。

上は81歳になるかつての上司を含め、大いに昔話に花が咲いた。かつての仲間の消息を聞いたが、鬼籍に入ったのは一人で、あとは皆健在であったのは何よりである。

既に大学OBや高校クラス会には顔を出しているが、仕事仲間で以前会ったのは、アメリカ駐在中に日本へ行った時だから、約20年前になるだろうか。

もうひとつ、今回嬉しかったことがある。会社の大先輩にして、人生の生き方を傍らで見させていただいた、いわば恩師のような存在のKさんの消息だ。消息を聞いたら、まだ90歳で健在だとのこと。しかも、よし坊がアメリカへ行った後の消息を気に掛け、探していたと言うではないか。聞いた電話番号で早速翌日電話をしたら、懐かしい声が向こうから聞こえてきた。次回日本へ行った折には是非広島まで足を運びたいものだ。この大先輩のこともいずれ書いてみたい。

「同じ釜の飯」。良い響きだ。