よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

やはりコタツがいい

2011年12月30日 | アメリカ通信
アメリカは冷暖房完備の生活だから、コタツは要らないと思いきや、我が家ではそうではない。

もう10年くらいは経つであろうか。知り合いの家族が日本へ帰国する際、古いコタツを頂いた。それは30年ほど前、ワイフが嫁入りの時に持参したナショナル(現パナソニック)と同じ型で、その年の冬から使い出し、以来冬はコタツの愛用となった。

そのコタツが2年くらい前に壊れ、寂しい思いをしていたのだが、今回の日本行きに際し、インターネットで調べたら、上新電機にヒーター部分だけ売っているではないか。しかも3-4千円とお手ごろで、願ってもないこと。

という訳で、このヒーターユニットを旅行鞄に忍ばせ、我が家到着となった。写真が古いコタツの裏面に装着したユニットである。久方ぶりでコタツの温もりを味わう事が出来た。これで、当分の間、冬場はコタツでチョイと一杯、が出来る。

大往生

2011年12月24日 | いろいろ
日曜日、ワイフの母親の訃報が届いた。齢94、大往生と言ってもいいだろう。3年前、父親も95歳での大往生だったから、ワイフの家系は長寿である。この年代は、今の日本の長寿記録更新や維持に大いに貢献している事は間違いあるまい。

さて、日曜日。昔なら旅行代理店も休みだったろうが、今は便利だ。24時間オープンの会社があり、早速フライトのブッキングに入り、目出度く月曜日のフライトを取る事が出来た。乗り継ぎ便故、早朝3時の出発だから、徹夜で準備。

前回、義父のお葬式の時は、日本に着いて早々盗難に逢い、参列出来なかった苦い経験があるので、家に着くまで相当な緊張感があった。

義母の人となりの紹介に、女学校時代は、バスケットボールの選手として活躍したとの話は、存命中はその様な片鱗さえ見せなかったから、意外であった。

お葬式のやり方も、近年相当変わってきたらしい。あっちこっちにXXXセレモニーホールなる、葬儀専門の施設が出来、昔からの、集会所での葬式は今時やらないようだ。アメリカに居ると、この辺が時代に付いていけない。

今日はクリスマスイブ。日本から帰って5日目。相変わらずの時差ぼけで、リズムが戻らないのは、致し方あるまい。

Child Molestation

2011年12月10日 | アメリカ通信
Child Molestation。この言葉は毎週、いや毎日のようにニュースになる。この前のPenn State Univ.のスキャンダルが引き金となり、北のシラキュース大学でも発覚、バスケットのアシスタントコーチの首が飛んだ。お隣のカナダでもアイスホッケーの世界で、同じようなカミングアウトが出たばかりだ。

幼児を含む子供に対する性的いたづら、虐待は日本でもアメリカでも起こる犯罪で目新しい事ではないが、日米を比較してみると明らな違いがある。

日本では、暴力的レイプ以外では、盗撮がやたら多いし、満員電車での痴漢行為も相変わらずで、朝晩の通勤地獄がある限り無くなる事はないだろう。車社会のアメリカでは考えられない事だ。少しでも体が触れたら、アイム・ソーリーやらエクスキューズ・ミーを連発しないといけない国だから、大変だ。

正確なデータなど有るわけではなく、ニュース報道で知り得る範囲でしか言えないが、アメリカの特徴は、幼児・子供・少年を対象にした性犯罪が多い事だろう。日本でも幼児や子供に対する性犯罪は有るが、女児を対象にするのであって、男児や少年を対象にするのはあまり聞いたことが無い。この点が大きく異なる。しかも圧倒的に白人がこの手の犯罪を犯す傾向がある様な気がしてしょうがない。

どこからこの様な特徴的な違いが来るのか、正直のところ分からない。敢えて日本人と欧米人と言う荒っぽいカテゴリーに分けると、その違いはひょっとして宗教観や宗教的背景に根ざすものが有るのかもしれない。

それにしても、この国はChild Molestationの多い国だ。


映画三昧 - オードリー・ヘップバーン

2011年12月05日 | 映画
「麗しのサブリナ」のタイトルではないが、この女優ほど、「麗しい」の形容詞が相応しい女優はいないと思う。

初めて彼女の映画を観たのは、やはり「ローマの休日」だった。いつ観たかは覚えていない。高校の時、新宿名画座か池袋文芸座のどちらかだろう。なんとも清楚な、麗しい瞳に魅了されてしまう。最初に観るべき彼女の映画は何かと問われれば、やはり「休日」をおいて他に無いだろう。ストーリー良し、相方のグレゴリー・ペック良し、スペイン観光これまた良しで、最後の記者会見のシーンも何ともジーンとくる。最後に残ったペックの足音が印象的である。

彼女の映画では、その共演者の印象も強い。「サブリナ」のウィリアム・ホールデンとハンフリー・ボガード、「ティファニー」でのジョージ・ペパード、「シャレード」では、ケーリー・グラント、そして「昼下がりの情事」でゲーリー・クーパーと共演している。「暗くなるまで待って」ではリチャード・クレンナがワルで登場。ワルと言えば、「シャレード」で、あの「おかしな二人」でジャック・レモンと共演したウォルター・マッソーが悪役で登場していたのが、懐かしい。

トップを張った女優は数あれど、オードリーほど幅広く支持を得た女優はなかなか見当たらない。

肥満大国に暮らす

2011年12月02日 | アメリカ通信
アメリカ人は大きいとか、東洋人はチンチクリンだとかの問題ではない。最早それを通り越し、外に出れば、目に映るのは老若男女の巨漢ばかりである。痩せた人間様を探すのに一苦労する肥満大国アメリカ。

最近、またまた恐ろしいレポートが出てきた。幼稚園児から小学生までを9年間追跡調査した結果、この国は既に幼稚園の段階から肥満が始まっていると言う。写真は幼稚園児のものだろう。先日も100キロ近い体重の小学生の親に対し、その子供を親から離し、行政が健康管理を行う決定がなされた。この国の、肥満という病巣は相当深刻なはずだが、連中が悩んでいるようには見えない。全く処置無しである。

そんな「病気」のアメリカで、よし坊とその妻はいたって健康だ。よし坊が約40年前に会社に入った時の体重が54キロ。その後太り続け、アメリカに来る頃は、推定63キロ。以来16年、最高で67キロまで太り、64キロとの間を行ったり来たり。身長から割り出す理想体重は59-60キロなのだが、車社会のこの国では、体重を減らすのは、これ至難の業なり。

そうは言っても何とかしないと、の思いで今年の初めからラジオ体操加え、腰周りを中心にストレッチ体操を独自にアレンジ、と言ってもたかだか10分程度の体操だが、毎日続けている。加えて、毎週土曜日は近くの公園で片道30分の早歩きをワイフと続けている。その成果は嬉しい事に現れているではないか。今我が体重は59-61キロの間をウロウロしており、目標を達成したと言ってよい。

こうなると、履いているズボンがユルイ。鏡に写す我が腹回りも一段とこじんまりしてきたから、つい鏡の前でニヤけてしまうのだ。ワイフのメニューは15分のフラフープ。心なしか胴がくびれてきている。

夫婦揃って、本日も頗る好調である。