ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

肉体の強化と内臓の強化

2020年10月07日 | 日記

キリシマリンドウ

 あちこちの同年代の知人からが、ポリープを摘出したとか、前立腺が癌らしい、あるいは心臓がおかしいなどと言った病状が次々と届く。加齢には病気が伴うことが実感される年代である。
 幸い私は疾患に無縁で、コロナはおろか流行風邪にもこの十数年、かかったことがない。健康診断でも、若干血圧が高めであること、ガンマGTPが高いことを指摘される程度である。根が丈夫だからではない。子供のころは虚弱体質であった。
 元気の元は何かと言えば、運動だろう。現在仲間と一緒に毎週一回、ランニングの会を行って12~3キロ走っている。そのほかにスポーツジムに週1〜2回、通って1時間ほどトレーニングしている。
 だが、こうした運動は筋力の強化にはなっても、健康の元である内臓の働きとはどう繋がっているいるのか、トントわからない。病気というのは、ほとんどの場合、内臓系の疾患であるからだ。もちろん加齢による疾患には、腰痛とか膝、骨の異常などと言ったものもある。でも多くの場合は、内臓系の疾患である。
 だから運動しているせいで健康を維持しているとは、直接的には言えない。書斎に篭り切っている学者や芸術家が意外に元気なこともあるのだ。
 内臓系の病気というのは、本当はどういうことなのか、私にはわからない。内臓は筋力のように刺激を与えることによって強化できるのか、どうなのか。循環器系の臓器は、血液の流れを促す持久系の有酸素運動がある程度は有効だろうが、胃や腸といった消化器系はどのようにしたら強化できるのか。消化剤を飲めばいいのか。
 加齢と共に太った、あるいは痩せたというのは、消化器系の影響である。そうした内臓疾患に対する対処は、食べ物とかで調整するようにとのコマーシャルが目に付くが、本当はどうなのか。
 高齢者に突きつけられた課題である。【彬】

 

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