ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

乾燥肌と老人

2024年03月29日 | 日記

               ツバキ

 前々回だったか、乾燥肌に悩まされている、という投稿をした。かれこれ6ヶ月に渡って、症状に悩まされているのだが、依然として完治に至っていない。皮膚科の医者は、保湿剤と炎症を抑える軟膏を処方するだけで、「だいぶよくなりましたね」と診断するばかり。
 老人になると皮膚が乾燥するのだろうか。
 ネット上で調べてみる。すると老人の乾燥肌は「皮膚感覚の情報機能が衰えて、中枢神経に状況を伝えるのが遅くなっている」からだという。なるほど、年を取るほど鈍感になるから、血流などでカバーすることができなくなり、厚着をして保温するしかなくなる。その結果が乾燥肌ということなのか。だから若者ほど薄着だと、いうことになる。
 昔、あるアスリートのこんな話を聞いたことがある。
 「強いトレーニングをすると、どうしてもマッサージとか手当てが必要になる。私は針が欠かせなかったが、そこでの経験だが、ヨーロッパの選手というのは、同じ針治療でも、太い針がスッと入っていく。私などは丁寧にゆっくりとトントントンと打っていってもらうのだが、いきなりズッと入ってしまう。何か肌の密度が違うように思う。」と。
 細胞の密度が違うというのである。敏感なのか、鈍感なのか。確かに寒くでも薄着をしている外国人が目立つ。
 乾燥肌のことに敷衍すると、日本人の肌は相当敏感なのではないか。海水浴になどにいくと肌は真っ赤に腫れ上がり、黒く落ち着くまで時間が必要である。日本人の肌はきめ細かいという。何か気候に影響された民族的特徴があるのではないだろうか。
 日本人の肌、それへの対処法など、もっと知りたいと思う。年寄りが、痛めどめの湿布薬をベタベ貼ったりとか、逆に保温材を貼り付けたりというのは、何か民族的な理由がありそうである。【彬】

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