6月15日(土)、母校、都立武蔵高校の同窓会総会が、校舎建物内で行われ出席した。
コロナや個人的事情で、総会に参加するのは久しぶり。以前は、別会場開催であったが、今回は学校内でおこなわれた。校舎は随分前に新築され、訪れるのは今回が初めて。
会の次第は、
➀令和5年事業報告、令和6年事業計画
②講演会、同窓生、萩本和男氏(光ファイバーの研究者)
③在校生、合唱部による唱歌
④校舎見学
である。
萩本氏は、光ファイバー通信の発展に寄与したことで、昨年,JAPAN PRIZE(日本国際賞)を受賞している大変優れた科学者。講演を拝聴し大変感銘した。
さて、校舎見学。もともと、これが楽しみの、参加ではあった。僕らの時代の校舎と違い、広く、きれいで、設備が充実している。大企業のオフィスの観あり。旧校舎時代の面影を探してみたが、まったく変わっていた。
変わったのは、外見だけではない。僕らの時代は、自然に囲まれ、のんびりした学校生活であったが、今は、中高一貫校となり、有数の進学校となっている。特に、理科系に力をいれ、生徒が様々な、理科系他のコンクールで賞をもらっている。特に、昨年、国際数学オリンピックで金メダルを取った生徒がいる。
ということで、母校は僕の時代と大きく変わってしまい、懐かしさを覆いかぶしてしてしまいそうで、誇らしさもあるが、寂しくもあったのだが・・・・・。しかし、在校生の合唱部と一緒に、校歌斉唱したときは、「ああ、こんな若い子たちが僕らの歌をうたっている。・・・・」と久しぶりに家族に会ったように感傷的になってしまった。
・・・・普段、自宅近くの農工大学をおとずれることが多いが、今日は、さらに若い、中学、高校生と会うことができ、おおいに若さを吸収した。
2024年6月16日 岩下賢治