ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

高校同窓会。懐かしさ、変化、そして、若さ。

2024年06月17日 | 日記

 6月15日(土)、母校、都立武蔵高校の同窓会総会が、校舎建物内で行われ出席した。

 コロナや個人的事情で、総会に参加するのは久しぶり。以前は、別会場開催であったが、今回は学校内でおこなわれた。校舎は随分前に新築され、訪れるのは今回が初めて。

 会の次第は、

➀令和5年事業報告、令和6年事業計画

②講演会、同窓生、萩本和男氏(光ファイバーの研究者)

③在校生、合唱部による唱歌

④校舎見学

である。

 萩本氏は、光ファイバー通信の発展に寄与したことで、昨年,JAPAN PRIZE(日本国際賞)を受賞している大変優れた科学者。講演を拝聴し大変感銘した。

 さて、校舎見学。もともと、これが楽しみの、参加ではあった。僕らの時代の校舎と違い、広く、きれいで、設備が充実している。大企業のオフィスの観あり。旧校舎時代の面影を探してみたが、まったく変わっていた。

 変わったのは、外見だけではない。僕らの時代は、自然に囲まれ、のんびりした学校生活であったが、今は、中高一貫校となり、有数の進学校となっている。特に、理科系に力をいれ、生徒が様々な、理科系他のコンクールで賞をもらっている。特に、昨年、国際数学オリンピックで金メダルを取った生徒がいる。

 ということで、母校は僕の時代と大きく変わってしまい、懐かしさを覆いかぶしてしてしまいそうで、誇らしさもあるが、寂しくもあったのだが・・・・・。しかし、在校生の合唱部と一緒に、校歌斉唱したときは、「ああ、こんな若い子たちが僕らの歌をうたっている。・・・・」と久しぶりに家族に会ったように感傷的になってしまった。

 ・・・・普段、自宅近くの農工大学をおとずれることが多いが、今日は、さらに若い、中学、高校生と会うことができ、おおいに若さを吸収した。

       2024年6月16日  岩下賢治

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