ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

デジタル社会とは何か

2023年08月09日 | 日記

                 松ぼっくりと柿のヘタ

 今さらデジタル社会とは何か、などという問題設定はあまりに呆けすぎているが、最近の現金決済の不便さを思うと何かをいっておきたい気がする。

 私の財布には1円や5円玉がゴロゴロしている。小銭は持ち歩くのも不便だから家に置いておく。貯まる一方である。消費税が加算されるようになって小銭が増えた。カード決済ではなく、現金払いをしているからである。また一方で、スマホなどでの手続きが面倒くさく、読み取りコードなど使ったことがない。デジタル社会に乗れきれない高齢者は、不平不満いっぱいである。

 昔、今から4,50年前のことだが、デパートなどで店専用カードで決済をすると割引になった時代があった。商システムとしてカードの普及を目的にした特別扱いだと思っていたが、現金で買うより後日払のカード決済の方が安いという理屈が理解できなかった。カードというのは割賦販売と同じ後払いだから、むしろ高くなって当然だと思ったのである。今考えるとカード決済はデパートにおける会計業務の縮小、廃止だから、人件費の大幅な削減につながる。確認はしていないが、その分、安くなるという仕組みではなかったか。

 これが、すなわちデジタル社会の始まりだと思う。

 デジタル化は社会の動きを一変させる。それまで最も大切だったフェース・ツウ・フェースの手続きで支えていた社会通念を、不要のものにしたのである。ネット通販などは典型的である。また、今関心を呼んでいるマイナンバーカードについても同じである。アナログ社会では各種証明書が必要だった。身分証明書、運転免許証、学生証、健康保険証などなど。ところがマイナンバーでデジタル化すれば、暗証番号=パスワードに相当する数記号で一元化できる。それによって行政手続きは一気に簡便化できる。

 デジタル社会は従来の仕組みを根本から変換する。この変化に対応できないのは、旧弊に染まった私のような高齢者だが、その変化は時代の変化であり、技術発展の成果でもあるので、ただただ付いていくほかはない。【彬】

 

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ハナモモの実を食べる

2023年08月03日 | 日記

                アサガオ

 ボランティアで関わりのある地域ひろば(廃校の利用場所)に「ハナモモ」の老木があります。7、80年は経つだろう木だが、今年は剪定がうまくいったのか、花が満開だった。そしてその花に、今、いっぱい実がついています。今年の天候は果実には最適だったようだ。
 ハナモモの実は食べられないと言われています。でも、どこかで食べられると聞いたことがあるようなので、熟した物を食べて見ました。
 すると、なんということか! 甘酸っぱい桃の香りが口いっぱいに広がり、美味この上もない。こんな美味しいものをなんで今まで食べなかったのだろう。
 ネット上で調べてみる。「オトコ中村」という人がレポートしている。

  ちょっと食べてみました。
  あ、桃だ。 
  桃の味がします。
  桃だから桃の味がして当然ですが、ちょっと驚きです。
  果物として売られている桃に比べると、甘味がなく、美味しくないですが、香りは十分桃の香りで、間違いなく桃の味がします。
  ジャムにしてみると、売られている桃と比べても、全く遜色無いです。
  今まで、花桃の実は、食べられないと言われていて、私もそう思ってましたが、ジャムにすると美味しく食べられる事が分かりました。
  何でも、試してみるまで分かりませんね。

 美味しくないなんてウソです。十分甘味もあります。ただ粒が小さく、種が大きいので食べ応えがないのが難点。また完熟(白くなる)していないと味も素っ気もない。毛ばだった皮を洗い落とし、皮を剥いで食べると絶妙だ。
 皆さん、おすすめです。参考までにハナモモの写真を添えておきます。

      

     ハナモモ、白いものが熟している。【彬】

 

 

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