久しぶりの「仕事術」の投稿だ。
写真を見てほしい。
この手の本は数多く出ているが、読んでいて面白いものはなかなか無い。
自分は、整理整頓が苦手なので、読んでいるうちにケチをつけられているような気になるのだ。その点、この「モノの使い方」は「"普段使い"の道具で…」というコピーがいいのだ。
そして「あなたの仕事に奇跡が起きる!」とある。
① スケジュール管理
② 情報のインプット・アウトブット
③ 頭の中と机上の整理・整頓
④ あとで使えるメモ
⑤ ノートの使い方
⑥ 小道具の意外なアイディア
⑦ 大人の勉強術
の順で図入りで書かれているのだが、とにかく面白い。自分の仕事に直接的に影響があるものばかりではないが、脳みそがくすぐられる感じがするのだ。
そう、アイディアの坩堝のような本だと思うのだ。
前に500円本のことについて書いた。さすがに500円では買えないが、値段以上の価値があるように思う。
ゆきたんくが思うことの1つに、「デジタルの基本はアナログ」というのがある。
この間(かん)、デジタル的なことはもてはやされて、あっと言う間に広がりを見せた。 「デジタルは万能」という感じを受けた方は多いと思う。
しかし、作業そのものは、はアナログ頭で考えた作業手順を、デジタル機器の上でやるのだと思っている。アナログ的なことを小さい頃からどれだけ積み上げてきたかがデジタルを使いこなす能力のベースになっていると思う。
たとえば、鋏で紙を切るのが苦手な人は、レタッチソフトで、トリミングをするという発想をするのが不得意だろう。ビデオカメラを使うのが苦手な人は、動画ツールを触るの嫌だろう。
「モノの使い方」は、とことんアナログにこだわった本でもあるだろう。