今日は女房と観劇してまいりました。
演題は「金襴緞子の帯しめながら」
本来ならば、花嫁に行くことは目出度い事なのに、なぜ泣くのか・・・
というところがこの演題から感じることなのだ。
しかし、今回見た公演では、生と死と婚姻という人間の人生における三大儀式が盛り込まれ、それらの狭間にミステリーが存在するという形だった。
今までにも何回か演劇は見たことはあるのだが、初めて見るパターンだった。
女房曰く、「不条理劇というやつよ。」
なんともまあ、少しでも目を離したら、ストーリーがどこかへ飛んでしまうような不安を感じながら見た。いつタイヤが外れてもおかしくない自動車で高速道路を飛ばしているような不安定感たっぷりの空気に浸った・・・。