随分前に長野に出かけた時のことだ。
宿泊地の湯田中温泉を目指していたが、途中で渋温泉によることにした。
地獄谷の噴泉を見るためである。
噴泉を堪能した後は、近くに「ベゴニアセンター」があるので寄ることにした。
この当時、そんなに旅行好きでなかったゆきたんくが、珍しく心を動かされた。センターにある花達がきれいだったからだ。
その花達をご覧いただこう。
チューリップの歌に、「赤白黄色、どの花見ても・・・」とあるがベゴニア達は姿形で自分達を表現していた。こんなに花が綺麗だと思ったのは、初めてのことだった。
2001年の当時、ゆきたんくは自分のカメラを持っていなかった。友人と旅行をするに当たり、その時に借りたカメラで写したものである。
この年にホームページ作りを始めたゆきたんくであるが、旅のコンテンツの最初を飾った遠方旅行がこのベゴニアガーデンを含んだ湯田中の旅だったのである。
現在、ここ長野県下高井郡山ノ内町のホームページには、「上林ベゴニアガーデン」の記載はない。数年前に閉じたという。
あの時、名前も知らなかった花に感動した思い出をくれた「上林ベゴニアガーデン」にはもう行けないのだ。
「一期一会」と千利休の言葉を思い出したりして・・・