ゆきたんくの友人に陶工さんがいることは前に記したと思う。
その陶工さんのところで茶碗創りを教えていただいたことがある。
ゴールデンウィークを利用して、次男と遊びに行くことにゆきたんくである。
場所は神奈川県の青葉区、寺家町という緑豊かな場所に友達の工房はあるのだ。この日は道路は大渋滞。東名高速に乗るまでに2時間もかかってしまった。
8時には家を出ていたので、順調ならば9時50分には着いていたはず。それが15時を過ぎてしまったのだ。
友人は、まん丸に丸めて空気を抜いた粘土を2個用意していてくれた。
それを両手に乗せ、みかんを割る時みたいに親指に力をこめる。
器のような形になった。
すると小さな器のようになる。
ろくろに載せて縁の部分を引き伸ばす。
優しく根気強く引き伸ばす。
そしてろくろで形を整えた。
最後は、へりの部分をきれいにするだけだ。
茶碗のへりをヘラでカットするつっくん。
左は陶芸社館長のN氏。
ろくろを回して、ヘリの部分に、先が針金の棒を当てる。
余分な粘土が取れ、すっきりする。
最後は、濡れた小さな布を濡らし、ヘリに当てると見る見るうちに綺麗になる。
釉薬で絵を描き、後は乾燥してから焼きだ。
この日はここまでにした。
館長手作りのギターや、マイク・オールドフィールドの曲を弾いて遊んだ。
作品は、後日郵送してくれるそうだ。
三代続く陶工の友達は、教え方も上手だった。
無駄がないからそう感じるのだろうなぁ。