いやいや、同系列の仕事をバランスを考えて行うことがあるがそれはマルチとは言わない。
またく別種類の仕事を同時に進行できるような能力を有するのをマルチというのだ。
現在のゆきたんくはマル痴である。
仕事に追いかけられて、ひいひい言っているうちはまだ良かったのだ。
今は仕事を追いかけている状態である。
ここで踏ん張るのが男である。しかしねぇ、高所恐怖症のゆきたんくが狭い足場でたくさんの荷物を持っている状態なのだ。
そしてその荷物は時の経過とともにどんどんその容積を増してくる代物なのである。
今までに経験したことのない恐怖におののいている自分をはたから見ていて笑えないのである。
ある程度おっさんになっているから、どんな状況になってもはたで自分を見て「だらしねぇなぁ~」なん指差して笑ってられのだが、今回はそうもいかないのだ。
手を貸そうにも、どう手を貸してあげて良いのやら・・・。
結局、仕事の時系列を整理整頓して、時間をかけて着実にやる以外にないということに落ち着いた。
久しぶりに感じた先の読めない怖さ・・・。
板一枚下はの漁師の世界である。
写真はまだ雪の残る4月初旬の、日光戦場ヶ原にてスタンドを立て一人寂しく写真を撮るゆきたんくである。
周りに誰もいないというのは本当に怖いものであります。
しかしこの時は地図を持っておりました。
現在は地図を持たずに手探りで、仕事という道を歩いております。