のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

ツバサ・クロニクル 第一話。

2005年04月09日 23時54分02秒 | まんが☆アニメ
はじまりました。CLAMPアニメ新シリーズ。
うー・・・ん・・ここでちょっと書いた第一印象通りでした。。。たはは。。

いままで沢山のCLAMP作品を手がけてきた、マッドハウスさんの作りじゃないから、見慣れていないのかもしれないんですけど、色使いや印象が全然違う。今朝の朝日新聞に取り上げられていてびっくりしたけれど、あら、この記者さんとまったく同じ印象だなあ~と、思います。

声はね、抵抗あるのは仕方ないだろうな、と思ってました。「カードキャプターさくら」とダブるキャラクターは、やっぱりめっちゃ違和感あって、ね。特にサクラ姫がねえ、、、たはは・・・
うーん。タッチの南ちゃんの最初の頃をふと・・・・(・・・今は大好きです。日高さん~)

でも、絵もねえ。綺麗だったけれど、、、、薄いイメージ・・・
なんだか、ぼんやりとおとなしい感じで、ちょっと物足りません。原作はもっと迫力ある導入だったんだけどなあー・・・なんて。

ま、多分1年続くんですよね?その間に声には慣れるのかな・・
でも、絵の感じって、これからいく先々の世界で演出変えたりとか・・してくれないかなあ。
せめて、ぼんやりした感じは止めてほしいなあ・・・・

ま、初回だし。これからだ、と期待してますけど。。けど・・・ね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「からくりからくさ」「りかさん」

2005年04月09日 18時08分48秒 | ★★梨木香歩
梨木香歩著 新潮文庫

ひさびさの、本の話題です。
と、いっても、少し前にもう読み終わってまして、続けて2回目に突入しつつあるという・・・
この2冊は、どちらも同じ人形が中心にいます。
でも、影にかくれて表にでない。
でないのに、そこにいて、とてもとても存在感がある。

あるときは背筋が寒くなり、あるときは涙。
こころに直接感じるものがあるお話でした。
魅力ある蓉子と、おばあちゃんの人柄。。「からくり~」のお旅所を旅立つりかさんには呆然としましたし、また、「りかさん」のおばあちゃんと蓉子の姿には、どこかゆったりと懐かしいものを感じもしました。
紀久さんの生きる姿はとても厳しくて苦しいもので、その心の表現に恐怖を覚え、切なく悲しく、与希子のきっぱりとした真正面の生き方にうらやましさを覚え、マーガレットの思いがけない出来事にあっけにとられ。

そのひとつひとつの隣に、ふっとりかさんが見え隠れする。

ほんとに見事にひきつけられた作品です。

梨木さんの本は、いつも自然と不思議がとなりにいて、それが不自然ではなくとても日常であり、平凡で、でもとても怖くてやさしくて。

久々です。読み終わってすぐに2度目に突入は。
いままで読んだ作品の中で、一番かな。この2冊は。

この2冊は一度に読むのがいいなあ~と思います。続けて2冊でほぅっと・・・考える。
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする