「剣客の宿命」
※私、ドラマが原作と違っていてもいいって思ってます。
ドラマ→原作の人間ですが、それぞれをとても大好きです。
その上で、毎回感想書き散らしてます。(念の為・・・/17日追記)
どうも、私は待ちすぎるとダメみたいだ。
2週間待ち続けて、あまりの待ち遠しさに気持ちがとっちらかっており。
1回目に観た段階では
「???????」
という印象。
で。
深呼吸してもう一回観ました。(ま、これから数え切れないくらい観るんだけど、ね。)
さて。
今回は、おこんさんの気持ちはまだ決着はつかず。
磐音さんが復活して、武左衛門さん大活躍(??)、柳次郎が世話係にいい味だしてるお話。
大事が済んだ後の深川での磐音さんの日常のような場面が随所にあった。
で。
今回の感想は始めはちょっと辛口・・・・です。(その後は激甘口ですが~/w)
これは、丁度原作の再読が同じ場面に重なったこともあるかもしれないけれど、
磐音vs四出(というか田沼)のお話運びは良い!も、すごく良い!
だけど。
磐音→佐々木家養子話の、方がねぇ・・・・・
なんとも居心地のわるい「これは違うだろ?」って思ってしまう話運び。。なのよね。
怪我が治っていないのに棒を振り回しておこんさんに叱られる磐音のシーン。
叱られちゃってる所まではいいの。なんとも二人らしい雰囲気だし、
磐音さんの浴衣姿はもうもう、本当に似あう!!!
ただ、その先。
何だか勢いでおこんさんが「養子縁組」のことを言ってしまったのにちょっとビックリ。
加えて、磐音さんが「おこんさんの考えに従う」と言って更にビックリ・・・
その後、「剣の道は捨てられない」という話が続いたから・・・まあ、そうか・・・とも思ったけど。
玲圓先生との話運びも、なんだか磐音さんが言うなりになってるような、、違うんだけどでも、、なんだか主体性のない様子で、、、
更に。
由蔵さんが「つい口を滑らせた」っていう形で柳次郎や武左衛門さんに養子話を明かしてしまう・・・これは無いだろ。。。
仮にも今津屋の老分さんがそんな口の軽いことでは商売成り立たないハズだし、
ついうっかり知ってしまった友人っていうのは、、ものすごく悲しくない?
そして何よりも「ついうっかり」知られてしまった坂崎磐音の立場って・・・・
辛口でしょ。
今までにも「うーむ」ってところはあったけど黙ってた。
(というか触れずにいられた。自己消化できたから。)
けど、どうしてもね。
今回の「養子話の話し運び」だけは納得できなくて。
残念で・・・・
おこんさんとはきちんとじっくり話をするのが彼の本来の姿。
友人にも「最初に自ら打ち明ける」のが彼の本来の態度。
そうした態度の上で、玲圓先生とも会話をする。
原作の、この姿を変える必要はなかったんじゃないかと思う。
だって、そうじゃなかったら『坂崎磐音』って人のひととなりが変わっちゃう。
今まで自ら選んで行動してきた意思の強さ。
それがまるで感じられなくなっちゃうんじゃないのかなあ。
残念。
かなり、残念。
・・・・・予告でも何やら今度はお佐紀様にお説教されてるし・・・・
おこんさんの揺れ動く気持ちを丁寧に追いかけているのは判るんだ。
だけど、それはあくまでも『磐音」がしっかりと立っていること』が前提だと・・・・
ゴホゴホゴホゴホ・・・・
さて。気分一新して他の場面!
捕物帳は、ま、ね。
予告を観たとき、柳次郎と武左衛門さんが怪我の完治してない磐音さんに変わって大立ち回りなのかな?と思ったら、結局〆は磐音さんでしたねー(笑)
でも、どことなく太刀裁きがいつもの流れる感じに見えなかったのは、病み上がりだったから、かな?
そこまで考えた殺陣だったとしたら、、、すごいなあー。
長屋の場面や宮戸川でのシーンは、ほっとして、心からほっとして。
磐音さんがどれだけ深川での暮らしに安らぎを感じていたのか、
なんだかそんな気持ちがにじみ出ていて幸せになった。
金兵衛さんの涙や「生きて帰ってきた」と3人の前で手を合わせるシーンは
しみじみ、良かった・・・と思える場面。
そして。
惹き付けられて目を離せなかったのはラストの四出縄綱との場面。
これは、壮絶でそしてとても哀しいシーンだった。
殺陣も激しいけれど、ラスト。
峰に返した磐音の刀を素手で掴んだ四出。
四出は磐音の峰の刃を返そうとしているように思った。
命のやり取りをしろ、と。その覚悟を決めろ、と。
その四出を見返した磐音。
四出の命を磐音さんが絶つ瞬間までが、ものすごく長くそして刹那の時。
その時の磐音さんに浮かぶ哀しい表情が心に迫った。
一瞬の表情なんだけど・・・
その一瞬で判る「哀しさ」は『山本磐音』の真髄!!!。
あの一瞬の表情で、磐音の剣客としての辛い覚悟がわかる。
剣客としての死を望む四出縄綱を想う磐音っていうのは、TVでは初めて描かれた場面かと。。
「剣の道を捨てられない」ということは、こういう「死」もまた背負って生きること。
黙祷する磐音さんを見つめるおこんさん。
その前に少し決意した風もあったけれど、
彼女があの決心をするまでには、どうももう少し時間がかかるみたいですね。
(予告観るとそうだよね?)
これもまた一言あり・・だけど、まあ、そこはいっか。
決断する彼女をじっと待ちます。
って・・
ってってって・・・・
ええ?
最後に大ショック!!
来週また放送ないの????????
ガァ~~~~ン・・・・・
これが今週最大の残念・・・・かも(爆)
※私、ドラマが原作と違っていてもいいって思ってます。
ドラマ→原作の人間ですが、それぞれをとても大好きです。
その上で、毎回感想書き散らしてます。(念の為・・・/17日追記)
どうも、私は待ちすぎるとダメみたいだ。
2週間待ち続けて、あまりの待ち遠しさに気持ちがとっちらかっており。
1回目に観た段階では
「???????」
という印象。
で。
深呼吸してもう一回観ました。(ま、これから数え切れないくらい観るんだけど、ね。)
さて。
今回は、おこんさんの気持ちはまだ決着はつかず。
磐音さんが復活して、武左衛門さん大活躍(??)、柳次郎が世話係にいい味だしてるお話。
大事が済んだ後の深川での磐音さんの日常のような場面が随所にあった。
で。
今回の感想は始めはちょっと辛口・・・・です。(その後は激甘口ですが~/w)
これは、丁度原作の再読が同じ場面に重なったこともあるかもしれないけれど、
磐音vs四出(というか田沼)のお話運びは良い!も、すごく良い!
だけど。
磐音→佐々木家養子話の、方がねぇ・・・・・
なんとも居心地のわるい「これは違うだろ?」って思ってしまう話運び。。なのよね。
怪我が治っていないのに棒を振り回しておこんさんに叱られる磐音のシーン。
叱られちゃってる所まではいいの。なんとも二人らしい雰囲気だし、
磐音さんの浴衣姿はもうもう、本当に似あう!!!
ただ、その先。
何だか勢いでおこんさんが「養子縁組」のことを言ってしまったのにちょっとビックリ。
加えて、磐音さんが「おこんさんの考えに従う」と言って更にビックリ・・・
その後、「剣の道は捨てられない」という話が続いたから・・・まあ、そうか・・・とも思ったけど。
玲圓先生との話運びも、なんだか磐音さんが言うなりになってるような、、違うんだけどでも、、なんだか主体性のない様子で、、、
更に。
由蔵さんが「つい口を滑らせた」っていう形で柳次郎や武左衛門さんに養子話を明かしてしまう・・・これは無いだろ。。。
仮にも今津屋の老分さんがそんな口の軽いことでは商売成り立たないハズだし、
ついうっかり知ってしまった友人っていうのは、、ものすごく悲しくない?
そして何よりも「ついうっかり」知られてしまった坂崎磐音の立場って・・・・
辛口でしょ。
今までにも「うーむ」ってところはあったけど黙ってた。
(というか触れずにいられた。自己消化できたから。)
けど、どうしてもね。
今回の「養子話の話し運び」だけは納得できなくて。
残念で・・・・
おこんさんとはきちんとじっくり話をするのが彼の本来の姿。
友人にも「最初に自ら打ち明ける」のが彼の本来の態度。
そうした態度の上で、玲圓先生とも会話をする。
原作の、この姿を変える必要はなかったんじゃないかと思う。
だって、そうじゃなかったら『坂崎磐音』って人のひととなりが変わっちゃう。
今まで自ら選んで行動してきた意思の強さ。
それがまるで感じられなくなっちゃうんじゃないのかなあ。
残念。
かなり、残念。
・・・・・予告でも何やら今度はお佐紀様にお説教されてるし・・・・
おこんさんの揺れ動く気持ちを丁寧に追いかけているのは判るんだ。
だけど、それはあくまでも『磐音」がしっかりと立っていること』が前提だと・・・・
ゴホゴホゴホゴホ・・・・
さて。気分一新して他の場面!
捕物帳は、ま、ね。
予告を観たとき、柳次郎と武左衛門さんが怪我の完治してない磐音さんに変わって大立ち回りなのかな?と思ったら、結局〆は磐音さんでしたねー(笑)
でも、どことなく太刀裁きがいつもの流れる感じに見えなかったのは、病み上がりだったから、かな?
そこまで考えた殺陣だったとしたら、、、すごいなあー。
長屋の場面や宮戸川でのシーンは、ほっとして、心からほっとして。
磐音さんがどれだけ深川での暮らしに安らぎを感じていたのか、
なんだかそんな気持ちがにじみ出ていて幸せになった。
金兵衛さんの涙や「生きて帰ってきた」と3人の前で手を合わせるシーンは
しみじみ、良かった・・・と思える場面。
そして。
惹き付けられて目を離せなかったのはラストの四出縄綱との場面。
これは、壮絶でそしてとても哀しいシーンだった。
殺陣も激しいけれど、ラスト。
峰に返した磐音の刀を素手で掴んだ四出。
四出は磐音の峰の刃を返そうとしているように思った。
命のやり取りをしろ、と。その覚悟を決めろ、と。
その四出を見返した磐音。
四出の命を磐音さんが絶つ瞬間までが、ものすごく長くそして刹那の時。
その時の磐音さんに浮かぶ哀しい表情が心に迫った。
一瞬の表情なんだけど・・・
その一瞬で判る「哀しさ」は『山本磐音』の真髄!!!。
あの一瞬の表情で、磐音の剣客としての辛い覚悟がわかる。
剣客としての死を望む四出縄綱を想う磐音っていうのは、TVでは初めて描かれた場面かと。。
「剣の道を捨てられない」ということは、こういう「死」もまた背負って生きること。
黙祷する磐音さんを見つめるおこんさん。
その前に少し決意した風もあったけれど、
彼女があの決心をするまでには、どうももう少し時間がかかるみたいですね。
(予告観るとそうだよね?)
これもまた一言あり・・だけど、まあ、そこはいっか。
決断する彼女をじっと待ちます。
って・・
ってってって・・・・
ええ?
最後に大ショック!!
来週また放送ないの????????
ガァ~~~~ン・・・・・
これが今週最大の残念・・・・かも(爆)