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5月の読書

2011年06月01日 21時32分46秒 | ★★★毎月の読書まとめ
久々にマンガを読んだり新しい作家さんがいたり。
いろいろ手にした1ヶ月。


5月の読書メーター読んだ本の数:17冊読んだページ数:4449ページ

図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)実は今まで、主人公の郁にあまり目が行かないでいたのだけれど、今回は。頑張ったねって言える。いつの間にこんなに成長してたんだ?なんて。。「ねじれたコトバ」で架空の世界の物語から一気に現実の社会でもあることだ、と気付かされたのが衝撃・・・・。重い・・・。様々な状況を過不足なくしかし容赦なく描く有川流に息が詰まるような感覚を味わいながら、でも初めて自衛隊シリーズと同じくらい惹き込まれて読みきった。次巻は、、ああ、6月23日まで待たなくちゃならないのね。。巻末児玉氏との対談もわが身を振り返って考えさせられる内容。読了日:05月30日 著者:有川 浩
レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)「図書館内乱」の後の再読。この本を元に彼と彼女はあんなことに。。。ってそれは「内乱」ですね。図書館シリーズを知らないまま読んで、今回知った上で読んで。どちらも同じ。単独のこの物語は人としての生き方を様々に深く考えさせられる。ハンデとは一体なんだろう?突きつけるでもなくただ一つのコイバナとして表現されるこの世界は、何度でも読み直したい作品の一つ。読了日:05月26日 著者:有川 浩
図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)自由に本を読むことのできない世界である、ということを、「戦争」よりも身につまされて・・・・。そんな世界に生まれて「本」を守る職に着いた覚悟に乾杯。1人の女性のために4日間耐え抜いた彼に感服。そしてまた、「内乱状態だ」と言い切る彼にも目を覚まされた。確かに内乱だ。外から観たらこの国は。わかった上で考え方が違うことが残念。。1巻よりもそれぞれの人の内面まで掘り下げられて読みやすい。柴崎が、、好きだなあ~。そして「レインツリーの国」再読へ。読了日:05月25日 著者:有川 浩
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)文庫化まで我慢に我慢を重ねてようやく・・・。ありえない設定をリアルすぎるほどにリアルに描き出すのも、キャラが立ってるのも当たり前な有川作品に安心感。本を命がけで守らねばならない世界っていう、これはもうきっと、本好きにしか考え付かないような世界で図書隊がこの先どう活躍するのか、興味は尽きない。同時に、その本を駆る側の気持ちってのもちょっと気になるのだが。日野の悪夢に号泣。冤罪をかぶってでも物語を守ろうとした高校3年の彼女にも涙。そして「らしい」随所の漫才に大笑いの1冊。読了日:05月23日 著者:有川 浩
お伽もよう綾にしき 5 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき 5 (花とゆめCOMICS)通しで再読終了。あーそうか~こういうお話だったと納得(えっ?)ひかわさんのこのぽやぽや感とアクションの組合せが何故かお気に入りなのでした。「彼方から」からのテーマってか共通項がすごくありますね。読了日:05月20日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしき 4 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき 4 (花とゆめCOMICS)読了日:05月20日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしき 3 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき 3 (花とゆめCOMICS)読了日:05月20日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしき 2 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき 2 (花とゆめCOMICS)読了日:05月20日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしき 1 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき 1 (花とゆめCOMICS)ってことで。。新シリーズ1巻読んだら再読コースに一気に突入。うーん。忘れてること多すぎる・・・(初読のような気分です。。)読了日:05月18日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしきふたたび 1 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしきふたたび 1 (花とゆめCOMICS)新シリーズがあるよ~と子どもが見つける。いやー懐かしい!何だかんだいって読み始めると面白いんだなあ・・・これが。。読了日:05月18日 著者:ひかわ きょうこ
もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ (宝島社文庫)もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ (宝島社文庫)前作よりも格段に読みやすく世界の土台はかちっとしてきた。ああ、これなら判る。軽く読めて鰻茶漬けがおいしそうで時代小説入門には丁度いいって。最後にきてちょっと息切れしちゃったのかあれれ?って終わり方でしたけど、それもまあまあ、許容範囲か、と。ツッコミドコロは多々あれど、このまま書き続けてくだされば、結構いい時代小説初心者向けのシリーズになりそうな気が。。前作と全然違う読後感。とてもあっさり味なので久々に一日1冊コースでした。読了日:05月18日 著者:高橋 由太
もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)次巻のレビューに魅力を感じ、読むなら初めからと思ったんだけれど。。。正直言うと、ちょっと文章にイラっと(^^;)どこかで読んだ事のある深川話。ところどころクドイ表現が目に付いて。。でも物語の枠は面白いからもったいない。こなれてない感じ。主役がもう少しキャラ立ってほしいなあ。。オサキも、、鵙屋の面々も・・・ということで次巻に続く。。読了日:05月17日 著者:高橋 由太
短劇 (光文社文庫)短劇 (光文社文庫)「黒」坂木ってことですね。ウーン。。私は「白」が好きだな。でも解説読んでああ、なるほど・・とも思います。読了日:05月16日 著者:坂木 司
女王国の城 下 (創元推理文庫)女王国の城 下 (創元推理文庫)面白かった。下巻は本当にジェットコースター。動の巻。私はこういう話が大好きだ!と、改めて実感する。本格といっても狭いようで奥は深い。江神さんシリーズ、初作から読みたい!もしかしたらこっちのシリーズのほうが私は好きかも?ああ、面白かった。まだ心地よい高揚感が残っている。(やるせなさも隠しつつ・・・)読了日:05月14日 著者:有栖川 有栖
女王国の城 上 (創元推理文庫)女王国の城 上 (創元推理文庫)江神シリーズ初の1冊。出だしがなかなか進まなくて。。&部員さん達やアリスのキャラを掴むのに時間がかかった。シリーズ途中を手にしたから仕方がないかな。でも面白い。がっつり推理小説!下巻に行きます。読了日:05月11日 著者:有栖川 有栖
謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで文章は・・・・ニガテ部類かもしれない。特に事件の描写はたまらなくうっとおし・・く。。お笑い番組とかに入る文字みたいだなあーと・・・・・(苦笑)。ただ。影山さんと麗子のやり取りは痛快。そこだよな。それで読まされるんだよな。。と最後の2章くらいは文章にもなれたのか思ってた。ミステリーとして読んじゃダメ。映像的な作品かも。実際に画面に映ればダメ警部と刑事のやり取りもそれなりかなあ。うーむ・・・・。ミステリー入門編っていうかこういう本を読み慣れないわが子(中学生)は楽しかったみたい。読了日:05月03日 著者:東川 篤哉 感想はこちら
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)日帰りの小さな旅の電車の友に。(こちらは白い電車でしたが。)カバンにたとえソフトカバーとはいえ単行本を入れるのは辛くて・・・(笑)でもつい、この世界に惹き込まれて、笑ったり泣いたりしたくなって困りました。このさりげない日常がとても愛おしい。毎日乗る電車という日常とその景色。いつまでもこの風景が続くといいな・・・と思います。読了日:05月02日 著者:有川 浩
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