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2月の読書。居眠り磐音月間。。

2011年03月03日 22時26分18秒 | ★★★毎月の読書まとめ
とことん磐音さん。。
NHKBShiでの「陽炎の辻」2・3シリーズ再放送と重なって、
3月もこのまま突き進んでいます

・・・・・しかし、読書メーターには毎回「一言感想」を書こうと頑張っているけれど、なかなか難しいね。
これだけ長いシリーズ物だと。
時代小説の特徴でもある、「似たエピソードの繰り返し」もありますし。

だからこそ、あの巻からこちら、、現在に至る転換は見事だ、とも思えるのですが。
(って、まだそこまで再読進んでないけど、、ね。)
『今』の状況を知った上で、ここまで過去に遡った再読は久々なので、
なんだかとても新鮮でもあります



これだから、、本って手放せないんだよな~


ここに映像も重なると、、更に新鮮に物語を読めそうです



2011年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3732ページ

■白桐ノ夢 (双葉文庫 さ 19-27 居眠り磐音江戸双紙 25)
白桐が太く育つ頃、この場所にまた穏やかな日々は戻ってくるのだろうか・・・。ふとそんな想いを抱きながら再読。殴られ屋さん、、今出てきても・・いいなあ。家基さま関連はこの頃から伝奇物のような雰囲気になってきてましたね。武左衛門さんの姿に涙し、また一方では女性陣の描写が素敵な緩急自在な1冊。やっぱりおこんちゃんの啖呵が今聞きたい!
読了日:02月26日 著者:佐伯 泰英

■朧夜ノ桜―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
鶴吉さんの活躍はこの後なくてはならないものになっていくんだなあ。。今回は花嫁が二人。とてもおめでたい1冊なのに、そこに大きな影ひとつ。全く。。やっぱりラストは無粋すぎだっ!・・・それでも。動揺せずにきっちり受け止めるおこんさんの覚悟に脱帽。。だと思う。この姿もまた、磐音さんの大きな力になるんだろうな。読売の一件を失念していた私。。ダメダメ。。
読了日:02月23日 著者:佐伯 泰英

■万両ノ雪―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
笹塚さまの6年にわたる捕物に決着。柳次郎さんがほんとうにしっかりしてきたなあ。坂崎から佐々木磐音に。感無量と同時に今後の波乱を思う。それにしても今回の再読は磐音さんがいなくても全然気にならずに楽しめる。廻りの人々の成長ぶりに楽しさを見出せるのもよし、です。
読了日:02月22日 著者:佐伯 泰英

■荒海ノ津―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
磐音さんなしの江戸の騒動がいい。みんな、繋がる中心は磐音さんだけれど、それぞれそこに甘んじないでキッチリと大きく成長している。柳次郎さんの姿に今回はとてもひきつけられた。よかったね。柳ちゃん!
読了日:02月19日 著者:佐伯 泰英

■鯖雲ノ城―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
関前藩の騒動も3度目の正直・・・であっさり決着。。辰平くんの成長振りが著しくて伸び盛りな若者の目標を見据えた姿に清々しさを感じる。坂崎の嫁。この後のおこんさんの行く末は磐音さんに負けず劣らず大変なものだよなあ、と改めて思う。秋茜に別れを告げて・・・・・・。
読了日:02月18日 著者:佐伯 泰英

■野分ノ灘―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
以前も気になったけど、下士でありながらご家老に抜擢され、船の警護につけた住倉十八朗の死は何とも残念。影はどうしても磐音さんに付きまとう。関前行きの時くらい何もなくても。。は勝手な読み手の想いです。おこんさんの江戸前啖呵。また聞きたいなあ。そして、2つの長持ちの今津屋の三人の心遣いに無性に切なくなった。。
読了日:02月14日 著者:佐伯 泰英

■梅雨ノ蝶―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
不覚・・・の回でした。でも。それすらも長閑に感じてしまう今日この頃。。いかんいかん。。(苦笑)しかし、ここまで不死身だったっけかね。縫ったばっかりで棒っきれを振り回しちゃうし抜糸した途端に試合のオオトリを掻っ攫っちゃうし(笑)。今津屋さんへの押し込みもそうだし、、でもそんなこんなで駆け回っている磐音さんがなんだかいいなあ。このままでいられたら・・・・と。。(あ、いかんいかん。
読了日:02月12日 著者:佐伯 泰英

■捨雛ノ川―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
何と言うのどかな景色・・・・。坂崎さんとおこんさん。金兵衛さん三人の静かなお正月。おそめちゃんの縫箔職人への第一歩と本田鐘四郎の恋。同じ時期だったっけ。。「大儀」が未だない風景。こういうそれぞれの人に関わる磐音さんの景色がとても暖かくて好きだ。ラストの子どもたちの流し雛の風景がどうにもあたたかく映って涙・・・・。
読了日:02月11日 著者:佐伯 泰英

■紅椿ノ谷―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
うわ。登録しただけでこれで4度目の再読だったのか。。(以下最新巻に向けたネタバレありです)思いがけないところで、法師の湯と姥捨の郷が繋がっていて、何ともいえない気持ちになる。弘法大師のご加護が今後もこの夫婦(あ、この時点ではまだですが。)の上にありますように・・・・・(祈)この巻は何度読んでも法師の湯での磐音さんが・・・かわいいんだよなあ(笑)磐音さんのおこんさんへの暖かい気持ちがようやくおこんさんの彼への想いとつりあったような。そんな気もした今回の再読でした。
読了日:02月08日 著者:佐伯 泰英

■螢火ノ宿―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
お佐紀さんの再婚話に絡んだ姉の話と白鶴の身請け話。イロイロがすべて懐かしい。この頃の磐音さんは奈緒という女性への恋慕の情は強いんだなあ・・・。でも同時に。心に決めたおこんさんへの思いもほんの一行に感じられ・・・。私はやっぱりおこんさんびいきだな、、と思う。ラスト。奈緒との別れの場面にはTVシリーズが重なり、秀逸。この文章をああいう情景に映し出してくれたことがとても嬉しかったりする。あくまでも男性目線だな、と思いつつ・・・・・。
読了日:02月05日 著者:佐伯 泰英

■姥捨ノ郷-居眠り磐音江戸双紙(35) (双葉文庫)
2回目読了。つまり、家基様に関する今までのことがすべて、姥捨の郷に繋がっている。過去の諸々を思い出しながら今を生きる。そんな姿がそこここにある巻で、だから無性に「陽炎ノ辻」から読み返したくなるんだなあ・・・と。今回過去を一気に集束させてこれから動き出しそうな予感。でも、親子でほのぼのな姿もこの先観られるとうれしいな。。次の本を選べずにいます。積読あるのに磐音1巻から読むか?と。。
読了日:02月02日 著者:佐伯 泰英


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