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素子の碁-サルスベリがとまらない トーク&サイン会

2018年04月08日 17時32分36秒 | ★★新井素子


4月6日 19:00より
書泉ブックタワー9階会場にて



今回は筆者である素子さんと、そしてなんと旦那さまお二人でのトークです。
聞いた(目にした)途端に申し込み、今までで一番早い番号を頂いてビビり、
当日は早めに着いたので文庫本階をうろうろしてたら集合時間に遅刻(爆)
けれども前から2列目に座ることになりました。

で、お話は。
囲碁に夫婦でハマっていったきっかけと経緯。そして現在。
その間、手嶋さんは「素子さん」と呼び、素子さんは「だんな」と呼ぶ。
棋風の違いが離婚原因になりそうになったため、今は詰碁以外はふたりで打たない(詰碁ってふたりでできるの?)
日本棋院の門を叩いたのは手嶋さん。やるならとことんきちんと、という性格なので、素子さんを誘っていった。
囲碁の先生(会場にいらしてた)と生徒とで合宿までした。
その発案も手嶋さん。具体的にどうやるかを決めたあとは丸投げで幹事は必ず素子さん(笑)
一事が万事全てこの調子なので、素子さんは当日も囲碁より皆さんのお世話に気が行ってしまい、そのために少々囲碁の力が滞っている?

こんな感じで基本、お話の口火は素子さん。そこからふられて手嶋さん。そしてなんだかんだお互い苦情を言い合いながらも仲が良いことがとてもよくわかります。

素子さんが新作を書くとその最終段階でどんな文章(物語だけでなく書評やエッセイなどでも)必ず音読をする。それを必ず手嶋さんが聞く。
(これは基本的に素子さんは話して伝わらない語句の表現を避けているからと。特に漢字。これは見ただけでネイティブな日本人ならば読めなくても意味が通じるとてもよくできた文字。でも話すと伝わらないのであれば、できるだけ別の表現を考える、のだそう。)
ってことでだから。
いまは幹事丸投げとどっちこっち?ってことに落ち着いていた、かな?

今後の野望は。
素子さんは目標である段位をとること。
手嶋さんは(これが面白い)
素子さん朗読のCDを出したり、睡眠に快適に導いてくれる「じゅうびょう~~にじゅうびょう~~~」のCDを作ること(日曜日午後、NHKでやってる囲碁トーナメントの秒読みが非常によく眠りに誘ってくれるんだってことで。(笑))

恒例の質問コーナーでは、太一郎さんのお話は?書けたらいいですね、というどうしても毎回触れられるもの(気持ちはよくわかります。)とかなんだっけ。
そうだ。
第13あかねマンションはもし書くとしたら3階の住人「宮本さん」のお話とな。ほぉぉぉぉ。

すべては、未定、ですが。

そして休憩を挟んだサイン会。
今回は手嶋さんのサインも貰えるのかな?と思ったら、「それは勘弁してください」と固辞されたとのことで。
素子さんとファンの会話を交えたゆっくり丁寧ないつものサイン会になりました。

で。
トップの写真。本の表紙と裏表紙。なぜ並べて撮れたかってーと。
実はトークの途中、実家の父から連絡入り(全くの別件で)いま、こういう所にいるんだよ、とサイン会の写真を送ったら「本屋さんで見た。ちょっと立読みした」と返信あるじゃないですか。(父は素人碁を打ちます)
これは読んでもらわねば!
で、どーせならサインも頂けないかな?
と、急遽その場で追加購入。
素子さんに父の名前宛サインをいただきました。

感謝ー!

ってことで2冊。1冊は実家の父へ。
今回は保存版作らないけど大切にします。

さて、読もうかな。
本当は読んでからトークならば少しは囲碁用語分かったかな?
楽しみです。

そうだ。
素子さん言。
「この本を読んで一人でも囲碁をやってみたいと思ってくれる人がいたら嬉しいです」
何回もおっしゃってました。